ブログ - 2016年度ブログ一覧

「本のお宝帳通信」できました!

ブログ2016/04/08


昨年11月から小学生のみなさんに配布している読書ノート「本のお宝帳」。たくさんの子に使ってもらっていて、うれしく思っています。
そんな「本のお宝帳」に新展開、「本のお宝帳通信」ができました!

第1号は準備号的に、お宝帳の使い方を紹介しました。実際に読書ノートを活用してくれている学校も紹介しています。
次号からはいよいよ1冊を達成した子たちに出してもらった「好きな本の紹介ページ」も載せていきたいと思っています。楽しみにしていてくださいね!

「本のお宝帳通信」は岐阜市内の小学校に配布しました。岐阜市立図書館全館でも配っているので、ぜひ手に取ってご覧ください。

本のお宝帳


新しいこと!

ブログ2016/04/10

レ:前回年度末に!って書いてあったのを盛大にスルーしてもう年度はじまってしまいました。
  年度はじまって10日もたってます。おそろしいですね!今年度も、YAブログは対談形式ですすめていきたいと思います。
  今回の対談相手はレッド2号(以下・レ②)さん!レッドのあとを継いで、中央図書館YAエリアをもりたてていってくれる
  スーパー頼りになる大先輩です!
レ②:とんでもないです!!(これはグリーンの口癖です。もちろん手をひらひらさせてくださいね。)
    無駄に年を重ねているだけです。偉大なるレッド様から、へっぽこレッド②号に交替しました。
    みなさん暖かく見守っていただけるとこれ幸いです。
レ:ちなみに、YA担当は△△なら○○派、って簡単な自己紹介をしてるんですが、レッド2号さんの場合はどうでしょう?何派ですか?
レ②:アイドルグループA○Bなら、もちろんまゆ○派でございます。でも、髪型はロングより俄然ショートがよろしいですね。
    イエローも少し前にショートになさったのですが、床の間に飾っておきたいかわいさなのです。
レ:レ②のこの手の話は長くなるのではしょりましょう。
  さて、今回ブログのテーマを新年度にちなんで「新しいこと」にしてみました。レッド2号さんは、最近新しくはじめたこととか、
  新しくはじめたいなってことありますか?
レ②:そうですね~なにか体を動かす的なことがしたいですね。散歩とかどうでしょう。というのも健康診断で運動しないと
    寝たきりになると脅されたのですよ!こわい~
レ:あーいいですねー運動しないで食べてばかりいると大変なことになりますからね。
レ②:できるだけ動きたくないレッド2号はウォーキングとか無理なんで散歩で手を打ってみました。日に日に増してくる体の厚みと
    戦っていきたいな~なんて。

レ:中高生のみんなは、新しい学校で、新しいクラスでともだちができるかとか、どんなグループに属すのかどきどきの季節
  だったかと思いますが、これぞともだち作りの秘訣!とか、なにかエピソードあったら教えてください!
レ②:すいません。恩讐のかなたにある記憶をたぐってみましたが、それこそ○十年前の記憶がないのですよ。
    今を生きるがモットーなので(笑)。
    いやいや余りにも非リア充な青春時代だったもので、寂しい黒歴史を封印しているだけですが。
    かわりに、若いみなさんに驚かれる時代の話をひとつ披露しましょう。高校時代の連絡手段がなんと、ポケベルだったのですよ。
    えっポケベルって何?さあ、みなさん新しい単語ですよ。ググリたまえ!
    お次は、ルーズソックス(そう。洗濯が大変と母親泣かせの代物です)この単語もテストに出ますよ(嘘)!チェックするべし。
    このふたつがレッド2号が高校時代になくてはならないアイテムでした。
レ:お~先輩。時代を感じます。
  ここからは真面目なお話→昨年度末にあったイベントのご報告です。
  「図書館でおすすめ本リストをつくろう!」無事に終了しました。総勢7人の中学生が集まってくれたので、今回は「中高生による
  中高生のため」っていうよりも、中学生寄りになったかな。乞うご期待!


雑誌のススメ

ブログ2016/04/10

中央図書館に一体何種類の雑誌があるか、みなさんご存知ですか?

正解は......約500タイトル!

半端ないですね!500タイトルもあると、みなさんも本屋でよく見るものもあれば、初めて目にするようなコアな雑誌もあります。
中央図書館ではそんな雑誌たちを紹介する展示を始めました。
中央図書館の雑誌一覧や、司書がピックアップした面白い雑誌を紹介しています。
コーヒー専門誌や月刊「むし」なんて雑誌もあるんですね!

雑誌1

また、ケースの中には昔の「宝島」や「アサヒグラフ」なども展示しています。懐かしく思う方も絶対いるはず!ぜひのぞいてみてください。ケースの中は今後も変わる予定です。

雑誌2

いつの時代もディープで身近な雑誌の世界をぜひご堪能ください。


芥見東放課後児童クラブを訪問しました。

ブログ2016/04/13

 3月30日(水)、芥見東小学校の放課後児童クラブを図書館長と司書が訪問しました。約束の時間よりちょっと早めに着いたのですが、それでも、玄関で今や遅しと待っていてくれる子の姿が。楽しみにしていてくれたんだなと、とても嬉しくなりました。

 放課後児童クラブのみんなは元気いっぱい。教室に入ると、いろんなお話をしてくれたり、けん玉やあやとりなど、それぞれの得意な遊びを見せてくれました。

 一緒にお昼ごはんを食べてもっと仲良くなったあとは、いよいよ読み聞かせ会のスタート。図書館長が絵本を読み始めると、みんな夢中になって聞き、ときには笑い声も響いて、楽しい読み聞かせ会となりました。

 読み聞かせの他にも、体を動かして、コミュニケーションを取りながらの遊びもしました。お互いに一言もしゃべらずに、身振り手振りだけで1月1日から誕生日の順に並ぶゲームでは、お互いに協力しあって、みごと成功!仲間同士で喜びを分かち合いました。

 帰りは、荷物を運んでくれる子や、玄関まで見送りに来てくれる子もいて、私たちも名残惜しい気持ちになりました。芥見東小学校からぎふメディアコスモスはちょっと遠いけれど、今回の読み聞かせ会に参加してくれたみんなが、メディアコスモスまで足を運んでくれたらうれしいです。

芥見東小訪問


木曜日の午後は、図書館でビジネス相談!

ブログ2016/04/16

とある週末、
メディアコスモス前の「みんなの広場 カオカオ」に人だかりが。

シフォン1近づいてみると...

シフォン2
おいしそうなふわふわシフォンケーキのお店です!
岐阜県産100%の小麦粉と山県市産のこだわり卵を使用されていて、
保存料、着色料は不使用、そしてなんと油も一切入っていません。
プレーン、苺、オレンジ、桜大納言小豆と、味の種類も豊富。


実はこのシフォンケーキ屋さんは、以前図書館に相談に来てくださった方です。

シフォン3「シフォンケーキ屋さんが図書館で、いったいなんの相談?」と思われるかもしれませんが、何をかくそう、「ビジネスの相談」にいらしてくださったのです。

岐阜市立中央図書館では、毎週木曜日に「ビジネスチャレンジ支援相談窓口」(以下「ビジネス相談窓口」)を開いていて、岐阜県よろず支援拠点の相談員さんと図書館の司書が、ビジネスに関することなら何でも相談にのります。昨年の8月から始まったサービスで、おかげさまでたくさんの方にご利用いただいています!

シフォンケーキ屋さんはその「ビジネス相談窓口」にいらしてくださった方なのですが、「メディアコスモスの前にお店を出してみるのはどうでしょう。週末は人が多いですよ。」とご提案したら、なんと実際に出店していただくことに。
「図書館の前でシフォンケーキが買える!」と担当者一同うきうきしつつ、当日の様子をうかがうと、写真のとおりの盛況ぶり。図書館がビジネスのお役に立てたのかも・・・と、とても嬉しいです。

さて、この「ビジネス相談窓口」、
「『ビジネスに関することなら何でも相談できる』って、本当に?」とよく訊かれますが、本当に「何でも」です!
たとえば、
「起業したいけど、何をしたらいい?」
「パッケージのアドバイスが欲しい。」
「どうしたら売上げが上がるのか。」
「スタッフの教育がうまくいかない。」
などなど、どんなことでも大丈夫です!

木曜日午後の中央図書館にお気軽にふらりとお立ち寄りください。

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ビジネスチャレンジ支援相談窓口
場所:岐阜市立中央図書館レファレンスカウンター
日時:毎週木曜(祝祭日・年末年始をのぞく) 14:00~19:30
※お問い合わせは岐阜市立中央図書館ビジネス支援担当(代表058-262-2924)まで
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ちなみに「みんなの広場 カオカオ」への出店申込み・問合せは、「ぎふメディアコスモス 施設貸出カウンター」で受け付けています。ご興味がおありの方はぜひ。わたしたちも、図書館前にお店が増えると嬉しいです。
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みんなの森 ぎふメディアコスモス 1階 施設貸出カウンター
TEL:058-374-4101
受付時間:平日9:00~17:30
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シフォン4(ちなみにシフォンケーキは無事に買えて、おいしくいただきました。)


4月も半ばを過ぎて

ブログ2016/04/17

青:皆様お久しぶりです。YA担当のブルーです。
  どうやらレッド氏たちの引継ぎもおわったみたいですので、年度明け二回目のYAブログ、更新していきたいと思います。
  今回のお相手はイエロー氏(以下黄)においでいただきました。よろしくお願いします。
黄:よろしくお願いします~。一緒に勤務しているのに、なんだかすごく久しぶりな気がしません?
青:あー確かに。と思いましたが、イエロー氏と最後に対談したのは2月上旬でしたので、ここではおおよそ2ヶ月ぶりですね。
  実際久しぶりだと思います。
黄:おっ、光陰矢の如し、ですね!
青:ええ。では続けましょう。前回のテーマは「新しいこと!」でしたか。
  4月も半ばを過ぎて、入学式よりはみなさん学校に慣れてきた頃ではないでしょうか?
  以前私がオススメした自己紹介試した方いませんかね?
黄:あの名前で短文を~ってやつですか?ちょっと試しに考えてみたんですけど、結構難しいですよね?
青:実際難しいですよね。まぁ無理に気をてらう必要は無いわけで、何事にも普通でいいんですよ。
  「平凡こそ非凡」なんて言葉があるくらいですし。
黄:そんなもんですかね。まぁそれはさておき新年度になったので、ブルーさんの今年の抱負とか聞かせてもらって良いですか?
青:抱負ですか......そうですね
  まずは掲示板の投稿の返事をはやく返すことでしょうか。
黄:ブルーさんもグリーンさんも、よく頭抱えてますもんね~
青:中には返答に困るものも少なくないので、どんな返事にしようか結構考え込むんですよ。
  まあ嫌ではないんですが。
黄:嫌ではないんですか。
青:嫌ではないです
黄:......
青:他には、今年こそ温泉で骨休めしたいですねぇ~
黄:いつも言ってますもんね。温泉...って
青:ええまぁ、もう夜桜見ながらは難しいですが、新緑に囲まれつつ、風鈴の音を聞きながら入る温泉も、また乙なものなのです。
  中高生ではまだ難しいかもしれませんが、いつか必ず「温泉、良い......」という日が来るでしょう。
黄:(長くなりそう......)そういえばブルーさんはYAライブラリーレターが新しくなったのってご存知でしたか?
青:知ってましたよ。私もYA担当ですよ?
黄:前のA43つ折からA5両面になったんですよ。まだ見てない方は図書館YAエリアか、各市内中学・高校の図書館を
  覗いてみてくださいね!
青:掲示板の面白投稿やYAからの宣伝枠もあるので、4コマだったりこれを載せてくれ!というのがありましたら図書館まで
  持ってきてください。お待ちしております。
黄:ではでは!
青:それでは今回はこの辺で。またお会いしましょう。


子ども司書ラジオの作戦会議をしました。

ブログ2016/04/18

4月10日(日)、新しく始まる子ども司書ラジオの作戦会議を行いました。月に2回、メディアコスモスで収録している「てにておラジオ」。5月から毎月、そこで子ども司書がラジオをやります。
ちょうどてにておラジオをやっている日だったので、まずはみんなで自分たちがやるラジオを見学しました。オープンなスペースで収録するラジオにドキドキとワクワクが入り混じった様子の子どもたち。部屋に戻ってから、館長にラジオってこんなものなんだよ、という説明や、ラジオの作り方の説明を受けました。

司書ラジオ1

そのあとはとても重要な!番組のタイトルとキャッチフレーズを考えました。
ひとりひとりが考えた案をホワイトボードに書き出していきましたがいい案がたくさんあって決めきれず、最終的に投票で決めました。人気があったのは「子ども司書の情報局『キッズライブラリアン』」や「きのしたラジオ『こどもタイム』」、「きらくわくわく『Smile Kids ラジオ』」など。

司書ラジオ2

これらを押しのけて決定した番組名が「みんなの森『小さな司書のラジオ局』」です!

「子ども司書」ではなく「小さな司書」とした理由を作者に聞いてみると、「子どもだと舐められるから」とのこと。この一言にこんな意味が込められているなんてかっこいいですね!
次は決定したタイトルでジングルを作ります。ジングルというのはラジオが始まるときに、音楽に乗せてラジオ名を叫んだりしているものです。(わかりますか?)録音室で「みんなの森『小さな司書のラジオ局』!」と元気いっぱい叫び、録音しました。これにBGMをつけて、ジングルにします。いつもこのジングルから、ラジオが始まることになります。

司書ラジオ3次はこれから番組でやりたいことを出し合いました。最初に館長がラジオ番組の作り方で紹介していましたが、ラジオにはいろいろな可能性があります。自分でお話をつくって朗読したい、図書館に来た人に突撃インタビューをしたい、などいろいろな案が出ましたが、詳しくはまだ秘密です。放送をお楽しみに!

そして!次回4月24日のてにておラジオに、子ども司書が自分たちのラジオの告知をするために登場します!1階の特設ラジオブースで収録しますので、よかったらみんなの姿を見に来てくださいね。また、てにておラジオで収録したものはFMわっちでも放送しますので、そちらもお楽しみに!
詳しい時間などは、またここでお知らせしていきます♪


春です!青少年サポーターの季節です!

ブログ2016/04/24

黄:みなさんこんにちは、本日はイエロー(以下:黄)がお送りします。
  ...九州地方で強い地震が相次ぎ、大きな被害がもたらされました。被災された方々に心からお見舞い申し上げるとともに、
  亡くなられた方やそのご家族にお悔やみを申し上げます。また、一日も早い復興と、被災された方々の平穏な生活が取り
  戻されますようお祈りしています。
  岐阜市も東海大地震を思うと、けして他人事ではいられません。YAエリアだけでなく、児童エリア、一般書エリアにも防災の
  本等ご用意しております。われわれも図書館としてできることを尽力してやっていきたいと思っておりますので、皆さん図書館
  を使いたおしてくださいね!
  さて今回のYAブログをイエローとご一緒いたしますのは、われらがYA担当の新リーダー、レッド(以下:赤)さんです!
赤:わ~っ! よろしくお願いします!(パチパチパチ)
黄:よろしくお願いしマース!(パチパチパチ)
  レッドさんといえば先日、4月10日更新の先代レッドさんとレッドさんのやり取りを見ていて、
  YA担当の自己紹介「△△なら○○派」を~というくだりに、そういえばそんな紹介もあったなぁ、と...。
赤:イエローさんたちの「△△なら○○派」は、この対談形式が始まったときですもんね。
黄:そうそう、今年の1月17日更新のときでした!
  まあこうしてお話しているうちに、見てくださっている方もなんとなーく「イエロー適当すぎんダロ」とかわかっていただけるとは
  思うのですが、この対談形式が始まったの、なんだかすでに一年くらい前のような気持ちでした。
  うーん、光陰矢のごとしってやつですねえ...。
赤:(それ先週もイエローさん言ってたような...、)
黄:...あっ、これですね! そうそう、イエローたち三人はこんなこと書いてましたね~
  『イエロー・・・デザイン担当。YAに引きずり込まれた最近。紅茶はティーリーフ派。
   ブルー・・・交流掲示板の主①。よくはっちゃける。デ●マスは三船さん派。
   グリーン・・・交流掲示板の主②。字がとにかく美しい。たい焼きは頭から食べる派。』
  いまやイエローもなかなかティーリーフを使えなくて机にしまいこんでるんですが、無事かなあ...。
赤:じゃあイエローさん、今だとどんな「△△なら○○派」になるんです?
黄:...、「栄養補給はウ●ダーよりクラッシュタイプの蒟●畑派」...?
赤:イエローさん、それ栄養補給じゃないですよ!(怒)
黄:中高生の皆さんは特に体が資本なので、きちんとした食事・睡眠をとりましょうね!(カメラ目線)
  あとあと、健康的な生活といえば新年度になった今だからこそ!イエローは青少年サポーターの活動をお勧めしますぞ!
赤:(あっ、逸らした!)...と言いますと!
黄:部活が始まったり、テストやイベントに奔走したり...学年が変わると、新しい生活リズムになりますよね!
  そんなリズムを崩しかねない今だからこそ、スキマ時間でもできる青少年サポーターなのです!
赤:青少年サポーターはYA書棚の整理をしてもらう「書架整理」と、ポスターやおすすめ本紹介、棚に飾るPOPなどを作って
  もらう「環境美化」がありますが、書架整理は来たいときに来て10分でも30分でも好きなだけ活動してもらえますし、
  ポスターやおすすめ本POPとかはお家で作って持ってきてもらえばOKですもんね!
黄:レッドさんその通りですー!
  このYAページの「SAPORTERS気 青少年サポーター」に『サポーターの手引き』もありますが、募集は随時行っております!
  ただ一番最初に研修(といっても活動の説明など、30分程度です)があるので、
  興味のある方は岐阜市立中央図書館(058-262-2924)までご一報いただけるとうれしいです♪
赤:今回のタイトル「春です!青少年サポーターの季節です!」ってそういうことだったんですね(笑)
黄:んんん...いやいや、夏でも秋でも冬でも、いつだって「青少年サポータの季節」ですよ~。
  でもやりたいときが、はじめどきー!ですので、ぜひぜひお気軽に~!
赤:この『サポーターの手引き』を見てみると、CVSというのにも対応しているんですよね。
黄:そうなんデス!CVSというのは、岐阜市教育委員会さんが行っている、中高生のみなさんの地域ボランティアスタッフのこと
  なんですよ~。詳しくはこのスペースでは説明しきれないので、コチラ(http://www.city.gifu.lg.jp/5027.htm)をご覧くださーい!
赤:図書館でCVSの登録はできませんが、CVSのスタンプカードが適用されるんですよ!
  新年度で新しいことを始めたい方にも、ボランティア活動や図書館の仕事に興味のある方にもおすすめですね!
黄:中高生のみなさん、一緒に中央図書館のYA棚を作りませんかっ?
  ...ふふふ、今回は久しぶりにバッチリお知らせしてみましたよ~。
赤:今回お伝えしたサポーター以外でも、おたよりのイラスト応募など、みなさんのご協力お待ちしております♪
黄:近々もうおひとり、YA担当のニューフェイスも登場しますので、どうぞよろしく!
  それでは、次回のYAブログもお楽しみに~!


第1回子どもと本と遊ぶ日「立体紙ヒコーキを作って飛ばそう」を開催しました。

ブログ2016/04/24

4月17日、子どもと本と遊ぶ日「立体紙ヒコーキを作って飛ばそう」を開催しました。本が好きな大人と一緒に、本の世界から飛び出して遊んじゃおうという企画です。

先生はアンドリュー・デュアーさん。岐阜市立図書館の子ども司書養成講座の先生もしていただいているのですが、実はペーパークラフト名人でもあるんです。
デュアーさんはまず、ご自身のペーパークラフトとの出会いを教えてくれました。
出身のカナダでもよく図書館に通っていたというデュアーさんがそこでペーパークラフトで飛行機を作る本を見つけ、その場で司書に紙とはさみを借りて作ってみたことや、その本に感動して手紙を送ったところ、作者から2冊の本を贈ってもらったこと、日本語で書かれたその本を、辞書を使って一生懸命解読したこと。
こうした本との出会いが今につながり、ペーパークラフトの本を出版するまでになったことを話し、本を読むことで自分が夢中になるものを見つけることができると話してくれました。

子どもと本1

次に、飛行機が飛ぶ仕組みも実演を交えて教えてくれました。少し難しいところもあったかもしれませんが、そのまま飛ばすとくるくると回っていた封筒が、ひとつコインを入れただけですべる様に飛んだところでは歓声があがりました。

最後にいよいよ、紙ヒコーキ作りです。今回作るのは「てんとう虫型」。「好きに色をつけていいよ」と伝えたところ、レインボーのヒコーキや猫のイラストのついたヒコーキ、円いからということでピザのヒコーキをつくった子もいました。組み立てもなかなか難しかったですが、みんな頑張って作っていました。出来た子からヒコーキを飛ばして遊びます。部屋の中にはたくさんの紙ヒコーキが飛び交い、大盛り上がりでした。

子どもと本2子どもと本3

この「子どもと本と遊ぶ日」は今後も色々なテーマで遊んでいきます。
次回もお楽しみに!


子ども司書とおはなし会!

ブログ2016/04/28

4月17日、2人の子ども司書に「わんこカート きららのおはなし会」のお手伝いをしてもらいました。以前子ども司書の子達と会議をしたときに出た「みんながこれからやりたいこと」のうちのひとつを実現したというわけです。

まずはきららを連れておはなし会の宣伝をするところから。小さい子たちにチラシを渡しながら、きららと館内を歩きます。やっぱりきららは大人気ですね。

子ども司書とおはなし会1

おはなし会では司書による紙芝居や絵本の読み聞かせのあと、館長と一緒にクイズをしました。子ども司書が問題を出して、おはなし会に参加している子に答えてもらいます。あまり練習の時間はなかったのですが、みんなにわかりやすいように、しっかりと問題を出してくれました。
最後はおはなし会に参加してくれた子にはんこを押しました。

子ども司書とおはなし会2

今回はクイズを出してもらうだけになりましたが、今後練習して、いつか絵本の読み聞かせもしてもらいたいなと思います。今後も子ども司書の活躍をお楽しみに!


ニューフェイス登場

ブログ2016/05/02

グリーン(以下:緑):風薫る五月、世間ではGW真っ只中ですね! どうやら今年は最大で10連休をとっている社会人もいるとか...。
             そんな時流に逆行しつつ、今日もせっせと勤労に励んでいるグリーンです。
             YAのみなさんは、クラス替えや入学で変化した環境にも慣れて、友達も増えた時期。早速青少年サポーターに
             登録してくれた新中学生もたくさんいて、嬉しい限りです。
             さて今回は、以前このブログでイエローさんから告知があった通り、この春YA担当に加わった新人さんをご紹介
             したいと思います☆ホワイトさんです。どうぞ~~!!
ホワイト(以下:白):こんにちは~。いきなり連れてこられました。よろしくお願いします。
緑:こちらのホワイトさん、ホントはお好きな色は青とのことなのですが、そのポジションには既にブルーさんというクールガイがいらっ
  しゃいますので...。涙を飲んで白に落ち着いていただきました。ご快諾ありがとうございます。
白:心身ともに真っ白に行きたいと思います。
緑:同じ配属になったとはいえ、なかなかプライベートのお話を聞く機会がないので、このチャンスにぜひともホワイトさんの人となり
  に迫ってみたいと思います。まずは恒例の、○○なら△△派、というのをひとつ教えていただきましょうか♪
白:ドラマの『相棒』なら、右京さん派です。他は認めません。
緑:ほ~なるほど。なかなか渋好みということがわかりましたよ!ホワイトさんは最近他県から引っ越して来られたんですよね?
  どうでしょう、岐阜に来て土地柄とか食べ物、言葉なんかでカルチャーショックを受けたことはありますか?
白:喫茶店が滅茶苦茶多いな~と思いました。モーニングセットとか、私の地域じゃ無いです。怖くてまだ一度も行ってないですけど。
  かよわいので。
緑:モーニングは東海地方の文化ですからね。茶碗蒸し付くとこまでありますし。実は私も他県生まれなのですが、私は初め、バスの
  乗車口で戸惑いました; 地元では一律料金だし、前から乗って後ろから降りるスタイルなんです。
  過去に一度だけ、うっかり岐阜でも後ろから降りてしまったことがありまして(笑)ハッと気付いたらバスは走り去った後...。
  あの時の運転手さんには申し訳なかったです。
緑:ところで、ホワイトさんはどんな中学・高校時代を過ごされましたか?
白:はるか昔のことなので・・・。おぼろげにしか覚えてませんが、中学時代はクラブ活動で血の汗と涙流していました。
  クラブの先輩が怖くて、朝練もつらくて、サボることしか考えていませんでした。
緑:えっ!?何部だったんですか??
白:剣道部でした。
緑:なんと!!ブルーさんと一緒じゃないですか!奇遇ですね~。
白:そうだったんですか。でも、私の場合、サボってばかりだったのでお相手にすらなれないと思います。中学時代には戻りたくない
  です。悪夢でした。
緑:そんな...黒歴史...??まぁ、かくいう私も弓道部の幽霊部員でしたけど(@高校)。
白:弓道部いいなあ。グリーンさん、姿勢がとてもよろしいですよね。いいなあ。
緑:記憶に残っているのが、型だけで...。からきし当たらなくて弱小部員でしたから~。
白:その時は、的に当たってなくても今は世の男性と、子どもの心の的当ててるじゃないですか。
緑:そんな!とんでもない!!最近の若者は口が達者で恐ろしいですね。気をつけないと。。。
白:嘘は言えないので本当のことを言ったまでです。
緑:ブルーさんとホワイトさんの手合わせ、見てみたいなぁ(笑)口のバトルでも面白そうですね。
白:たぶん、敵わないので・・・。逆にグリーンさんと、ブルーさんの会話を遠目から覗くのに留めておきます。青二才なので。
緑:いえいえ、担当内では一番YAに近い存在なので、今後も期待してますよ!!
白:お手柔らかにお願いします!
緑:新戦力も加わって、ますますパワーアップしたYA担当。これからもエリアの充実に向けてがんばっていきますので、みなさんも
  ご意見どしどしお寄せくださいね!
白:次回は、私が進行役らしいのでチラ見してくださーい。
緑:ホワイトさん、今日はどうもありがとうございました~!!


子ども司書がてにておラジオに出演しました!

ブログ2016/05/04

4月24日、この日も子ども司書たちが集まりました。
5月から始まる「小さな司書のラジオ局」の計画と、宣伝をするためです。

まず、前回作ったジングルに付けるBGMを決めました。いくつか曲を聞いて、最終的に
ルロイ・アンダーソンの「タイプライター」という曲に決まりました。

次に、5月から本格的に始まるラジオの内容を考えます。前回の集まりで考えたものに家で考えてきたものを加えて、具体的に1回目に何をやるか絞り込んでいきます。
各班で話し合って、図書館へ来る人のインタビューや、本のランキングなどいくつかのアイディアにまとまりした。何をやるか決まったら止まらなくなったのか、早速外に出て館内にいる利用者にインタビューをしにいった子達もいましたよ。

最後に子ども司書と館長でてにておラジオに出演。「小さな司書のラジオ局」の宣伝をするため、子ども司書の説明や、ジングルの発表、これからラジオでやりたいことを話しました。いざマイクのを前にすると緊張してしまい、うまく言葉が出てこないこともありましたが、頑張って宣伝してくれました。

子どもラジオ1

子どもラジオ2

後から子供たちに感想を聞いてみると、「緊張した」「13分は思ったより長く感じた」との言葉が。これから自分たちでラジオをやっていく実感が湧いて緊張感も増したようですが、今日お相手をしてくれたアナウンサーさんからも話し方のコツを聞けたので、頑張っていってほしいです。

今回の子ども司書が出演したラジオはFMわっちで、5月5日(木) 14:00~15:00 (子ども司書の出演は14:29頃から)と、5月7日(土) 11:00~12:00 (子ども司書の出演は11:29頃から)に放送されます。ぜひ聞いてみてくださいね!


風薫る五月~もうずっと穏やかな天気続け

ブログ2016/05/06

白:みなさんこんにちは、今回はホワイト(以下:白)がお送りします。ついこの間、春がきたと思ったら、暦は5月となりました。
  みなさんいかがお過ごしですか。だいたい、新しい環境に慣れてきたころでしょうか。私は、この4月に中央図書館にやって
  きましたが、慣れたのか慣れてないのかいまだにはっきりしません。この適応の無さに身体の衰えを感じます。若返りたい・・・・・。
  まあ、そんな私を相手してくださるのは、YAリーダーのレッドさん(以下:赤)でっす。来て下さってありがとうございます。
  本日はよろしくお願いしまーす。(\^〇^/ワォ)
赤:こちらこそよろしくです!
白:今年もきましたね、5月。このままあっという間にお正月来るんでしょうね~。そうしてまたひとつ年齢を重ねるのです。
  5月って何かイベントありましたっけ。そういえばゴールデンウィークが・・・。友達は予定の無さにブラックウィークと言って
  いました。レッドさん、なんか思い出ありますか。ゴールデンウィーク以外の思い出も可ですよ!
赤:ココ10年以上図書館内でかわいらしい児童さんと戯れているのがワタクシの、世間様でゆう祝日の正しい過ごし方
  ですね(エヘン!!)
白:ははあ。濃いですね。私はというと、休みの日にどこかに連れて行ってくれるような親ではなかったので、家でぼんやりと
  していました。そうでなければ、オフトゥンの中でぼんやりとするか、図書館か本屋でぼんやりとするかでした。
  時と場所が違うだけでただぼんやりとしていました。それ以外の五月の思い出あんまないです。
  正直に言うと、年中こんな過ごし方しています。そういえば、この時期に遠足ありましたけど、風邪引いて休んだ苦い思い出が
  あります。(\^〇^/)
赤:・・・。
白:ところで、5月といえば、五月病ですね。YAコーナーでは、五月病を吹き飛ばせフェア開催中です。覘いてみてくださいまし。
  きっと、五月病なんかぶっ飛ばしてくれるでしょう。
  五月病ってよく聞きますけど、なんなんですかね。あれですかね、4月に無理なテンションで頑張って5月にその疲れが
  押し寄せるとかそんなんですかね。
赤:そうですねぇ、私は学生時代、人間に興味が全く無かったもので、五月病とは無縁なんですよね。お役に立てず申し分け
  ありません。
白:ははあ、なるほど。そういう意味だと、他人を気にしなければ五月病にはならないってことですか。
赤:そうです、気にしないのが一番ですよね。
白:へ~。
赤:そんなこと(?)より現実を見よ!差し迫ってますよ。定期テストが!!
白:あ、ありますね。大昔のことなので忘れてました。懐かしい響きだ・・。憂鬱ですね。五月病に罹ったままだと痛い目に
  あいそうなので早急にみなさん治しましょう。治し方は人それぞれだと思いますが、寝るか、おいしいものを食べるか、
  笑い倒すかしたらだいたいのものは治ります。(たぶん)。それでも治らないものはそれは恋の病だよ!
赤:いきなり!?
白:思う存分その意中の人のこと考えてうな垂れましょう。うまくいくことをお祈りしています。テストも頑張ってね。
  次回はレッドさんです。お楽しみに~。(^-^)


月刊ぷらざ5月号に掲載していただきました。

ブログ2016/05/12

月刊ぷらざ5月号に岐阜市立図書館が協力させていただきました。こどもの読書週間にちなんだ「こども読書のすすめ」という特集です。
子どもの読書についての館長へのインタビューや司書が子どもに向けたおすすめ本が掲載されています。
ぜひご覧ください!

