子ども司書が富山市立図書館を訪問しました!

  • 2018年8月15日

8月5日、子ども司書1期生~3期生の18名と富山市立図書館へ行ってきました。
交流協定を結んでいる富山と岐阜。子ども司書が岐阜市を代表して富山を訪問するのは、今年で3回目です。

館長から、「今回の旅すべてがラジオのネタになります。アンテナを張って見逃さないで」とおはなしもありました。
おそろいの取材手帳を手に、「小さな司書のラジオ局」バス取材の旅のはじまりです。

 富山につくと、お昼を食べて早速、富山市の中心街に建つ富山市立図書館本館の「キラリ」を見学しました。
おしゃれでスタイリッシュなキラリ。カフェやガラス美術館が併設されていることが特徴的な建物です。
 岐阜市立図書館と同じように木をベースにしたつくりでも、やわらかな雰囲気のあるメディアコスモスとはずいぶん印象が違う、と
子ども達も話していました。普段にぎやかな岐阜市立図書館に慣れている子ども達はキラリが静かすぎるように感じた!という声も。

 キラリを駆け足で見学した後は、富山の司書さんも一緒に富山駅前にある子ども図書館へ向かいました。
今回の訪問ではキラリと子ども図書館2つの図書館の見学をするため、大忙し。
 「富山の図書館ではどんなイベントをやっているんですか?」「YAのためのスペースや本はありますか?」など
少しの時間も無駄にはできないと、移動のバスの中でも富山の司書さんをみんなで質問攻めにしました。

「子ども図書館」では富山の子ども司書11名が出迎えてくれました。
富山の子ども司書たちと一緒に富山VS岐阜でミニビブリオバトル!というのが今回の訪問のメインイベントです。
岐阜からは3名の子ども司書が出場しました。
 緊張しているかな?と思ったら「昨日の夜そういえばビブリオバトルや!って思い出して1回だけ練習したけど、時間とかはかってないし~」と、みんな普段の「小さな司書のラジオ局」の企画会議どおりのちょっとゆるーい雰囲気。
でもしっかりと語られた自分自身の中から湧き出るみんなの言葉には、「読んでみたい!」と思わせる力がありました。

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 富山の子ども司書とドキドキの体験を共有した後は、一緒に子ども図書館を見学です。
子ども図書館はおもちゃ箱をひっくり返したような、色鮮やかでわくわくがあふれる場所でした。
ゲームコーナーやカラフルな色使いなど、図書館らしくない図書館にみんな興味津々。
 本を読まない人にも来てもらうための工夫が小さな図書館にたくさんされていました。

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あっという間の濃い一日。取材手帳も大活躍!
みんなの一言も聞き漏らすまいとメモを取る様子に富山の図書館長や司書さんもとても驚かれていました。
今回の取材旅の結果は、9月放送の「小さな司書のラジオ局」と図書館内の展示で報告します。