この夏に養成講座を受講した子ども司書8期生と吉成信夫ぎふメディアコスモス総合プロデューサー(Pさん)との<ヒミツ会議>が11月27日(日)に行われました。その名の通り、詳細 8期生とPさんだけの「ヒミツ」なのですが、今日は特別にその様子を少しだけご紹介いたします。
子ども司書の主な活動のひとつに、ラジオ番組作りがあります。市民ラジオ<てにておラジオ>のなかに「小さな司書のラジオ局」という子ども司書の番組があり、2016年から毎月企画会議でのネタ出し、取材、原稿づくりに収録と番組作りをすべて、彼ら自身が主体となって行ってきました。〈ヒミツ会議〉は来月からこのラジオ作りに参加していく8期生とPさんの作戦会議のようなものです。
まずは、アイスブレイク!じゃんけん列車と瞬間劇場をやりました。瞬間劇場は、 "銀行強盗"、"バーゲンセール"など、Pさんが出すお題に合わせて一瞬で登場人物になりきり、全員でその場面を作りあげるコミュニケーションゲーム。とても盛り上がりました!
みんなで体を動かして思いっきり笑った後は実際に放送されるラジオ番組を作っていくうえで大切なことと、ラジオ作りの流れをPさんとおとな司書が話しました。最後にラジオのテーマでやってみたいことを出し合ったら、みんなからアイデアがどんどん出てきて驚きました。やる気いっぱいの8期生、一緒に企画会議をするのが楽しみです。
その頃、別室では4期生から7期生までの子ども司書7人が集まってラジオ収録に向けた最終準備!1週間前の企画会議で決まったテーマは『クリスマス』と『子ども司書の思い出』の2つ。
クリスマスチームは「サンタさんはいるのか?いないのか?論争」(子ども司書の間でも意見がわかれました)やクリスマスのそれぞれの家庭の過ごし方、ちょっとショックだったクリスマスの事件について...チームワークもよく、楽しいトークになりました。子ども司書の思い出チームは、それぞれの「子ども司書になりたい!」と思ったきっかけやこれまで取り上げたラジオのテーマで印象に残っているエピソードなどをそれぞれ振り返りました。
どちらのチームも収録に来れなくなってしまった子がいてメンバーの変更や原稿の書き直しがあり、直前まで「時間足らなかったらこのエピソードもいれようか?!」と案を出しあって練習していました。そのかいあって、お客さんにもたくさん笑ってもらえる楽しい番組になりました。8期生は収録を見てどんなことを感じたでしょうか。この日収録した放送は、FMわっち(78.5MHz)でお聞きいただけます。
子どもラジオは決まっていることは何もありません。何を、どうやるか、すべては子どもたち次第!来月からは8期生も一緒になって、わくわくする体験をしていけたら、と思っています。