ブログ - 2025年度ブログ一覧

ボランティア交流会を開催しました!

ブログ2025/04/06

令和7312日(水)に、ぎふメディアコスモス1階おどるスタジオで、

ボランティア交流会を行いました。

今回は、絵本といっしょ3名、書架整理5名のボランティアの方が参加されました。

 

 今回は「みんなで本をもちよって」という、ボードゲームを行いました。

好きな本を一冊持ってきてもらい、円座になってすわります。

出題者が山札から「お題」を一枚引き抜き、参加者はこのお題にあった言葉や文章を、

持ってきた本の中から探します。見つけた人から順番に発表してもらいます。

皆さんが持ってきた本は、絵本、児童書、小説、写真集、エッセイ、歴史書、物理学書など、様々でした。
ボランティア1.jpg

ボランティア2.jpg

お題『ある日突然、猫がしゃべりだした。なんと言っている?

 

Aさん「はぐれましたか?

Bさん「囲碁教室はどちらですか」

Cさん「まあいいや。すぎたことにこだわってもしかたないさ」

 

発表が終わったら一番良かったと思う文章の発表者に投票(指さし)します。

皆さんが見つけた文章は、お題にぴったりなもの、とんちがきいてるもの、昔風の言い回しのものなど、色々ありました。

3回ほど行って、慣れてきたところで、左隣の人に自分の本を渡します。

今度は、自分の本ではないので、探すのが大変でしたが、楽しかったです。

ボードゲームは、初めての試みでしたが、皆さんに楽しんでいただけました。

 

 一年間のボランティア活動ありがとうございました。

これからも、よろしくお願いします。より良い図書館をつくっていきましよう!



BOOKBOOK交歓会に参加しませんか?

ブログ2025/06/15

628日(土)午後1時から、BOOKBOOK交歓会を開催します。

おうちに「もう自分は読まないけれど、大事な本だったから捨てたり、売ったりするのはちょっと・・・」という本はありませんか?
BookBook
交歓会は、そういった自宅に眠る愛着のある大切な本を持ち寄ってブースを出し、大切な1冊を次に読む人へ、言葉を添えてプレゼントするイベントです。
岐阜市立図書館で過去8回開催してきましたがどの回も大切にしてきた本をきっかけに会話に花が咲き、にぎやかに盛り上がりました。

画像1.jpg
画像2.jpg

お店の形態は自由!出す本も、たくさんでも少なくても何冊でもOKです。
画像3.jpg
画像4.jpg

 自分のブースを訪れたお客さんと会話を楽しみながら本を手渡します。お金のやり取りはありません。
「こんな本持ってるんだよ!すごいでしょ!」と「見せるだけ」というのもOK。あなたのお宝本について、思う存分語ってください。

本を介して人と人とが出会い、会話し、ともに楽しむこのイベントの出展者を、現在大募集中!
個人でもグループでも、本は1冊からご参加いただけます。


 6
18日(水)午後7時~、621日(土)午前10時~の計2回、出展を希望される方を対象に説明会を行います。出展を希望される方はどちらか1回ご参加ください。

興味はあるけどどうしようかな?と迷っている方はどうぞお気軽に、まずは事前説明会へお越しください。
詳細はこちらから、ご覧いただけます。


7/21本de子育てカフェ『大きなスクリーンで絵本の読み聞かせを楽しもう!』開催

ブログ2025/08/02

今年も岐阜市立図書館恒例、子育て中の皆さまのためのイベント『本de子育てカフェ』が
2025年7月21日(月・祝)に開催されました。
今回はみんなのホールという大きな会場にも関わらず、
午前の回、午後の回ともに多くの方にご参加いただき、大盛況となりました!
 画像1.jpg

講演のタイトルは「大きなスクリーンで絵本の読み聞かせを楽しもう!」
ピアノ伴奏と共に映し出される絵本に、客席から声を出して参加してくれる子どもたちも多く見られました。
合間に行われた手遊びでは、ご家族で身振り手振りを交えて楽しむ姿が見られ、微笑ましい雰囲気でした。

画像2.jpg
ご参加頂いた皆さまにとって楽しいひとときになったようで、スタッフ一同大変嬉しく思います。
これをきっかけに、色々な絵本を読んでみてくださいね!


