なぞなぞ新聞「なぞまる」

  • 2017年12月15日

図書館のYAコーナーに置かれている、なぞなぞ新聞「なぞまる」をご存知でしょうか。
なぞなぞやクイズ、なぞかけなどがゆるいイラストとともに書かれた手書きの新聞です。

 開館以来、毎月中央図書館に届けられる「なぞまる」はいつもそこにありました。作者は堀田耕平さんです。
今月で39号目になるこの新聞の創刊号が作られたのは3年前。堀田さんが岐阜特別支援学校高等部に在学時、新聞づくりを趣味にしている知人の影響で「なぞまる」を作り始めたそうです。


堀田さんインタビューとなぞまる展示1.docx_s.jpg 11月19日、堀田さんを図書館にお招きし、「なぞまる」の製作について、YA担当の司書がインタビューを行いました。
 なぞなぞやクイズはすべて自分で考えたもの。"PPAP"や"星野源"など、最近の流行も取り入れつつ作られています。ご本人は毎月なぞなぞを量産するのが大変、とおっしゃっていましたが、お母様によると「生まれ持ったダジャレ好き」の性格が高じてなぞなぞも"あふれるように出てくる"そうです。また、ささやかに添えられるイラストにもそれぞれ名前や性格、キャラクターの設定があります。
 
最初は高等部に在学している間だけのつもりで作り始めた「なぞまる」ですが、今ではできる限りずっと続けたいとおっしゃっていました。

また、制作当時は気づかなかったけれど振り返ってみると今までの「なぞまる」のなぞなぞは結構難しいなあと最近気づかれたとのこと。
なぞなぞに取り組んでくれることはうれしいけれど、「決して無理して解こうとして、考えすぎて頭が痛くなったり、体調を崩されたりしないでくださいね」とみなさんへの伝言もありました。
 

YAコーナーでは現在、この「なぞまる新聞」の特設展示を行っています。ぜひ手に取って、無理せず堀田さんの世界を楽しんでみてください。

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