月刊ぷらざ


「さんしろう絵本ライブ in としょかん」を開催しました。

ブログ2016/05/14

5月5日のこどもの日、「さんしろう絵本ライブ in としょかん」を開催しました。
岐阜市にある絵本屋さん「おおきな木」の店長、さんしろうさんによるギターと絵本のライブです。
会場には親子連れの参加者がたくさん!「おっとっと」や「いちにちおばけ」、母の日も近いということで、「おかあさんのパンツ」や「おっぱい」などの絵本をスクリーンに映しながら歌ってくれます。どれも次のページがどうなるのか気になる絵本ばかりで、クイズの答えを考えたり、その展開に笑ったりとみんな一緒に絵本を楽しめる会になりました。

さんしろう絵本ライブ2

「ワニぼうのこいのぼり」ではこの絵本の絵を描いた高畠純さんがスペシャルゲストとして登場。読み聞かせに参加していただき、作者ならではの解説もしてくれました。
高畠先生は他にも最近出た本「なぞなぞはじまるよ」でなぞなぞを出してくれたり、「だじゃれしょくぶつえん」にも参加していただきました。

さんしろう絵本ライブ2

今回ライブで演目として使った絵本は岐阜市立図書館でも所蔵しています。もちろんそのまま読んでも面白い本ばかりですので、ぜひ読んでみてくださいね!


<演目>
1 手遊び
2 『おっとっと』 木坂 涼/文 高畠 純/絵
3 『おかあさんのパンツ』 山岡 ひかる/作
4 『おっぱい』 みやにし たつや/作・絵
5 『ワニぼうのこいのぼり』 内田 麟太郎/文 高畠 純/絵
6 『なぞなぞはじまるよ』 おおなり 修司/なぞなぞ文 高畠 純/絵
7 『だじゃれしょくぶつえん』 中川 ひろたか/文 高畠 純/絵
8 『いちにちおばけ』 ふくべ あきひろ/さく かわしまななえ/え
9 『ぶきゃぶきゃぶー』 内田 麟太郎/文 竹内 通雅/絵 10 歌「こどもたちよ」


YAコーナーへようこそ!

ブログ2016/05/15

赤:新緑が美しい季節になりましたね。いやぁ~快適!快適!
  今回は花粉の攻撃が小休止したお陰で、すこぶる調子のいいレッド(以下:赤)がお送りします。
  (秋の攻撃に備えるべく免疫力UPのため乳製品の摂取に余念のない赤ですが...)
  こんにちは、みなさんいかがお過ごしですか?
  4月からYA担当のリーダーを仰せつかった赤は書店巡りに勤しんでおります。というか書店チェック(なにやら上から目線)は
  長年のライフワークの赤ですが、YAコーナーに足を踏み入れたことがほとんどなかったのですよ。
茶(ちょこ):(今回は児童担当のチョコレートさんを引っ張ってきました)なんとまあ!意外ですね。全般チェックされているのかと
       思っていました。
赤:いやぁ、目や胸などが巨大化した女の子のイラストにドキドキが止まらなくなくなると困るので足早に素通りしていたのですよ。
  でも、YAのリーダー足るもの、平気の平助でなければ務まりません。1ヶ月の訓練の賜物?でやっとその手のイラストにも違和
  感がなくなりました。
茶:なぜにドキドキされるのでしょうか?
赤:私の学生時代(25年以上前)にはこの手のイラストに縁がなかったものでして。コミックといえば、弟が愛読していた少年ジャ○プ
  などを勝手に読んでいた位でして...。
  まあ、基本的に活字が大好物なので、実のところコミックまで手が回らなかったというのが正しいですね。
茶:平成っ子はこういうイラストを求めているのでは?流行ですかね。
赤:流行といえば、ライトノベル作家さんの名前は個性的な方がいらっしゃいますよね。
  入間人間(いるまひとま)とか日日日(あきら)とか...斬新です。
茶:キャラクターでもおもしろい名前がありますよね。名前にキャラクターの能力や個性などが反映されていたりしますよ。
赤:そうですか。さすが茶さんですね。
  実は、茶さんは急にYA担当になって困っていた赤にライトノベルのことレクチャーして下さった方なのです。その節は大変お世話
  になりました。
茶:私などまだまだです。ラノベの世界はマリアナ海峡並みに深いのですよ。
赤:なるほど。ラノベ初心者の赤ですが、YAコーナーを盛り上げるべく書店巡りや茶さんからの情報収集をしてがんばっていきたい
  と思います!みなさんもワタクシ赤と一緒にYAの世界を旅しようではありませんか?(なぜか、選挙演説風)
茶:まぁ、ヤル気は伝わってきました。最近はボカロ小説が人気のようです。まずは、流行モノを読んでみてはいかがでしょうか。
赤:御意!ボカロですね。そういえば「カゲロウデイズ」を最近読みましたよ。(みなさん、今頃?と驚かれることでしょう。流行っている
  のは知っていたのですが...)みなさんもこれはという本に出会ったら、YAおすすめ本の応募用紙に記入して応募箱に入れてくだ
  さいませ。YA初心者の赤にYAの生の声を教えて下さいね。
  次回のYAブログの担当はスタイリッシュな青(ブルー)さんです。ちなみに青は某コミックの○本くんに少しにていると赤は思って
  いますが、本人は嫌がっているようです。赤は○本くんも青も大好き(まぁ~公開告白)ですよ。次回に続きます(赤の愛の告白に
  青は返信してくれるかな?)


図書館と書店の未来を考えるために館長が今おすすめしたい本20冊

ブログ2016/05/18

最近図書館や書店をテーマにした本がよく出版されている気がします。ブックカフェやマイクロライブラリーなど、書店や図書館の枠を超えた場も全国で広まりつつあります。
そんな流れを「『本がある場所』の居心地の良さを求める人が増えている」と感じている館長が、図書館と書店の未来を考えるためにおすすめしたい本を集めました。
中央図書館のエントランス周りに展示しています。
「公共図書館がどう変わろうとしているの?」、「複合施設と図書館はどうして相性がいいの?」、「世界の図書館や書店はどうなっているの?」こんなテーマで本を集めていますので、新しい図書館や本屋さんの流れを少しでも感じていただけたら嬉しいです。

図書館と書店


学校ごとに違うけれど

ブログ2016/05/22

青:皆様お久しぶりです。YA担当のブルーです。
  前回はなにやらレッド氏が爆弾を投下して締めくくったようなので、早々に処理したいと思います。結論から言えば
  とてもうれしいです。嫌われるのは簡単ですが、好かれるのは難しいものです。「これからもその評価が変わらぬ
  ようがんばります」と某シンデレラガールの口癖を借りてお返事とさせていただきます。
  ちなみにブルーは某コミックの登場人物には似ていませんので勘違いなさらぬように。
  ということで、爆弾処理も終了したのでブログに移りたいと思います。
  今回はグリーン氏にお越しいただきました。いつもありがとうございます。
緑:よろしくお願いします~。前々回くらいに穏やかな天気が~と話していたのに、今ではなかなか苛烈な気候になって
  辛いです......。
青:たしかに、昼は夏日で夜は肌寒いときたら、体調を崩しやすくなりますからね。五月病→風邪の
  コンボは洒落になりませんし。
緑:そんな時は楽しいことで盛り上がりましょう!
  聞いた話で、中学校によっては5月に修学旅行に行くところもあるとか。ブルーさんは修学旅行どこでしたか?
青:私は広島→神戸→大阪と戦争・震災学習みたいな感じでしたよ。よくあるパターンではないでしょうか?
緑:私のところは東京でした。漁村とかも行ったんですよ!
青:漁村ですか?なんというかなかなか珍しいところに行きましたね。どちらかというと校外研修みたいですが......
緑:まあ漁村だけではないですから...他の行き先で東京ディズニーランドと横浜の中華街があったんですけど、多数決
  を採ったら中華街が勝ちましたよ。
青:これまた驚きですね。中学生くらいだとディズニーランドで決まりだと思いましたが、中華街の勝ちですか。なかなか
  やり手ですね。私の場合大阪は班ごとで行き先を決めて行動していましたね。USJだったり道頓堀だったり、ちなみに
  ブルーのいた班はアメリカ村や道頓堀あたりをぶらぶらしていました。変わった場所には行ってないですね。
  伊勢海老(だと思われる何か)キャッチャーがあったんですよ。海なし岐阜県民はテンションが上がってしまい、皆で
  必死にボタンを押していました。結局取れなかったんですが、今思えば取れなくて良かったな、と。
緑:伊勢海老を手に道頓堀を歩く男子中学生......。ちょっと、いやものすごくおかしいですね。
青:事案発生せず済んだことを喜ぶとしましょう。
青:ということで、もうすぐ修学旅行なYAも、まだまだ先なYAも、班行動の行き先を決めるときはぜひ図書館へ!
  みんなで学ぶへやへ集まって、図書館にある旅行ガイドを使って会議をする。
  この一連の流れをさっとやってのけるYA男子は非常にスマートです。
  それでは今回はこの辺で。


図書館ライフ

ブログ2016/05/26

黄:みなさまどうもこんにちは、イエロー(以下:黄)です。
  本日はオレンジさん(以下:橙)さんとお送りしますよ~。
橙:YAのみなさんこんにちは、普段はレファレンスを担当しておりますオレンジです!
黄:オレンジさんはイエローの大先輩にあたりますぞよ~。みなさんはくしゅ~。(ぱちぱちぱち)
橙:で、今回私が呼ばれたのは何ででしょーか?
黄:それなんですがねー。新緑まぶしい5月も気づけば終盤。
  ということは...YAのみなさん、アレの時期ですね。
橙:アレ、といいますと...アレですね!
黄:そう、アレです! 中間考査の時期ですよ!
橙:キターーーッ!
黄:いやー、今の時期、新年度が明けてからの慌しさも落ち着いてきて、部活で盛り上がってくるころだろうし、友達と
  遊びたい気持ちでいっぱいだと思うんですけどね~。
橙:まあそこは、現実も!忘れちゃ!だめですからね!
黄:そうですよ~気を抜いたらエライ目にあいますよ~。しかしこんな時期だからこそ、イエローがちょっとムニャムニャ
  していることがありまして。
  ~ある日のYA掲示板へのご意見~
  『勉強する場所すくない もっと席ふやしてください 困まります本よんでる人の方がすくないのに本読むスペースばっか』
  『自習でよく来るんですけど、自習する場所が少なすぎて困っています。もう少し、読書専用の席を自習に変えてもらえま
  せんか。お願いします。』
  ...との陳情があるのです。
橙:あ、だから私を呼んだんですね。
黄:そうなんですよ~オレンジさん。ほんとはこういうマジメな話、いつもなごやかなここのブログで書くのもと思ったんですが...。
  ちょっとここは、イエローがピリリと香辛料的なスパイスを入れていこうかと!
橙:イエローだけにですか?
黄:そうです、かつての戦隊モノではカレー大好きとされていたイエローだけに!
  それでですね、話を戻しますと、中央図書館にはYA優先席・専用席といった中高生のための席があるのと同じように、
  「閲覧席」として設けられた席があります。YA優先席・専用席を自習だったり読書だったり調べ学習だったりで使い倒して
  もらうのはもちろん大歓迎!なのですが、ちょっと最近、こうしたYAの皆さんの声と、一般の方からの『閲覧スペースで本を
  読みたいのに自習する人で埋まっていた』という声、両方を耳にするわけなのです。
橙:図書館はみんなのものなので、みんながこころよく使えたら良いですなあ。
黄:そうなんですなあ。しばらくまえに、YAエリアの近くにあるお部屋「みんなで学ぶ部屋3」の壁にですね、水性ペンで『オレ達の部屋』
  って書いてあったことがあったのです。  イエローはそれを落としながらとても悲しい気持ちになって、それでこんな記事を書いて
  いるのですが、お部屋に予約時間の上限があったり、図書館に閲覧席があることを、いまいちど考えてもらえたら嬉しいなあと。
橙:自習したいと思う人と同じように、本を読みたいと思って来館される方もいらっしゃいますし、部屋を借りたいと思うときに、自分以外
  にも借りたいと思う人がいるってことですね。
黄:うむうむ。とはいえ図書館としてもみんなの勉強に役立つ本を揃えてるので、ガンガン活用してもらえたら嬉しいのですが...!
橙:じゃあここで、ここまで読んでくれたYAっ子にミミヨリ情報をお届けしますよ!
  自習スペースって、中央館以外でも青少年会館(http://www.city.gifu.lg.jp/18039.htm)にも設けられているんです。結構穴場
  スポットなんじゃないかと思うので、合わせて活用してみてください!
黄:オトク情報が聞けたところで、本日はこれにて~。オレンジさん、ありがとうございました。来週は掲示板緑文字の君、グリーンさんが
  お送りする予定です!
橙:明後日、5月31日(火)は岐阜市立図書館全館お休みですのでご注意くださいませ~。

  


岐阜市立中央図書館でファッションのお店を紹介しています!

ブログ2016/05/26

岐阜市立中央図書館のファッションコーナー。
ここではファッションに関する本を並べるだけでなく、ファッション小物・雑貨・衣類などを扱うお店を紹介しています。
図書館の職員がお店の商品やそこに込められた思いなどを取材し、POPにしました。
店舗はなくてもネットやイベントなどで活動されている方もいらっしゃいます。
ぜひ新しいお気に入りの店を見つけてみてくださいね!

FL


また、この展示でお店を紹介させていただける方を募集しています。
条件は以下のとおりです。

1 お店(お住まい)の場所が岐阜市とその近郊であること
(実店舗がなくてもかまいません)
2 オリジナルの製品をつくられていること
3 図書館の者が取材した内容を紹介させていただくこと

紹介POPは取材をもとに、職員が作成します。(A5~A4サイズです。)お店の住所やHP、問い合わせ先も一緒に掲載させていただくことができます。
お店の紹介に興味がある方、知り合いのお店を紹介していただける方はぜひご連絡ください!

FL2

問い合わせ先:
岐阜市立中央図書館 情報支援係 ファッション担当
 電  話  058-262-2924
 E-MAIL  joho-chuo@gifu-lib.jp


小さな司書のラジオ局いよいよ開局!

ブログ2016/05/31

5月22日、子ども司書による「小さな司書のラジオ局」が始まりました。記念すべき第1回目です。今回は小学5年生から中学3年生までの15人の子ども司書が出演しました。

前回3グループにわかれてそれぞれ4分間のシナリオを書き上げました。子どもたちにいつもより早く来てもらい、その原稿に修正を加えながら、何度も練習を繰り返します。テーブルをラジオブースに、マーカーペンをマイクに見立てて本番さながらの全体練習もしました。館長の熱い指導に子どもたちも応え、感情を込めたり明るい大きな声が出せるようになりました。

子どもラジオ1

本番前、館長と子供たちでエンジンを組んで、気合いを注入!!
「行くぜーーー!!オーーー!!」

子どもラジオ2

迎えた本番、会場にいる大勢の観客と取材陣にびっくり!緊張したと思いますが、練習どおりの成果を出すことができました。今日の放送内容は、
「今日の読まれてなさそうな本のコーナー」
「子どもとおとなのホンネシリーズ」
「おとな司書の紹介コーナー」
「4月のYA貸し出しランキング」

子どもラジオ3

「今日の読まれてなさそうな本のコーナー」では昭和初期の美少女が描かれた本の表紙の女の子が五郎丸ポーズをしていることを指摘するなど、子どもたちの自由な視点でラジオを作ってくれました。実はこの日途中までしかいられなかったので、ジングルのあとに「はじまるよー!」だけ叫んで帰っていった子もいたんですが、みんな終わった時にやりきった表情でした。

子どもたちは「緊張したけどうまくできた」という子が多く、「しゃべりはじめたら楽しくなった」「集中したら楽しくなった」「前を向いて話すことができた」と堂々としたものでした。

今回収録したものはFMわっち(78.5MHz)で放送されます。ぜひ聞いてみてください!
【放送日】
6月2日(木) 15:00~16:00 (子ども司書の出演は15:29頃~)
  6月4日(土) 13:00~14:00 (子ども司書の出演は13:29頃~)
  6月9日(木) 14:00~15:00 (子ども司書の出演は14:29頃~)
  6月11日(土) 11:00~12:00 (子ども司書の出演は11:29頃~)


ワークショップ「わたしのおすすめ本展示~歴史編~」を開催しました!

ブログ2016/06/01

5月18日、ワークショップ「わたしのおすすめ本展示~歴史編~」を開催しました。
中央図書館の展示グローブ中央にある「みんなのライブラリー」。
こちらは市民のみなさんのおすすめ本を紹介するコーナーなのですが、この展示をみんなでつくろう!というワークショップです。今回は歴史というテーマでした。

歴史1参加者の中にはどうしてもこれをおすすめしたい!と心に決めて参加してくださった方もいたようで、あっというまにPOPを書き上げ、残った時間は参加者同士で自分の紹介本のポイントや好きな作家について語りあったりと、歴史談義に花が咲きました。

歴史2

作成していただいたPOPと紹介本は5月末から中央図書館「みんなのライブラリー」で展示予定です。展示が始まったらまたご紹介しますので、来館した際はぜひ見て行ってくださいね!


ショートショート募集開始!

ブログ2016/06/03

緑:みなさんこんにちは!前回前フリをいただきました、掲示板担当者の片割れグリーン(以下:緑)です。
  いよいよ今週から6月に突入しましたね~。
黄:なんだかんだで中央館にとって初めて迎える梅雨ですね。かたつむりが館内に入ってこないか心配なイエロー(以下:黄)です。
黄:...それはさておき、みなさんに朗報です!昨年大好評だった、朝井リョウ先生とのショートショート発表会が帰ってきます!!
緑:この一年、次回に投稿しようと作品を温めていた人もいるのでは??今年もじゃんじゃん応募してくださいね!
黄:今年のショートショート発表会は10月29日(土)です!
  昨年は応募資格が岐阜市内在住・在学の中高生の皆さんでしたが、今年は開催日当日にイベント参加可能な中高生なら
  みなさん応募OKとなりました!
緑:応募は郵便かEメール(imao-55@city.gifu.gifu.jp)で受け付けます。詳しくはこちらの募集要項で確認してくださいね~~。

 「ぼくわた作品募集.pdf」(PDF)

黄:昨年度が力作ぞろいだったので、今年もとっても楽しみです!
  朝井先生の『チア男子!!』もアニメ化目前ですし、大注目ですよー!
緑:あっ今年の夏クールのアニメですよね!?7月からだそうですよ~。楽しみですね。
黄:おっとアニメ会社さんの回し者ではありませんのでこのくらいにして...、応募締切は8月15日(月)必着となっています!
  今回の規定としては原稿用紙5枚以内の短編小説なので、皆さんのあわただしい夏休みが始まる前に着手できるのも
  いいですね~。
緑:宿題の前にちょちょいと一本書き上げちゃいましょう!
  ところで、チアといえば爽やかなイメージですけど、今月のYAの特集コーナー、本×cafeでは、「サイダー」にぴったりの
  本を展示しています!ぜひ読んで、みなさんも爽快な気分になってください♪
黄:イエローのオススメした本は爽やかというかピリリと刺激のある本ですが、これはイエローが炭酸飲めないマンだからかも
  しれません...。
緑:えっ、そうなんですか?それではビ―ルなんかも飲めないマン??
黄:ゲンミツには、オレンジ味とかの炭酸飲料は飲んだことがないのです。サワーは好きですよ~。
緑:なんと、炭酸ジュースを飲んだことがない!?のに、お酒はイケる...??それは...珍しいですよね?
黄:小学生のときに、炭酸飲料にはこれだけの角砂糖に相当する糖分がある!というのを力強く教えられた記憶が強烈で...。
  みなさんもほどほどに~。
緑:私もどこかでその話、聞いたことがあります...。ちなみに、オトナの炭酸飲料はイエローさんがセーフでも、飲めるのは
  ハタチになってからですからね!!くれぐれもルールを破らないように!
黄:おっと大切なことですね!オトナになるまでの楽しみとしてとっておきましょうね~。
緑:う~ん、なんだか一杯ひっかけたい気分になってきたので、オトナな我々はこのへんで...。
黄:今日はグリーンさんとご飯なのでこのへんで!みなさん、来週のYAブログもお楽しみに~。
緑:そうなんです~。同じ釜の飯を食べて、担当内の結束をますます固めちゃいましょうね!
  ではでは、次回の進行役はルーキー・ホワイトさんの予定です☆乞うご期待!!


梅雨なので文豪月間

ブログ2016/06/07

白:みなさん、おはようございます、こんにちは、こんばんは、チャオ!!
  ルーキーのホワイトです(以下:白)。どの時間帯に閲覧されても対応できるよう、挨拶を並べてみました。いかがお過ごしですか。
  そろそろ梅雨ですね。部屋干し・・・、服が乾かない・・・、なんかジメジメ・・・。嫌なことを言ってみました。(^^)
  さて、今回のお相手は麗しのグリーンさんでーす(以下:緑)。よろしくお願いしまーす。 
緑:どうも!雨だと偏頭痛が勃発するグリーンです。どんより...。
白:いや~、ほんとどんよりですね・・・。苦しんでいるグリーンさんに聞くのはあれなんですが、グリーンさんは梅雨というか雨は
  お好きですか?
緑:上記の理由より、得意ではありませんが、部屋の中から見る雨はけっこう好きです。
白:部屋の中から見る雨!ポエムっぽい。
私は雨というか濡れるのが嫌いなので、極力雨を避けて生きてきました。体感的には数える程度しか雨にやられた記憶がない
  ・・・と思いたい。
緑:私はけっこうゲリラ的な雨にやられたことありますよ...。
白:雨野郎なんでしょうか。昨今はそういった局地的に激しい雨など耳にしますね。
  はい、世間話は以上で終了です。本題いきます。グリーンさんの好きな文豪はどなたですか?私は泉鏡花とか、宮沢賢治が
  好きです。人物としては石川啄木です。理由は彼の人間性のひどさです。
緑:えっ、ポエマーなのはホワイトさんの方じゃないですか!私は昔から妙に芥川龍之介のビジュアルが好きなんです。
白:ほほう。みんな彼のシュッとした顔にやられるんですね!時代を超えて人の心を惑わすんじゃのう~。
  いや~、ここ数年、文豪とよばれる偉大な作家たちが注目されてるような気がします。文豪に絡んだ漫画がでてますし、アニメ化
  してるし。どうした文豪。しかも、読みやすいよう、現代語訳されてるのが出てますよね。岩波文庫の『坊ちゃん』をそのまま読もう
  と努力した私の小学六年の夏を返してほしい。
緑:そうですよね!なんかキラキラした表紙の本も増えましたしね~。実際の写真と見比べて複雑な気持ちになったりします...。
白:詐欺ですね。そのキラ顔に夢と希望を持った若者に対する侮辱ですわ。
緑:ま、まぁ、キャラ立ちさせて、親しみを持たせる作戦は功を奏してると思いますけどね!何にせよ純文学が若い世代の注目を
  集めるのはいいことだと思います!!
白:じゃあ私のあれも・・・。私が中学生のとき、友人と近所の駄菓子屋さんで、ラムネを買い漁っていました。偉人のシールがおまけ
  だったんです。彼女とひたすら芥川龍之介(イケメン)か、土方歳三(イケメン)を集めようと奮闘しました。でも私は紫式部とか
  清少納言とか樋口一葉とかそもそも男の偉人が当たらなかった・・・。あれ?親しみどこいった。
緑:なぜ平安時代...?何かの因縁でしょうか??
白:千年前とか興味ないのに・・・。古典に苦労していたからですかね、、どうせなら菅原道真とか出てくれたらお守り代わりなった
  んですけども。
緑:おー、学問の神様ですね!受験生のみんなは是非仲良くしたいお方です。私は古典、嫌いじゃなかったんですけど、センター
  試験は撃沈しました...。
白:私も墜落しました・・・。苦い思い出です。こういうこともありますよ・・・。
緑:そういうことがあっても、お互いちゃんと仕事を得ているので無問題です!文豪の中には完全に女性のヒ●だったり、社会性が
  欠如している人(ゲス)なんかゴロゴロしてますからね!作品はすごくても!!
白:そうですね・・・、どの作家もすごい人のはずなんですが・・・。ゴニョゴニョ・・・。夏目!芥川!梶井基次郎!!など、一見敷居が
  高いように見えますが、『「文豪」がよくわかる本』(YA/910.26/ブ)など、作家のことがわかる本とか出てますし、そこから作品に
  入るのもいいですよね~。私は例にあげた本を読んで、江戸川乱歩ってこんな人だったんだってちょっとショック受けました。
  最近だと、『幽霊塔』を宮崎駿が挿絵を書いて出版されたのが記憶に新しいですね。
緑:江戸川乱歩はヘン●イという噂が...。おっと!軽口はこのへんで...。真相は文豪関連の本を読んで、ご自分で判断してみて
  ください。YAコーナーには読みやすいサイズの乱歩のシリーズも入ってますよ!
白:最後に、六月は太宰治の誕生月であり、命日の「桜桃忌」でもあります。彼の作品を読むのも良し、太宰が崇拝していた芥川を
  読むのも良し、芥川を気にかけていた夏目を読むのも良し、岐阜の作家である島崎藤村を読むのもいいですな。
緑:太宰は、かの又吉先生がリスペクトしている作家ですから、最近は特に人気ですよね~。アニメの効果もあるんでしょうか??
白:太宰は素敵ボイスの方がやっていますからね・・・、乙女はノックアウトでしょう。
  また、古典作品を漫画化したものも書架に出ていますのでそちらもチェックしてみてください。今回はホワイトがお送りしました。
  グリーンさんありがとうございました~。
緑:ホワイトさんの性癖(?)が垣間見えて面白かったです!!声フェチ...。
白:なんか聞こえた気がしますがあえてスルー!!次はレッド大先輩だよ。ではごきげんよう。


5月20日 第5回トークセッション「ゆっくり、のんびり。ぎふで暮らそう。」を開催しました。

ブログ2016/06/07

5月20日、第5回トークセッション「ゆっくり、のんびり。ぎふで暮らそう。」を開催しました。今回の対談のお相手は、ELEPHANT design(エレファント・デザイン)の門脇和正さんです。岐阜市長良に建築事務所を構え、住宅空間や商業空間、それにかかわる家具の設計などをされています。

まず、門脇さんがおすすめの本を紹介します。昔の金華の様子を紹介した本や、建築家が自身で建てた自宅を解説する本の後、「地球の上に生きる」という本を紹介していただきました。自分の手でものを作り、何もないところから暮らしていく知恵がつまった本だそうです。
この本は館長も読んだことがあるそうで、「生活を自分たちでどうやって作りなおしていくか」を考えることが必要と返します。そして、同じく人に頼らないでどうやって暮らしていくかというノウハウがつまった「ホールアース・カタログ」という本が好きだと紹介し、話が広がります。

次に数年前門脇さんがNHKに取材された際の映像を流しました。映像の中の、「建築家は翻訳家のようである。」「お客さんの漠然としたイメージを言語化する仕事」と言う言葉が印象に残りました。

門脇さんが築100年の古民家を買い取ってご自身でリフォームし、カフェとパンの「円居(まどい)」がオープンして5年半が経つそうです。門脇さんがリフォームしながら気づいたことは、古いものは手のかけがいがあること、手をかけただけ返してくれるということだそうです。門脇さんはご自身で造り変え、お店も開いている円居を「自己表現の場」と感じていると話されました。

最後に館長はハイテクな未来ではなく「なつかしい未来」を目指していきたいという話をしました。なつかしい未来とは、新しいものと古いもののいいところを融合させながら作っていく、手触りのいい、質感のある未来、とのことで、この「なつかしい未来」という言葉には参加者の方も共感するところが多かったようです。

参加してくださった方からのアンケートでは、他にも「自分が好きなお店を手がけた門脇さんがどんな方なのか知ることができた」「昔手放した築100年の家を思い出して懐かしかった」「これからもすてきな岐阜人を紹介してほしい」との声をいただきました。参加してくださったみなさん、ありがとうございました!

<門脇さん紹介本>
『わたしたちの子供の頃の金華の町』 岐阜大学地域科学部/監修
『建築家の自邸』 都市住宅編集部/編都市住宅編集部 鹿島出版会
『地球の上に生きる』 アリシア・ベイ・ローレル/著 草思社
『NOTES 横内敏人の住宅設計ノート』 横内 敏人/著 風土社
<館長紹介本>
『森の絵本』 長田 弘/作 荒井 良二/絵 講談社
『新ガーデンライフのすすめ』 農山漁村文化協会 
『小屋の力 マイクロ・アーキテクチャー』 ワールドフォトプレス

第5回トークセッション


修理ボランティア中!

ブログ2016/06/10

岐阜市立図書館では本の修理や本棚の整理、おはなし会など、たくさんのボランティアさんに活躍していただいています。今日は中央図書館の修理ボランティアさんの活動の様子をご紹介!

修理のボランティアは図書館の事務室で行っています。週に何日かある活動日の中で参加できる時に来て活動していただいています。時にはスペースがいっぱいになるほど来ていただき、職員とも相談しながら修理をしています。

修理ボランティア1

ボランティアさんにはすでにベテランで、とても慣れていらっしゃる方もいれば、まだはじめたばかりという方もいらっしゃいます。
そこで、先日から修理した本を作業スペースの一角に並べ、職員がコメントをつけるという試みをはじめました。修理をした本の中でよかったところや、図書館からのアドバイスを付箋でつけて展示しています。みなさん着実に上達し、工夫しながら修理してくださっているので、担当も参考になるところが多いようです。

修理ボランティア2

みなさんも図書館の本を大切にしてくださいね!
もし修理が必要な本を見つけたら図書館できれいに直しますので、おうちで修理などはせずにカウンターで申し出ていただけるとうれしいです!


国際ソロプチミスト岐阜-長良さんから寄贈していただきました!

ブログ2016/06/17

6月14日、国際ソロプチミスト岐阜-長良さんから寄贈していただいた本190冊が入りました。すべてYA(ヤングアダルト=中高生)に向けて選んだ本です。

太宰治やドストエフスキー、資本論など、いきなり原文を読むのはハードルが高そうな国内外の名作を漫画で楽しめる「まんがで読破」シリーズや藤子不二雄さんや羽生善治さんなどその道の第一線で活躍する人たちの人生哲学と未来へのメッセージがつまった「100年インタビュー」シリーズがそろっています。

岐阜市立中央図書館のYAコーナーに並んでいますので、ぜひご覧ください!

ソロプチミスト


☆制服マジック☆!

