みんなの森の天体観望会を開催しました!

  • 2017年5月24日

平成29年5月20日(土)、みんなの広場カオカオにて天体観望会を実施しました。
天体観望会は岐阜市科学館と中央図書館のコラボレーションイベント。岐阜市科学館の6台の天体望遠鏡で天体観測を楽しみました。
当日は天候にも恵まれ、木星やスピカ、アルクトゥールスをはじめ、たくさんの星を見ることができました。

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 同じ空に浮かんでいる星ですが、私たちが見ている光は実は木星が数十分前のもの、スピカは250年前の光、アルクトゥールスは35年前の光だそうです。科学館の方の解説を聞いていると、ふっと『大きな宇宙の中にいる私』を感じたような気がしました。

 また、アルクトゥールスとスピカは春の夫婦星とも呼ばれる一対の星です。現在はまだまだ遠く離れたところでお互い光っていますが、アルクトゥールスがスピカのほうへ年々近づいて行っているとのこと。2つの星が本当の夫婦のように仲良く並んで見える日がいつか来るかもしれません。

 岐阜市立中央図書館では、今回の天体観望会に先立って、ブックリストの配布と展示を行っていました。昔からたくさんの人に愛されてきたSF小説の巨匠や宇宙のなぞについて、プラネタリウムを作ることに尽力した人の物語など、星を取り巻くさまざまな本を紹介しています。

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星空を見上げた後、今度は図書館で、『宇宙の中にいる私』を感じてみませんか。