6月19日(日)13時から、子どもと本と遊ぶ日「論語を楽しもう!」を開催しました。
「論語は学校でも習うけど難しそう・・・。」と思う子どもたちに向けて、神戸から来た本屋さんが優しく教えてくれました。
講師は、神戸市須磨区の井戸書店 森忠延(もり ただのぶ)さんです。
森さんは、地域の子どもたちに向けて毎月1回の論語塾を4年半も開催している論語の達人です。
当日は雨にも関わらず、19名の子が元気に参加をしてくれました。
最初に、論語とは、2500年前に孔子の弟子たちが、孔子の言葉を書きとめ記憶して言葉集にしたものであり、512の短文が全20篇で構成されている説明を受け、みんなびっくりしていました。
次に、論語をみんなで音読しながら、森先生にそれぞれの意味を解説していただきました。
「子曰、君子喩於義、小人喩於利」
世間を賑わしている某有名人を引き合いにして、小人(つまらぬ人)は、自分の利益ばかり優先する。
「子曰、放於利而行、多怨」
この論語も、先ほどの某有名人を引き合いにして、損得走る人怨まれることが多い。
「子曰、徳不孤、必有隣」
思いやりのある人は、必ず一人にはならない。
「孟武伯、問孝。子曰、父母唯其疾之憂」
親孝行は、何かと聞かれたら、病気にならない元気でいてくれたらそれでいい、と孔子は言ったそうです。その日は、父の日であったこともあり、森先生は子どもたちに、どんなプレゼントよりもみんなが元気でいることが最高の親孝行だよと教えてくれました。
「子貢問曰、有一言而可以終身行之者乎。子曰、其恕乎。
己所不欲、勿施於人」
死ぬまでにやらなければならないことを一つ選んでくださいと弟子に問われた孔子は、自分がされたくないことをしてはいけない、やってはいけないと言ったそうで、思いやりを持つことが大切である。
このほかにも、たくさんの論語の意味を教えていただきました。
その後、参加した子どもたちを3つのグループに分けて、「思いやりを持った人になるには、どうしたらいいか」をテーマに話し合いをしました。子どもたちからは、相手の気持ちを考える、相手の立場になるなど、たくさんの意見が出ました。
最後に、森先生から、簡単にできる思いやりとは、「ありがとう」と優しい言葉をかけること、「笑顔」を忘れてはいけない、ということを教えていただきました。
論語はホントに難しいイメージでしたけど、森先生のわかりやすい説明で、とっても簡単で、楽しい講座でした。
参加した子どもたちも、一緒にいた図書館の職員もなんだか清々しい気分になりました。