新緑の若葉が揺れる美しい季節になりました。 皆さんが今いる窓から緑を見付けることはできますか?
新緑の間を吹き抜ける心地よい風を「薫風(くんぷう)」と言います。青々とした新緑の生命力とさわやかな香りを感じられそうです。 窓を開けて、心地よい風を感じたら、大きく深呼吸をしてみてください。厳しい冬を越えて、ぐんぐん伸びる新芽や若葉たちから元気をもらいましょう。 少し気分が良くなったら、周りの人に笑顔や優しさを振りまいて、元気を分けてみませんか? もちろん部屋の風通しも良くして、今日一日を気持ち良く過ごしていきたいです。
♪夏も近づく八十八夜
野にも山にも若葉が茂る
あれに見えるは茶摘みじゃないか
あかねだすきにすげの笠
これは「茶摘み」という歌の一節です。 「八十八夜」とは、立春から数えて88日目(今年は5月1日)のことで、立夏を控えた春から夏に移る節目の日です。
今は新茶が美味しい季節です。お茶の木は、冬の寒さの中ゆっくりと栄養を蓄えます。最初の新芽を摘み取って作った、栄養価やうまみ成分が多い新茶。飲むと一年間、無病息災で過ごせるとも言われています。
ぜひ皆さんも美味しい新茶を飲んで、元気にお過ごしください。