12月10日、図書館大好きなみなさんがつくる「ぎふライブラリークラブ」で、これから新しく「図書館で何かを始めたい人」が集まり、それぞれのやりたいことについてわいわい楽しくおしゃべりしたり、いま元気に活躍している3つのグループの活動を紹介したりする「図書館大作戦 がやがや企画会議」が開催されました。
お菓子とお茶を食べながら、和やかな雰囲気の中、話し合いが始まりました。まずは自己紹介。すでにさまざまな形で活動している人、クラブに入ったものの、特にまだ何もしていなくて、何かを始めたい人。ライブラリークラブって何?わからないけど大好きなメディアコスモスで何かしたい!という人。高校生から長年図書館ボランティアとして図書館を支えてくださっている方まで、それぞれ思いを持って集まりました。
いまライブラリークラブで活動しているグループは3つ。まずはその3つのグループの人たちから、これまでの活動についての発表です。BOOKBOOK交歓会、並木道読書会、世界に開く窓のそれぞれの担当者が、活動への思い、1年間活動してきてどうだったか、今、企画を運営する上で悩んでいることや今後やってみたいことなどが語られました。
発表後は休憩をはさんでいよいよそれぞれが温めてきた新しい企画の提案です。会議の参加者がひとりひとり、紙に書いたものを発表しあい、共有しました。 イベントをアーカイブ化して、図書館で貸し出しできるようにしたい。科学の本を読んだ後にみんなで実験をするようなイベントができないか。大好きだけどあまり普段手に取られることのない本を展示する「愛しの絶版シリーズ」をやりたい。図書館で宝探しのように本をさがせる仕掛けをできないか・・・大人向けの朗読会や読み聞かせに演奏も乗せて・・・ここから、たくさんの芽が生まれ何かが始まる。そんな予感に満ちたわくわくする時間となったのではないでしょうか。また、飛び入りで参加してくれた高校生も、自分たちの世代がこのメディアコスモスで活動したいと思えるような場所にするには、という目線で積極的に発言し、新しい風を吹かせてくれました。
意見を出し合ったところで「それ私もやりたい!」と意気投合し、早速動き出したグループもありました。並木道読書会は運営メンバーも倍に増え、パワーアップ。会議の後もこれからの活動について早速メンバーで話し合っていました。ここで芽吹いた新しい芽のいくつかが花開くところをみなさんに見ていただける日も、遠くないような気がします。
ぎふライブラリークラブは随時会員募集中。今回は参加できなかったけれど図書館で何かをやりたいぞ!という人は、図書館内に置いてあるリーフレットを手に取って見てくださいね。図書館を愛し、支えてくださるたくさんの人たちと一緒に、どんどんおもしろいことをやっていき、どんどんパワーアップしていきたいと思っています。