ブログ2016/06/19

赤:はぁ~梅雨真っ盛りですね。今回のYAブログは"雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ 夏ノアツサニモマケヌ"と宮沢賢治なんか
  を口ずさみつつ、老体に鞭打って中央図書館に向かっているレッド(以下:赤)がお送りします。そして、今回は赤の大好きなナイス
  ガイ★ブルーくん(以下:青)を対談相手に指名させていただきました。
青:お手柔らかに、よろしくお願いします。
赤:さて、今回は制服(夏服編)に視点を置いた振りして青くんの青春時代を知ろうという魂胆です。
  みなさんも大変興味があるでしょ(DOYA顔)。
  青くんは以前、卒業式に男子同士でボタンの奪い合いをしたというお話を披露していましたが...まだまだ腹ペコの赤は青くんの甘
  酸っぱい系のお話が聞きたい!!
青:無いでしょ。勘弁して下さいよ。僕をいじって楽しんでるでしょ?
赤:違いますよ(笑)!青くんは通学途中に女学生から声をかけられたとか、女学生たちに待ち伏せされたとか無いのですか?
青:生憎、そんなマンガチックな出来事はありません。先輩、だいたい女学生って?大正?でも袴穿いていそうでいいですね。
赤:隠さなくてもいいのに...(大事なメモリアルは胸に秘めるタイプですね)
  ワタクシ赤は夏服着用時、他校(ココがミソ!)の男子生徒からお声がかかったことがあります(自慢げに書いてますけど、完全なる
  自慢ですから、御免あそばせ)
青:冬服から夏服に変わるということは、冬から春、夏へと丁度気候よろしく浮き足立つ季節になりますしね。
赤:赤の場合は暑さにトチ狂った方の与太か、記憶自体が妄想(いやあぁぁ~~)かもしれませんが、赤が通っていた高校の夏服は、
  水色の襟がたいそうかわゆいセーラー服だったので2割増しに見えると有名だったのですよ。これこそ、制服マジック!!
青:女子学生ならまだしも、男子学生の場合は特徴出すのって難しいですよ?フィット感とかシワなくアイロンかけるとか、じみーなとこ
  ろに気をつけるくらいでしたね。ギャップという意味でのマジックなら、部活動のユニフォーム辺りでしょうか。
赤:そっちですか。機会がありましたら、制服(ユニフォーム編)もやりましょう。
  YA世代の時期は自分や他人の見た目(ヴィジュアル)が気になる時期ですよね。最近、YA掲示板にホワイトさんと一緒にめでたく
  回答者デビューしたのですが、ヴィジュアルネタが少なからず登場します。イケメンが少なくて泣いちゃいそうな女子とか、モテ期の
  気配がないと  嘆く男子とか...。非リアがリア充を羨むご意見が多し。YA世代にはヴィジュアル問題は切実ですよね。
青:まずは、他人を羨む前にできることをするしかないですよね。文句は努力してから、です。
赤:毎日規則正しい生活を心がけてお肌のコンディションを整えるとか、知性が滲み出るように読書に励むとか読書に励むとかですか
  ね。読書でいろいろなネタを仕込めばおもしろい人になること間違いなし。(面白い=モテとは限りませんが...)それからスマイル!!
青:そう、笑顔は生きていく上で大事ですよね。
赤:スマイルは世界平和に繋がりますからね。これで今回のブログを終了します。
  次回のYAブログの担当は青(ブルー)ですよ。お楽しみにね~!!


奥田英朗の描く人物像

ブログ2016/06/22

今日は岐阜市出身の作家・奥田英朗さんの展示をご紹介します!
「いるいるこういう人!」と言いたくなるような人も、逆に「こんな人いないでしょ!」と言いたくなるぶっとんだ人も出てくる奥田さんの作品。そんな奥田さんの描く幅広い人物像にスポットを当てて紹介しています。

そして、「奥田英朗さんってこんな人」と題して、著書の中からご自身のことを語ったものもピックアップしています。趣味や学生時代の思い出、座右の銘など、マスコミのインタビューでは断片的にしかわからない奥田さんの素顔を垣間見ることができます。岐阜市出身ということで柳ヶ瀬の話なども出てくるので、親近感が沸いてしまいます。

奥田さん1

また、ガラスケースの中には奥田さんが小説家になる前に、モノ・マガジンで執筆されたエッセイを紹介しています。この頃はモノ・マガジンのエディターをしていらっしゃったそうです。こちらは1986年10月号のもので今ではなかなか読めないと思いますので、ぜひ見ていってくださいね。

この展示を見てから奥田さんの作品を読めば、より深く味わえると思います。ぜひご覧ください。


剣の理法の修練による

ブログ2016/06/26

青:一週間ぶりでしょうか。皆様お久しぶりです。今回もブルーが担当します。今回はホワイト氏(以下白)においでいただきました。
  どうやら我々には共通点があるようで。
白:ほう、共通点ですか。なんでしょう。髪の色ですか。
青:それも正解ですが、共に剣道に励んでいたと聞きました。今回はその辺で話を進めていこうかと。
白:励んだかは記憶にないんですが、私は中学のとき先輩に騙されてやりましたね・・・。
青:騙された口でしたか。ですが案外入部理由なんでそんなものでは?私も誘われて始めましたよ。ですがまあ色々と学ぶことも
  多かったですから、剣道経験して良かったと思いますよ。
白:青先輩、まじめですね・・。頭があがりません。ははー。
青:白氏も経験者だし同じ意見になると思ったんだけどな...。まあ色々あったのでしょう。
  ということで、経験者による剣道あるあるいってみましょうか。まずは剣道にかかるお金の話とか?防具とか一式揃えると高い
  ですからねー
白:面などは、学校から借りてました。とてもじゃないですが、一式揃えるのは無理だと家族会議で言われましたので・・。でも、竹
  刀、小手とあと胴着は買いました。なんやかんやで10万いったかもしれないです・・。
青:そう、剣道は非常にお金のかかるものなんですよ。竹刀などは消耗品ですし。私の先生は胴の防具だけで三桁万円とのこと
  でした。先生の場合はレアケースですが、もしこれから剣道始めようかと思っているYA諸君はよくよく家族で話し合いましょう。
  学校の備品をそのまま使わせてもらえる場合もあります。
   ちなみに防具は手入れを怠らなくても非常に臭くなるので、始めるには覚悟が必要です。
白:ついた臭いはとれませんからね。朝練とかに防具つけるってなった時は先輩を恨みました。
青:一日剣道臭を身に纏うわけですから、臭いという表現では足りません。悪夢です。夏場とかだと部活終わったあとの小手の
  内側がなぜかにゅるっとしたり......。と、あまり文句を言ってばかりだと連盟から苦情が来てしまうので、剣道のいいところを
  挙げてみましょうか。はい白氏。
白:えー、いいところ・・・。そうですね・・・・・、なんだ、防具身に着けて走りまわるわけですから、夏とかすごい汗でるとかですかね。
  痩せました。
青:巷で話題になったデトックスというやつでしょうか?確かに体重は落ちますね。夏場なんて胴着が汗で倍近い重さになるので
  セルフ筋トレ状態でした。
白:あとは、なんでしょう、一本決まったときの爽快感でしょうか。これは、そのスポーツも一緒ですかね。勝ったときの感触は。
青:剣道は個対個ですから、団体スポーツとはまた違った感動が味わえるのです。
  そして忘れてはいけないのが礼儀作法です。ただ勝負に勝つことではなく、負けても相手に敬意を払うことができる人が剣道
  経験者なのです。精神修養もできて感動まで味わえる、剣道と斯くもすばらしいものなのです。このブログを読んで興味が湧い
  たYA諸君は7類スポーツの棚へ向かいましょう。剣道の資料、おいてあります。
  まだまだ続きそうですが、内容がマニアックに偏るので今回はこの辺で。またお会いしましょう。


極限まで食べていたい。

ブログ2016/07/03

白:はい、とうとう7月になりました。2016年も半年切りましたね。まだ堪能できていない、というか気分は2015年のホワイト
  (以下白)です。お相手してくださるのはスカイブルーさん(以下空)でっす。拍手~!!
空:お初にお目にかかります。よろしくお願いします。
白:先輩ウェ~イ。空さんは7月の思い出ってなんかありますか?
空:高校時代の研修旅行が7月にあって、淡路島に行ったんですよね。同じクラスに好きな子がいたのでちょっとウキウキ
  しましたね~。
白:いいですね!淡路島!!そして甘酸っぱい。私は、テストの記憶しかないですね。それが終わってからも、なんやかんや
  受験のための補習授業がありました。
空:なんか暗い思い出ですね。
白:そうですね・・・。場を明るくしましょう。昨日の晩御飯なんでしたか?
空:話題がガラリと変わりましたね。まあ、付き合ってあげましょう。カップヌードルのトムヤムクンヌードルでした。メディコスの
  ローソンで売ってます。おいしいですよ。
白:おいしいそうだなあ。カップヌードル作った人、天才ですね。私は...、オムライスです。嘘です、インスタントラーメンです。
  一昨日はお味噌汁と納豆でした。質素。
空:自炊は面倒ですよね。お互い一人暮らしですし。
白:ですね。ただ、7月からというかもうすでに暑いですが、そうなると食欲無くなるらしいじゃないですか。そんなときなに食べ
  ていますか?
空:そんな時は冷麦です。ゆでるだけの簡単料理です。ネギが大好きなのでネギづくしで食べます。
白:いいですね、ネギ。ワサビや生姜も入れたら最高ですね。私は食欲ない日とかないです。とにかく胃の中を満たしてあげた
  いという思いでいっぱいです。
空:おぉ~、食への欲求が感じられます。ところで、食事面で実家暮らしのころと変化した点はありますか?
白:私はカレーを食べる日が少なくなりました。実家暮らしのときは週1でカレー、週2でお好み焼きとかだったんですけど。
空:へー、そうなんですか。逆に私はカレー食べまくってますよ。量が多いので何日もイケます。作り置きしようと思ってもその分
  食べちゃいますけどね。(笑)
白:一人分作るの難しいですよね。この前、高野豆腐の煮物作ったときは四日分になりました。作りすぎた...。ところで、カレーは
  二日目がおいしいって言いますけど、どうなんでしょう。
空:私は、別にそうは思わないですね。作りたてのほうがおいしくないですか?
白:私も違いが分かりません。でも、『一晩置いたカレーはなぜおいしいのか』(YA/498.5/イ)を読むと、なぜそう言われてるのか
  分かるらしいですよ!
空:ムムム...。それはちょっと気になりますね...。まぁ、料理は大変ですが、一人暮らしは最高ですよ!一人暮らし五年生の私が
  お勧めします。
白:ほう!ビバ、一人暮らし!!ですね。県外の大学をお考えの高校生は、ごはんのこと考えましょうね!食べることは生きること
  って偉い人が言っていました。お腹がすいたのでこのへんで失礼します。空さん本日はありがとうございました。
空:苦しゅうない。また呼んでください。
白:こちらこそよろしくです。次回はレッド先輩です。レッド先輩の得意料理はなんでしょね~。


あたらしい「本のおたからちょう」ができました!

ブログ2016/07/06

あたらしい「本のおたからちょう」ができました。今回の「おたからちょう」は、きいろとみどりのデザインです。
中のページもちょっとふえました。これまでは1ページに5冊分をかきこめるようになっていましたが、あたらしい「おたからちょう」では、1ページにつき3冊。1冊分のスペースが大きくなって、これまでよりもたくさんかいてもらえます。
岐阜市の小学1年生さんには、全員に1冊ずつ、学校の先生からわたしてもらえるようにおねがいしていますので、みなさんのもとにとどくのを、たのしみに待っててくださいね。

2年生から6年生のみなさんは、いま使っている「おたからちょう」をつづけてつかってくださいね。使いおわったら、つぎの「おたからちょう」を岐阜市立図書館にもらいに来てください。中央図書館、分館、長良図書室、東部図書室、西部図書室、長森図書室、柳津図書室、どこでもいいですよ。

 「おたからちょう」はたくさん使ったら図書館から記念品もプレゼントしています。本をよんだら、「おたからちょう」をつかって本のおもいでをたくさん書きとめていってくださいね。

おたから帳


木曜日の午後は、図書館でビジネス相談!その2

ブログ2016/07/10

みなさんこんにちは。
中央図書館の「ビジネスチャレンジ支援相談窓口」はご存知ですか?
ビジネスに関することなら何でも相談できる窓口で、
毎週木曜(祝祭日・年末年始を除く)、14:00~19:30まで開いています。

その相談窓口に、よく来ていただいているパン屋さんです。

hanamazaパン1イスラム教徒の人が安心して食べられるハラールフード対応のパンを作られています。
(イスラムの法律では、食べてはいけない食材や、加工や調理の方法について細かく定められています。
アルコールや、原料が不確かな添加物などを使っていないため子どもも安心して食べられるパンです。)

ある日の相談中、「最近、移動販売用の車を買いました。」というお話に。

「ぜひメディアコスモス前にも出店を!」とおすすめしたところ、(メディアコスモス前の「みんなの広場 カオカオ」は、有料での貸出しを行っています。)数日後、実際に出店してくださいました。

hanamazaパン2 hanamazaパン3

メディアコスモス前の「みんなの広場 カオカオ」は人通りが多く移動販売に向いていて、
図書館側は実際にディスプレイやのぼり・値札などを見てアドバイスができます。

移動販売を始められたばかりで試行錯誤中のパン屋さん、「まずはお店を知ってもらうことが大事」と、とっても前向きです。
そんなパン屋さんのお役に立つために、われわれ図書館のビジネス支援担当もがんばろう!と思います。

中央図書館の「ビジネスチャレンジ支援相談窓口」。
ご紹介したパン屋さんのようにやる気にあふれる方はもちろん、
「どうしたらいいのかわからない」と悩んでいる方にも、ぜひお気軽にお越しいただきたいです。
ビジネス支援担当一同、お待ちしております。

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ビジネスチャレンジ支援相談窓口
場所:岐阜市立中央図書館レファレンスカウンター
日時:毎週木曜(祝祭日・年末年始を除く) 14:00~19:30

※お問い合わせは岐阜市立中央図書館ビジネス支援担当(代表058-262-2924)まで
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ちなみに「みんなの広場 カオカオ」への出店申込み・問合せは、
「ぎふメディアコスモス 施設貸出カウンター」で受け付けています。
ご興味のある方はぜひ。

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みんなの森 ぎふメディアコスモス 1階 施設貸出カウンター
TEL:058-265-4101
受付時間:平日9:00~17:30
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青少年サポーターがキター!!

ブログ2016/07/10

赤:長かった梅雨もそろそろ終わりを向かえ夏本番がやってきますね。暑いのは苦手なレッド(以下:赤)ですが、昔から夏の
  匂いは大好きです。樹木や草花の生きてるぞっていう生命力溢れ出る感じがいいんですよ。さて、今回のお相手は...前
  回に引き続きスカイブルー(以下:空)さんです。空さんは前年度同じチームだったのでお気に入りの子なんですよ。テン
  ションが下がったときチラ見してます。どうぞよろしくお願いしまぁす。
空:かわいがってください。前回のブログではホワイトさんと、赤の得意料理は何かという話をしていたんですよ。
赤:ずばりコロッケやハンバーグ、餃子といったコネル系ですね。コネコネしていると心が落ち着くんです。我が家にはハラペ
  コ男子がいるのであっという間です。1時間余りの調理時間ですが、食すのは10分かかるかかからないか。でも、若い子
  がたくさん食べるのは見ていて気持ちがいいですよね。
空:ストレス解消のために肉や野菜にあたるんですね。こわいわぁ~。私も若い子に負けないくらい食べますよ!今度ごちそ
  うしてください!若い子といえば、7月に入ってから青少年サポーターの問い合わせがひっきりなしですよね。何かあった
  のでしょうか?
赤:確かにジャンジャン電話がなっていますよね。ありがたいことです。
空:なんか皆さん一様に「しい・ぶい・えす」と唱えてらっしゃる。
赤:いやいや呪文のように言わないでください。「CVS」とは、コミュニティー・ボランティア・サポーターの略だそうですよ。
空:その「CVS」ってなんですか?
赤:地域で活動するボランティアのことを岐阜市では「CVS」というそうです。岐阜市の中央青少年会館が中高生のボランテ
  ィアのサポートをしているんですよ。(詳しくは中央青少年会館にアクセスされたし。)それで、その『CVS通信7月号』に我
  が岐阜市立中央図書館が紹介されているんですよ。
空:だから問い合わせが急激に増えたんですね。
赤:だと思われます。1年前の開館時から青少年サポーターの募集は随時してたんですけどね。CVS認定も受けていたんで
  すけどね...。我々の広報力の弱さが露見してしまいました。
空:そんな、へこまないで下さい。今年は青少年サポーターが押し寄せますから。
赤:そうですよね。大挙をなして押し寄せますよね。(ニヤリ)青少年サポーターについて詳しく知りたい方はホームページを
  ご確認下さいね。ずっと前からホームページに載せてるのに...(ブツブツ)
空:あぁこの人、自信なくしちゃってますね。こんなんでYAのリーダーが務まるのか!
赤:うぎゃ~7月に「別冊ほんまるけVol.3」発送したのに広報するのを忘れていたよ(涙)
  出来無さ過ぎるよ。あああああああああ馬鹿馬鹿!(自己嫌悪の嵐)
空:「別冊ほんまるけ」とは、中高生による中高生のためのおすすめリスト!のことですね。
赤:そうです。やっと完成したんですよ。今回編集委員は全員フレッシュな中学生。フレッシュな彼らが薦める本やスィートで
  スタイリッシュなイラストが紹介されています。7月始めに市内の中学校と高校に配布したので、皆さん学校でご覧下さ
  いませ。
空:あぁなんてわざとらしい宣伝だ。
赤:赤はいつでも直球なんです
空:まあそういうことでよしとしましょう。
赤:それでは今回はこれにて終了でございます。次回は満を持してブラックさんが登場!ブラックさを前面に出した毒対談に
  したいと思います。あぁ楽しみだぁ~。


「祭りだ!花火だ!ぎふ夏まっぷ」配布中!

ブログ2016/07/12

7月に入り、気候も夏らしくなってきましたね。
図書館ではただでさえ暑い岐阜の夏をさらに熱くする!お祭り&花火マップを作成しました。

岐阜人なら一度は見たことがあるはず、中日&岐阜新聞の大きな花火大会や、岐阜らしい鮎供養のお祭りなどが載っています。中央図書館で配布中ですので、このマップを見てぜひ夏を満喫してください!

夏まっぷ


子どもと本と遊ぶ日 「論語を楽しもう!」を開催しました。

ブログ2016/07/16

6月19日(日)13時から、子どもと本と遊ぶ日「論語を楽しもう!」を開催しました。
 「論語は学校でも習うけど難しそう・・・。」と思う子どもたちに向けて、神戸から来た本屋さんが優しく教えてくれました。
 講師は、神戸市須磨区の井戸書店 森忠延(もり ただのぶ)さんです。
森さんは、地域の子どもたちに向けて毎月1回の論語塾を4年半も開催している論語の達人です。
 当日は雨にも関わらず、19名の子が元気に参加をしてくれました。
 最初に、論語とは、2500年前に孔子の弟子たちが、孔子の言葉を書きとめ記憶して言葉集にしたものであり、512の短文が全20篇で構成されている説明を受け、みんなびっくりしていました。論語を楽しもう1

 次に、論語をみんなで音読しながら、森先生にそれぞれの意味を解説していただきました。

 「子曰、君子喩於義、小人喩於利」
 世間を賑わしている某有名人を引き合いにして、小人(つまらぬ人)は、自分の利益ばかり優先する。

 「子曰、放於利而行、多怨」
 この論語も、先ほどの某有名人を引き合いにして、損得走る人怨まれることが多い。

 「子曰、徳不孤、必有隣」
 思いやりのある人は、必ず一人にはならない。

 「孟武伯、問孝。子曰、父母唯其疾之憂」
 親孝行は、何かと聞かれたら、病気にならない元気でいてくれたらそれでいい、と孔子は言ったそうです。その日は、父の日であったこともあり、森先生は子どもたちに、どんなプレゼントよりもみんなが元気でいることが最高の親孝行だよと教えてくれました。

 「子貢問曰、有一言而可以終身行之者乎。子曰、其恕乎。
己所不欲、勿施於人」
 死ぬまでにやらなければならないことを一つ選んでくださいと弟子に問われた孔子は、自分がされたくないことをしてはいけない、やってはいけないと言ったそうで、思いやりを持つことが大切である。

 このほかにも、たくさんの論語の意味を教えていただきました。

その後、参加した子どもたちを3つのグループに分けて、「思いやりを持った人になるには、どうしたらいいか」をテーマに話し合いをしました。子どもたちからは、相手の気持ちを考える、相手の立場になるなど、たくさんの意見が出ました。

論語を楽しもう2 
最後に、森先生から、簡単にできる思いやりとは、「ありがとう」と優しい言葉をかけること、「笑顔」を忘れてはいけない、ということを教えていただきました。
 
 論語はホントに難しいイメージでしたけど、森先生のわかりやすい説明で、とっても簡単で、楽しい講座でした。
 参加した子どもたちも、一緒にいた図書館の職員もなんだか清々しい気分になりました。


開館1周年を迎えました!

ブログ2016/07/18

ちょうど1年前の2015年7月18日に岐阜市立中央図書館が開館しました。
開館前の目標だった来館者数100万人も突破し、たくさんの方にご来館いただきうれしく思っています。

そんな1周年を記念して、開館1周年展示を行っています。
この場所を気に入って通ってくださる利用者の方やボランティアさん、子ども司書からこの場所に向けてのメッセージを展示しています。
また、「みんなの木」と題して、開館前に館長や司書が考えたアイディアからどんなイベントや取り組みが生まれたのか、それがこれからどう広がっていくのかを木に例えて展示しています。

たくさんの方に利用していただくことも大切なのですが、ここがみなさんにとってどんな場所なのか、どんな場所になれるのかを大切にしています。これからも「みんなの森」にふさわしい場所を目指して頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします!

開館1周年1開館1周年2


絵本「サワグルミのおじいさん」の原画2点を寄贈していただきました。

ブログ2016/07/20

中央図書館では現在、エントランスグローブ周辺で岐阜空襲や戦争に関する展示を行っています。そこに、7月9日の岐阜空襲の日から絵本「サワグルミのおじいさん」の原画(岩淵慶造画)の展示をはじめました。

サワグルミ1 サワグルミ2

「サワグルミのおじいさん」(岩淵慶造画・赤座憲久作、国土社刊)は岐阜空襲で焼け残ったシナサワグルミの老木をモデルにした絵本です。
作者の赤座憲久氏(1927~2012)は、岐阜県で執筆活動をされた児童文学者で、戦争や歴史を題材にした作品を数多く残されています。この原画は岩淵氏から作者である赤座憲久氏に贈られたもので、今年6月、平和について考えるきっかけにしてほしいとのご遺族の意向によりモデルとなったシナサワグルミ(旧明徳小学校・現岐阜市中央青少年会館前)の近くにある中央図書館に寄贈していただきました。

もちろん、原画と一緒に、「サワグルミのおじいさん」の絵本も一緒に展示しています。
岩淵さん、赤座さん、そしてそのご遺族から引き継がれた平和へのメッセージをみなさんに感じていただけたらと思います。7月25日までの展示になりますので、ぜひご覧ください。


今日もカープは真っ赤

ブログ2016/07/24

白:みなさん、ご機嫌いかがですか。私は可も不可もない具合です。YAのみなさんは夏休みでしょうか。
  はやくその休み過ぎ去ってしまえ。
黒:なんか悪魔の声がしたんですけど...。
白:それは幻聴ですよ~。今日のお相手のブラックさん(以下:黒)こんにちは~。
黒:こんにちは。3ヶ月ほど夏休みがほしい黒です。
白:欲望溢れてますね~。夏休みといえば海、山、すいか、そして野球ですね。今年も甲子園が始まりますよ。
黒:よくあんな炎天下で野球なんてしてますよね~。...高校球児は全員M?
白:球児に失礼ですよ!ところで、夏に関連することで滅べばいいと思ってることはありますか?なんだか最近、毎回
  ○○の思い出を聞いてるので嫌になったので、聞く事ちょっと変えてみました。
黒:冷房の余り効いていない、満員電車。周りの人に殺意を覚えます。
白:ははあ、ピンポイントですね。結構な殺意感じます。私は祭りですかね・・・。一箇所に人がめちゃくちゃなのが無理
  です。花火とかなぜあんな人が集ってみるのか理解できません。
黒:人が集るところは花火だけじゃないですよ。ライブとか、甲子園球場だって人すごそうですよ。
白:あ~、そうですね。ナゴヤドームもすごそう。行ったことないんですけど、ドアラが大活躍するんですよね。
黒:スタイルのいいコアラ?がバク転をするんですよね?頭重そう...。
白:着ぐるみですからね。あの頭取れないのか?でも、人の賑わいでいうとマツダスタジアムも負けてないですよ!
  真っ赤ですよ!真っ赤激ですよ。
黒:マツダスタジアム?
白:広島に2009年にできた新球場です。日夜カープがそこで野球してます。電車に乗ってても様子が一瞬みれますよ。
  球場の近くを線路が通ってるのでほんと一瞬ですけど、何点とったかくらいは把握できます(笑)そもそも駅が近くに
  あるので球場から新幹線みれますし、ドクターイエローがみれたという情報もあります。広島いったらマツダスタジア
  ムいくと面白いかもです!
黒:広島といえば...北別府・大野・正田・津田・小早川・前田智徳...。
白:黄金時代の人ですね。なつかしいですね、年がバレマスヨ...。(小声)
黒:それに、新井さんと、黒田さん知ってますよ。最近、カープファンが全国ですごく増えてるみたいですよね。広島の
  マスコットってなんでしたっけ?イメージが湧かない。
白:スラィリーです。謎のいきものです。たしか、二十歳そこらですよ、若者!でももうYAじゃないですけど。ぜひ見て
  いただきたいです。
黒:語感からは緑のブヨブヨした軟体生物を思い浮かべますが...(写真をみて)おお、固形ですね!18歳以下ならYA
  グローブを利用できるんですが。18歳ということにして、招待しましょうか?現在、広島はぶっちぎりの首位ですから、
  受験を迎えたYA世代の子はありがたいのではないでしょうか?
白:一位にあやかる的なやつですか。このまま広島が一位独走して優勝してほしいです。そうなると25年ぶりになるな~。
黒:YAの君たちは生まれていない頃ですね(スラィリーも)。
白:感慨深いですね。ちょっとどうなるか見守りましょう。黒田さんの200勝達成も見届けたいですし。
黒:白さんの熱意がすごく伝わってきました。少し、カープが好きになったかも??
白:かも?かもってなに...。
黒:あ、とても大事な用事を思い出しました!それでは、さようならー。
白:くそっ、逃げたな...。なんか今回は一部の人だけしか分からなかったかもしれないですね。カープ気になる人は
  『カープの美学』(YA783.7/サ)という本を読むと少しカープの歴史やらがわかるかもなので見てみてください。
  今回は黒さんが消えたのでこれでおしまいですがまたやります。次はカープのユニフォームの色が同じである
  レッド先輩でっす。


開館1周年記念イベント「伊東さんといっしょに語ろう。みんなの森、図書館のこと」を開催しました。

ブログ2016/07/27

7月17日、子どもと本と遊ぶ日スペシャル「伊東さんといっしょに語ろう。みんなの森、図書館のこと」を開催しました。翌日の7月18日がみんなの森ぎふメディアコスモス(中央図書館)が開館してちょうど1年ということで、メディアコスモスを設計した建築家の伊東豊雄さんをお招きしたスペシャル企画です。
岐阜市立図書館の子ども司書や図書館長の吉成も参加し、メディアコスモスを作った人、使う人、働く人の三者でメディアコスモスの今までとこれからについて語り合いました。

イベントはまず映像でこの1年の振り返ることから始まります。開館したときの様子や今まで行ってきたイベントの様子などが流れ、職員にとっては感慨深い映像でした。

次に、伊東さんにメディアコスモスの設計についてお話していただきます。構想段階のラフスケッチなどの貴重な資料を見せていただきながら、岐阜に来たときに緑が少ないと感じたため緑に囲まれた施設を作りたいと思ったことや、周りの山の形と調和するように曲線の屋根にしたいと思ったことなどをお話していただきました。そこから出来たのが、メディアコスモスの特徴である波打つように木材を組んで造られた屋根です。この広大な屋根を上からドローンで空撮した映像も見せていただき、会場のみなさんも見入っていました。他にもグローブ(中央図書館に吊り下げられている白い傘のようなもの)の役割などを直接教えていただきました。

伊東さん1次に子ども司書がトークに入ります。館長から出される「自分にとって一番居心地がいい場所は?」「メディアコスモスの中で一番好きな場所は?」などのお題の答えをボードに書き、伊東さんや観客に向けて発表しました。自分の部屋の押入れの中が居心地いいと答える子や、メディアコスモスのとある部屋の、壁と柱の間にあるスペースが好きと答える子もいて、伊東さんも子どもたちの答えを楽しそうに聞いていらっしゃいました。
その後、子ども司書から伊東さんへの質問コーナーも行い、「建築などのデザインはどうやって考えているんですか?」や「伊東さんがメディアコスモスで好きな場所はどこですか?」などの質問が飛び出しました。子ども司書のみんながメディアコスモスで好きな場所はテラスや本の蔵が多かったのですが、伊東さんもテラスが好きだそうです。縁側のようなイメージで造ったことや、テラスがある図書館は全国でも珍しいというお話をしていただきました。

伊東さん2最後に館長と伊東さんによるトークです。震災についても話が広がりました。震災後に建てられた仮設住宅を見て、居心地の良さなどを意識しないただの「箱(ハウス)」になっていると感じた伊東さんは、縁側や薪ストーブがあるような、「ホーム」を感じられる集会場を作りたいと考え、東北に通うようになったそうです。そうしてできた集会場は、老若男女にそのコンセプトがわかりやすいよう、シンプルに「みんなの家」と名づけたことをお話しされました。
館長もこのメディアコスモスにも「みんなの森」というフレーズが付いていることに触れ、漠然とした「みんな」ではなく、小さなお子さんからお父さんお母さん、おじいさんおばあさんまで、ここの場所に来るひとりひとりのための場所になりたいと話しました。

最後に館長が一年前の開館時に掲げた「子どもの声は未来の声」を紹介しました。ここは子どもの成長を見守る場所を目指しているので、子どもたちが上げる声もみんなで温かく見守っていきましょうという理念です。来館する子どもたちも10年も経てば岐阜市を背負う大人に成長するため、その時までずっと関わり続けていける場所になりたいと話しました。これを聞いた伊東さんも今日参加した子ども司書に、高校生、大学生になったら次の子どもたちを導いていくような人になってほしいことや、それまでここに通って、ここを生き生きした生きた場所にしてほしいと思いを託されました。

伊東さん3お話のなかで、「建築などのデザインはどうやって考えているんですか?」との子ども司書からの質問に、「本当は建築ではなく場所を造りたい」とお話ししているのが印象的でした。壁などもなく、外にいるような居心地のよさがあって、ただここにいたいなあと思う場所を作りたいそうです。メディアコスモスの建物の持つ開放感や居心地のよさは、伊東さんのこうした考えから生まれたのだなと感じました。
また、建築は生きているものなので、建てた後使う人がどう使ってくれるかが大切という言葉も心に残りました。伊東さんが想いをこめて造ったメディアコスモスを、私たちの手で生きた場所にし続けていかなければと身が引き締まる思いでした。

残念ながら伊東さんはすぐに帰らなければならなかったので、最後は子ども司書も一緒にお見送りしました。最初に打ち合わせをしたときはとても緊張した様子の子どもたちでしたが、最後は打ち解けてなごり惜しそうに伊東さんを乗せて走り出した車に手を振りながら、子どもたちも走って追いかけました。

伊東さん4

開館1周年にふさわしい、原点に立ち返ることができたイベントになりました。参加してくださったみなさん、ありがとうございました。


館長ブログ 一周年に寄せて。

ブログ2016/07/29

みんなとはだれのことなのだろう?

「みんなの森」と記されたシンボルマークをみなさんはご存じだろうか。
本をイメージしたシンプルなデザインといっしょにそう言葉が添えられている。
私はこの一年ずっと、「みんなの森」のみんなが意味するもののことを考えてきた。

ロゴマークみんなとは顔の見えない抽象的な記号のことではない。それはここにやって来るひとりひとりの私やあなたのことだ。
ちいさな子どもも、赤ちゃんやお母さんやお父さんも、おじいちゃんもおばあちゃんもいる。急いでいるひとも、のんびり一日過ごしているひとも。

ちょっぴりうれしそうな、ちょっぴり楽しそうなひとはすぐわかる。
でも、苦しそうなひとも、悲しそうなひともきっといるだろう。外側からではわからない。

いろんな理由があっても、ただ何となくでもいいのだけれど、いろんな考えやアイデアをもったいろんなひとがここに集まって来ることが大切なのだと私は思う。
いろいろいると誰かと誰かが出会うから。どこかで何かが始まるから。
それがここにいる私の実感であり、これからの希望でもある。
私はまだ見ぬあなたと出会いたい。

                                           岐阜市立図書館 館長 吉成信夫


命短し恋せよ乙女!8月は夏恋応援月間!

