全国子ども司書研究大会で、カンチョ-と子ども司書がトークしました!

  2017/09/10

8月26日~27日にかけて、ぎふメディアコスモスで全国子ども司書研究大会が行われていました。子ども司書の養成に携わる人が全国から集まり、語り合いました。

その大会の2日目、岐阜市立図書館のカンチョ―と子ども司書11名がみんなのホールで話し合い、これまでの活動を振り返り発表を行いました。 当日事前にしたことといえば、会場の「みんなのホール」の下見をみんなで行い、座る位置を決めたり、写真を見てこんなことがあったよね、という振り返りを簡単にしただけ。普段のみんなの姿を見てもらおう、ということで「何をどういう段取りで話そう」「あなたがこの話をしてね」というような発表に向けた細かい打ち合わせはほとんどしていません。大きな舞台での発表を前にしても打ち合わせの部屋で移動の直前までお菓子を食べ、おしゃべりを楽しんでいるみんなを見ながら、「普段通り過ぎる!」とちょっと笑ってしまいました。

時間が来て、いよいよ出番です。ステージにあがり、まずはカンチョ―がスクリーンにうつった写真を見せながらこれまでの活動について簡単に説明をした後、子ども司書とのトークが始まりました。 「図書館の中でみんなが一番落ち着く場所、気持ちいいはどこ?」 みんな、テラスやころんとごろんの中、など普段の自由な図書館での過ごし方について語ってくれます。本棚と本棚の間にいる自分を、「宇宙にいる感じがする」と表現した素敵な言葉にはハッとさせられました。

それから、岐阜市立図書館の子ども司書の大きな活動の一つである子ども司書によるラジオ番組「小さな司書のラジオ局」の制作秘話や2周年記念イベントで目黒実さんと角野栄子さんにインタビューを行った際に心に残った言葉について。子ども司書の家出計画で家出に持っていくならいろんな使い方ができるから辞書がいい!と盛り上がったこと。「きのこの山」と「たけのこの里」のお菓子な戦いでさまざまなリサーチに基づいた攻防が繰り広げられたこと。角野さんは永遠の18歳で少女のようにかわいらしく、目黒さんはとってもファンキーだったこと。勉強も大事だけど遊びが必要だっていうこと。時間が経ってもみんなの中にはしっかりといろいろなエピソードや言葉が残っていて、とてもいきいきと語ってくれました。

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カンチョ―から子ども司書のみんなへ、最後のお題は、「子ども司書として活動する原動力は?」でした。毎月企画会議を行い、取材やリサーチを行い、原稿の準備をして公開収録に臨む。なぜ、とても大変なプロセスに取り組もうと思えるのか一人ずつ、自分の言葉で話します。 「ラジオは緊張するけど、みんなに会うのが楽しみで、毎月来ている」「みんなとラジオで何を話そうか、お菓子を食べながら話すのが楽しい」「最初は人見知りだったけど、チラシ配りや来館者へのアンケートも楽しくなってきた」「無茶なアイディアをだしあうのがおもしろい」「子ども司書だけど本を読むばっかりじゃない、強制じゃなく遊びに行く感覚で楽しくてやっている」 「・・・ひまつぶしです。」という言葉には思わず脱力。会場からも笑いが起こりました。それぞれいろんな思いをもって、毎月集まってくる子ども達です。

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これまでの活動を振り返って、まさにそれが岐阜市の子ども司書なんだよね!ということを、飾らないいつもの言葉で語ってくれたことをうれしく思いました。子ども司書たちが発信してくれた言葉は、今後の全国の子ども司書活動の展開にきっとよい動きをもたらすことができたのではないかと、感じています。