今年もあと一か月を切りました。
先日発表された年末の風物詩、新語・流行語大賞のトップテンにノミネートされていた言葉の中に、「聖地巡礼」があります。
映画やテレビ作品、ゲームなど物語の舞台となった場所を訪れることを「聖地巡礼」といいます。
2016年最大のヒットとなった映画、「君の名は。」の舞台になった場所や地域が「聖地」となり、多くの人々が訪れる「巡礼」現象が話題となりました。
大ヒットを果たした「君の名は。」は、ご存じの人も多いことと思いますが、岐阜が舞台になっています。
舞台となった飛騨古川町、飛騨市の図書館などを多くの人が訪れているそうです。
今年はこの映画以外にも斉藤洋さん原作の「ルドルフとイッパイアッテナ」や「聾の形」など岐阜を舞台にする作品が多く公開され、
全国から注目された一年でした。
過去にさかのぼってみると、岐阜が舞台になっている小説、映画、ドラマはほかにも思った以上に沢山ありました。
現在、それらを紹介する展示を行っています。
本を持って、ドラマや映画のワンシーンを思い浮かべながら町を歩いてみると、作品がより身近に感じられるのではないでしょうか。