メディコス開館10周年!記念イベントふりかえり 1日目

ブログ2025/08/06

7月19日、20日、21日の3日間、"メディコスアニバーサリー3days"とうたい、10周年記念イベントを行いました。

大人も子どもも一緒になって楽しめるイベントが目白押し。お天気にも恵まれてたくさんの人がメディアコスモス、岐阜市立中央図書館を訪れて下さり、笑顔あふれる3日間となりました。

図書館で行われたイベントを中心に、ブログでも当日の雰囲気をお伝えします!

 

1日目 【メディコス限定!小市民シリーズを語る!】

 作家の米澤穂信さんによる岐阜市が舞台の小説〈小市民シリーズ〉。昨年から今夏にかけてアニメ化され、忠実に再現された岐阜市内の風景が話題となりました。

アニメの制作チームをお招きして、メディコス限定!ここだけのお話をうかがいました。

 熱のこもるトークからは、作り手の「この思い」があってたくさんの人を魅了するアニメになったのだと感じました。『お気に入りのシーンは?』『アニメ化の企画はいつから動き出していたの?』など事前募集したところ寄せられた100件近い質問にも、時間の許す限り答えてくださいました。原作ファンも、アニメをきっかけに小市民シリーズを知った人も、みんなでその世界観にどぷりひたった2時間でした!

 2階図書館の展示グローブ内と、メディコス1階のまちライブラリー@メディコスに『小市民シリーズ』の展示をしています。ぎふライブラリークラブ『小市民シリーズを盛り上げよう会』制作の聖地巡礼マップにもぜひご注目ください!アニメは終わりましたがまだまだメディコスで、岐阜市立中央図書館で『小市民シリーズ』の世界をお楽しみいただけます。

IMG_0733.JPG
IMG_0732.JPG
IMG_0734.JPG
IMG_0729.JPG

裏話満載のトークの様子は図書館だよりの特集ページもご覧ください 


メディコス開館10周年!記念イベントふりかえり 2日目

ブログ2025/08/06

"メディコスアニバーサリー3days"2日目
 この日は朝からメディコス公式マスコットキャラクターの公開コンペティション。応募総数756点の中から優秀作品に選ばれた10作品の作者がこだわりポイントやデザインに込めた思いを語りました。審査員として岐阜市立図書館で活躍する子ども司書3人も公開プレゼンに参加!緊張しながらも作者に質問したり、デザインの感想を語ったりしましたよ。投票は8月末までどなたでもできますので、こちらからぜひご参加ください。

 

アート・ライブ・ラリー
 夜は閉館後の図書館でアーティストたちによる一夜限りのライブパフォーマンス「アート・ライブ・ラリー」が行われました。閉館後にイベントが行われるのは、開館以来初めてのことです。夏目漱石の『夢十夜』と、『夢十夜』からインスピレーションを受けて石井睦美さんが書かれた『100年たったら』を7名のアーティストが朗読と音楽に合わせてライブペイント。

時に繊細に、時に大胆に何度も重ねられる絵の変化していくさまに心揺さぶられ、キャンバスの上に表現される100年という時間の流れの壮大さを感じました。
DSC_5873.JPG

 1時間があっという間の短い時間に感じられる、幻想的な空間。観覧された方の中にはその雰囲気に引き込まれパフォーマンスを見ながら涙を流される方もおられました。完成した作品は本の蔵のガラス面に展示されています。壮大な物語で何度も出会い、別れまた出会いを繰り返したふたりの物語。イベントから時間がたった今も、その余韻を感じることができますよ。
DSC_5937.JPG 
IMG_0731.JPG



メディコス開館10周年!記念イベントふりかえり 3日目

ブログ2025/08/06

 3日目は朝からギャラリーで行われたマーブルタウンやみんなのホールで行われた『本de子育てカフェ 大きなスクリーンで絵本の読み聞かせを楽しもう!』など子ども向けの企画が盛りだくさん!たくさんのお子さんが参加してくださり賑やかな一日となりました。

 

 毎年恒例のぎふべんクイズラリーは小さいお子さんから年配の方まで楽しんでいただける人気の企画。地図を片手に図書館を歩き回り、身近な『ぎふべん』をきっかけに会話がうまれ、今年もたくさんの方に楽しんでいただくことができました。たくさんのご参加をありがとうございました!

イベントの様子は図書館だよりこちらからもお楽しみください。



IMG_9995.JPG 
IMG_9999.JPG

 7月のこの連休中、子ども司書も『未来のメディコス』をテーマにラジオ収録と展示づくりをしました。企画会議では子ども司書ならではの奇想天外で自由なアイディアがふんだんに語られ、ワクワクする時間となりました!