ブログ2016/07/31

赤:暑いです。暑いです。暑いです。暑さで脳みそが溶けそうですが、なんとか生きているレッドにしばしのお時間
  お付き合い下さい。皆さん、ごきげんよう。3週間ぶりですね。勘のいい皆さんのことです。もうお気付きかと思
  いますが、諸事情がありまして、ブログをレッド(以下:赤)・ブルー・ホワイトの3人で回しております。3人3様の
  キャラの違いなんかを楽しんでもらえたらこれ幸いです。さて、今回は前回告知していたブラックさん(以下:黒)
  との毒対談です。どうぞよろしくお願いします。
黒:毒とは失敬な!
赤:いやいや、わかる人にはわかるんです。(赤は違いがわかる女ですから)利用者さんには丁寧でやわらかな神
  対応で黒さを上手く隠していますが...。
黒:営業妨害だな~。
赤:聖人君子ではつまらないですよ。少しの毒は人間には必要なスパイスですって。
黒:私ははたして褒められているのでしょうか?
赤:褒めてますよ。私、黒さん大好きですから。
黒:出た~褒め殺し。青さんLOVEではなかったのですか?
赤:青さんは別格ですよ。青は母性本能をくすぐるといいますか、一言で言うとかわいいです。黒さんの場合は人間
  愛ですけど。
黒:はあ。そういうもんですかね。愛といえば、8月のYAオススメ本コーナーは『命短し恋せよ乙女!夏恋応援本』で
  したね。
赤:YAの大好物の恋愛企画にしてみました。
黒:確かにリア充を皆さん希望してますよね。それにしても、キャッチコピーに昭和を感じますね。
赤:自分だって同類のくせに...でもこの企画を考えた私自身、LOVEとは縁遠いので苦労しましたよ。恋愛モノは昔
  からあまり読んでなかったし。(ラブコメとかこっ恥ずかしくて読み進めません)
黒:だから、若い司書捕まえて恋愛本をよこせと息巻いていたのか~。
赤:みんな良い子達なので「これなんかどうでしょう」ってキラキラした目でキラキラした本を教えてくれましたよ。
黒:それは、赤先輩の圧力がこわかったからでは?
赤:違います、私の人望のなせる業です。ということで、8月は夏恋応援月間なのです。恋したいアナタには、オシャレ
  になる着こなし術や髪型の本などリアル(実際)に役立てて欲しい本。恋した気分に浸りたい内気なアナタには、
  胸キュン小説をご用意しております。リアル(現実)に対応する能力を磨く為にも、来るべき時に備えて恋愛小説を
  読みイメージトレーニングしてみてはいかがでしょうか?
黒:なんと気が利きますね。
赤:そうでしょ。YA時代はミステリー小説を読みあさるのに忙しく、リアル(現実)の世界に身を置いてなかったことへの
  反省を込めてみました。YA時代は短いのです。皆さんには、この夏LOVEを感じていただけたらと思います。若い
  司書たちが選んだ渾身の1冊をご覧下さい。最後にホワイトさんのご友人の言葉を引用させていただきます。「恋は
  するものではなくて、落ちるもの」だそうです。深いです。そして、恥ずかしいです。では今回はこれにて終了です。
  また次回お会いしましょう。


商店街リニューアル!

ブログ2016/08/02

 岐阜市立中央図書館1周年を迎え、みなさんに親しんでもらっている児童エリアの商店街がリニューアルオープンしました。

 個性豊かな商店街の中に、新たに小さなメディアコスモスができました。好評だった銭湯もパワーアップし、残念ながら閉店した元スポーツ店の店長さんは、今度は力のこもった映画館を作りました。ぜひ、リニューアルオープンした商店街を見に来て下さいね!

リニューアル1

リニューアル2 リニューアル3


こわ~いおはなし会を開催しました。

ブログ2016/08/05

7月18日、岐阜市立中央図書館開館1周年を記念して、小学生限定のこわ~いおはなし会を開催しました!おはなしのへやの入り口には黒いガイコツが飾られ、部屋の中には行灯とろうそく...いつものおはなし会とは違う空気を感じました。

こわいおはなし1
1年生から6年生までの子が集まり、今日お話ししてくださる『岐阜おはなしの森』の方から「今日は本や人形などは一切使いません。語る人の顔を見て聞いてください。...では明かりが少し暗くなったら始まります。」との挨拶からスタート。少し暗くなった部屋に子どもたちはワクワクとちょっとだけドキドキ。

こわいおはなし2
最初のおはなし"くらいくらーいおはなし"では繰り返しの言葉に思わず笑っちゃう子どもたちでしたが、次のおはなし"はらぺこピエトリン"からゆっくりと迫る恐怖に押し黙っていき、そのうち部屋の中は静かになりました。兄弟で体を寄せ合う子どもたちや一人で姿勢を崩さずに黙って聞く子どもたち...。それでも、おはなしの最中に外へ出る子はほとんどいませんでした。
やがて、部屋が真っ暗になると、かぞえ歌とともにひとだまの光が子どもたちの周りをゆらゆら動いていきます。しかもその色が赤だったり青だったり、不思議な光景に子どもたちは周りを見つめていました。日本のおはなしや海外の怖い?不思議?な話にも子どもたちは興味津々。無事にこわーいおはなし会は終わり、お土産のガイコツとプログラムを持って家族の元へ帰っていく子どもたちは楽しそうに笑っていました。少しは怖がってもらえたでしょうか?またのご参加お待ちしております!

プログラム
『くらいくらーいおはなし』  出典不明
『はらぺこピエトリン』 「子どもに語るイタリアの昔話」(こぐま社)より
『こんなかお』 「子どもに語る日本の昔話」(こぐま社)より
『ひとだまひとつ』 「ことばあそびうた」(谷川俊太郎/著 福音館)より
『ねこのおどり』 「日本の昔話1」(福音館)より
『赤鬼エティン』 「愛蔵版おはなしのろうそく」(東京子ども図書館)より


礼はいりません 仕事ですから

ブログ2016/08/07

青:皆様お久しぶりです。ポケストップ巡りに勤しむブルーです。いつもであれば、どんな話題にしようか頭を悩ませて
  いるのですが、今回ばかりはサクッと決まりました。「ゴジラ」です。シン・ゴジラ上映始まったからね。見てきたけど
  中々考えさせられる作品でした。すごーく語りたいけど、どこから話してもネタばれになるし、むこう3回分くらい枠
  とりそうなのでやめておきます。ただ一つ言える事は「劇場で見るべし」かな。
白:ゴジラ...。東宝ですっけ...。一昨年、渡辺謙が出てましたね。
青:yes 2014年公開のハリウッド版ゴジラ(通称ギャレゴジ)かな。ガッズィーラではなくゴジラと発音していたのは、
  中々の覚悟を決めていたと見えたね。
白:すみません...、ゴジラのことまるで分からんのですが。ゴジラって日本発祥なんですか?そもそもゴジラって何者?
青:発祥......というか1954年に公開された「ゴジラ」がゴジラシリーズの始まり。何者かといわれると難しいけど......
  強いて言うなら、ゴジラ?というか白氏はゴジラシリーズ未視聴?
白:一瞬だけならあるかもしれないです...。街を破壊するイメージしかないんですけど。なんかビーム出しますよね。そ
  れくらいの知識しかないです。ゴジラに対して。
青:大体正しいかな。ビームではないけど、熱線ね。一度見てみよう。好きなのからでいいから。
白:好きなのっていったい何作品あるんですか?
青:海外版と今回のシン・ゴジラ合わせると30作品超えるね。ゴジラアイランドとか合わせるととんでもない数になるけ
  ど。まあまずは初代からかな。
白:初代のってどんな話なんですか?モスラと戦うやつですか...。
青:初代はモスラは出てこないね。内容としてはゴジラという脅威に対して人間がどう対応するか。みたいな話。怪獣
  映画というよりはパニックサスペンス?モスラが出てくるのは64年の「ゴジラ対モスラ」ちなみにモスラは61年に単
  体で映画出てるよ
白:青さん、詳しいですね。いったいいつからお好きなんですか?
青:記憶があるのが幼稚園のときに映画館で見たvsデストロイアが一番古いかなぁ・・・。
  よくもまあシリーズ屈指の映画を幼稚園児に見せたなと。おかげで20年来のファンになってしまった。
白:なにか青少年の心に響くものがあったんですかね...。シリーズで一番すきなキャラクターあります?ゴジラ以外で。
青:んー、難しいな......ビオランテも捨てがたいけど、個人的にはスペースゴジラか?
  でもなー機龍もかっこいいしなー。・・・厳選して全部で
白:全部...。挙げたキャラすべて知らないんですけど...。(小声)すべてのキャラ何体いるんですか?ポケモン並みに
  います?
青:さすがにポケモンよりはすくないって。ほんとはポケ○ンGOの話題にしようと思ったんだけど、シン・ゴジラ公開され
  たから、こっちにしちゃった(キャハッ)
白:なんかかわいくいきましたね!でもポケモンも分からないんで...(小声)
青:いったい白氏はどんな時代を生きてたのか、ちょっと心配になってきたな・・・
  時代の話をしだすと某氏が飛んでくるので今回はこの辺りでさよならです。
  皆さんもぜひ一度はゴジラ映画見てみましょう!
  中央館では視聴覚資料としてシリーズ1作品目「ゴジラ」と「ゴジラvsモスラ」が所蔵されています。視聴覚の書架へ
  GO!
  


著者に会いたい~高畠純さん編~を開催しました!

ブログ2016/08/08

 7月24日(日)13時30分から「ぎふメディアコスモス かんがえるスタジオ」で、50名の参加者を集めて、「著者に会いたい ~高畠純さん編~」を開催しました。
 最初の時間は、吉成カンチョーが聞き手となって、高畠さんのことをいろいろ聞き出すコーナーです。

高畠さん1
 カンチョーからいきなり、高畠さんと参加者に、「あなたは、海派ですか?山・川派ですか?」尋ねたところ、答えは見事に2つに分かれました。ちなみに、高畠さんは、「小さい頃は山派だったけど、大学生の頃から海派かな...。トロピカルが好きになった。」と何とも素敵な回答でした。次は、「犬派ですか?猫派ですか?」と聞いたところ、参加者は犬派と答えた人が少し多く、高畠さんも「小さい頃から犬を飼っているから犬派!」でした。さらに、「ケーキ派ですか?和菓子派ですか?」と聞いたところ、高畠さんは、「コーヒーが好きだから、しいて言うならケーキ派かな」と。次は、「おいしいのを最初に食べるか、最後に食べるか?」と聞いたところ、高畠さんは、「最後までは取っておかないけど、最初には食べないな~」と。続いて、「夏休みの宿題は最初にやるか、最後にやるか」に対しては、高畠さんは、「いつも最初にやる意気込みはあるんだけど、結局は最後になる...。8月31日になると8月20日まで時間が戻ってくれないかなと思っていた。お盆のUターンラッシュのニュースを見ると夏休みが終わりに近づき嫌だった。」言われ、イベントの最初から高畠さんの人柄が感じ取れました。カンチョーからの質問コーナーは終わり、次は、カンチョーと小さい頃に遊んだ思い出を語ってもらいました。
「昔は、空き地や神社で木を登ったり、どろじゅん(ドロボーと巡査)、ビー玉、缶蹴りなどをして遊んでいた。落とし穴を作るのも好きで、作っては誰かを誘って落ちるように仕向けていたな~。昔の忘れられない思い出はいっぱいあるね。あと、付録のついた本が1ヶ月に1回届くのも楽しみでうれしかった」などと、カンチョーが幼少期の高畠少年の話をいっぱい聞き出してくれました。絵本作家になったきっかけの質問には、「高校2年生の時に、名古屋の本屋で、世界の絵本展がやっていて、何も知らずに入ったところ、絵が好きだという感情が湧いてきて、こういう仕事がいいなと憧れた。ただ、なれるとは思っていなかったし、どうしたら絵本作家になれるかもわからない単純な気持ちだった。それからは、何度も絵本展に通うようになった。」とお話をしていただいたところで、二人のトークは時間になったため終了し、お絵かき講座に移りました。


 お絵かき講座の冒頭、高畠さんは、動物が好きで学生時代に東山動物園でアルバイトをしていたと教えていただきました。だから、動物に詳しいんだ~と少し納得しました。
その後は、参加の子どもたちに、動物と言って思いつく名前を聞きました。子どもたちからは、「ペンギン、フラミンゴ、ペリカン、パンダ、こうもり・・・」と、動物の名前をいっぱい出してもらいました。大人の方には、動物しりとりをしてもらいました。「うし」から始まり、「しまうま→まんとひひ→ひつじ・・・」と続き、どんどん続いていき、続いた数なんと26個。最後は「リスざる」で終わりました。
しりとりの後は、お絵かきワンポイントレッスンです。雲、花、犬、ニワトリ、象、シマウマ、タツノオトシゴ、フラミンゴと8つの動物の絵の描き方や特徴などを簡単におもしろく教えていただきました。さすがは絵本作家!すいすいと動物の絵を簡単に描く高畠さんに参加者みんなが驚きました。

高畠さん2 高畠さん3

高畠さん4
そして、最後にスクリーンを使って、高畠先生の自著の読み聞かせをしていただきました。
・だじゃれどうぶつえん
・だじゃれオリンピック
・なぞなぞはじまるよ
3冊を読んでいただきました。
参加者は、だじゃれに笑ったり、なぞなぞを考えたりと、とっても楽しい読み聞かせで、まだまだ読んでほしかったのですが、残念ながら終了時間を迎えてしまいました。
最初から最後まで、高畠純さんの温厚でとっても素敵な人柄を感じることができたイベントでした。

高畠さん5


第二期生の子ども司書が誕生しました!

ブログ2016/08/10

7月25日、27日、29日、8月1日の4日間、子ども司書養成講座を開催しました。
司書の仕事を知るだけでなく、子どもたちが本を読むことを通して思ったり考えたりしたことを、みなさんの住む地域で、おうちで、通っている学校で、自由に、楽しく他の人に伝えていってくれる「子ども司書」を育てるための講座です。

講師は昨年に引き続き東海学院大教授アンドリュー・デュアーさんと吉成図書館長です。図書館の仕組みや司書の仕事を学ぶため、図書館の分類の仕方や選書、本の修理の仕方、読み聞かせの仕方などを学びます。分類や読み聞かせは実践も行いました。読み聞かせは自分が誰かに読み聞かせすることは初めてで、色々と考えながら読むのは難しかったそうです。分類の授業も難しかったそうですが、図書館の中心的な仕事ができてうれしいと言ってくれた子もいました。

また、おすすめ本の紹介をするブックトークやPOP作り、絵本作りなど、自分が好きなものや自分の思いを発信してもらう授業もありました。
ブックトークは好きな本、思い入れのある本はあっても、実際それを紹介しようとすると照れがあったりして、上手く言葉が出てこない子がいるようでした。でも見ていると本当に本が好きな気持ちが伝わってきました。
絵本作りは思ったよりもみなさん取り掛かりが早く、自分の中にある世界や物語をイメージ豊かに形にしてくれました。巻末に登場人物の紹介(しかも仕掛け絵本のように登場人物が飛び出してくるもの)を入れたり、折り紙でちぎり絵にしたりと、それぞれ工夫して作ってくれました。中には物語としてもとても完成度が高く、私たちもびっくりしてしまうような作品もありました。

最終日の4日目になると、昨年もそうだったのですが、子どもたちの中から生まれてきた意欲ややりたい気持ちがあふれ出してきます。早川教育長のワンポイントアドバイスにもみんな目を輝かせて聞いていました。全16講座のうち14講座以上を受講した子に「子ども司書認定証書」と「子ども司書認定カード」を渡し、20名の子ども司書第二期生が誕生しました。
みんなにこれからやりたいことを聞いたところ、「カウンターに入って貸出をしたい」「利用者さんを相手に本当にレファレンス(調べもの)をしたい」「1日中本の修理をしたい」などの意見が出ました。一期生と同様にラジオ作りや、みなさんがやりたいと言っていた読み聞かせなどやる気まんまん。館長からのこれからの活動についての説明にも積極的にやりたいアイデアが次々に浮かんでいるようでした。
また手紙を出すから待っていてね、と約束して、集合写真を撮って終わりました。
参加してくださったみなさん、ありがとうございました!

子ども司書1講師のアンドリュー・デュアーさんです。

子ども司書2まず館長と館内を探検しました。

子ども司書3絵本の読み聞かせの授業です。

子ども司書4POPを作っています。

子ども司書5手作り絵本立ち読み中。

子ども司書5認定式です。 子ども司書7早川教育長からも激励していただきました。

夏だよ!青春だよ!

ブログ2016/08/14

桃:みなさん!どうも!こんにちは!ピンク(以下:桃)です!毎日毎日あつーい日が続いてますが、夏バテとかして
  ないですか?大丈夫ですか?みなさんご存知かと思いますが、YAに大人気のグリーンさんが半年ほど、修行の
  旅に出ていかれているので、その間のピンチヒッターとして、半年間だけYAメンバーとして任命されました!YA
  ブログを書くのとても苦手なので、今回はYAのリーダーレッド(以下:赤)先輩にサポートしていただきながらお送
  りしていきたいと思います!レッド先輩よろしくお願いします!
赤:こちらこそよろしくねー。私、かわいい子には甘いので、ピンクさんはいるだけでOK!なのです!
桃:ありがたきお言葉!ピンクなんて居たっけ?って思ってるそこの君!実はピンク、YA担当でした(過去形ですが)。
  ブログをさかのぼると、過去2回ほど登場しています。そう、顔より性格重視派(嘘です)のピンクです!期間限定
  で戻ってきました。
赤:感謝感謝です!
桃:YAは今、夏恋応援月間ということなので、今回は恋愛トークにしていきたいと思います。
赤:恋愛偏差値が低い赤と、高いピンクで話かみ合うかなぁ。
桃:なに言ってるんですか!レッド先輩の方がはるかに上です!大丈夫ですよ!!
赤:ピンクさんは、顔より性格重視派って聞きましたが、本当なんですか!?(疑い)
桃:顔よりというか、性格が大事ですよね。それでいてイケメンだったら素晴らしいのですが、世の中そんなに甘くあ
  りません。そういうパーフェクトな方もたくさんいると思うのですが、、、
赤:ですよね!長く付き合うなら性格が良くて、優しいのが一番です。
桃:中高生のころは、性格より外見だった気がしますが。あの頃は若かったですね!
  私も年をとったのでしょうか。でも、木下優樹菜もブスの安心感ハンパない!って言ってました!笑
赤:美人は3日で飽きるっていうしねぇ。ピンクさんは、中高生の時の青春の思い出とかあるんですか?
桃:私は高2の夏に、長良川の花火を一緒に見に行きました。初めて手を繋いだんですが、
  あの時の感覚は今でも思い出すとドキドキします。彼の性格はあまりよろしくありませんでしたが、青春させてく
  れてありがとうって感じです!
赤:ピンクさんのキラキラした青春の1ページが垣間見えました!(想像するだけでキュン死しそうだぁー)
桃:中高生のみなさん!青春は今しかできませんよ!!
  勉強も大切ですが、ぜひぜひ恋も頑張ってください。好きな子がいるだけで、何でも頑張れますよ!ピンクは何
  も手につかなくなる派でしたが、、、
  それでは、今回はこの辺りで締めたいと思います。レッド先輩サポートありがとうございました!
  次回は今回もご登場いただきましたレッド先輩です!乞うご期待!!


子ども司書が富山市立図書館を訪問しました。

ブログ2016/08/18

8月7日(日)、岐阜市立図書館の第一期の子ども司書10人が富山市図書館本館(TOYAMAキラリ)を訪問しました。
岐阜市と富山市は平成19年12月に交流協定を結んでいることもあり、両図書館の交流を兼ねての訪問です。
岐阜市立中央図書館は昨年7月18日開館、今回訪れた富山市図書館本館は昨年8月22日開館と、どちらも開館して1年ほどの新しい図書館です。富山の図書館がどんな特徴を持っているのか、岐阜市立図書館とどう違うのか、どこが似ているのかを調査しに行きます。そして、調査するだけでなく子ども司書がやっているラジオや壁新聞でその報告をすることが最終の目的です。

集合したときはみんな少し遠足気分でしたが、向こうの司書さんを困らせるほどの質問をしようと館長からも気合を入れられ、どんなことを調べるかバスの中でじっくり考えながら向かいました。

富山市立図書館に到着すると清水図書館長をはじめ職員の方々に歓迎していただきました。休憩後、さっそく館内を案内していただきます。岐阜市立中央図書館はワンフロアに児童エリアも一般エリアも郷土のコーナーもありますが、富山市立図書館本館はジャンルによって階が分かれています。また、ガラス美術館がすぐ横に併設されていたりという面白い特徴もあります。富山市の職員さんの説明にみんな一生懸命メモを取っていました。

富山ツアー1一通り案内してもらったあとは司書さんへの質問タイムです。「この図書館のどういうところが好きですか」「利用者さんにどのように使ってほしいですか」「この図書館で心がけていることはありますか」「設計の工夫を教えてください」「どうして複合施設にしたんですか」「お休みの日でも(プライベートでも)この図書館に来ますか」などたくさんの質問が出て、向こうの職員さんがひとつひとつ丁寧に答えてくださいました。「富山市立図書館のいいところを10個教えてください」という質問には向こうの司書さんもたじたじでした。

富山ツアー3次に、富山市立図書館のイベント、ナレッジフォレストに参加します。おすすめ本とコメントを葉っぱ型の紙に書いて、図書館の吹き抜けからつるされたオブジェに結ぶイベントです。自分のものを飾った後も他の人のものを見て、自分が知っている本や読んでみたい本を見つけたりと楽しんでいました。

富山ツアー2

最後に館内で利用者さんにインタビューしました。自分から声をかけて、「今日は何をしに来ましたか」「この図書館で好きな場所はどこですか」などの質問をします。みんなは岐阜市立図書館でも利用者さんにインタビューをしたりしているので、声をかけるのも慣れてきた様子です。積極的に話しかけていました。

富山ツアー4予定していた行程を終えて、そろそろ帰ろうかという時間になっても、何人もの子ども司書が富山市の司書さんに追加の質問をしていました。みんなの本気度が向こうの司書さんにも伝わったのではないでしょうか。あっという間の3時間の滞在を終え、記念写真を撮って富山市立図書館を後にしました。

みんなに少しだけ感想を聞いてみたところ、「ビルという限られた空間で、吹き抜けや鏡などを使ってゆったりと見せているのを感じた」「ガラス美術館が併設されているので、美術館が目的の人も図書館にふらっと寄ることができて、たくさんの人が本に触れ合えると思った」などの感想が出ました。

最初にお伝えしたとおり、今回富山市図書館を見て感じたことを、みんなの森ぎふメディアコスモスで収録する「てにておラジオ」で、子ども司書自らの言葉で伝えてもらいます。
公開収録なので、来館された方はぜひのぞいてみてください。収録したものはFMわっちでも放送されますので、そちらもぜひ聞いていただきたいと思います。
また、壁新聞も作成して館内に掲示する予定です。そちらもお楽しみに!

<ラジオについて>
収録日:8月28日 午後2時29分~ (場所 みんなの森ぎふメディアコスモス 1階)
FMわっち放送日:9月 8日(木)午後 2時29分~
              10日(土)午前11時29分~


「すすめ!メディコス探検隊!!」を開催しました。

ブログ2016/08/20

8月2日(火)と8月9日(火)の両日、13時から小学生向け調べもの講座「すすめ!メディコス探検隊!!」を開催しました。
前半、まずはストーリーテリングでウォーミングアップを行ってから、図書館で使われている本の「分類」について学びました。クイズや問いかけに、皆さん積極的に応えてくれました。

メディコス探検隊1 メディコス探検隊2

後半は、OPAC(蔵書検索機)から出すレシートの見方を説明。そして、地図を持って館内の探検に出発です。それぞれ学年ごとに難易度の違うレシートを1人につき3枚配り、そのレシートと同じ本を持って来てもらいます。最初は迷っていた子もヒントを出せば、その本のある場所にたどり着くことができました。説明をよく聞いていてくれた証です。中学年・高学年の子には一般書も探しに行ってもらったのですが、多くの子どもたちが本を探し当てることができました。

メディコス探検隊3レシートを3枚終わらせた子には、レファレンス形式で「○○についての本」というお題を出し、本を探してもらいました。(レファレンスとは利用者がどんな本や情報を探しているか聞きとり、それがどこにあるかを調べて提供する図書館のサービスです)
「イギリスの人が書いた物語」「野菜の育て方について書かれている本」「落語に関する本」など少し難しいお題でしたが、これもまた多くの子どもたちが、学んだことを活かしてお題に当てはまる本を持ってきてくれました。

「○○についての本」が読みたい。
  ↓
「図書館の分類のどこに入っているか」分かる。

実際に棚に行って本を探すことができる。

このプロセスができれば、もう立派な「図書館の達人」です。

最後に、メディコス探検隊の「認定書」と「認定シール」をお渡しして講座を終えました。2時間という短い時間でしたが、皆さんに楽しみながら図書館の使い方を学んでいただけたと思います。この講座が夏休みのいい思い出になると共に、今後の彼らの図書館利用に少しでも役立てばと思います。

メディコス探検隊4


夏恋応援月間 絶賛開催中!

ブログ2016/08/21

赤:よほほーい。レッド(以下:赤)だよ。暑さと日々のハードワークのため挨拶が投げやりになってしまった赤です。
  皆さん、楽しい夏休みをお過ごしでしょうか?司書にとって夏休み期間中はまさに戦場。特にYA担当を含む
  児童図書係は、よい子たちの対応に追われる毎日です。今回も前回に引き続き夏恋がテーマのため対談相手
  に苦労しました。ナイスガイなブルーは大事な思いでは胸に秘めるタイプだし、ホワイトはフレッシュゆえに俗世
  間に染まってないので経験豊富(大嘘)な赤には相手不足だし...。
白:私はこれからなので、今後に期待(ハァート)
赤:今後がある白さんがうらやましいような、うらやましくないような(恋愛めんどくさいし)ということで赤と白の恋愛
  偏差値がどっこいどっこいの二人でお送りします。
白:これを読んだからって恋愛偏差値は上がりません。
赤:さて、YAエリアは今月が「夏恋応援月間」絶賛開催中のためか、あちらこちらでリア充な方々をお見かけする機
  会が増えてきました。勝手に甘酸っぱい気持ちになってニンマリしています。
白: 夏だから頭がのぼせちゃってんでしょうね。ハァ~。
赤:先日なんかショッキングな事例を目撃してしまいました。
白:ほうほう。なんですか?
赤:なんと図書館内で別れ話をしているカップルが!!...切なすぎる。わざわざココを別れのステージに選ばなくても。
  「別れの思い出は嫌いでも図書館のことは嫌いにならないでください」の心境です。
白:図書館を別れに選ぶなんてなかなかの文系ですね~。ココじゃなくても...。
赤:図書館デートとか憧れる気持ちは分かりますが、二人で勉強してはかどるのでしょうか?勉強は一人でしたほうが
  サクサク進むというもの。
白:お話ははかどりそうですけどね。
赤:直球でいきますが、白さんは夏恋の思い出とかありますか?
白:ふられた思い出なら...。(小声) 花火が鎮火しそうなので言うのはやめときます。
赤:私は高校時代、挨拶程度しか認識してないクラスメイトからなぜだか花火大会に誘われたことがありますよ。
白:おやおや、すみにおけませんね。
赤:財布を忘れた彼にかき氷をご馳走したという微妙な思い出です。もちろん彼とはそれっきりです。(前回のピンクさ
  んの胸キュンエピソードと違いすぎる!!)
白:彼...。赤さんの心の広さに感動しました。
赤:そう、女子力は限りなくゼロに近いのに、男気はあるとYA(中高生)時から友人にほめられてましたからね。夏休み
  期間中はいつにも増してYAが来館しております。席取り合戦も勃発しておりますが、そこはひとつ仲良く譲り合って
  いただきたい。
白:席の取り合いはそこそこにして、狙っている人がいたらそこは相手をだましてゲットしましょう。
赤:だますんですか?そこは、今月のYAオススメ本コーナー「命短し 恋せよ乙女 夏恋応援本」を見て実践に役立て
  てほしいですね(ムリクリまとめました)図書館で素敵な出会いを待つのもよし、勉強に励みライバルたちを出し抜く
  のもよしです。YAに幸あらんことを願うばかりです。次回は白さんのミヤケン白熱トークが炸裂します。


本のお宝帳「サブリーダーの集い」を開催しました!

ブログ2016/08/22

 岐阜市立図書館では、岐阜市の小学生のみなさんに読書ノート「本のお宝帳」をお配りしています。「本のお宝帳」は、決まった冊数を書きためると称号がもらえるのですが、その最初の称号が、お宝帳を3冊達成したときにもらえる「サブリーダー」。

そのサブリーダーさんたちの集まり「サブリーダーの集い」を、8月11日(木・祝日)に開催しました。
(今回は、平成28年5月末までにサブリーダーになった人へ、「サブリーダーの集い」のお知らせをしました。「自分もサブリーダーなのに、お知らせをもらってない!」と思った人へ。また次の集いをするときにお知らせを送りますので、もうちょっと待っててね。)

今回参加してくれたのは、11人のサブリーダーさん。
お互いに自己紹介をしてカンチョーもまじえてみんなで楽しくおしゃべりしたり、それぞれの小学校の学校図書室について話しました。みんな、さすがサブリーダーの称号を持つだけあって、学校図書室のことをいろいろ知っていて、話も上手です!寝転んで本が読めるスペースがある学校図書室などを紹介してくれて、私たちも興味津々でした。
みんなで交流したあとは、おすすめの本のPOP作り。POPを作ったあとはその本のおすすめポイントなどをみんなの前でも発表してもらいました。作ったPOPは、みんなでエントランスグローブにかざりました。

サブリーダー1 サブリーダー2

エントランスグローブには、サブリーダーさんのPOPだけではなく、いままでにお宝帳を書き終わった人が図書館に提出してくれた、「好きな本の紹介ページ」も展示しています。
みんなの紹介文がたくさん並んで、とても華やかになりました。

サブリーダー3

サブリーダー4 サブリーダー5

この「本のお宝帳」の「好きな本紹介ページ」と「サブリーダーのおすすめ本POP」は、8月29日(月)までかざってありますので、ぜひ中央図書館に見に来てくださいね。


第4回「みんなの図書館シアター」を開催しました。

ブログ2016/08/24

8月12日(金)、図書館の視聴覚資料を利用した映画会、「みんなの図書館シアター」を開催しました。今回の作品は「劇場版 ムーミン谷の夏まつり」。ムーミンたちが繰り広げる夏の物語のパペットアニメーションです。
今回は特別に「カンチョーのおはなし~ようこそムーミン谷へ~」と題し、上映前にちょっぴり吉成館長からムーミンについてのおはなしがありました。
館長がフィンランドにあるムーミンワールドに行ったときの写真などを見せながらお話します。
その中にはムーミンの家の中の様子もありました。この場所がこのあとの映画に出てくることなども教えてもらい、わくわくしながら映画が始まりました。

図書館シアター1 図書館シアター2

夏休み時期ということもあり、子どもたちが多く、館長のおはなしや会場内に展示したムーミンや妖精に関係する本に興味を持ってくれて、映画を見た後に展示している本を借りてくれました。
図書館では映画以外にもいろいろな視聴覚資料を所蔵しています。また、次回の「みんなの図書館シアター」は11月開催の予定です。詳しくは広報ぎふやHPでお知らせしますので、お楽しみに! 

