子育てに奮闘中のみなさんのための講座のシリーズ第2弾「本de子育てカフェ~赤ちゃん編~」が、9月12日(木)に開催されました。
♪はじめましてのごあいさつ~♪「はじめまして」の大型絵本を歌いながら読み聞かせをし、最後にご自分の名前も歌いながら紹介された東海学院大学短期大学部教授の杉山喜美恵先生。参加した0~3歳のお子さんや保護者のみなさんの緊張もほぐれ、「絵本っていつから読んであげるの?」というテーマでお話が始まりました。
中央図書館では以前にも杉山喜美恵先生の読み聞かせ講座を開催したことがあります。優しくわかりやすい語り口が毎回大変好評の先生です。
年間1000冊もの絵本が出版される中、何歳ごろどんな絵本を選んであげればよいか迷われる方も多いと思います。今回、子供の発達に合わせた絵本やわらべ歌を実演をはさみながら紹介をしてくださいました。先生は、「読まなければいけないという本はないですよ。お母さんが読んで楽しいと思うものを選んで下さいね。」と話されました。乳幼児期に一番発達する聴覚。お母さんが笑顔で語りかけたり歌いかけたりすれば、赤ちゃんも笑顔に。読み手の声が表情に出るそうです。「3歳までに人との関係、暖かい関係をどれだけ築けるかが大事。絵本を無理強いせずに生活の中に取り入れていく、絵本=楽しいと思ってもらうことが大事。」ともおっしゃってみえました。
杉山先生の読み聞かせに合わせて親子で身体をゆらゆらしたり、子どもを抱き上げたりする様子や先生が歌うわらべうたをいっしょに口ずさむ様子をお見かけしました。これからも図書館として子育て世代のみなさんの関心に応えていきたいと思います。
今後の「本de子育てカフェ」は、来年2月8日(土)に「児童編」の開催を予定しています。詳細や申し込みについては順次お知らせページで案内しますのでチェックしてください!