7月24日(日)13時30分から「ぎふメディアコスモス かんがえるスタジオ」で、50名の参加者を集めて、「著者に会いたい ~高畠純さん編~」を開催しました。
最初の時間は、吉成カンチョーが聞き手となって、高畠さんのことをいろいろ聞き出すコーナーです。
カンチョーからいきなり、高畠さんと参加者に、「あなたは、海派ですか?山・川派ですか?」尋ねたところ、答えは見事に2つに分かれました。ちなみに、高畠さんは、「小さい頃は山派だったけど、大学生の頃から海派かな...。トロピカルが好きになった。」と何とも素敵な回答でした。次は、「犬派ですか?猫派ですか?」と聞いたところ、参加者は犬派と答えた人が少し多く、高畠さんも「小さい頃から犬を飼っているから犬派!」でした。さらに、「ケーキ派ですか?和菓子派ですか?」と聞いたところ、高畠さんは、「コーヒーが好きだから、しいて言うならケーキ派かな」と。次は、「おいしいのを最初に食べるか、最後に食べるか?」と聞いたところ、高畠さんは、「最後までは取っておかないけど、最初には食べないな~」と。続いて、「夏休みの宿題は最初にやるか、最後にやるか」に対しては、高畠さんは、「いつも最初にやる意気込みはあるんだけど、結局は最後になる...。8月31日になると8月20日まで時間が戻ってくれないかなと思っていた。お盆のUターンラッシュのニュースを見ると夏休みが終わりに近づき嫌だった。」言われ、イベントの最初から高畠さんの人柄が感じ取れました。カンチョーからの質問コーナーは終わり、次は、カンチョーと小さい頃に遊んだ思い出を語ってもらいました。
「昔は、空き地や神社で木を登ったり、どろじゅん(ドロボーと巡査)、ビー玉、缶蹴りなどをして遊んでいた。落とし穴を作るのも好きで、作っては誰かを誘って落ちるように仕向けていたな~。昔の忘れられない思い出はいっぱいあるね。あと、付録のついた本が1ヶ月に1回届くのも楽しみでうれしかった」などと、カンチョーが幼少期の高畠少年の話をいっぱい聞き出してくれました。絵本作家になったきっかけの質問には、「高校2年生の時に、名古屋の本屋で、世界の絵本展がやっていて、何も知らずに入ったところ、絵が好きだという感情が湧いてきて、こういう仕事がいいなと憧れた。ただ、なれるとは思っていなかったし、どうしたら絵本作家になれるかもわからない単純な気持ちだった。それからは、何度も絵本展に通うようになった。」とお話をしていただいたところで、二人のトークは時間になったため終了し、お絵かき講座に移りました。
お絵かき講座の冒頭、高畠さんは、動物が好きで学生時代に東山動物園でアルバイトをしていたと教えていただきました。だから、動物に詳しいんだ~と少し納得しました。
その後は、参加の子どもたちに、動物と言って思いつく名前を聞きました。子どもたちからは、「ペンギン、フラミンゴ、ペリカン、パンダ、こうもり・・・」と、動物の名前をいっぱい出してもらいました。大人の方には、動物しりとりをしてもらいました。「うし」から始まり、「しまうま→まんとひひ→ひつじ・・・」と続き、どんどん続いていき、続いた数なんと26個。最後は「リスざる」で終わりました。
しりとりの後は、お絵かきワンポイントレッスンです。雲、花、犬、ニワトリ、象、シマウマ、タツノオトシゴ、フラミンゴと8つの動物の絵の描き方や特徴などを簡単におもしろく教えていただきました。さすがは絵本作家!すいすいと動物の絵を簡単に描く高畠さんに参加者みんなが驚きました。
そして、最後にスクリーンを使って、高畠先生の自著の読み聞かせをしていただきました。
・だじゃれどうぶつえん
・だじゃれオリンピック
・なぞなぞはじまるよ
3冊を読んでいただきました。
参加者は、だじゃれに笑ったり、なぞなぞを考えたりと、とっても楽しい読み聞かせで、まだまだ読んでほしかったのですが、残念ながら終了時間を迎えてしまいました。
最初から最後まで、高畠純さんの温厚でとっても素敵な人柄を感じることができたイベントでした。