図書館シアター3


第4回 子どもと本と遊ぶ日「つみきあそびを極める!」を開催しました。

ブログ2016/08/28

8月21日、おもちゃコンサルタントマスターの加藤理香さんのリードではじまりました。

つみきは0歳の子から遊ぶことができますが、今回のイベントは小学生を対象としていて、つみきあそびを極めるという少し上級者向けのイベントです。いったいどんなイベントになるのでしょうか。

つみきあそび1

会場にはイベントが始まる前からいろいろなつみきやおもちゃが広げてあります。真四角のシンプルなものや、振ると音が鳴るもの、穴が開いていて、棒を差して別のつみきとつなげることができるものなど、さまざまです。みんなでいろいろなつみきを触ったり積んだりしながら肩慣らしをします。

中でも「つみぼぼ」という飛騨のさるぼぼをモチーフにしたつみきは、顔の部分と体の部分が違う木で作られていて、顔の部分のほうが固くてしっかりしています。このつみぼぼを手に乗せたまま、参加している子同士であいさつをして回ったり、つみぼぼの硬い部分同士で当てたときと柔らかい部分同士で当てたときに音がどう変わるのか試してみたり、どのくらい高くつめるかを競争したりしました。

次に、ハンカチに好きなつみきを10個選んで包みます。5人くらいで1グループになるように分かれて、ひとつのマットの上に背中合わせに円になるようにして座ります。まず、広げたハンカチの上に自分が持ってきたつみきをひとつ置きます。できたら、右隣の人にハンカチをそのまま異動させて渡します。左からは隣の人が作ったつみきが回ってくるので、それに自分のものをまたひとつ、組み合わせます。こんな風にして、グループ内でぐるぐる回しながら、いろんな人のつみきを組み合わせて一つのものを作っていきます。

つみきあそび2最後にできたものがなにか、みんなに発表してもらいました。いろいろな人が付け加えていってできたものなので、これが一体何なのか、ちょっと難しい問題です。みんな色々と考えて、動物や惑星、話題のオリンピックと答える子もいました。

次に、「まさかさかさま」という絵本を読みました。これはひとつの絵をさかさまにすると、まったく違う絵が出てくるという絵本です。さかさまにしたときに違う絵が見えたときは「見えた!」と指をさして答えて遊びました。また、つみきにも同じように角度を変えた時に違うものに見えるつみきがあることを教えてもらいました。

つみきあそび3次に、先ほどハンカチの上にみんなのつみきを足していってひとつのものを作りましたが、今度はそのハンカチの上のつみきを全部使って動物を作ります。こちらも材料が限られているので、何を作ろうかとても悩んでいました。最終的に馬やワニ、うさぎなどの色々な動物が出来上がり、これもみんなにどんな動物か発表してもらいました。立体的なものや顔を真正面から見たものなど、色々な見方があって面白かったです。

次はまた違う4つのグループに分かれて対決します。つみきをどれだけ高く積めるか競争したり、そうしてできたものに色画用紙で手足や顔をつけて、人を作ったりしました。高く積む競争ではあまり高く積みすぎるとつみきが倒れてしまいます。他のグループのつみきが倒れると走ってそのつみきを拾いにいって自分のグループで使ったりと、みんな必死でした。

つみきあそび4 つみきあそび5

最後に、使い終わったつみきを種類ごとに片付けて終わりました。最初はみんな知らない人同士で落ち着かない様子でしたが、みんなで協力してひとつのものを作ったりしているうちに、つみきの世界に引き込まれ真剣に遊んでいました。終わりのほうでは、「もう迎えがきちゃう!」と名残惜しそうな子も。職員も子どもたちと一緒に遊んで、みんなの創造力や集中力を近くで感じることができました。

参加してくださったみなさん、ありがとうございました。


拝啓 宮沢賢治様

ブログ2016/08/28

白:YAの皆様いかがお過ごしですか。こんにちは、うだるような暑さで死にそうなホワイトです。私は弱い人間
  なので、すぐ冷房をいれます。しかし、賢治はきっと微笑んでこの炎天下を過ごすんだろうなぁ。
茜:なんですか、この始まり方・・・。
白:忘れてました、本日のゲストは茜さんです。よろしくどうぞ~。
茜:あ、はい。よろしくどうぞー。ところで、賢治ってなんですか?白さんの友達?
白:違いますよ!賢治といえば、宮沢賢治です!略してミヤケン。
茜:略するんすね~若いなあ~
白:茜さんもピチピチじゃないですか!『文豪失格』というマンガでミヤケンて呼ばれてました。残念ながら岐阜
  市立図書館に所蔵はないんですけど、なかなか面白かったです。
  今月の27日は賢治さんの誕生日なので、テーマにしてみました。それに、彼の代表作である『銀河鉄道の
  夜』は、夏の物語らしいので。
茜:へえ。まぁ、たしかに夏のイメージのような...。おぼろげにしか覚えてないけど。
  そういえば、館長が以前、岩手にある(宮沢賢治の出身地)「石と賢治のミュージアム」つくったんですよね。
  一度行ってみたいです~。
白:八月、誕生日、銀河鉄道。この三拍子が揃ったらもうミヤケンのことを考えるしかないです。
茜:八月から銀河鉄道までの繋がりが感じられない...。
  私の宮沢賢治は『やまなし』で止まっているんですけど。
白:おぉ、やまなしですか。私は『月夜のでんしんばしら』とか覚えてます。
茜:教科書でミヤケンのことを知りましたね。それまではどなた?って感じでした。
白:そういう方って多いんじゃないでしょうか。私もそうです。
  彼は大人向けというか、静かな流れで物語がすすんでいくので、なかなか手に取りづらいイメージあるんで
  しょうかね。賢治読めなんて言う親いないのかな...。
茜:賢治ファンでない限りそんな具体的なこと言わんのでは...。ていうか、みんな賢治に対して奥手なんじゃな
  いの。
白:え~。でも積極的な人もいますよ!私の友人に賢治のことで頭がいっぱいの子がいるんですけど、彼女の
  あまりのも熱烈な賢治への愛がすごくって...。まわりは畏敬をこめ、賢治先輩と呼んでました。
茜:リスペクトしすぎじゃないですか!すごい友達持ってますね白さん。でもかくいう私も太宰治愛がすごい友
  達持ってますよ~。
白:世の中にはいろんな人いますね。二人は友達なれなさそう。性格反対ですもん。
茜:私も攻略できないだろうけど、物語とか、文章はきれいだと思います。『やまなし』の"クラムボンは笑った"
  とか未だに覚えていますよ?
白:オォ...。私も、賢治の作品に出てくるオノマトペが好きです。『銀河鉄道の夜』で、雁の足を食べる場面に、
  "ポクポク食べました"ってあったのが脳裏の片隅に残ってます。
赤:ポクポク...。オノマトペって、擬態語とか擬音語のことですよね。
白:そうです。余談ですが、私の友人(賢治先輩ではない)はミヤケンの作品を音読したいと言ってました。精神
  が浄化されるような気がしたそうです。
茜:精神の浄化...?その友達にいったいなにがあったのか気になります...。まあ、これを機に私も宮沢賢治の
  本、読んでみようかなぁ。もちろん短いのから!
白:ほほう、ぜひぜひ!!賢治ファン増えたら友人が喜びます。
茜:他の文豪も気になっているので、おすすめあったら教えてくださーい。ではバイビー
白:あ、はい。(オススメ聞いてたくせに...。)ありがとうございました。ちなみに、オススメは『マンガで読み解く
  宮沢賢治の童話事典』(YA910.26/ヤ)です。作品を抜粋して解説されています。今まで賢治を敬遠していた
  方も気楽にみれると思いますよ~。太宰さんだと、『ダス・ゲマイネ』ですかね。じゃ、さよなら。


インターンシップ生の襲来-1

ブログ2016/09/04

K:拝啓 十五もといYAの君へ・・・
  って始まっても誰やってなってますよね。そうです、我々大学生です。
  あ、ハッキングして乗っとったとかではないです。インターンシップ生です。
A:よろしくおねがいします。
K:いや~YAブログも任されるなんてね、思ってもみなかったですね!!
A:そうですねぇ。
K:Aさんはテンションが低いのが通常運転なので私ががんばります!(輝く笑顔)
A:私はツッコミ担当で行きます。
K:前置きが長い!!!今回は、「最近どうなの??」というざっくりしたテーマでお送りします。
A:ほー。
K:やる気だしてえええええええ!
A:わかった、がんばる(投げやり気味に)
K:とりあえず、岐阜ってこんなに暑かったっけ?39度の日に私は学校で干からびてました。
A:京都よりはマシです(京都の大学生)。涼しくすら感じます。これは京都のせいなのか下宿のせいなのか。
K:知らん。とにかく日本暑いよ・・・耐えられないって方にオススメなのが図書館!!
  涼しい環境で本読めるし、勉強できる!オアシスですね!
A:いきなり宣伝始めたね。
K:私はメディアコスモスでのインターンシップ楽しみでしたよ。本に囲まれて作業!
A:中学高校時代の図書委員会を思い出します。
K:本の蔵で作業しているとこんな本もあるんだーって発見もありますよ。
  YAのみなさんも勉強に行き詰ったら本の蔵や図書館内を散策してみてはどうでしょう?
A:本の蔵での発見といえば、私は文学部で国文を専攻してますが、研究資料がたくさんあって興奮と同時に
  感動を覚えました。卒論はここで書こうかなあ。
K:図書館内で勉強もいいけど、見て回ると新たな出会いがあるかも・・・?
A:まさか。そんなことあるはずがない、あってはならないんだ(悲しみをたたえながら)。
K: Aさんの心をえぐってしまいましたね。べ、別に恋とかじゃなくて本との出会いを言いたかっただけですよ??
  あ、でもイケメンなら見かけました!
A:正直、本に集中していて周り見えてないんですけどね。出会いに気づいていないだけですね。
K:5日間のインターンシップですが、図書館を裏側から知ることができて、たくさんの本と関われてハッピーでした。
  イケメン見つけたし!
A:イケメンのくだりは知らんがな。
K:というわけで、経験豊富な司書の皆様方を差し置いて登場いたしましたのは大学生(ここ重要)のKと
A:Aでした。秋ですね、食欲運動読書の秋ですね。おいしい物食べて、運動して、読書したいですね。
  みなさんも実りのある毎日を過ごしましょう。「秋」だけに。
KとA:ではでは、ありがとうございました~。

※あとがきはYA担当レッドとホワイトです。
赤:こんにちは~ごきげんよろしくてよ(ニンマリ)
今月(4週連続)は岐阜市立中央図書館にインターンシップ生として来てくださった大学生によるフレッシュさ
  満載のブログとなっております。
白:お主も悪よのう~。光り輝く無垢な大学生をこき使って。
赤:とんでもない。社会の厳しさを教えたまでです。
白:それにしても、自分も5ヶ月前までは大学生だったのに(はて何をなくしたのだろう)
赤:何もなくしてない!上書きされてるんですよ。
  ようこそYA担当班へ。どんどんYA班に染まってくれたまえ。
白:なんだか、どす黒いものに染まっていく気がします。ホワイトなのに...。まぁ、そこはおいといて、若さ迸る大学生の
  YAブログをお楽しみ下さいね。(キャッ)


子ども司書がラジオと壁新聞で富山市立図書館の報告をしました!

ブログ2016/09/04

8月28日、今月もてにておラジオで子ども司書によるラジオ収録を行いました。今回は8月7日にみんなで視察に行った富山市立図書館の報告です。富山市立図書館で気持ちいいと思った場所をランキングにしたり、座談会では行き帰りのバスの様子などの裏話も話しました。
今回はみんなで実際に見てきたことの報告ということもあり、みんなが感じたことを自分の言葉で伝えることができ、子ども司書ならではのラジオになりました。
ラジオは9月8日(木)の午後2時と9月10日(土)の午前11時から、FMわっちで放送されます。聞いてみてくださいね!

富山ラジオ1また、もう一つのチームは壁新聞作りに挑戦しました。新聞の名前もみんなで考えて、「子ども司書がつくる 本の森通信」に決定!記念すべき創刊号です。富山市の司書さんに聞いたことをまとめたり、富山市立図書館の感想も書きました。はっぱをいっぱい飾って完成した新聞は、みんなで飾りに行きました。中央図書館の展示グローブに展示してありますので、ぜひ見てみてください。

富山ラジオ2 富山ラジオ3

第1回 みんなの図書館おとなの夜学を開催しました!

ブログ2016/09/06

8月25日(木)、第二期のみんなの図書館おとなの夜学がはじまりました。昨年からスタートしたこのイベントは、私たちの暮らす岐阜のまちがこれまで育んできた文化や歴史を図書館から発信しようというものです。岐阜ならではの異色な人々が集まり、「岐阜にいながら知らなかった岐阜のこと」を、対談やパネルディスカッション形式で語ります。

第二期の1回目のテーマは「岐阜から生まれたジャポニスム-岐阜の伝統工芸・前編 美濃和紙と岐阜提灯の今-」。対談するのは家田紙工株式会社の家田学さんと、株式会社浅野商店の浅野有誠さんです。美濃和紙を使った提灯用和紙の加工販売や絵付けを行う家田紙工さんと、そこから岐阜提灯を製造する浅野商店さんの対談という形になります。進行はこのイベントの企画・プロデュースを行ったNPO法人ORGANの蒲さんです。

会場は岐阜市立中央図書館の金華山テラス。屋外での講演会は初めてですが、風が気持ちよく、灯された提灯の明かりがいい雰囲気です。また、3人の頭には中央図書館にぶら下がるグローブを模した帽子が。こちらはメディアコスモスで行われる「メディコスアドベンチャー」というイベントで案内人が被るものなのですが、浅野商店さんにその提灯作りの技術を使って作っていただいたものということで、今回は3人で被って登場していただきました。

まずは蒲さんのジャポニスムと岐阜の伝統工芸についての説明からはじまります。「ジャポニスム」とは、明治頃にフランスを中心として流行した「日本趣味」のことです。この流行に乗った勅使河原直次郎という人物の尽力により、岐阜提灯が世界中の万博に出展されるなど海外進出を果たしたことや、技術的にも飛躍的に発展したことなどを説明していただきました。

次は浅野さんにご自身のお仕事についてお話していただきます。浅野商店は創業99年。それでも同業の方の中では決して老舗の部類ではないそうです。お店にある大正天皇ゆかりといわれる提灯なども見せていただきました。また、今はCADを使って設計したり、カッティングシートを使って家紋を入れたりと、伝統的な技術だけでなく最新技術も使っているとのこと。こうして効率を上げられるところは上げることも、生き残るために必要というお話をしていただきました。

続いては家田さんにお話していただきます。家田さんは和紙の加工をしていらっしゃいますが、こちらも伝統的な絵付け技術だけでなく、シルクスクリーンやパソコンを使った特殊加工などを行っていらっしゃるそうです。また、本美濃紙でアクセサリーや、水でガラスに張ることができる紙の飾りなども作っており、海外で販売している様子も見せていただきました。

次に、浅野さんにお持ちいただいた様々な提灯について解説していただきます。
手描きで作られたオーソドックスな大内提灯や、インクジェットで印刷し、値段的にも手頃で効率がいいけれど、手描きに比べると均一な印象になってしまうという提灯など、様々な提灯がありました。中でも真円の地球儀のような提灯がとても印象的でした。これを全て手作業で作るのは難しく、緻密なデータを作ることができるデジタルの力と、正確に張り合わせることができる熟練の技2つがあって初めてできるものだそうです。こちらは浅野さんと家田さんでお酒を飲んでいて思いついたものだそうで、その点でも面白い作品だと思いました。
また、提灯はあらゆる木工の技術を使って作られているそうで、普通の木工職人ではまず作ることが出来ないという話にも驚かされました。

最後に参加者の方からの質疑応答の時間を設けました。その中で美濃市出身の参加者の方から、「本美濃紙がユネスコ無形文化遺産に登録されたが、それはどの程度海外や岐阜以外の方に伝わっているのか。また、伝わっていないのであれば今後和紙や提灯をどう広め、売り出していこうと思っているか、今後の展望について教えてほしい」との質問があがりました。

家田さんは、やはりユネスコ無形文化遺産に登録されたことは世間的にはまだ浸透していないと感じているそうです。また、フランスでの展示会などで出展していて、プロの方は紙のまま買ってくれるけれど、一般の方は紙そのままでは買ってくれないとのこと。そこで、先ほどお話したアクセサリーや飾りなど、ライフスタイルに合うもの、美しい、かわいいと思うものを作っていくことで、持続的に和紙を提供し続けていきたいとのことでした。
浅野さんは定番の大内行灯が今も売り上げの半分以上を占めていることに触れ、これにすがりつくだけでなく、今のお客さんが何を望んでいるのかを常に考えることが大事だと考えていて、職人さんたちともそうした話をしていることをお話されました。

伝統的な技術を極めることはもちろんのこと、それにとらわれず、最新の技術も組み合わせて新しいものを作ろうとするお二人の姿がとても印象的でした。

参加者の方からも、「様々な技法や知識、素材が重なって奥の深い産業だと感じた」「こんなに旧くて新しいものが地元にあったことに改めて驚いた」「伝統工芸を若い職人が新しい感性で取り組んでいることが知れて、さらに関心がわいた」と好評でした。

このイベントの様子は図書館の資料としてアーカイブ化し、HPで公開します。ここで載せきれなかったたくさんのお話が聞けますので、ぜひご覧ください!

第1回夜学報告1 第1回夜学報告2
第1回夜学報告3 第1回夜学報告4

第1回夜学報告5


ぎふライブラリークラブとは?

ブログ2016/09/08

ぎふライブラリークラブをご存知でしょうか。
ご存じなはずはありません。できたてホヤホヤの秘密クラブです。

ぎふメディアコスモスは「知の拠点」「文化の拠点」「絆の拠点」であると謳っておりまして、まさに図書館はこのうちの「知の拠点」の役割を主に担っています。ですが当館は欲張りなので「知の拠点」だけに留まるつもりは全くなく、ここで本を通して人と人がつながり交流し、市民を主役に何かが始まる、そんな場所にしていきたいと考えています。

こうした考えから発足したのが「ぎふライブラリークラブ」です。ぎふライブラリークラブは「市民が自主的かつ主体的に図書館関連事業の運営にかかわるための活躍の場」、つまりみなさんが「図書館でこんなことやりたいな」と思ったことを自分で実現できる場なのです。
市民のみなさんからクラブ会員を募集したところ、未成年の方から高齢者人生のベテランの方までたくさんの方から申し込みをいただきました。岐阜市の市民協働の場は他にもあると思いますが、やはり「図書館でやりたい人たち」が集まったのだと思います。

そんなぎふライブラリークラブの初めての企画会議を9月4日に行いました。
「(図書館の)よその人でありたくない」
「図書館に色々なことをやりたい人が集まって、そこで化学反応が起こると感じた」
自己紹介の時点で、参加された方たちの強い気持ちを感じます。

「それではみなさん、図書館でやってみたいことを提案してください」と言うと、まあ出るわ出るわ。雨後の筍。行政からは出てこなかったような発想がどんどん出てきました。仕事でやっている我々図書館員と、図書館が大好きでこういう場に来てくださるクラブメンバーでは視点が違うのかもしれませんね。だけど重なる部分もあります。
「図書館のお泊り会をやってみたい」
「好きな本の交換会がやりたい」
「大人のための絵本の読み聞かせがあってもいいのでは?」
どんどんアイデアがわいてきます。みなさん本や図書館が大好きなので、たくさんの「やりたいこと」が溜まっていたみたいです。「やりたいこと」を話している人の顔ってのは大抵笑顔ですね。新たな発見です。

近いうちに、このクラブから生まれた事業を市民の皆さんに届けられると思います。ご期待ください。

「私もこのクラブに入ってみたいぜ!」っていう方も、常時受け付けてますので是非ご連絡ください。

ぎふライブラリークラブ


斉藤洋さん来館!

ブログ2016/09/08

9月5日、作家の斉藤洋さんがぎふメディアコスモスに来館されました。現在映画も公開されている「ルドルフとイッパイアッテナ」をはじめ多くの本を出版されており、幅広い世代から愛されている作家さんです。
岐阜の方ならご存知の方も多いと思いますが、「ルドルフとイッパイアッテナ」のルドルフは岐阜出身。物語の中でも岐阜が大きなキーワードになっているということで、今回ご来館いただきました。

斉藤さんには中央図書館の児童コーナーを中心に見学していただきました。
先日岐阜市からルドルフに発行された特別住民票なども展示している「ルドルフが生まれ育ったまち・岐阜」のミニコーナーや、斉藤さんの著作本が並んだ本棚をご紹介しました。司書が作った小さな展示も写真に収めてくださり、喜んでいただけたようです。また、中央図書館名物のわんこカート「きらら」もかわいいとおっしゃっていただきました。
このときにいただいたサインを岐阜市立図書館の児童レファレンスコーナーに飾っていますので、ぜひご覧ください。

斉藤さん1 斉藤さん2

斉藤さん3

ルドルフシリーズの本も寄贈していただきましたが、岐阜市立図書館では、他にも斉藤さんの本をたくさん所蔵しています。ご本人にもご紹介しましたが、「ナツカのおばけ事件簿」シリーズや「白狐魔記」シリーズなども図書館では人気です。ぜひ色々な本を読んでみてくださいね!


インターンシップ生の襲来-2

ブログ2016/09/11

K:再び登場の某大学3年生のKと
A:某大学3年生のAでお送りします。
K:前回は前置きが長かったので今回はサクッと行きます。
  ズバリ、「好きな異性のタイプ~!!!!」
A: いえーい(棒読み)。
K:もっと熱くなれよ!!!
A:(無視)
K:ムシ ダメ ゼッタイ
A:本題に入ろうか。また前置き長いって怒られるよ。
K:華麗なる切り替えしを受けましたがめげません!じゃあ、Aさんの理想のタイプは?
A: 安心感のある人(即答)。
K:わ~お。即答ですね、そのこころは?
A:一緒にいて緊張するのは嫌だから。家族みたいに沈黙があっても心地いい感じかな。
K:安心感のある人、だけでファイナルアンサー?
A:ファイナルアンサー。
K:これは要求レベルが高いのか低いのか分からんぞ・・・
A:私の話は置いておいて次はあなたの話です。
K:置いておくんかーい!
A:(無視)あなたの理想のタイプは?
K:Aさんとは友達だと思っていたのに・・・無視されてる・・・
A:友達ゆえの無視。ほら、愛だよ、愛。で、答えは?
K:身長の高い人!
A:ほー、理想の身長は?
K:175くらいですかね~。自分は155くらいなんで、+20で。
A:私がヒールはいたらそのくらいですね。
K:Aさん、イケメンやあ(突然の岐阜弁)
A:いややわぁ、ほめてもなんもでーへんで(突然の関西弁)
K:方言っていいよね(突然)。
A:方言男子いいよね。
K:この前、大学の飲み会で九州弁の年下男子がいたんですよ。
A:ほほう。
K:かわいいね、うん。年上だときっとかっこよく見えたんでしょうね。
  方言ってポイント高いと思います。2割り増しくらいには。
A:かわいかろう、かっこよかろう。 ポイント高ろう。
K:国文専攻が形容詞系で返してきたけど、それは萌えない。
A:さよか。
K:図書館には岐阜弁も含めた方言の本があるよ!
A:国語学の本もあるよ!日本語の勉強になるよ!
K:実際に高校の修学旅行で先輩が方言を使って告白成功していたから、役に立つよ!
A:これを機に方言を勉強して、気になるあの子に方言で告白しよう!
K:伝わらなかったら意味ないけどね!
A: 成功するかどうかの責任は負いません。
K:ではでは~
A:今回もお付き合いいただき
K とA:ありがとうございました~!!

※今回のあとがきもレッドとホワイトです。
白:先輩、なんかコンビみたいな扱いになってますけど。
赤:それは暗にNOといっているわけでは...ないですよね。いや、うれしさの裏返しという意味で取っておきます。
  ありがとう。くるしゅうないです。
白:ポディティブですね。そういうところ、嫌いじゃないですよ。
赤:同じ西日本組ではないですか、仲良くしましょう!
  今回のブログにある「方言で告白」ですが、白さんの地域でいうとどんな感じですか?
白:なんでしょうね、「好きじゃけえ、付き合ってください」でしょうか。
赤:私の地域では、世間のイメージでいうと「好きぜよ」ですが実際は使いません。「好きやき」とか「好きながよ」
  でしょうか。
白:渋い...。なんだか、渋いです。まぁ、方言はおいといて、真摯に気持ちを伝えたらどうにかなるんじゃないです
  かね~。(適当)若さあふれるインターンシップ生のブログまだまだ続きます。お楽しみに。


インターンシップ生の襲来―3

ブログ2016/09/18

T:みなさんこんにちは!はじめまして!インターンシップ第二段!!今週はTとNがYAブログをお送りします~!
N:よろしくお願いします!秋らしさが増してきましたねえ。秋といえば??
T:食欲の秋!!
N:いいですね~!私特に甘いものが好きです!むしろケーキとか季節関係なく食べたい(笑)
T:私、8月が誕生日だったんだけど、今年の誕生日はたくさんケーキもらいましたよ~(^-^)プレゼントだけじゃなくて、
  0時ぴったりにLINEとかも嬉しかったなあ。
N:わかるわかる!今はおめでとうスタンプもいろいろあるもんね!
T:スタンプって便利だよね~、でもLINEが流行りだしたのってわりと最近だよね??私たちが中高生のころって
  絶賛ガラケー、、、(時代を感じる)
N:ガラケーの時に誕生日といえば、せっせとデコメール作ってたわ~
T:えっと...今のYA世代にデコメール伝わるかな...(汗)
N:え...つらい......(気を取り直して)デコメールって言うのは、文字や背景の色を変えたり、動く絵文字とか使ってみ
  たり、メールにフレームをつけたりして、メールをデコることなのです!!
T:やばいめっちゃ懐かしいっ!自分が気に入る絵文字とかフレームをサイトから探して、保存して、組み合わせて使
  う...凝ったことしてたなあ。
N:今のYA世代はきっとメール使わないんだろうなあ...。今の流行りといえば、snowとか??
T:snowね!バイト先の高校生でLINEのアイコンにsnowで撮った写真使ってる子多いし、いまや女子大生も愛用し
  てるよねえ。
N:snowで撮れば盛れるというか、詐欺れるというか...
T:おっとそれは言わないお約束☆
N:静かにしときま~す(笑)
T:時代とともに携帯事情も変わってくんだなあ。置いてかれないようにしないと!
N:歳感じちゃいますね~。
T:ほんとそれ。もう自分が21歳なんて信じられない!信じたくない!
N:いやいや、私なんて4月生まれだから22歳が着々と近づいてますよ...(絶望)
T:まだ21、、されど21、、時の流れを感じます。(しみじみ)
YA世代のみなさん、10代なんてあっという間ですよ!!ほんとに!!切実に伝えたい!!←
N:今しかできないこと、たくさんあるから、楽しんでほしい!ほんとに!!今のうちにキラキラしてください!!
T:みなさんへのささやかな(?)メッセージをお伝えしたところで、今回はそろそろ終了です。
  ありがとうございました~!!
N:ありがとうございました~!!またお会いしましょう!

※あとがきはYA担当ホワイトとレッドでお送りします。
白:なんか、今回は一段とキラキラしてますね。若いな~。ここ一ヶ月間こんなことをずっと言ってる気がします。
赤:眩しすぎて対処方法がわからん。
白:先輩、落ち着いてください!ところで、デコメールとかガラケーとか懐かしい言葉出てきました。私はデコメール
  打ったことないんですけど、先輩したことあります?
赤:もちろんないです。ポケベル世代なめんな!
白:OH...。ポケベルってあの数字を言葉に見立ててメッセージ送るやつですか。
赤:で、SNOWってなんですの?
白:えーと、今人気の自撮りカメラアプリのことみたいです。かわいい、面白いスタンプで新しい自分に変身できる
  みたいですよ(棒読み)
赤:どういうこっちゃ。足の長さも伸びるとか。おそろしや~。
白:え~、姿形はアレですが中身は老いつつある私も分かりません...。まぁとにかく、日々若者の文化は進化して
  いるということが分かりましたね。流行とか追えないので、はやく隠居生活したいです。次回も清々しいブログ
  内容になってると思うので、心してみてくださいねー。それではそれでは。


みんなのたからものMAP 第二弾&マップコレクション始めました!

ブログ2016/09/21

来館者の方にいただいた岐阜のおすすめスポットのアンケートを基に作成した、「みんなのたからものMAP」。地元のみなさんのイチオシがつまったこのマップの第二弾を作成しました!
第一弾は「カフェ・喫茶・洋菓子編」でしたが、第二弾は「ランチ(和食)編」を作りました。メディアコスモスで過ごしてお腹が空いたときは、ぜひこのマップを参考にしてください。

みんなのたからものマップ第2弾

また、柳ヶ瀬のまちマップや観光マップ、地域のフリーペーパーなど、色々なところから出されているマップも一箇所に集めてみました。名付けて「ぎふマップコレクション」です。こちらにも色々な岐阜の街情報が載っていますので、観光や食事、買い物などをしたい方に、とても役に立つと思います。ぜひ見てみてくださいね!

ぎふーど

これらのマップは岐阜市立中央図書館の展示グローブに設置しています。すべて自由にお持ちいただけますので、ぜひマップを手に岐阜のまちに出かけてみてください!