IMG_0488.JPG 
市役所の庁舎とメディコスをジップラインでつなぐアイディアについて熱弁中!





電子図書館まつり

ブログ2025/08/16

今年も岐阜市立図書館の恒例行事となりつつある、『電子図書館まつり』が2025年8月2日(土)に開催されました。

電子図書館の説明を聞く、電子書籍を借りてみる、Readalongに参加するという3つの簡単なミッションをクリアすると、豪華賞品が当たるガチャガチャに挑戦することができました。

Readalongと呼ばれる本を自動で読み上げてくれる機能に大人も子どもも興味津々。

「はらぺこあおむし」の原題である「The Very Hungry Caterpillar」は、同著の作者であるエリック・カール本人が絵本を読み聞かせしてくれるんですよ!

また、会場では自分で描いたイラストを缶バッチにする工作も大人気でした。
12
21日(日)にもドキドキテラスで『電子図書館まつり』を開催する予定です。

ぜひ遊びに来てくださいね!
画像1.png

また、岐阜市立中央図書館では『電子図書館スタンプラリー』を開催中です。

スタンプを3つ集めるて素敵な景品が当たるガチャガチャにチャレンジ、スタンプを6つ集めると豪華景品がもらえます。

電子図書館の本を借り、レファレンスカウンターか児童レファレンスカウンターのスタッフに貸出中の画面を見せるだけの簡単なスタンプラリーです。

ぜひチャレンジしてみてくださいね!
画像2.png画像3.png



「なんでも本で調べ隊 長良川のナゾを調査せよ!」を開催しました。

ブログ2025/08/20

 86日、8に小学生を対象とした連続講座、「なんでも本で調べ隊 長良川のナゾを調査せよ!」を開催しました。参加した小学生達は"なんでも本で調べ隊 隊員見習い"として、長良川のナゾを調査しました。

 1日目は木曽川上流河川事務所より講師を招き、「長良川の環境について」講義をしてもらいました。長良川はどこから始まり、どれくらいの長さがあるのか。また、どんな特徴があるのか。そして、どんないきものが住み、どんな植物が生えているのか。長良川についての様々なことを教えてもらいました。

画像1.jpg

 この講義の中で気になったことを書き出した、"なんでも本で調べ隊 隊員見習い"達はそれぞれのナゾを解き明かすべく、本を使った調べものに挑みました。

このナゾの調査を「調べもの」と呼び、"なんでも本で調べ隊 隊員"である図書館の司書はそんな皆さんの「知りたい!」をお手伝いする"レファレンス"という業務を行っています。今回はレファレンスのプロである司書たちが、隊員見習い達に調べもののコツを伝授し、それぞれのナゾを解明する為に協力しました。

  隊員見習い達は本の探し方や図書館の本に貼ってある背ラベルの意味、事典の使い方や奥付の書き方を学びつつ、自分の調べものをぐんぐん進めていきます。難しいナゾに苦戦しつつも、隊員の協力を得た隊員見習い達は遂にそれぞれのナゾを解き明かしたのでした。
画像2.png
  講座の終わりに"隊員シール"を受け取った隊員見習い達は、誇らしげにそのシールを㊙調査手帳に貼っていました。講座を受講して "なんでも本で調べ隊 隊員"になった彼らが、これからも図書館を通してたくさんの本に出会い、多くのナゾを解決してくれることを期待しています!参加してくださった皆さん、見守ってくださった保護者の皆様、そして、お忙しい中素晴らしい講義をしてくださった木曽川上流河川事務所の職員さん、どうもありがとうございました!


一宮市立図書館へ行ってきました!

