SDGs(Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標))はそれぞれ関連しあった17のゴールが、2030年までに達成を目指す世界共通の目標として設定されています。世界共通の目標、と聞くとあまりに壮大で、「わたしという1人の人間」には直接関係がないことのように感じるかもしれません。でもそうではないと思うのです。今、地球とそこに住む私たちは深刻な問題に直面していて、なかでも気候変動は最大の課題。世界は想像以上につながっていて、私たちは同じ『地球』という船に乗る乗組員のようなもの。SDGsは、遠い国の困っている誰かのために「国」が行う取り組みではなく、「あなた」や「私」がよりよい世界を子どもたちに残していくために、今日からできる取り組みです。
新しく、展示グローブで始まった展示では岐阜市が取り組むSDGsについて取り上げています。『SDGs未来都市(※1)』に選定された岐阜市にいまどんな課題があり、どのように市としてSDGsに向き合っていくのか、さらにそこから司書が暮らしの中で実践するなら?という視点で身近なSDGsについてもご紹介しています。
飢餓や貧困に苦しむ開発途上国の状況をニュースで見て「大変だなあ」と思う。そこで終わってしまうのではなく、1歩その先へ。難しく考えなくても、普段の暮らしに少し意識をプラスするだけでできることがたくさんあります。SDGsを「自分ゴト」にしてみませんか。
「いま、わたしたちができることを SすぐにDできるGぎふをs好きになるための一歩」
(岐阜県公共図書館協議会 共通テーマ資料展示)
日 時:令和4年1月18日(火)~3月末(1月31日(月)~2月4日(金)は蔵書点検のため休館)
場 所:岐阜市立中央図書館 展示グローブ(みんなの森ぎふメディアコスモス2階)
※1:内閣府は平成30年度から地方自治体のSDGs達成に向けた優れた取り組みを提案した都市を「SDGs未来都市」、その中でも特に先導的な取り組みを「自治体SDGsモデル事業」として選定しています。岐阜市の提案した《ぎふシビックプライドとWell-beingに満ちたSDGs未来都市》は令和3年度の「SDGs未来都市」、「自治体SDGsモデル事業」に選定されました。