第6回トークセッション「ゆっくり、のんびり。ぎふで暮らそう。」を開催しました。

ブログ2016/09/23

9月16日(金)、第6回トークセッション「ゆっくり、のんびり。ぎふで暮らそう。」を開催しました。今回の対談のお相手はグラフィックデザイナーの田邊雅一さん。岐阜市出身のグラフィックデザイナーで、岐阜県美術館オープンポスター以来多数ポスターを制作されています。岐阜県文化顕彰、岐阜ふるさと文化賞を受賞されるなど、岐阜に大変ゆかりがある方で、長年岐阜を基盤に活動されてきました。デザイナーとして活動していく中で収集したデザインの資料を多数、岐阜市立図書館に寄贈いただいています。

第6回トークセッション①

 トークセッションは館長と田邊さんの出会いのエピソードからはじまり、田邊さんの作品の数々を解説していただきながら60年代後半から70年代当時の文化や時代背景についての思い出話を中心に、大変盛り上がりました。当時は時代の流れの中に「反逆」という言葉がキーワードとして色濃くあり、アートやデザインの世界でも常に変革していくこと、革新することが求められていたそうです。田邊さんは貧乏であったこと、学歴がなかったことなどご自身の境遇を振り返り、人と違うことを求めていかなければならない当時のグラフィックデザイナーの世界で、逆にそういった部分が大変プラスになったとおっしゃっておられました。
当時、時代の中心にあったのは東京、その中でも特に文化の解放区とされた新宿には多くの文化人が集まっていたそうです。田邊さんも金曜の夜に岐阜を発って東京へ向かい、週末は東京のさまざまな文化に触れ、また岐阜に戻って月曜日から仕事をする、という生活をされていましたが、岐阜を離れて東京へ活動拠点を移そうとしたことは一度もなかったそうです。田邊さんの、「言葉に力のある人とのコネクション、関係性があれば東京へ行かずとも地方から東京へ、世界へ発信をしていくことはできる」という言葉が印象的で、岐阜で生きるぴかっと光る存在にスポットを当てるこのトークセッションを通じて、岐阜でできることの可能性、また、岐阜にいるからこそできることを考えていくことの大切さについて改めて考えさせられたように思います。
トークセッションの後半はプロジェクターで田邊さんの作品を見せていただきながら制作時のエピソードなどをうかがい、パソコンがなかった時代に創意工夫でアートディレクションされてきたことなどをお話いただきました。ご自身が病気にかかり入院していた時に撮影したレントゲン写真が目に留まり、最終的にコラージュ作品を作ってしまったことなど、どのエピソードも大変興味深く、あっという間の1時間半でした。
参加者の方からも「先生の人柄が出ていて、とても興味深かった」「どんなところからもネタ(ヒント)を得るところに驚いた」との声をいただきました。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!第6回トークセッション②


インターンシップ生の襲来―4

ブログ2016/09/25

T:いよいよまもなく10月ということで、今回は秋をテーマにします!担当は、前回に引き続き大学生インターンシップ生のTとNです。
N:お願いしまーすー。
T:前回は「食欲の秋」が話題になりましたが、他に秋と聞いてイメージするものはありますか?
N:うーん、芸術?
T:確かに芸術の秋って言うよね~。でも、正直美術館とか行こうとはならない。
N:まぁ確かにね~。私は映画ぐらいしか興味ないかも。
T:映画といえば、最近アニメの実写化が多いですよね。
N:うんうん!そういえばTさん、アニメとか漫画とか好きって言ってたけど、ファンからしたらどうですか?
T:んー...実写化についてはいろいろと思うところがありますよ(苦笑)
N:と、言うと?(笑)
T:やっぱり作品を好きであればあるほどキャラクターのイメージとか世界観に対するこだわりを持っているだろうし、
  実写で再現するなら相当完成度高めないと...イケメンとか可愛い子を使えばいいってもんじゃないんですよ!!!!(熱意)
N:あ~わかります!私、福士君のファンですけどBLEACHの実写化は大丈夫なのかなって思いましたもん。
T:黒崎一護のオレンジ髪の再現は厳しいです。(キッパリ)
N:いくらイケメンでも厳しいものがありますよね~。でもやっぱりかっこいいに越したことはない(小声)
T:それはわかる。(激しく同意)じゃあ、ほかに好きな芸能人はいますか??
N:私の趣味だと三浦翔平とかが最高に素敵です!!!
T:ああ!!あのくしゃっとした笑顔!!!やさしそうな瞳!!!お兄ちゃんに欲しい。
N:あんなお兄ちゃんがいたら間違いなくブラコンになりますね!Tさんは、好きな芸能人いますか?
T:私は、ジャニーズ、塩顔、俳優、ジュノン等いろいろ好きなんですけど←、千葉雄大の可愛さは反則だと思います。
  あれでアラサーとかおかしい。驚愕。
N:千葉君は目がクリックリですよね~。男子であのかわいさは妬ましいです。
T:なんか、目のクリクリさといい行動のあざとさといい、人懐っこい感じが子犬っぽく感じます。あっ三浦翔平は犬系、猫系、どっちだと思う??
N:うーん......つかめない感じは猫っぽい気もするし...でも、あの優しい笑顔は犬っぽい気もする...。難しい。決められない...。でも、すごく個人的には、ちょっと犬系な気がしますね!
T:それは...犬猫両方の良さを兼ね備えた最高形態じゃないですか!!!すごいなあ三浦翔平。←誰目線
N:現実にはそんな完璧な人はなかなかいませんが、いつか出会えたら素敵ですね~!頑張って探します(笑)
T:未来への希望は捨てずに頑張っていきましょう(笑)
N:それでは、2回に渡って私たちがお送りしてきましたが、そろそろお別れの時間です。
T&N:ありがとうございました~!!

※本来なら赤白コンビが担当するのですが、今回のあとがきはピンクとイエローがお送りします。
赤:あぁぁぁ~これは困った~眩しすぎる~。芸能人に疎いレッドは対処し切れません。
  ということでピンクとイエロー、二人に決めた。後は頼む!!
黄:すごい!何だかキラキラした話題がきましたよピンクさん!!
桃:私も月9でお二人見てますけど、確かにかっこいいですもんね!!ピンクはTさんとNさんより少し長く生きてますが、
  私も現実で最高形態の男性にまだ出会ったことありません。イエローさんは好みの俳優...?とかタレントさんとかいますか?
黄:お二人ともかっこいいですが、最近イエローは姉の影響でミュージカル俳優さんに関心があります!
桃:ミュージカル俳優!そちらもなかなかキラキラしてそうですね!
黄:TさんとNさんの希望あふれる前途を願っておりますぞ!がんばれ若人。(><)。
桃:次回はさわやかフレッシュな大学生ズから変わりまして、クールでファビュラスなブルーさんがお送りします。


10月のおはなし会 (全館)

ブログ2016/09/28

10月のおはなし会の予定です。ぜひ遊びに来てください。

旗

  中央図書館

定例のおはなし会

1日(土)  10:30~  3歳~6歳向け
5日(水)  10:30~  0歳~3歳向け
       11:00~  0歳~3歳向け
8日(土)  14:00~  小学生向け
15日(土) 10:30~  わらべうた
16日(日) 10:30~  3歳~6歳向け
19日(水) 10:30~  0歳~3歳向け
       11:00~  0歳~3歳向け
23日(日) 14:00~  小学生向け

 わんこカート きららのおはなし会
   日時:土曜日、日曜日、祝日
    14:00~14:30

 

 よみきかせタイム
   日時:平日
   10:00~10:20
   

※定例のおはなし会があるときは、わんこカート きららのおはなし会、
  よみきかせタイムはおやすみです。

線
分館 22日(土)11:00~ 0~4歳向け
      14:00~ 5歳~小学生向け
線
長良図書室 8日(土)10:30~ 対象年齢なし
線
東部図書室 5日(水)10:30~ 0~4歳向け
線
西部図書室

1日(土)10:30~

21日(金)10:30~

4歳~小学生向け

0~3歳向け

線
長森図書室

 7日(金)11:00~

19日(水)11:00~

0~3歳向け

0~3歳向け

線
柳津図書室 8日(土)11:00~ 4歳~小学生向け
19日(水)11:00~ 0~3歳向け

ふうせん


ぼくのわたしのショートショート発表会 選考作品が決定!

ブログ2016/09/29

こんにちは
ぼくのわたしのショートショート発表会(通称ぼくわた)担当者です。

たくさんの中高生のみなさんから応募していただきました68作品、先月には朝井リョウさんにお送りし、目を通していただいていました。
そして去る9月23日、東京は集英社さんにて、ついに作品選考のための打ち合わせに行ってまいりました。

久しぶりの東京。約束の時間の大分前からついてしまったため、時間をつぶしがてら神保町のスターバックスで資料の最終確認。
それにしてもさすがは本屋街で有名な神保町のスタバ。みんな本読んでます。未知の土地で未知の飲み物を頼む度胸はないので、普通のコーヒーをトールで。
さすがアメリカサイズ、おなかたっぷんたっぷん。向こう3か月はコーヒーは飲むことはなさそう。

約束の時間5分前にはいざ集英社へ。
緊張と武者震い。「本日天気晴朗ナレドモ波高シ」の心境。いや、雨降っとったわ...

集英社.jpg

さっそく朝井さんと担当編集者さんにごあいさつ。ほぼ一年ぶり。やはり朝井さんはさわやかイケメン。眩しすぎる。
この一年、著作がドラマ化するわアニメ化するわ映画化もするわで大活躍していらっしゃるし、神々しさに磨きがかかっている。
そんな中でも気さくに話をしてくださり、私の緊張もほぐれてきました。「去年いただいた水うちわ使わせてもらってますよ」とのこと。ありがたや~。

編集者さんも気さくに飲み物を勧めてくださいました。
「なにか飲み物のまれますか?」
「え、あ、じゃあコーヒーいただきます・・・」

早速作品の選考にあたります。朝井さんに送らせていただいた作品は事前に随分読み込んでいただけたようで、かなりチェックが入っているみたいです。
私も事前に読んできていますし、館長や司書たちの意見も聞いています。
それを踏まえて朝井さんや編集者さんの意見を聞いていると、本当にいろんな見方があるんだなと思いましたね。

正直言って私はちょっとどうかな、と思っていた作品の中からも朝井さんは光るものを感じとっていて、「ここがいいと思いました。」と言われると、なるほどと思わされます。色々な作品がある中で、ジャンルも様々。やはりショートショートらしく最後にどんでん返しがある作品や、恋愛ものもありました。動物が主人公のものも結構ありましたし、傾向としては人が死ぬ話も多かったです。中高生の作品ということで、うまく話をまとめられなかったと思われる作品もありました。だけどそんな作品こそ着想が面白かったりして、今後に期待ですね。

一つ印象に残ったのは、朝井さんが作品を評価するときに、「この一文が良い」という評価をよくされました。出だしの一文であったり、印象的な表現であったり。たった一文がその作品の印象を大きく変えてしまうこともあるのだと思いました。

そんなこんなで並み居る強豪たちを押しのけ選定されました作品がこちら。
中学生
・老若戦争
・綺麗な人形
・正義
・噂になった同僚
高校生
・銀桜
・過去旅行会社
・チェレステ
・吾輩の日常

タイトルを見ても分かる通り、ジャンルばらばらです。ホラー、SF、青春、寓話と揃ってます。いずれも劣らぬ力作ばかりですので、みなさまぜひ、10月29日、「ぼくのわたしのショートショート発表会」を見に来てくださいね!(要事前申し込み)

朝井さんや編集者さんとの雑談の中でも出たのですが、最近岐阜が舞台の映画が連続して公開されてますよね。岐阜市の「ルドルフとイッパイアッテナ」、飛騨市の「君の名は」、大垣市の「聲の形」。これって何を意味してるのかなと考えたのですが、クリエイティブな世界でそれだけ岐阜出身者が活躍しているということではないでしょうか。それはプロデューサーや原作者や監督といった立場の人ではないかもしれないですが、そういう人たちに影響が与えられるようなところに岐阜の工作員が潜んでいるのかも。

もちろん何の確証もありませんが私は勝手にそう思っています。今回のイベントを通じてどんどんクリエイティブな活動ができる人たちを送り出し、全国で、世界で活躍していくようなことがあれば、当図書館としてはこんなに幸せなことはありません。がんばれ中高生諸君!

そんなこんなで打ち合わせを終え、朝井さんとの2ショット写真も撮らせていただきました。(公私混同?)

朝井さん.jpg

帰りの電車で都営地下鉄に乗っていたはずがいつのまにか京王電鉄になっているという珍妙な現象にパニックになりながらも、朝井さんや編集者さんとの会話をかみしめ、選ばれた作品に再び目を通し、未来の作家たちに会える日を楽しみに、家路につきました。


朝井リョウ先生が...メディコスに...来るぞ!①

ブログ2016/10/05

青:皆様お久しぶりです。YA担当のブルーです。
黄:同じくイエローです!
青:いやー黄氏お久しぶりです。
黄:インターンの子の記事のあとがきでイエローは登場した以来ですが、ブルーさんとの対談はほんとに久しぶりな気がしますね!
青:インターンの方々には感謝感謝です。我々メインは一ヶ月ぶりですし、私と黄氏の対談となるとさらにです。
黄:ブルーさんの部活談義とか卒業式談義とか、他の方との対談は読んでますよ!
  しかし思い返すとブルーさんとの私的な内容の対談が少ない気がするのはこれいかに。
青:お?そうでしたっけ(汗 
  では何を話しましょうか。
黄:いやー私がよく業務連絡?お知らせ?をしたがるのでプライベェトなお話をしてないんじゃないかと...。
  ちなみに部活といえば、私は中高美術部でした。
青:私は剣道部でしたよ。非常に汗臭い青春時代でした。
黄:ブラックさんも剣道部というお話でしたし、みなさん存外体育会系なんですね...。
  いや、ブルーさんは自転車?も嗜まれているしイエローがおうちダイスキすぎるだけか...!
青:まあ趣味や趣向に貴賎はありませんから......。
黄:でも空調なんて存在しない美術室で油絵に汚れたコック服を着ていた身としては、汗!青春!て感じは羨ましいです。
  汗!青春!といえば、今年の高校野球も楽しかったです。レッドさんだとここで「チアがかわいい!」と仰るんでしょうか?(偏見)
青:某局のカメラマンは試合そっちのけで美少女チアを撮ることで有名ですから。ある意味正しい楽しみ方かも...。
  それにチアといえば女性のチームを思い浮かべがちですが、岐阜県出身の作家、朝井リョウ先生の「チア男子!」という
  男性だけでチアチームを組むこれまた汗!青春!な小説があるのはご存知でしたか?
黄:あ、つい最近アニメにもなっていましたね!私はジャンプ+というアプリでコミックもチェックしてました。
  男性ならではの力強いアクロバティックのチアチームとか、「チア男子」を読むまで想像もしてなかったので新鮮でした!
青:そうでしょうそうでしょう。そこで重大発表なのですが、その話題作品を書いた朝井先生が、今年も図書館のイベント
  「めざせ直木賞作家! 第2回ぼくのわたしのショートショート発表会」に参加してくださるのです!
黄:わ!やった!待ってました~!
  イエローは昨年のイベントのとき朝井先生を拝見しましたが、YAっ子にも気さくに話してくださる、
  とっても爽やかで優しげなお方でした~。
青:27歳という若さでヒット作を次々と生み出し、YAにも気さくで優しと、天はいくつの才を与えれば気がすむのか......(涙)
黄:しかもお顔も丹精で、ラジオも面白いのですよ...!YAっ子はラジオはなじみが薄いかもしれないですが、
  朝井先生はtwitterなども使っていらっしゃいますし、みなさんにとって学校の先生よりもある意味親近感を抱けるのかも...?!
青:と、僻むのが馬鹿らしいほど素晴らしい方なのでぜひ直接会っていろいろ学んできたいと思います。
  朝井先生当日はお手柔らかにお願いします!。
  ということでイベント「めざせ直木賞作家! 第2回ぼくのわたしのショートショート発表会」
  観覧募集200名ですがまだ席に余裕があるので、YAの皆さんぜひお越しください!
黄:イベントは今月29日(土)14時~ですが、観覧募集の方は
  岐阜市立中央図書館窓口・お電話にて申し込みを受け付けていますよ~!
青:それでは皆様お待ちしております。次回は黄氏とまさかのあの方が登場します。よくOK出ましたね。
黄:お楽しみに...!(ドキドキ)


「朝井リョウ先生が...メディコスに...来るぞ!②」

ブログ2016/10/09

黄:さてさて!前回に続きまして、今月は29日(土)に行われる「めざせ直木賞作家! 
第2回ぼくのわたしのショートショート発表会」の特別ゲスト・朝井リョウ先生をテーマにお話していきたいと思いまーす!
  本日はワタクシことイエローと、
灰:「めざせ直木賞作家! 第2回ぼくのわたしのショートショート発表会」略して「ぼくわた」担当のグレイでお送りします、
   どうぞよろしく。
黄:...グレイさんは普段ならイエローが迂闊に話しかけにいけないくらいの偉い方なんですよ!
   そんな方もさらっと登場しちゃうYAブログってすごい!ヒュウ!
灰:「ぼくわた」は彼らYA班と僕らイベント班の合同イベントということで、今回こちらに登場と相成りました。
黄:図書館で行われるイベントと一口に言っても、色んな班・チームが携わっているんですよ~。
  実は昨年は、私達2つの班と、更に郷土資料班さんとの3チーム編成だったのです!おもしろいでしょ。
  なんてウラバナシはさておきまして、グレイさん、今年の「ぼくわた」はいかがでしょう!
灰:いやあ、昨年に勝るとも劣らぬ力作ぞろいですよ。
  イベントタイトルのごとく、ここから未来の直木賞作家が生まれるのではとワクワクしました。
   YA世代の感性の鋭さや、純な文体、思わず唸ってしまう切り口と本当に多種多様な輝きを持つ作品ばかりです。
黄:そうでしょうそうでしょう!...とイエローが鼻を伸ばしてもしょうがないですが、
  「ぼくわた」作品のご応募といい、書架整理やPOPづくりといった青少年サポーターのみなさんのご協力といい、
   YAっ子が一緒に作ってくれる図書館!というのはとっても嬉しいですね。
灰:「ぼくわた」観覧のお申し込みはお電話、または中央館窓口にて受け付けております。
  既に市内外から多数のお申し込みを頂いておりますので、興味のある方はお早めに申し込みいただくことをお勧めしますよ。
黄:なんと、イエローの小耳に挟んだところによると遠くは広島からお越しになる方もいらっしゃるとのことで...!
灰:イエローさんって意外と地獄耳ですね。
黄:いやあ情報社会に生きるものとして色々キャッチしているのですよ、例えばグレイさんのあんなことやこんなことも......
灰:(......、)
黄:...知らなかったりします!
灰:じゃ、これからはもっと話しかけにきてくださいね。「迂闊に話しかけにいけない」とか言わないでくださいよ、さみしいから。
黄:サーイエッサー。そうそう、情報社会といいますと、イエローは朝井リョウ先生の著書『何者』を思い出します。
  SNS世代の就活を描いた『何者』はもうすぐ映画公開となることでもハナマル注目な作品ですが、
  朝井先生が平成生まれの作家として初めて・しかも戦後最年少での直木賞受賞となった作品でもあるんですよ~。
   「ぼくわた」タイトルにもピッタリですね!
灰:『何者』は朝井先生の6作目に当たる著書で、朝井先生が新入社員として仕事をしながら執筆したそうですね。
黄:YAのみなさんにはまだ就活より進学のほうが身近かなあと思うんですが、是非就活を迎える前の今だからこそ!
  読んでほしい一冊です。じゃあグレイさん、こちらをどうぞ!
灰:(カンペを開きつつ)ええと、「それでは、今回はこの辺りで締めたいと思います」?
黄:字数的にそろそろお別れのお時間がやってきてしまいました...。グレイさんご協力ありがとうございました...ッ!(平伏)
   それではみなさま、次回のYAブログもお楽しみに~。


第2回 みんなの図書館おとなの夜学を開催しました!

ブログ2016/10/14

10月3日(月)、第2回 おとなの夜学を開催しました。昨年からスタートしたこのイベントは、私たちの暮らす岐阜のまちがこれまで育んできた文化や歴史を図書館から発信しよう、というものです。岐阜ならではの異色な人々が集まり、「岐阜にいながら知らなかった岐阜のこと」を、対談やパネルディスカッション形式で語ります。

今回のテーマは、「川が繋いだ手仕事の物語‐岐阜の伝統工芸・後編 和傘、鵜籠、川舟‐」。8月に開催された第1回おとなの夜学の美濃和紙と岐阜提灯のお話に引き続き、岐阜の伝統工芸にスポットを当てたお話を伺いました。会場は図書館内のリーディング・カフェ。今回のテーマである、色とりどりの和傘が会場にたくさん飾られ、美濃和紙の提灯の明かりがともった素敵な雰囲気の中、お話が始まりました。20161014192158-c7344683cbda2940353285e89c9cb2b389b66f79.jpg

今回対談をするのは岐阜県立森林文化アカデミー准教授の久津輪雅さんと、和傘職人の高橋美紀さん。進行は今回もこのイベントの企画・プロデュースを行っているNPO法人ORGANの蒲さんです。
まずは、蒲さんから「岐阜の伝統産業の背景に長良川がある。」ということで、美濃から尾張をつなぐ大動脈、長良川の水運の歴史や、それから今回のテーマである「和傘」と岐阜、長良川の関係についてのお話がありました。
長良川流域では筏を使って材木や各地で生産された商品の輸送が行われ、川湊が発展していきました。今回のテーマである「和傘」も長良川とは深い関係があります。その材料である竹や美濃和紙、エゴノキなどはすべて、水運によって運ばれてきたのです。和傘の製作に欠かせない材料が長良川の水運によって豊富にもたらされたことにより、やがて全国生産のうち9割を岐阜が占めるまでになったとのこと。美しいだけの長良川だけでなく、昔から生活や産業、文化と深くかかわって岐阜の発展に寄与してきた長良川の新たな一面を知ったような気がしました。

 長良川を通じて岐阜で育まれていった和傘作りの歴史について学んだ後、次に、「これからの和傘と手仕事の行方は?」ということで和傘職人である高橋美紀さんに、その製造過程や和傘ならではの構造についてお話を伺いました。
 和傘作りは一つ一つの工程がとても複雑で、それぞれに専門的な職人技が必要でした。そのため和傘の骨を作る竹屋、エゴノキからロクロを作るロクロ屋、親骨と小骨を一本一本組立てて糸でつなぐつなぎ屋、紙を貼る貼り屋など、それぞれの過程が細分化された熟練職人による分業によるものです。一本の和傘が完成するまでに数十人の職人が携わることもあるそうです。20161014192404-50a238a6a1940ef071f9c2cadcb8e26718402ea2.jpg

実際に、たくさん和傘の実物も見せていただきました。一本の骨を二つに割いて、先のほうでまたつなぐという繊細な細工が施されている桔梗骨、骨が54本あり、しっかりした傘なのに柄が竹でできているため軽い細五四、祇園祭用の番傘などそれぞれの特徴とともにご紹介いただきました。かがり糸が施され、何十本もの骨組が整然と等間隔に広がる繊細な細工、色鮮やかに染められた和紙。たくさんの人の思いと技が込められた岐阜の美しい和傘のお話に、気が付けば夢中になって聞き入っていました。

しかし、このように多くの人の思いと技に支えられ、発展してきた岐阜の和傘ですが、現在は、様々な課題を抱えています。まず一つは、熟練職人の高齢化と後継者の不足。特に、ロクロという傘の中心になる木製部品を作る木工所は、全国で岐阜の岐南町にただ一軒あるばかり。骨職人も岐阜に2人のみ。高橋さんのような、これからの和傘づくりを担う若手は岐阜で10名ほどしかいないのが現状です。

 また、ロクロの原材料であるエゴノキの調達が困難になっていることも、大きな課題です。いくら後継者が見つかり、伝統が受け継がれていったとしても原材料が手に入らなくなれば、和傘を作ることはできません。エゴノキはまたの名をロクロ木とも言い、粘り強い繊維を持ち、細かく裂いても割れないという特徴があって、ほかの木では代用がきかないそうです。エゴノキは一般家庭の庭木にも使われるなど、特別珍しい木ではないのですが、工芸品の材料にするには厳しい条件があり、その条件にあうだけのものを確保するのは至難の業でした。20161014192614-98721704bf16f45b6cbe10445495859193c5c9dd.jpg

 そこで、もう一人のゲスト、久津輪雅さんが立ち上げられたのが、"エゴノキ・プロジェクト"です。久津輪さんの呼びかけに、久津輪さんが教員をされている岐阜県立森林文化アカデミーの教員と学生、地元の林業に携わる人、またSNSなどを通じて老舗和傘店の関係者、全国の和傘ファンなども集まりました。エゴノキの伐採と、木の切り株から新しい芽を出させるための森林の更新、新たな伐採場所の開拓などの取り組みをしていく中で、持続可能な森林をめざしています。
 
 後継者不足やエゴノキの不足など様々な困難を抱えながらも、和傘作りには多くの希望もあります。
全国で唯一のロクロ職人のところへ、東京での仕事を辞めて弟子入りされた方がいること。長良川流域で作られてきた長良川プロダクトを販売するセレクトショップ、長良川デパート湊町店では和傘を手に取り、購入していく人の多くは、20代30代の若者であること。エゴノキ・プロジェクトにたくさんの人が関わり、伝統を守ろうとしていること。たくさんの人の手により大切に、確かに、受け継がれている伝統がそこにはありました。

今回のおとなの夜学にご参加いただいた方の中にも、「和傘がほしくなりました。」「エゴノキ・プロジェクト行きます!」などの声がアンケートから多数みられました。これからも、図書館として岐阜のまちがはぐくんできた文化や歴史を発信していきたいです。
次回のおとなの夜学は10月27日(木)。テーマは「岐阜の発酵をデザインする -鮎とたまりと発酵トーク-」です。次回もたくさんの方のご参加をお待ちしています!


「朝井リョウ先生が...メディコスに...来るぞ!③」

ブログ2016/10/16

桃:さてさてさて!前回に続きまして、今月は29日(土)に行われる
「めざせ直木賞作家! 第2回ぼくのわたしのショートショート発表会」 ということで、今回も特別ゲスト・朝井リョウ先生をテーマに
お話していきた いと思います!
本日はピンクとすでにYAブログベテランのホワイトさんでお送りしていきたいと思います!ホワイト先輩よろしくお願いします!
白:いやいやいや、先輩だなんて、そんな...、まだまだ自分は未熟者ですから~。まぁ、よろしくお願いします。
桃:朝井リョウさんといえば、平成生まれの作家として初めて最年少での直木賞受賞となった作品「何者」が公開される事もあって、
最近テレビでよく朝井先生を発見します。そしてなぜか知り合いがテレビに出てるような感覚でテンションあがるピンクです。
白:我々と同年代ですもんね~、20代と知ったときは驚きすぎて変な声出ました。
桃:昨年私もYA担当として、生で朝井リョウさんを拝見したのですが、一般ピーポーとは何か違う神々しいオーラを放ってみえました。
やはり、テレビ越しと生は違いますね!そしてとても若々しかったです!
白:去年お会いしてるんですか!おおお~、先輩からさらに神々しさが増してみえますよ...。
ところでピンク先輩は、朝井先生の作品で何かお気に入りの作品はありますか?
桃:私は、「桐島、部活やめるってよ」を、大学生のころ映画館へ観に行きました!
映画を観てから、この原作ってどーやって描かれてるんだろう・・・と気になって原作を読んだのを覚えています!
白:ファ~、ピンク先輩を惑わす朝井さん、恐ろしいですね!私は、その原作を友人が貸してくれると約束したんですが、
それを忘れたまま高校を卒業しました。結局、自分で手に入れて読みました(笑)
桃:男子バレー部のキャプテンだった桐島が部活をやめることをきっかけに、
同級生5人の日常に些細な変化が起こるストーリーなんですが、私はずっと桐島が気になって気になって仕方なかったです。
白:他人に影響を及ぼす桐島くんの存在感は10代のそれではないですね。映画では、結局桐島くん本人出てきませんでしたし...。
桐島ぁー!ピンク先輩が呼んでるよ!出てきて!!
桃:すごく面白かったんですが、あれがもう4年前かと思うと時間の早さが恐ろしいです。ついこの間観に行ったような感覚...
ホワイトさんも気をつけてください。社会人になると時間はあっという間です!!
白:はい!もうひしひしと実感してます!!先輩!つい最近夏服に衣替えしたと思ったら着てるのは長袖とか考えたくないです!!

桃:イベント「めざせ直木賞作家! 第2回ぼくのわたしのショートショート発表会」観覧募集200名ですが
まだ多少余裕があるので、YAの皆さんぜひお越しください!
白:イベントは今月29日(土)14時~ですが、観覧募集の方は
岐阜市立中央図書館窓口・お電話にて申し込みを受け付けていますよ~!
桃:それでは次回のブログもお楽しみに!


ぎふまちライブラリー -本がつなぐ、ひととまち-

ブログ2016/10/18

20161018132330-d7188957af7edafb0b3c162144b7a84a1466bad0.jpg 岐阜市の金華地区にある8つの店舗で、12日、「まちライブラリー」が始まりました。
「まちライブラリー」とは、病院やお寺やカフェなど、まちかどに本棚を置いてみんなで共有する、いわばまちの小さな図書館。
8つの店舗がおそろいの本棚を店頭に置き、そこにはそれぞれのお店のオーナーが選んだ本が並べられます。
まちのお店やお寺などの店先に置かれた本棚を見ることで、店主たちの人柄なんかも見えてくるかも・・・?
 
今回まちライブラリーに参加し、店先に本棚を置くのは、20161018133203-a3a5a7e5ac70975f0e8ed14f10f861e1669ec3c8.jpg

① 長崎屋本店 ・・・岐阜で一番老舗の和菓子屋さん
② 山本佐太郎商店 ・・・創業140年の油屋さん
③ かし是・・・素朴で優しい味わいのパン屋さん
④ annon tea house・・・「ムレスナ社」の紅茶が心ゆくまで味わえる専門店
⑤ cd shop songs・・・2014年オープンのcdショップ
⑥ 洋菓子店ANDLADY・・・素朴で優しい甘さで、ほっと一息。洋菓子屋さん。
⑦ 善光寺・・・織田信長公が岐阜町の安泰を祈り、信州善光寺より、
         その御本尊善光寺如来をお迎えしたのが始まり。
⑧ 麩兵・・・生麩・生湯葉専門店。
 お店の紹介と地図は、図書館に置いてあります。ぜひ手に取って、それぞれのお店に遊びに行ってみてください。

 

 読書の秋、たくさんの本がある大きな図書館ももちろんいいけれど、
たまにはどこかの誰かの好きなものだけのプライベートな図書館を見に、まちへ行ってみませんか。

 学校帰りに、会社帰りに、買い物のついでに。
普段本屋さんや図書館で、自分では絶対に選ばないジャンルの本が、店先で何気なく手に取ったことをきっかけに、
一日をもっと嬉しい、もっと楽しいものにしてくれるかもしれません。

きっと、まちには素敵な出会いがあなたを待っています。


「朝井リョウ先生が...メディコスに...来るぞ!④」

ブログ2016/10/24

白:みなさまいかがお過ごしですか。ホワイトです。あれやこれやと10月が始まり、終わろうとしております。
  ところで、今月からドラマ「相棒」が始まりましたが、チェックしました?見ました?
赤:勿論でございますよ。「相棒」には愛はありませんが、かわいい白には愛がありますから(ハァート)
  少し前にはかわいい青がオススメの「シンゴジラ」、最近はかわいい桃オススメの「君の名は。」を観てきましたから。
白:愛をありがとうございます。というか、若者からなんでも吸収してやろうとする力がすごいですね。
  はい、今回はレッド先輩とお送りしまーす。
赤:よろぴくぴくぴく~。
白:いやはや、相棒も、今年でseason15ですよ...。感慨深いなぁ。右京さんの相棒も四代目です。
  初期と比べると、ここ数年で右京さんのくどさが際立ってきたというか、昔はもっとしっとり演技されてて、
  そこはかとない色気が出てました。また、ショックなことに、昨シーズンまでずっと右京さんを支えてきた米沢さんが卒業されたので、
  私は今米沢さんロスです。
赤:白さんには申し分けないのですが、私としては、素直に美しい女性(仲間さん)に交代してうれしいです。
  米沢さんもいいですけどね。
白:たしかに、仲間さんはお美しい。おじさんしか映らないドラマに一気にバラが咲いた感じです。
  ていうか、相棒といいつつ、コロコロその役が変わっていってるので果たして相棒と言ってていいのでしょうか。(小声)
  そんなこと思いつつ毎回楽しみに見てしまうんです、ウググ...。
赤:はいはい、そこは今度討論するとして、この近年ダブルヒロインやらコンビもの多いですよね。
   コンビといえば、作家の加藤千恵さんと、朝井さんのラジオですよ。オールナイトニッポン!
白:おお~、懐かしい響きです。私は、若かりし頃に作ったラジオで聴いてました。勉強しながら聴いてたのに、
   いつのまにかラジオに気を取られまったく勉強が進みませんでした。いい思い出です...。ラジオは人を狂わせますね。
赤:ラジオは勉強の友だね。朝井さんと加藤さんのオールナイト聴きました?
白:あ、はい。流暢に話しているというか、朝井さんの声若かったです...。20代なので当たり前なんですけど。
赤:電波ごしでなく、もうすぐ朝井さんの生の声が聴けますよ。DOKIDOKI。
  なにせ、朝井さんにお昼のお弁当を届ける大役を仰せつかっていますから。それからサインペンを確保しておく係でもあります。
白:そんな事はどうでもいいです。先輩は本番に弱いからなぁ~。書くだけでなく、ラジオやテレビ出演など
   マルチなご活躍されてるので、ますます目が離せませんね!これからも、朝井さんをガン見していきたいと思います!
赤:それに今、「図書館内の朝井リョウファンがおすすめする朝井リョウのココがスゴイ、ココが好き」をしているので!
   これでもかと朝井さんへの愛振りまいてますからね!こっちもチラ見してくださいね!!
白:うおおお、ファンの愛はねちっこいですもんね!ぼくわたもついに一週間後に差し迫ってます!
  皆さん、もう閲覧の申し込みは済みましたか!ビックな方と会えるチャンスですよ!!朝井さんめざしてレッツラゴン!!