ブログ2025/09/24

 9月14日(日)、22人の子ども司書たちと一緒に、一宮市立図書館へ行ってきました!岐阜市と一宮市は、「NOBI(のーび)プロジェクト」という連携事業を行っており、その一環として今回の訪問も実現しました。

一宮市立図書館は読書を通じて人とまちを育てる「子ども読書のまち宣言」をするなど子どもの自主的な読書推進活動に取り組んできました。岐阜市立図書館同様、2015年から小学5年生6年生を対象とした子ども司書養成講座を続けており、子どもたちは半年間かけて6回の講座を経て子ども司書となり、子ども司書として認定された子どもたちはその後図書館で自主的に集まって活動するイベントボランティア『0(ゼロ)ページ』に加わり活動する人も多いそうです。今回は今年、子ども司書養成講座を受講している子どもたち、そして0ページのみなさんと交流してきました。
IMG_0203.JPG

 普段はメディコスで活動する子ども司書たち。みんなで電車に乗るのは初めてです。どんな1日になるのかワクワクしながら出発しました。到着後はグループごとに0ページのみなさんの案内で一宮市立図書館を見学。岐阜市立図書館とはずいぶん違う雰囲気の図書館にみんな興味津々です。
IMG_1397.JPG

IMG_0130.JPG

 なかでも見学の目玉は屋上にある自動化書庫です。意外に静かで、そして流れるような素早い機械の動きに子どもたちは「なんでわかるんだ!」と不思議そうに見ていました。

 

 午後は一宮の子ども司書の皆さんと一緒にワークショップ「夢の図書館をつくろう」を行いました。グループごとに付箋でそれぞれの「こんな図書館あったらいいな」をたくさん出しあい、模造紙にまとめていきます。『食』に特化した図書館、アスレチックがある図書館、おすすめの本をAIが教えてくれる図書館、などどのグループも言葉を交わすうちにおもしろいアイディアがたくさん出てきてメンバーは意気投合、6つの『夢の図書館』が完成しました!

 現在それぞれのグループの制作した「夢の図書館」は一宮市立図書館にて展示されていて、展示時期は未定ですが岐阜市立図書館でも展示する予定です。お楽しみに!
IMG_1488.JPG

IMG_1514.JPG

 


速報!第11回ショートショート発表会選考作品は...

ブログ2025/10/14

急に季節が進んだように朝晩肌寒さを感じるようになってきました。
秋の気配を感じたら今年もそろそろ、岐阜市立図書館恒例イベント、「ショートショート発表会」の季節です。
今年もやります!第11回 めざせ直木賞作家!ぼくのわたしのショートショート発表会。
岐阜出身の直木賞作家、朝井リョウさんをお招きして中高生たちが舞台上で自作のショートショート作品を朗読する、という開館からずっと続く岐阜市立図書館の毎年の人気の企画の一つです。
昨年から朝井リョウさんと同じく岐阜県出身の小説家、中村航さんもご参加くださりパワーアップしてより楽しいイベントになっています。
今年の応募総数は152作品。先日、図書館の担当者と朝井リョウさん・中村航さんとで、発表会で朗読される8作品の選考が行われました。
おふたりともすべての作品に目を通して臨んでくださるのですが、なんと152作品、朝井さんも中村さんも3日ほどで読まれるそうですよ。

 今年選ばれた作品は、こちらの8作品!

 1.サボテンの育て方
 2.奴隷
 3.無機の涙
 4.神の解答を見た怪盗
 5.一本道
 6.花言葉
 7.冬朝
 8.鏡も大変なんです。

今日お伝えできるのはタイトルだけです。どんな作品なのかは当日までお楽しみ。
力作ぞろいの中から8作品選ぶのは、至難のわざ。決まるまでに何作品もが話題に上がり、おふたりの「いいよね!」が一致することもあれば、いやいや、ホラー系ならそれよりこっちのほうが・・・となったり。
「この年齢でこの言葉使うってどんな子?!」と驚いたり、「この出だし、興奮した!」などと熱のこもった議論が交わされました。
このぼくのわたしのショートショート発表会のおもしろいところは、通常のコンテストと違って作品として精度が高く、整っている作品ばかりが選ばれるわけではないところ。
朝井さんも中村さんも、作家として作品のおもしろさに注目しつつも「この作品を書いた作者に会ってみたいかどうか」ということも大事にされているようです。
「この子が何を思って生活してるのかめっちゃ気になる」「ペンネームがまた最高!心打たれた~」など大盛り上がりの中、今年「会いたい!」となった8人が決まりました。「ぼくわた」唯一無二のおもしろさを感じに、ぜひ当日は会場にお越しください。
発表会で朗読されると、文章を読むのとはまたちがった雰囲気をまとい、楽しめます。
11月2日(日)第11回ぼくのわたしのショートショート発表会は会場観覧、Zoom観覧の申し込み受付中です。
Zoomなら日本全国、どこにいてもこのおもしろさを味わえますよ。