子育て中の皆さんのための「本と子育て」がテーマの講座「本de子育てカフェ」が10/16(日)に開催されました。今回の講師は岐阜市出身のフエルトや布を使った絵本が大人気の✻すまいるママ✻先生です。
✻すまいるママ✽先生は若い男性であり3児のパパさんです。
参加者は1歳から小学生までの親子です。先生の原画やスケッチブックをお借りし、たくさん展示したところ、皆さん目を輝かせて見入っていました。
先生はオリジナルのカラフルなエプロンをつけて登場!自己紹介のあと、さっそくお絵かきタイムです。模造紙に絵をかきながら「何を描いているか分かったら言ってね。」と子どもとやり取りを楽しみながら、リズミカルにペンをはしらせていました。かえるからカバへ。カバから牛の絵に変化する楽しい絵が完成しました。その次は参加者に好きな動物を尋ねられ、子どもたちが口々に「馬!」「はりねずみ!」「ネコ!」「イヌ!」「うさぎ!」と答えると、馬の上にイヌとネコが乗り、はりねずみは馬のしっぽにつかまります。うさぎはどこかというと、なんと馬と競争しているのでした!参加者から歓声があがりとても盛り上がったお絵かきタイムでした。
先生による絵本の読みきかせもしていただきました。『はなになりたい』(東京書店)は「世界一受けたい授業」というテレビ番組で紹介されたそうです。せつなくも心が温かくなるお話に胸がいっぱいになりました。『はなになりたい』の続編である『パパになったぼくへ』(東京書店)には、先生が未来の自分に宛てた手紙が載っています。「いつか赤ちゃんが生まれたらこれを一緒にしたい、こうしてあげたい」という思いのつまった手紙は愛情がたっぷりで、心の底からほっこりしました。手紙の最後には「がんばれ パパに なった ぼく!」とあります。「子育て中は大変なこともたくさんあるけれど、ちょっと昔を思い出すといいかもしれませんね。」という先生の言葉が印象的でした。
絵本『チクチクさん』(PHP研究所)を読んでいただいたあとは楽しみにしていた工作です。主人公のはりねずみのチクチクさんを、それぞれ家から持って来たはぎれをつかって作りました。大人も子どもも夢中になってかわいくてカラフルなはりねずみを作ることができました!小さい子がお父さんに布を引っ張ってもらって一生懸命ハサミを使い布を切る姿がとてもかわいらしかったです。
それぞれ個性豊かで素敵なはりねずみはどこかに飾られて参加者の皆さんのことを見守っていることでしょうね。
大人も子どもも一緒になって楽しめた素敵なイベントになりました。
*すまいるママ*先生 ありがとうございました!