「読書の秋と食欲の秋は両立するのだ!」

ブログ2016/10/31

赤:推してる仕事(【朝井リョウまつり】と岐阜市○○地図の企画)がいっぱい×2乗。
 発狂一歩手前ですが、かわいいYA班のため、もちろんYAの皆様のためワタクシメはがんばりますよ。
 ごきげんいかがですか?今回はお疲れ気味のレッド(以下:赤)がお送りします。
 日が短くなってなんだか物悲しい気持ちになり、読書がサクサク進むという読書の秋がやってきましたね。
※【朝井リョウまつり】はエントランスで開催中。朝井さんの著書と略歴の紹介、
  「朝井リョウファンがおすすめする朝井リョウのココがすごい、ココが好き」の展示をしていますよ。
青:あなた、いつ何時でも進んでますから。
赤:ええ。そうですとも...と言いたいところなんですが、情報支援係のK様が全力でオススメしてくれた
『たったひとつの冴えたやり方』が読めてないんですよ。心に余裕がある時にじっくり読みたいと楽しみに温存しているのですが、いつになるやら。 (K様申し訳ないです)ちなみにK様の企画【アナタの知らない図書館の世界~れふぁれんす編~】は展示グローブで絶賛開催中です。図書館を舞台にした本がたくさん紹介されています。
図書館内で巻き起こる悲喜交交。図書館は毎日がドラマチックなのです。ぜひご覧下さい。

※『たったひとつの冴えたやり方』
ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア/著 浅倉久志/訳 早川書房 933.7テイ

ところで、中学生が先日職場体験に来てくれたのですが...。
青:ええ。なんでもハイハイとやたら返事する真面目な子達ですね。
身体は大きいのにモジモジしていて好感もてましたね。
赤:ところで、お弁当見ましたか?すごい豪華なお弁当でしたよ。
青:そんなとこ見てたんですか?さすが目聡いですね。
赤:いや、チラと目に入ったんですけど、2段+デザート付きでしたよ。
青:うらやましいですね~。成長期ですしね。
赤:朝からハンバーグやからあげとか作れる親さんを尊敬します。
青:本当ですね。母親には大変感謝しております。
赤:高校生の親さんはお弁当を毎日ですから、大変ですよね。
青:そうですね。でも、自分で作ってる子もチラホラいましたよ。
赤:なんて親孝行な御子なんでしょう。そんな感心な子に朗報です。
YAエリアにはサンドイッチやコッペパン、おにぎらずなど具材をはさむだけの簡単な料理本があるのですよ。

※料理本コーナーはYA596~ですぞ。
 『デリスタグラマーのわんぱくサンド』YA596.63デ
 『コッペパンワンダーランド!』YA596.63ヨ
 『本当に美味しい!おむすびレシピ140』YA596.3ホ

青:わんぱくサンドやコッペパンは流行の兆しあり。具材をはさむだけと簡単なのでお試しあれ。
赤:ぜひ、これらの本をみて自分でお弁当を作る自立したYAになっていただきたいですね。
さて、来月は職場体験に来てくれた中学生や青少年サポーターにブログをお願いしました。
インターンの大学生とはまた違ったフレッシュさですよ。お楽しみに~。


著者に会いたい ~シゲリカツヒコ編~ を開催しました!

ブログ2016/11/03

10月23日(日)、みんなが会ってみたい作家をお呼びしてお話を聞く「著者に会いたい」を開催しました。第2回目となるゲストは岐阜県出身の絵本作家、シゲリカツヒコさん。聞き手は図書館長の吉成です。

イベントは著作の「カミナリこぞうがふってきた」、「ごじょうしゃありがとうございます」をご本人に読み聞かせしていただくところからスタート。スクリーンには絵本が大きく映し出されます。読み聞かせは初めてとのことでしたがとても迫力があり、参加者のみなさんも絵本の世界を楽しんでいました。
読み聞かせの次はシゲリさんが絵本以外で描いた絵を見せていただきます。西遊記をモチーフにした絵やカッパの絵、日常生活の中に一部の人にしか見えない不思議な生物が紛れ込んでいる絵など、20枚ほどの絵を見せていただきました。ファンタジーや妖怪の要素が入っていながら緻密に描かれた絵には不思議なリアリティがあり、独特の世界観に引き込まれます。

その後はいよいよ館長も含めたトークに入ります。
シゲリさんは幼少期から県内の飛騨市や揖斐郡、各務原などを転々としましたが、高校は市内にある加納高校の美術科に通っていたそうです。小さいころは漫画家を目指していて、模写をして同級生に見せていたことや人体のシルエットを描いて中を全部機械で埋める遊びをしていたことをお話ししていただきました。
その後東京にある専門学校に通い、卒業後はフリーのイラストレーターとして活動。AERAなどの雑誌や、医学書でイラストを描くお仕事をしていたそうです。一方で妖怪など自分が好きなものを描いた個展なども開催していたそうですが、それがなかなか直接仕事に結びついてくることはなかったとおっしゃっていました。そんな中、ある絵本作家の方から挿絵を描いてほしいと声をかけられ、絵本なら自分が好きな不思議な世界を描くことを仕事にできるのではと思ったことが、絵本作家になったきっかけだそうです。
また、シゲリさんが好きな本を3冊紹介していただきました。その中に「終わらない夜」が入っていることや、シゲリさんの絵のタッチから館長は「かようびのよる」という本を思いだしたとのことで、シゲリさんもこの本は大好きだそうです。20161103115004-deea1c03d6903251af6ddcaabc672a51f764b5d4.jpg

また、岐阜市街に来たのは20年ぶりだというシゲリさんが、パルコがなくなっていてびっくりしたことや、学生時代はロイヤル劇場などの映画館に通っていたことをお話しすると、参加者の皆さんも大きく頷き、親近感を持った様子でした。

 シゲリさんはイラストレーターのみの仕事をしていた頃、やはりメインは文章などにあり、ご自身の絵が入った雑誌や本の売り上げや評価はさほど気にならなかったそうです。
しかし絵本作家としてストーリーもイラストもすべて自分で手掛けるようになると、どのくらい売れているのか、どのような評価を受けているのかを意識するようになったこと、そしてそこがとても面白く感じているとお話されました。また、シゲリさんは読者の方の感想によってどんなものを描くかという方向を決めているそうで、いろいろな意見を見た中で今は「馬鹿馬鹿しいものを真面目に描くこと」を意識し、絵本を作っていることをお話しされました。著作の「ガスこうじょうききいっぱつ」は、特にその傾向が表れていると館長も感じたそうです。

今回のイベントはシゲリさんがどうして作家になったのか、どのような思いで本を作っているのか、直接お話しを聞くことができた貴重な時間になりました。
参加者の皆さんからも「読み聞かせが楽しかった。」「著者ご本人にお会いできて、絵本以外のイラストもたくさん見られて嬉しかった。」との声をいただき、楽しんでいただけたようです。シゲリさんも、特に読み聞かせをしてみたことは今後の絵本作りにとても役に立つと思うとおっしゃっていました。
これからもみなさんがお会いしたい作家さんをお呼びして、色々な話をお聞きしていきたいと思います。次回をお楽しみに!

<シゲリさんおすすめ本>
・『西風号の遭難』 クリス・ヴァン・オールズバーグ/著 河出書房新社
・『父さんの小さかったとき』 塩野米松/著 松岡達英/絵 福音館書店
・『終わらない夜』 セーラ・L・トムソン/作 ロブ・ゴンサルヴェルス/絵 ほるぷ出版

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朝井リョウイベントが終わった件について

ブログ2016/11/06

青:皆様ご無沙汰しております。先週に引き続き再度登場のブルーです。
中学生達のフレッシュさをお伝えする前に、一ヶ月かけてお伝えしてきた朝井リョウ祭り、
  そして第2回僕の私のショートショート発表会がめでたく終了したのでその振り返りしようかと。
白:え?来月は職場体験に来てくれた中学生や青少年サポーターにブログをお願いしましたーとか言ってませんでした?
青:言ったよ?確かに来月とは言ったが来月のどの週からとは言っていないわけで。
  その気になれば今月の最終週から始めても嘘にはならない。ということだよ。君の見切り発車だ。いいね?
白:......
青:というわけで話を戻そうか。さて先月29日に第2回僕の私のショートショート発表会が行われました。
  沢山の方々に参加していただき、担当者一同、大変嬉しく思っています。
白:200人くらい来てましたもんね。心なしか他のイベントより中高生の参加者が多かったような......
青:まあイベント内容によるところが大きいんだけど、中高生は習い事や部活動で休日も忙しいから、
  なかなかイベントに参加してもらうのは難しいんだよね。
  でもそこはさすがの朝井先生、中高生を集める天才かってくらい中高生の方々が観覧参加していただきました。
白:みんな真剣に発表を聞いてましたもんね。
青:中学生4名高校生4名の計8名が自作のショートショートを発表しました。
  個人的にすっごい緊張してるかなーとか思ってたんですが、みんな朗読も朝井先生とのトークも緊張せずに受け答えていたのには驚きました。
白:いやー私が中高生のときなんて人前で発表とか無理ですよ......最近の中高生はすごいですね。
青:朝井先生も中高生の緊張がほぐれるような聞き方や質問をされていたのも大きいと思うよ。
白:(この人朝井さんのこと凄いヨイショするな......)
青:とまあ今年も無事に発表会が終わり、一山越えたと安堵しているわけですよ。
白:何言ってるんですか。もう一山残ってますよね?
青:言うなよ。今言うなよ。
白:今回の発表作品をまとめた冊子は図書館で借りられるので要チェック!ですよ。
それではまた来週!


第3回 みんなの図書館おとなの夜学を開催しました!

ブログ2016/11/08

10月27日(木)、第3回 おとなの夜学を開催しました。昨年からスタートしたこのイベントは、私たちの暮らす岐阜のまちがこれまで育んできた文化や歴史を図書館から発信しよう、というものです。岐阜ならではの異色な人々が集まり、「岐阜にいながら知らなかった岐阜のこと」を、対談やパネルディスカッション形式で語ります。

 第3回となる今回のテーマは、岐阜の発酵をデザインする-鮎とたまりと発酵トーク-。ゲストは発酵デザイナーの小倉ヒラクさん、泉屋物産店5代目の泉善七さん、山川醸造株式会社3代目の山川晃生さん。小倉さんは微生物研究家とデザイナーの二足のわらじで活動をされているユニークな方です。

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 発酵食は人類が培ってきた食品の保存法であり、また地域独自の味覚を作り上げてきた地域食文化の核に位置づけられるものです。岐阜にも鮎の熟れ鮨、たまり醤油など地域独自の発酵食品を作ってきた、泉さんや山川さんのような達人がいます。トークセッション当日の昼に泉さんと山川さんのお店の見学に行っておられた小倉さんがその奥深さと岐阜らしさを独特の視点で引き出し、3人の専門家による、この地ならではの発酵トークが繰り広げられました。




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 九州や東海地方は特に、不思議な糀文化を持っているそうです。山川さんによると、大豆と小麦の割合が半々の濃口醤油に対して東海地方で作られるたまり醤油はそのほとんどが大豆からできています。大豆に含まれるたんぱく質は分解されうまみのもとになりますが、通常の醤油よりも大豆の多いたまり醤油は、うまみ成分が非常に高いのが特徴です。また、水の割合も通常の醤油よりも少なく、これがたまり独特のとろりとしたコクになるとのこと。

 泉さんは鮎料理の専門店を川原町屋で営まれ、昔ながらの郷土の味を残していくために鮎のリエットや鮎のピザなど創意工夫を重ねられ、新しいものをうみだしてこられました。熟れ鮨と魚醤について、その原点でもあるカンボジアやラオスへ視察に行ってきた際のお話も交えつつ、お話しくださいました。
熟れ鮨というと日本では滋賀の鮒鮨がスタンダードですが、それを鮎でやろうとされたのが泉さんです。鮒ずしはもともとふなのにおいが強く、熟れ鮨になるとその香りはもっと強烈ですが、鮎で熟れ鮨を作ると、確かに発酵しているときのにおいはあるけれど、それはあくまで無精臭で、そのかおりはとてもエレガントともいえるものだそうです。また、鮎にはとれた川の味がするように感じる面白さもあり、くさみがない発酵食品として、岐阜にたまりの文化が浸透していきました。

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地域の食文化を守っていくために、新しいものを生み出す工夫、そうして生み出されたものが新たな伝統、岐阜ならではの「うまみ」となっていく様子を目の当たりにしたように思います。小倉さんが当日はファシリテーターを務めてくださいましたが、山川さん、泉さんのお話を心から「おもしろい!聞きたい!」と感じながら話されているのがよくわかり、私たちも3人のお話をワクワクした気持ちで夢中になりながら聞くことができました。

トークの最後にはカンボジアのトゥクトレイと鮎の魚醤の味比べ、鮎の熟れクリームリエットや醤油のポップコーンの試食を参加者全員で楽しみ、興味深いお話だけでなく、職人が創意工夫の中で生み出したおいしい岐阜を味わうこともできました。



 アンケートでも「堅苦しくない、それでいてアカデミックな話が聞けて良かった。」「地元の料理を食べてみたいと強く思った」などの感想があり、好評のようでした。

次回のおとなの夜学は11月14日(月)。テーマは岐阜市不思議巡り-都市伝説と神話の現場から-。また一風変わった岐阜を知るチャンスになるかと思います。次回もたくさんの方のご参加をお待ちしています。


めざせ直木賞作家!ぼくのわたしのショートショート発表会を開催しました!

ブログ2016/11/11

10月29日(土)、作家の朝井リョウさんを招いて、ぼくのわたしのショートショート発表会を開催しました。
朝井リョウさんは岐阜県出身の作家さんで、「桐島、部活やめるってよ」や、「何者」など、ドラマ化、映画化された作品を多数お持ちの話題の方でいらっしゃいます。このイベントは昨年に引き続き第2回目の開催で、今年は中学生から35作品、高校生から33作品、合計68作品のご応募をいただきました。朝井リョウさんは事前にそのすべてに目を通してくださり、29日の発表会に出場してもらう8作品がその中から選ばれました。当日は8作品の作者である中学生高校生が、自身の作品を舞台で朗読し、ひとりひとりに朝井リョウさんから講評をいただきます。

「自分が書いた小説を、作家やたくさんの人が見ている舞台で、自ら朗読する」という、特別な状況の中、中高生のみなさんはさぞ緊張しているのではないかと思っていましたが、みなさん堂々と、のびのびと舞台上で朗読し、朝井さんと会話される姿が頼もしかったです。事前に文章を何度も読んでいても、朗読を聞くとまた違った感情が沸き起こり、中高生の紡ぎだすみずみずしい言葉一つ一つに、はらはらしたり、ドキドキしたり、わくわくしたり-。あっという間の1時間半でした。

ショートショートという特性上、作品には5枚という制限が設けられており、その制限の中で物語を展開し、完結させるのは至難の業です。それでも選ばれた8作品はどれも書き出しの一言目からぐっと心をつかまれ、読者を楽しませようというしかけが、短いお話の中にたくさんあるものばかり。朝井さんからも「こういう風に書こう、と頭で考えてもできない描写がすっとできている」、「文章のセンスやタイミングが絶妙!」、「書き出し大賞!キャラクターの愛らしさが魅力的」と驚きのコメントが何度もありました。
また、朝井さんによると今年の特徴として、文章から「こういう子が書いたのかな」という想像ができない作品がとても多かったそうです。中学生高校生が書く話、というと、どうしても学校生活の話であったり、自分と同じような年代の人の出てくる物語になりがちだけれど、今回の応募作品には会社で働く人の目線で書かれたもの、SF、動物の目線のものなど、文章やストーリーから作者を想像できるものがなく、当日実際に会って初めて、「こんな子がこれを書いたのか!」と驚いたとおっしゃっていました。
 朝井さんは、どの発表者の作品も丁寧に読み込んでくださった上で、ひとりひとりに、「このアイディアはどうやって思いついたの?」「小説はこれまでにもよく書いていたの?」と尋ねたり「これからも書き続けてくださいね!」と力強く声をかけてくださいました。

「言葉や文章は人と人とをつなぐもので、会えない人とも、見えないもの、できないことともつながれる一番の武器になります。みなさんぜひ外の世界へアプローチする術として、磨いて使ってを繰り返し、大事にしてあげてください。」という朝井さんの言葉が心に残っています。このイベントが、今回応募してくれた、未来を担う中高生が自分の持つ「武器」を磨くための一助となれたのであれば、図書館としてもこんなにうれしいことはありません。

このイベントに限らず、これからも、中高生の皆さんが一歩踏み出すための「武器」を磨こうとしたとき、使おうとするとき、その手掛かりとなるようなものをたくさん提供できる図書館でありたいと思います。


中学生日記その1

ブログ2016/11/13

白:YAの若人の者たちよ~!元気ですか?ホワイトです。そこそこ不調です。
さて、9月では、インターンシップ生にブログを押し...お願いしましたが、今回から青少年サポーターである、
若々しい中学生に拝み倒して書いてもらいました。中学生の本音トークが聞けるかもですよ。
  今回は好きなタイプについて盛り上がってるっぽいです。老いぼれの私には付いていけません...。それでは、どうぞ!!

S:こんにちは、青少年サポーターのさくらんぼです。
R:同じくれもんです。
S:今回は理想の男性について話したいと思います!まず、自分より背が高い人がいいです。
R:たしかにー!!そうですね、自分の身長+12cmぐらいかな。
S:次に、優しい人がいいです。でも、優しくても、大人しい人はいやだなー。
R:面白い人がいいです!
S:面白くないと、話が続かないしねー!
R:しゃべってて話がはずんだり、楽しかったりすると、いいよねー。
S:そうだよねー。ところで、嫌な男性のタイプってある?
R:自分からめっちゃ女子に話しかけてくる子はちょっと...。
S:そうだねー。休み時間とかに毎回話しかけてくるような人とかはちょっとね。
 私はセンター分けと、七:三分けは嫌です。ロン毛もやだな。
R:オタク系はちょっといやですよね。前髪長い人もね。
S:たしかにー。
 まぁ、お互い条件クリアできる良い人見つけよう!オー!!!
R:オー!!!

※あとがきはYA担当ブルーとホワイトです。
白:いかがでしたか。まぁ、若い...若いですよ、10代。末恐ろしさを感じます...。
  中学生のエネルギーってどうなってんでしょうか。
青:その辺から湧き出してるとか?いやー恐ろしいね。ほんとうに恐ろしいの一言です。
  10年ほど前は我々も中学生だったわけですが、相手に対して求めるものが斯くも具体的であることに驚きを隠せません。わからないわ
白:こちらが唖然とするほど、とても鮮明に理想の男性像あげてましたね。センター分けと七三はダメとか、
  よく見てるな~と思いました。分け目が大事なのか...。ところで、青さんはなに分けなんですか?七三?
青:8:2くらいじゃない?特に意識してないから誤差はあるだろうけど。ただこれだけは言わせていただきたい。
  真のイケメンにとって髪型は些細な問題であるのだと。
白:なるほど...。イケメンはどんな髪型でもイケメンてことですね。心に響くお言葉です。
  てなわけで、これからしばらく、パワー溢れる中学生のブログ載せていきますのでよろしくどうそ。


本と映画をめぐる金曜トークショーを開催しました。

ブログ2016/11/14

 11月4日(金)、本と映画をめぐる金曜トークショーを開催しました。
 街の中心にはいつも本があり、映画があり、本や映画を通じてたくさんのひとのつながりが生まれ、そこからまちの文化が発展してきました。このイベントは柳ケ瀬の商店街に昔からある映画館、書店、商店街のひとたちが、まちを長年見守り続けてきて感じていることや、文化の中心を担ってきた者として、これからのまちのために何ができるのかを考え、語り合うトークショーです。20161114132654-8c6009b06ad4d1d364687a9bc7938c79ab66987c.jpg

 ゲストは映画館を代表して、シネックスの磯谷貴彦さん。本屋を代表して、自由書房の大塚圭子さん。そして、柳ケ瀬の商店街を代表して、柳ケ瀬商店街の振興組合連合会理事長の林亨一さん、羽島市の映画資料館の館長である近藤良一さん。柳ケ瀬の商店街に昔からお店を構えた人や、昔からの柳ケ瀬をよく知り、岐阜のまちのよいことも、そうでないことも今日まで変わらず見守り続けてきた人たちです。

 まず最初に、「何度でも見たくなる大切な映画は?」という質問が、参加者とパネリスト全員にされました。それぞれ、思い思いに手元の紙に大切な一本を書いていきます。書き終わったら一斉に紙を上にあげ、発表しました。36名の参加者に4人のパネラーと館長。41名いれば41名それぞれの大切にしたいものや思い出があります。

そこから、パネリストの、思い出の映画トークが繰り広げられました。「泣きたいときに見る映画は?」「初めて見たHな映画は?」「お気に入りの男優、女優は?」など、それぞれの思いたっぷりに語られます。

20161114133024-24570b824bc0a540288463ba49f642c21ea8aca5.jpg昭和33年ごろの柳ケ瀬商店街はとてもにぎわっていて、人とすれ違うのが大変なほどだったそうです。羽島市の映画資料館の館長を務めておられる近藤さんが当時の柳ケ瀬商店街の映画館の歴史について、地図を見ながら解説してくださいました。当時は全部で12の映画館が柳ケ瀬商店街にはありました。今のように椅子席ではなく、たたみの席や立見席が多く、多くの人が映画を楽しんだ後は喫茶店で語り合う。当時の柳ケ瀬商店街ではよくみられる、当たり前の光景でした。

本屋さんも、人が集い、語り合う場所、という意味では同じです。板張りの教室のような書店にはLPレコードを売るコーナーもあり、たくさんの若者が集いました。自由書房の大塚さんの、「ここは文化の発信地。私たちは文化と教養を売っているという思いで仕事をしています」という言葉が心に残りました。今よりずっと本が売れた時代。当時大ヒットした「窓際のトットちゃん」は週に100冊以上が売れることもあったそうです。


子どもの頃父親に連れられて行った喫茶店ではじめてコーヒーを飲んだ思い出。大人の仲間入りをしたような、わくわくする昂揚感。喫茶店というと不良というイメージだった当時、テスト勉強を頑張った自分へのご褒美として、ドキドキしながら入って食べた喫茶店のパフェはなんであんなにおいしかったんだろう-。はじめて女の子を呼び出して、緊張しながらお店でひとり待っていたこと。パネリストの皆さんから語られる青春の一ページがとてもリアルで、話を聞いているうちに、当時のドキドキやワクワクをまるで追体験しているような、不思議な感覚に襲われました。

 
これから柳ケ瀬は、どうなっていくのでしょうか。「地方都市の昔からある小さな映画館はどこも風前のともしびで、文化でお腹は膨れないし、そんな中で文化を担えと言われるのは荷が重い」とシネックスの磯谷さんの言葉は切実です。一方、林さんは、「みんな、当時は語る場所がほしかった」とおっしゃいます。家でDVDを見たり、インターネットを通じてみるなど今は選択肢がたくさんあります。映画も、本も、一人でどこででも楽しむことができます。でも、そうではなくて、映画を見て、本を読んで生まれた、自分の中の深いところにある「何か」について誰かと語りたい、分かち合いたいという思いを、誰しも持っているのではないでしょうか。


映画館や書店だけでなく、それはきっとこの図書館も同じです。今回のイベントのアンケートでも、図書館に今後期待するイベントとして、「本や映画について、もう少し少人数で語り合う場を作ってほしい」「趣味を同じくする人ともっと何かを語ってみたい。」など、のご意見をたくさんいただきました。図書館でも本を借りるだけではなく、そこで誰かと出会いたい、語りたい、集いたい。文化に触れるため、足で出向き、その場を感じること、そこで感じたものを通じて誰かとつながることの尊さは、今も昔も変わらないのではと感じました。20161114133104-8ecf1b1224b9d88e82a6dd79a94021d335f31c87.jpg
 
人は誰でも多少いびつなところがあって、それがその人の人間性であり、おもしろさなのだと思います。画一化することで安心を生み出す場所が多い中で、柳ケ瀬にはそれぞれの持ついびつさを楽しむだけの寛容さがあり、だからこそきっと商店街を歩いていると、自分のでこぼこのおさまりどころを見つけられるようなここちよい安心感があるのではないでしょうか。とても楽しく、懐かしく、また、柳ケ瀬ならではの「付加価値」を模索する、前向きな話ができたように思います。今回は時間の関係で参加者の皆さんと語り合うことができなかったので、この講座の続編をこれから企画してみたいと思います。お楽しみに!


中学生日記その2

ブログ2016/11/20

白:はいはいはーい。今回も青少年サポーターである中学生に書いてもらってます。
  覚悟してご覧下さい。どうぞ!!

R:こんにちは!青少年サポーターのララ(以下:R)です。
Pこんにちは!!ピクミンです。(以下:P)
R:とつぜんですが、Pさんにはきらいな先生いますか?
P:えっ、いきなりなんですか!?えっ、まぁ...いますねー。
R:私もいます。社会がきらいになったのはその先生のせいです。
P:ひどいですねー。私は先生のせいで国語が嫌いになったんですよ。同じですねー。
R:かなりひいきがひどい。優等生の美人にやさしい。
P:優等生の美人がいるんですか!?
R:それがいるんですよ~。美人で、勉強もできてスポーツもできる完ぺきな人が。
P:お~、うらやましい!!美人の条件ってなんですか?
R:う~ん、目が大きい、スタイルがいい、背が高い、顔が小さい...とか?
P:いいなー。ちなみにモテる男子の条件は?
R:周りにあんまいないからな~。クラスの女子は筋肉だとさ。
P:あ~なるほど。顔や性格はみないの?
R:顔はそりゃ見るけど...。イケメンっていない。性格は...やさしいのが理想だけど...いない。
P:まぁ、いつか現れるんじゃないのかな。ララの前にも。
R:そだね~。ピクミンもファイト!
P:うん!お互い頑張ろう!

※あとがきはYA担当レッドとホワイトです。
白:こんにちは!若さにやられてます!中学生元気ですね。もう、私はいろいろ失ったなあとしみじみしております。
赤:若人は素晴らしいですね~。
白:それにしても、美人で勉強もできてスポーツもできるって、南ちゃんですか?『タッチ』の南ちゃんですか?
赤:いや、私は『ドラえもん』の源静香ちゃんを推します。
白:しずかちゃんですか...。また、ベクトルがすごい方向に曲がりましたね...。中学生はどうやら、
  性格も見目も良い男子をご所望のようですが、先輩はどうでしたか。
赤:ワタクシ、学生時代は人間に興味がなかったからなぁ。邪魔にならない人がいいですね。その人より本を取っても、返信が遅くても
  (しない場合も)、助手席でいつも寝てても、何をしてもいいよいいよ!っていう人を所望します。(現実味あふれ出ててすいません)
白:相手への要求がすごいです。さすが、先輩。私は、愉快な人ですかね。イケメンは三日で飽きるらしいので。
  まぁ、完璧な子よりちょっと欠点あるほうがかわいいと思いますけどね~。(適当)
  中学生のブログは来週で終わりです。最後までどうぞお楽しみ下さい。


カンチョーと行こう!ぶらり ぎふまちライブラリーを開催しました。

ブログ2016/11/21

11月12日(土)、「カンチョーと行こう!ぶらりぎふまちライブラリー」を開催しました。

皆さん、「ぎふまちライブラリー」をご存じですか?知らなくても無理はありません。金華地区のお店とお寺が始めて、まだ一カ月の小さな図書館なのです。

このイベントは、「まちライブラリー」を館長とみんなで巡ってみよう!という企画で、参加者を募集したところ小さなお子さんから年配の方まで幅広い年代の方が集まって下さいました。小さな男の子以外は、ほとんどが女性の参加でした!

イベント当日、この日は快晴!絶好のお散歩日和です。メディアコスモスのドキドキテラスに集り、全員が自己紹介をしてお散歩に出発です!

館長が小さなフラッグを持って先導します。天気も良く、皆さん最初からテンション高めで、期待感が伝わってきます。


巡った場所は順に、songs(CDショップ)、AND LADY(洋菓子屋さん)、かし是(パン屋さん)、山本佐太郎商店(油屋・菓子)、善光寺、麩兵(お麩屋さん)、長崎屋本店(和菓子屋さん)、annon tea house(紅茶専門店)です。

館長ご一行はお店に着き、店主さんにごあいさつ。店主さんは、お店の紹介や、本棚にある本の紹介をしてくださいます。そして、お店のことをクイズにした、「クイズラリー」を解いていきます。お店を後にするときは、うれしいお土産まで付いてきます!子どもから大人までみんな笑顔がはじけています。

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店主さんのお話で印象に残ったことは、享保5年創業の長崎屋本店さんを訪れた際、夏目漱石の「虞美人草」に味噌松風が登場することです!さすが歴史のある長崎屋さんです。他にも驚いたことは、お店右側の明治時代の岐阜市地図に長崎屋さんのお店の絵が載っていたことです。今と外観が違いますが、「長崎屋 菓子商」とあります。

参加者の方も「ここのお店のクリスマス限定のシュト―レンがおいしい。」とお店情報を教えてくださいます。また、参加者の方同士が仲良くなっていたのが印象的でした。

2時間半のツアーはあっという間で、カンチョーからクイズラリーの参加印をらって終了しました。

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期日は未定ですが、また開催します。次回をお楽しみに!



えほんフェスティバルを開催しました!

ブログ2016/11/24

10月30日(日)から11月3日(木・祝)まで、えほんフェスティバルを開催しました!
子ども達のぬいぐるみが一日図書館でお泊まりする『ぬいぐるみのおとまり会』では、おはなし会の後にぬいぐるみとお別れすることになった子どもたち。その顔は少し淋しそうでした。
でもお迎えに来てプレゼントを貰った時、笑顔になってぬいぐるみを抱きしめる子どもたちを見て、私たちもとても嬉しかったです。

『ハロウィンペンダントづくり』は赤ちゃんから小学生までたくさんの子どもたちが参加してくれて、自分だけのペンダントを作っていました。

えほんフェスティバルの締めくくりが『仮装パレード』。
様々な魔法使いや妖精に変身した子どもたちと一緒にメディアコスモスを歩いて回りました。
司書も動物など絵本の国の住人に変身して子どもたちと歩きました。最後は皆でだるまさんがころんだをやりました(懐かしい...)鬼にならないよう必死になる子どもたちに私たち司書やカンチョーも真剣に勝負しました!
今年も子ども達の笑顔がたくさん見ることができて良かったです。参加してくれたみんな、本当にありがとう!また図書館に来てね!

