あい愛ステーションに図書館がやってきた!?

  • 2018年4月 3日

 全国的に広がっている「まちライブラリー」。岐阜市では2016年秋に金華 地区に「ぎふまちライブラリー」が8つの店舗でスタートしました。また、2017年11月に「まちライブラリアン養成講座」を開催し、まちライブラリーの担い手養成にも乗り出しました。まちライブラリーを中心に人々が集い、交流の輪がつながっていく。そんな『まち』と『図書館』であればいいなと思っています。    そんな『まち×図書館』の新たな取り組みがこの3月から始まりました。柳ケ瀬のあい愛ステーションに、図書館の本の本棚を置きます。月ごとにテーマを決め、そのテーマにちなんだ本を15冊~20冊程度展示します。図書館にあるたくさんの本の中からあい愛ステーションの中で楽しんでいただきたい本を毎月連れていきます。

 記念すべき第1回目のテーマは、「映画」。かつて、12もの映画館が柳ケ瀬商店街にはありました。そして、映画を楽しんだ後は喫茶店で語り合う。映画館の思い出のそばには、いつも喫茶店での語らいがあります。映画を見た後に、その感想を誰かについ語りたくなってしまう、そんな気持ちに寄り添うおしゃべりな本たちを選びました。    普段図書館なんていかないわ、という人も、あい愛ステーションでふっと目が合った本があれば、手に取って見てください。きっとその本が、新しい楽しい世界へ連れて行ってくれます。いつも図書館へ来てくださっている方も、「こんな本が図書館にあったなんて知らなかった!」という、たくさん本がある図書館に置かれていては気づかなかった本を知る楽しみがあるかもしれません。

 本を通じて、人が集い、まちでつながる新たなきっかけになればと思っています。たくさんの人に手に取って楽しんでいただけたら嬉しいです。

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