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中学生日記その3

ブログ2016/11/27

白:ご機嫌いかが!?ホワイトです。青少年サポーターたちによるブログジャックも今回が最後です。
なんやかんや話題似てるな、若いんだな...。

N:こんにちは!青少年サポーターのにこです。(以下:N)
Y:こんにちは!同じくYです。
H:はじめまして!ハリーです。(以下:H)
N:みんなは好きな人いますか?私はさいきん、一年四ヶ月ぐらいつきあってた彼氏と別れましたー。
Y:私は好きな人は、ここ数年ずっといません。昔、好きだった人は同じクラスにいて、小学生の時代にバレンタインチョコをあげて、
いちおうお返しもらえましたが、特に進展はありませんでした。
H:私は4年間片思いしてました。バレンタインをあげたら返ってこない、おみやげあげてもかえってこないぐらいの人でした。
N:つきあいたい人は優しくて、気がきく人!逆に嫌な人は、性格ブスな人かな~。
  私の班の男子とか。私の班に男子2人いるけど、嫌だな。
H:つきあいたい人は、本を読んでかしこそうな人で、つきあいたくない人は、かしこくない人でーす。(ふつーです)
N:学校にかっこいい人は...いない!!班長はかっこいい!まぁ、その人、彼女いるけど...。
  うちのとなりの席はおさななじみだけど、イチャイチャしてて、一年生のときなんか、いろいろ言われた。
Y:私の学校にはいないけど、お母さんが地域の人で卓球めっちゃ上手で、イケメンの人(Mさん)がいるよーって言ってた。
H:同じクラスではないけど、いるよ!私の見る目では2人くらいかな?
N:まぁ、みんなでいい人みつけようね!!

※あとがきは、YA担当ピンクとホワイトです。
白:この三週ほど、中学生にブログ書いてもらいましたが、みんなちゃっかり恋してんですね。先輩としてなにかアドバイスありますか?
桃:やっぱり中学生女子はみんなイケメン大好きなんですね!分かります!
でも、男子って大人になるといきなりイケメンに変身してたりするから(成人式とか同窓会とかね)、
今、全然目立ってない男子も、今イケメンじゃない男子も要チェックなんですよ!!
白:いや~、さすがですね~。今までで一番のアドバイスでした。すごいっす、ごいす~。
上級者は言うことが違いますね...。私はただ中学生の勢いにのまれて死にかけてました。
桃:ホワイトさん生きててよかったです。私にもあんな勢いのある頃があったのでしょうか。
  若さを目の当たりにして、ピンクは怖さしかありません。
白:そうですね、中学生こわいってことが分かりました。我々は、彼らに全力で立ち向かうしかないですね。
青少年サポーターの方々ありがとうございました。来週からは通常運転ですので今後もよろしくお願いします。
なんか、ブログのみずみずしさ足りなくない?とか、そんな苦情は受け付けませんので。ではごきげんよう。


第4回 みんなの図書館おとなの夜学を開催しました!

ブログ2016/11/29

20161129142239-06b8d7908821188e952ba2ca6373e24db7881f8b.jpg11月14日(月)、第4回 おとなの夜学を開催しました。昨年からスタートしたこのイベントは、私たちの暮らす岐阜のまちがこれまで育んできた文化や歴史を図書館から発信しよう、というものです。岐阜ならではの異色な人々が集まり、「岐阜にいながら知らなかった岐阜のこと」を、対談やパネルディスカッション形式で語ります。
 第4回となる今回のテーマは、岐阜市不思議巡り-都市伝説と神話の現場から-。ゲストは作家でオカルト研究家の山口敏太郎氏。このイベントの企画・プロデュースを行っているNPO法人ORGANの蒲勇介さんと、山口さんとの対談という形でお話していただきました。

 ゲストがオカルト研究家の方で、テーマが不思議巡りということで受付の時から、少し照明を抑え、怪談話の音楽がかけられた不気味な空間が演出されていました。当日は雨が降っていましたが、参加者の方もいつものおとなの夜学常連の方に加え、山口さんのファンの方やオカルト好きな方もいていつものおとなの夜学とは少し雰囲気が違います。20161129142116-d6a949c0c93af7afbab982bf225336e09ce1e3e3.jpg

 最初に、岐阜市の不思議といえばまずはこれ、ということで口裂け女の話からトークが始まりました。山口さんは全国的な調査を通して口裂け女の発祥地が岐阜であることを突き止め、柳ケ瀬でのお化け屋敷など地域活性化事業にも取り組んでこられた方です。口裂け女の都市伝説は1979年ごろ岐阜から全国へ広まったそうです。口裂け女は口伝えで伝わった最後の妖怪で、山口さんによると主にその伝承の場は親戚同士が集まった時のいとことの会話や、修学旅行の夜の語らいの場などでした。その後はインターネットやメディアが介在して広まるという形に少しずつ伝承の形が変わっていったそうです。
 
 蒲さんと山口さんは毎年、岐阜の妖怪と歴史、伝説の舞台を巡るツアーを開催しておられ、今年で6年目になるそうです。これまでのツアーを振り返りながら、岐阜の不思議について様々な角度から紹介してくださいました。

乙姫竜神椀貸し伝説、絶対に境内の枝を持ち帰ってはならないといういわれのある不動閣の龍神藤、心がけの良しあしで重くなったり軽くなったりする金神社の不思議な"おもかる石"...。岐阜には古の時代から多くの伝説が語り継がれてきました。日本最古の妖怪絵巻物である"非情成仏絵巻"は岐阜市の崇福寺に所蔵されています。これまで知らなかった岐阜市ならではの「不思議」に出会える神社仏閣などのスポットが、身近にたくさんありました。当日配られた岐阜市神社仏閣不思議めぐりマップを見ていると、なんだかいつも歩いている街並みが全然違う見え方をするような気がします。20161129142201-434a86c502be6e8f399f24cc2740f7cbf2fadb9a.jpg

 また、山口さんは、全国で妖怪、化け物などの伝説をモチーフにした町おこし、「クリプト・ツーリズム」の普及に取り組んでこられました。岐阜市柳ケ瀬の口裂け女をモチーフにしたお化け屋敷などもその一つです。伝説などをその地域のストーリーとして取り上げ、イベントなどで盛り上げ新たな観光地を発掘していく、地域づくりの一環として、効果のある取り組みだとおっしゃっていました。街というのはただ"暮らしていく場所"ということにとどまらず、住民の力でそうやって創意工夫で作り上げ、盛り上げていくことによって、"たくさんの人にとっての魅力的な場所"になっていくのだと改めて実感しました。
 
次回は12月20日(火)、テーマは「岐阜の鵜飼は世界のUKAI!?-長良川鵜飼いを継ぐ男VS鵜飼のすべてを知る男-」です。次回もお楽しみに!


「I中職場体験生との漫画談義(ジャンプの回し者ではないのであしからず)」

ブログ2016/12/04

赤:こんにちは。ご機嫌いかがですか?今回も前回同様若い力をお借りしてお送りします。
職場体験にきてくれたフレッシュ満載の男子中学生のブログをお楽しみくださいませ。まず自己紹介をしていただきましょう。
中①:I中学校2年のモンク2(以下:モ2)です。
中②:I中学校2年の赤鍋(以下:鍋)です。
赤:硬いよ~。リラックスしてもう一度いってみよう。たとえば、「人間よりも本が好きな人間的には残念な赤です」とか
「相棒と広島カープを愛する白です」とか「シンゴジラを5回ほど見た青です」とか
「ご飯より睡眠派の黄です」みたいな感じでお願いします。
制限時間は3分ですよ。
鍋:えぇ~と「ナルト」見て同じところで3回は泣く女々しい男こと、赤鍋です。
モ2:「銀魂」が週刊ジャンプの巻末(人気がないのが最後)にきていることを不思議に思うモンク2です。(ペコリ)
赤:ところで、君たちは普段本や漫画は読みますか?
モ2:はい。ジャンプ系をよく読みます。
鍋:自分もまあまあ読みますね。
赤:本より漫画派なんですね。お勧めの作品は?
鍋:断然「ナルト」推しだけど、最近「アイアム・ア・ヒーロー」にもはまっています。
モ2:ジャンプ新連載の「約束のネバーランド」がオススメです。
赤:「アイアム~」は絵がかわいくていいですよね。赤のオススメは「バクマン。」です。
さて、ジャンプといえば「銀魂」や「ジョジョの奇妙な冒険」が実写化されるらしいですね。
鍋:「銀魂」のぐっさん出演がうれしいです。ギャグ要素が多いからガチでおもしろいと思います。
「ジョジョ~」は役の人達がいいと思います。顔が濃い人達ばっかなんでピッタリな気がする。
モ2:「銀魂」の実写化は絶対見ます!でも、「バクマン。」のように実写化はなぁ~(悲)。
大体原作の方がいい場合が多いからな~。新八や神楽役の人のキャラが合わなさそうwwww。
「斉木楠雄のΨ難」とかどうなるんだろう。ヤルヤル詐欺かも。
赤:実写化はなかなか原作通りのイメージにはならないものですよ。大人の事情を汲んで、その違いを楽しみましょう。
では、他に実写化したらいいと思うものはありますか?
鍋:「アンパンマン」とかは...無理かな?
赤:いいですね~絶対みてみたい!!物理的にパンと人体の融合は無理なのでカブリモノか、CGか...とお話は附きませんが
紙面の都合上ここまでとさせていただきます。
赤鍋さん、モンク2さんお付き合いいただきありがとうございました。

※赤鍋さんとモンク2さんの薦める漫画に関連する本はこちら↓
・『アイアム・ア・ヒーローTHE NOVEL』朝井リョウ他/著 小学館 G936.2アサ
・『バクマン。』大場つぐみ/原作 久麻當朗/小説 集英社 YAFクマ
・『ジョジョの奇妙な冒険で英語を学ぶッ!』荒木飛呂彦/原作 北浦尚彦/訳・文 YA830ジ
・『ジョジョの奇妙な冒険で英語をもっと学ぶッ!』荒木飛呂彦/原作 北浦尚彦/訳・文 YAF830ジ


「大切な私~お母さんの笑顔が子どもの幸せ~」

ブログ2016/12/05

20161205142115-77f6f9c61d19fb0c3b0db8c072d0e043aeb64c27.jpg11月26日、人権イベントを開催しました!
今回のテーマは「大切な私~お母さんの笑顔が子どもの幸せ~」です。


児童養護施設等退所者のアフターケア相談所「ゆずりは」所長の、高橋亜美さんを講師にお招きしました。高橋さんは普段、虐待環境の中で育った子供のケアや、児童養護施設を退所した若者の就職支援活動などを行っていらっしゃいます。

現在、出生率は41年連続で低下しており、日本の子どもの約6人に1人が貧困です。また、シングルマザーも増加しており、親の収入によって、子どもの将来が制限されるのが現状です。その中で虐待件数は10万件を超え、実母からの虐待が58%にも及ぶということでした。この結果は、母親が悪いとか恐いとかではなく、それだけお母さんが、誰よりも子どもの近くにいるということです。20161205142852-0be14d262544301818c824af7624b512149ec0af.jpg

親から愛されず、嘘をつくことでしか自分を守れなくなってしまった男の子の話や、ネグレクト家庭に育ち、保護された施設でガサガサの足に、大人がクリームを塗り靴下を履かせてくれたことが、ご飯をお腹いっぱい食べられた、ぐっすり眠ることができたことよりも、一番うれしかったいう女の子の話の動画を見て、涙を流されている方も多くみえました。
 
子どもには寄り添い続けてくれる誰かが必要です。そしてその誰かとは親であり、まずは自分を大切にすることで、子どもを含め、他の人たちを大切にできるというお話を聞き、自分自身を大切に思うことが大事なことだとあらためて感じました。
普段「ママ」や「お母さん」と呼称で呼ばれていても、親である前に、妻である前に、女性としてひとりひとりに人権があります。人権をもっていることを自覚することで、子どもへの人権が守られていくと思いました。

キッズスペースを設けたことで、親御さんとお子さんの距離感もよく、公演中お子さんが少し声を出されても、皆さん暖かく見守っていたのが印象的でした。年齢も幅広く参加していただき、最後のアンケートには、子どもを抱きしめたくなった、まずは自分を大切に思いたい、先生の声を聞いていると落ち着くなど、多くの方の感想を頂けました。
エントランス周りにて高橋亜美さんの著書やオススメ本、人権イベントの様子などを展示しています。ぜひ足をお運びください。
20161205143213-eb6bb07309707dbdca8aff2fdcb9002413004239.jpg20161205143244-4f81f1cd8dbb61d35ba8b6395e47219db211c3f8.jpg


カンチョーのヒミツ会議を開催しました!

ブログ2016/12/07

11月27日、ある会議が開催されました。子ども司書2期生と、カンチョーこと当岐阜市立図書館の吉成館長のヒミツ会議です。
8月に子ども司書として認定された2期生がいよいよ活動を開始します。ヒミツ会議はその活動の第一歩でした。

子ども司書の1期生はすでに様々な場面で活躍をしてくれていますが、主な活動のひとつに、子どもラジオの収録があります。
てにておラジオの中の番組の1つ、『小さな司書のラジオ局』を担当し、毎月第3日曜日に企画会議、第4日曜日に収録を行っています。
ヒミツ会議が開かれた27日にもこの『小さな司書のラジオ局』の収録があり、1期生7人による収録の様子を2期生に見学してもらいました。


5月から毎月、番組づくりをしてきた1期生は半年で大きく成長しました。最初は1字1句決められた台本を作り、何度も練習をし、収録ではそれを読むことで精一杯でしたが、今では企画会議でテーマを決め、話をしていく中で作成したメモだけで、自分の言葉で語ることができます。


今月のテーマは、なんと『子ども司書の家出計画』。(もちろん本気の話ではなく、アタマの中の創造遊びなのでご心配なく!)
子ども司書同士の何気ない会話の中からこのテーマが生まれ、企画会議でどんどん広がって番組になるまでになりました。
子ども司書が家出をするなら何を持っていく?どこへ行く?
家出をする際のかきおき発表のコーナーもあり、思わずくすっと吹き出してしまったり、発想のユニークさに感心したりと、いちリスナーとして大変楽しい時間を過ごすことができました。ちなみにこの日収録した番組は12月8日(木)14時~と、12月10日(土)11時~、それぞれFMわっちで放送されます。ぜひ一度聞いてみてください。


この日ヒミツ会議に集まった2期生は14名。収録の見学の前にカンチョーから子どもラジオについて説明を受けました。自分なら番組でどんなことをしたいか?アイディアを出し合い企画を考える練習もしました。「ラジオの番組を作る」という新たな挑戦を前に、子どもたちのわくわくした気持ちが伝わってきます。
 1期生の収録を見学した2期生は、どんなことを感じたでしょうか。
収録のあとには1期生と2期生が集まり自己紹介をしたり、一緒に記念撮影を行いました。

来月からは1期生と2期生が一緒に番組作りをしていくことになります。

1期生だけではできなかったことができるようになるかもしれないし、1期生は先輩として慣れない2期生をたのもしくサポートし引っ張って行ってくれることと思います。
それぞれのこどもたちが起こす化学反応から生まれる新たな『わくわく』に期待しつつ、これからも図書館として子ども司書たちの活躍を精一杯応援していきたいと思っています。


K市からやってきた職場体験生の巻

ブログ2016/12/11

白:皆様、おはこんにちこんばんは~。全ての挨拶表現をまとめてみました。久々のホワイト(以下:白)です。
  先週は、I中学校からの職場体験生の子たちがハキハキと語っておりましたね。
  今週もそれ以上にパキパキやっていきましょう。それではどうぞ~。

雪:どうもみなさん、体の調子はどうでしょうか。自分は雪桜(以下:雪)と申します。
秋:秋田犬の娘、コウモリ(以下:秋)と申します。
白:なぜ、その名前なのか気になりますが、独特のネーミングなので良し!
  ところで、今の学生は何が流行っているんですか?あ、PPAP以外でお願いします。
雪:自分は、『猫の恩返し』です。久々に見てみたらドはまりしてしまいました。キャラクターの個性いっぱいで、
  中でも特に猫の人形のバロンがかっこいいと思います。
秋:私のクラスでは、ダジャレとか流行ってますけど、私自身は妖怪ウォッチ三国志のノルカとソルカが好きです。
  分からない人は検索してみてください。
白:はぁ、妖怪ウォッチは中学生にも侵食してるんですね。私は、『猫の恩返し』でいうと、ムタ派です。
  もうすぐ2016年が終了しますが、今年一番の思い出ありますか?目を閉じて考えてみてください。
雪:・・・、夏休みに毎日朝四時ぐらいに寝たことですかね。
秋:東京と、漁村体験が一番の思い出です。
白:斜め上の思い出ですねぇ。私も確かに、学生時代は昼夜逆転してました。
  あれは、本当に夜寝れなくなるからやめたほうがいいですよ・・・。秋さんはドンピシャな思い出で大変羨ましいです。
秋:いえいえ
白:といっても、きれいな思い出ばかりじゃないでしょう。この1年あっという間でしたが、失敗の一つや二つや三つありましたか。
雪:自分は、通学中に自転車に乗っていて、考え事していたら大きな石につまづいて、荷物が全部落ちちゃったことです。
白:自転車絡み、よくありますよね、私もうとうとと寝て電柱にぶつかりそうになってました。
秋:私は、失敗は多かったんですが、もっとも頭から離れないのは、間違って欲しかったアイスではなく、シェイクを買ってしまったことです。
白:間違いは誰にでも起こるものです。私もここで挙げきれないほどやらかしましたが、時間がないのでここまでとします。

雪桜さん、コウモリさんありがとうございました。来週はYA担当に戻ります。ジャジャーン。


聖地巡礼

ブログ2016/12/12

今年もあと一か月を切りました。20161212144907-b4b9396a0adedf9235118397513f57032acc279a.jpg
先日発表された年末の風物詩、新語・流行語大賞のトップテンにノミネートされていた言葉の中に、「聖地巡礼」があります。
映画やテレビ作品、ゲームなど物語の舞台となった場所を訪れることを「聖地巡礼」といいます。

2016年最大のヒットとなった映画、「君の名は。」の舞台になった場所や地域が「聖地」となり、多くの人々が訪れる「巡礼」現象が話題となりました。

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大ヒットを果たした「君の名は。」は、ご存じの人も多いことと思いますが、岐阜が舞台になっています。
舞台となった飛騨古川町、飛騨市の図書館などを多くの人が訪れているそうです。
今年はこの映画以外にも斉藤洋さん原作の「ルドルフとイッパイアッテナ」や「聾の形」など岐阜を舞台にする作品が多く公開され、
全国から注目された一年でした。


 過去にさかのぼってみると、岐阜が舞台になっている小説、映画、ドラマはほかにも思った以上に沢山ありました。
現在、それらを紹介する展示を行っています。
本を持って、ドラマや映画のワンシーンを思い浮かべながら町を歩いてみると、作品がより身近に感じられるのではないでしょうか。

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出来るとカッコイイ!

ブログ2016/12/18

黄:ジャジャーン。皆様ご無沙汰しております!!!
  一ヶ月ほど中学生のみなさんによるフレッシュなブログが続きましたが、みなさんいかがでしたか?
  なんていうか、丸ごとレモンにかじりついたようなフレッシュさでしたね~。
  本日はイエロー(以下:黄)と、スカイブルー(以下:空)さんでお送りします!
空:よろしくお願いします!
黄:よろしくお願いします~。
  イエローは最近、中央館にあるYAのみなさんとの交流掲示板のお返事書きに参戦しだしたのですが、
  そこでスカイブルーさん、こちらの投稿をご覧ください!
空:ええと、(がさがさ)わあすごい!日本語と併記して英文が...、流麗な筆記体ですね。
黄:私は内心「筆記体の君」と呼んでいるのですが、二通いただいた投稿のいずれも見事な筆記体で記してくださいました。
空:日々たくさんの投稿がある交流掲示板でも、インパクトばっちりですね。
黄:投稿者さんは、交流掲示板随一の美文字にあまたの男子が懸想するグリーンさん
  (※ただいま修行の旅に出ていらっしゃいます)のように有名になりたいそうです。
  このブログを見てくれた方、ぜひ掲示板で探してみてくださいね。
空:宣伝しちゃいますか(笑)
黄:せっかくなので...(笑)
  いやしかし、イエローは筆記体が書けないのでうらやましいです。
空:そうなんですか? 私は、書こうと思えば書けるかな...って感じです。「my」くらいだと続け字で書くこともありますかね。
黄:イエローはYUTORI教育のためか、教科書の後ろに載ってはいたのですが授業で教わることはなかったのですヨネ。
  出来たらかっこいいなあ、と思うのですが、数式の「a」「b」「y」なんかを筆記体調で書くくらいしか出来ません...。
空:うーん確かに、出来たらかっこいいですよね。
黄:「出来るとかっこいい」と言えば、レッドさんいわく『自分で昼ごはんを作れるYAはモテる』そうです!
空:確かに毎日のお弁当や、親孝行にも、愛しいあの人の胃袋をつかむためにも、そういうスキルがあると素敵ですよね~。
黄:でも料理ってしたことない...そんなあなたにも朗報です!
  レッドさんが選りすぐりの本を準備してくださいました♪ 今月は「誰でも簡単にご飯が作れる本」として、
  のせるだけ・はさむだけ・握るだけ!不器用さんでも大丈夫なレシピ本をご用意しています!
  ぜひYAおすすめ本コーナーを覗きにきてくださ~い!


フォーラム「次世代型図書館 岐阜市立図書館の目指すカタチ」―滞在型図書館のこれから。複合から融合へ―を開催しました!

ブログ2016/12/22

 12月10日、フォーラム「次世代型図書館 岐阜市立図書館の目指すカタチ」がみんなの森ぎふメディアコスモスみんなのホールで開催されました。テーマは「滞在型図書館のこれから。複合から融合へ」ということで、全国で先駆的な取り組みをしている図書館が集まり、次世代型図書館のあり方について議論しました。
慶應義塾大学の糸賀 雅児氏をコーディネーターに、瀬戸内市民図書館長の嶋田 学氏、武蔵野プレイス館長の加藤 伸也氏、文筆家の猪谷 千香氏、そして岐阜市立図書館の吉成館長の4名がパネリストとして登壇しました。

 まず最初に、嶋田氏と加藤氏、そして吉成館長が事例発表ということで、それぞれの図書館の実態について発表しました。

 瀬戸内市民図書館のキーワードは「もちより・みつけ・わけあう」です。暮らしや仕事、また夢や未来を考える中で生まれた疑問や課題を「もちより」、その解決方法や展望を「みつけ」、そして、そうした気付きや発見を、図書館につどう市民と「わけあう」ことのできる、そんな「広場」を目指したいという思いから、頭文字をとって「もみわ広場」と名前が付けられました。もみわカフェでは食事をすることもでき、対話や交流、共有することを大切にする図書館の思いが随所に感じられます。また、もみわ広場にくる人それぞれに、自分の居場所をみつけてもらいたい、という思いから、静かに読書をしたい人のための「静寂読書室」、おしゃべりしたい人のための「チャットルーム」、瀬戸内市の文化と歴史を紹介する郷土資料スペース「せとうち発見の道」、eラーニングルームなどもあり、自分の「やりたいこと」に応じた使い方をすることができます。

 武蔵野プレイスは年齢も目的も異なる人が同じところに集まり、出会い、交流することに重点をおいた市民文化の創造拠点です。特に、青少年の居場所づくりに力を入れており、地下二階は青少年のためのオープンスペースや音楽スタジオなどがあります。

 当岐阜市立図書館も含め、3館それぞれ独特な取り組みを展開していますが、共通して、本の貸し借りという図書館の従来の機能にとどまらず、本を通じてつながった人がそれぞれの持っている知識や経験を共有しながら地域社会の活性化をしていく、さまざまな形で活動を支援するコミュニケーションの拠点として図書館をとらえていました。

 3館の事例発表の後は糸賀先生をコーディネーターに、猪谷さんも交えパネルディスカッションが展開されました。糸賀先生の研究によると、図書館により長く「滞在する」傾向があるのは10代と60代で、中でも10代は図書館の資料利用というよりは自分の資料を持ち込んでの勉強のための滞在という傾向が見られます。

 従来の図書館は10代の若者にとってはもしかすると使いづらい、居心地の悪い場所だったかもしれません。本来の資料提供の役割に加え、現在は居場所であったり、出会いの場であったりさまざまな顔を持つ図書館が求められています。家庭でもなく、学校や職場でもないサードプレイスとしての図書館は、地域の中でも特に「つながりやすい」場所といえます。ゆるやかなつながりを求めるひととひとを、どうつないでいくのか。人と人の間に、地域の図書館があることで、思わぬところで思わぬつながりができ、そこから広がっていく可能性はとても大きなものであるといえます。資料の貸借だけでなく、これからの図書館や、図書館の職員には、地域の中で「どうつなぐか」の技術が求められているように感じました。

 フォーラムの後にはささやかながら参加者どうしの交流会の場が設けられました。全国の図書館に携わる人たちがまずつながり、ともにこれからの図書館について考えていくことのきっかけになったのではと思います。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!


メリークリスマス!!!!!!!!

ブログ2016/12/25

桃:メリークリスマス!!今年もクリスマスやってきましたね!
   中高生のみんなは、今日何して過ごすんですか??友達同士でクリスマスパーティーですか??
クリスマスデートですか??それとも勉強ですか??
   中高生のクリスマスの過ごし方に興味深々のピンク(以下:桃)と、きっと同じ想いであろうレッド(以下:赤)先輩と
今日はお送りしていきたいと思います!
赤:メリークリスマス!桃ちゃんとの対談に胸踊る赤です。よろしくお願いします。
   YAのクリスマス...(ニヤリ)いつも以上にドレスアップしたオサレな男子に可愛い女子がいっぱい。
YAエリアの平和を守るため、今日は本当に忙しいです。
それにしても、図書館+イルミネーションのクリスマスデート。完璧ですね!!
桃:メディアコスモスの横のテニテオのイルミネーションとってもきれいですし、お金もかからないし、
中高生のクリスマスデートにはぴったりですね!
赤:赤の若かりし日はイルミネーションという文化がありませんでしたから。
桃:クリスマスの思い出って何かありますか?
  桃は中高生の頃のクリスマスの思い出が全然記憶にありません。まだ、小学生の
   頃のクリスマスの方がサンタさんからプレゼント貰えて覚えてる気がします・・・
赤:遠い記憶を掘り起こしてみたのですが...スウィートな記憶が思い出せない(ないわけでもない)。桃ちゃんはスウィート祭りでしょ。
桃:全然そんなことないですよー。一番思い出に残ってるのは、大学1年生の時のクリスマスです。
12月23日にノロウイルスに感染して、クリスマスイブもクリスマスも自分の部屋で
突発的にくる吐き気に怯えながら3日間過ごしたことです。家族にも拒絶され、まさにクリぼっちってやつでした。
赤:クリぼっちとな?また新しいワードを。なんかおいしそうだけど。
   かわいそうに~。ノロ様は時と場所、年齢、性別、関係なくやってきますから。
桃:あの時は本当につらかったです。大学生、クリスマス、彼氏!最高の三拍子が揃ってたのに・・・、
1年は365日もあるのにどうしてクリスマスに!!!って神様を恨みました。
みなさん、中高生のクリスマスは今しかありませんよ!今から気になるあの子を誘ってみるのもありです!!
赤:そうです。世間が浮かれているクリスマスなら成功率が上がるかも。クリぼっちを脱却し、
リア充さんたちの仲間入りを果たして暖かい冬を過ごすのだぁー。
桃:これから年末がやってきます!ぜひ体調管理には気をつけてくださいね!
中央館の年末年始のお休みは12月31日(金)~1月3日(火)までです!
   なんと12月30日(金)まで開館してるんですよね、レッド先輩!大サービスですよね、ピンクも冬休みほしいです・・・。
    家では勉強はかどらないなぁ~って人はぜひ中央館にきてくださいね!
では、よいお年を~!


みんなの図書館おとなの夜学を開催しました!

ブログ2016/12/30

20170104154647-fc6c744c74bde1ab1da07258e2f5979bcc0047c7.jpg 平成28年12月20日、みんなの図書館おとなの夜学を開催しました。昨年からスタートしたこのイベント、今年も第2期に突入しました。私たちの暮らす岐阜のまちがこれまで育んできた文化や歴史を図書館から発信しよう、という企画です。今回も「岐阜にいながら知らなかった岐阜のこと」、興味深い岐阜のお話を聞くことができました。

 今回のテーマは、「岐阜の鵜飼は世界のUKAI!?」-長良川鵜飼を継ぐ男VS鵜飼の全てを知る男-。ゲストは長良川温泉旅館「鵜匠の家すぎ山」の専務、杉山貴紀さんと、長良川鵜飼に魅せられたことをきっかけに全国の鵜飼の開催場所を巡り、鵜飼の魅力を伝える活動をされている鵜飼愛好家の森松誠二さん。お二人の対談という形で、話が展開していきました。

 5月から10月までの間、長良川にはいつも当たり前のように鵜飼漁の光景が見られます。鵜飼は長良川で1300年以上前から行われている伝統漁法です。明治23年からは宮内庁に属し、宮内庁式部職鵜匠として世襲で受け継がれてきました。長良川の鵜飼漁の技術は国重要無形民俗文化財にも指定されています。杉山さんは直接鵜飼漁をされるわけではありませんが、鵜匠を取りまとめる事務方の仕事をされていて、代々伝統ある長良川鵜飼を守ってこられました。杉山さんは最初に、当日集まった人々を前に、感謝の言葉を述べられました。鵜飼いの話に興味を持ち、会場に足を運んでくださるお客さんがいるからこそ、伝統ある鵜飼いが今日まで続いていること。世襲で式部職鵜匠として活動されてきた杉山さんのお話される言葉の端々には、伝統を守っていくことの難しさとその責任の重さのようなものを感じました。20170104154744-fe2561163f56fdb1d3aabed49aead09b06b6b3e1.jpg


 一方、森松さんは長良川鵜飼を見てその魅力にはまり、全国の鵜飼を観覧してその魅力を伝える活動をされてきました。全国には現在13か所の鵜飼漁が行われている地域があります。それぞれの場所に特徴があり、「鵜飼」とひとくくりにしてしまえるほど単純なものではありません。「漁」である生計を立てるすべであるという側面と、「人に見せる文化」である側面の両方を持ち合わせる鵜飼。地域によっては漁というよりも祭りのときにだけ行われるエンターテイメント、観光のひとつであるという地域もあり、「伝統の守り方」もさまざまです。
長年守られ、受け継がれてきた鵜飼漁ですが、さまざまな問題を抱えています。「続けていくこと」は簡単なことではありません。船頭不足や鵜匠の高齢化、安全面、金銭面など課題は多く、受け継ぐ人々には「何を大切にしていくのか」を考えていくことが求められます。もともともとは漁であり、生活である鵜飼ですが、昔のコピーだけでは続かない、守るものと攻めるもの、どちらも必要だというお二人のお話が印象的でした。

 20170104154459-295661f5d5b8f31c19791b7e587d95e6a3b2c2c3.jpgお二人のお話の最後に、ORGANの蒲さんから一人の高校生が紹介されました。彼は学校の部活動の一環として今年の夏長良川鵜飼で外国人観光客に鵜飼の説明をするボランティアをしていました。その中で鵜飼の歴史や魅力を知った彼らは国内外の有名人に長良川鵜飼の魅力を知ってもらうべく手紙を書いたそうです。その中の一つに、イギリスのウイリアム王子にあてた手紙があったのですが、先日、彼のもとへウイリアム王子からの返事が届いたのです。返事には、彼からの手紙に心を動かされ、あなたのまちに興味を持ちましたと書かれていました。伝統を守る活動の一端を担う彼らの行動が身を結んだことに感心するとともに、彼らの思いが受け止められたことをうれしく思いました。

 「伝統の守り方」はさまざまで、鵜匠のように鵜飼を世襲で続け、技術を守っていく人もいれば、森松さんのように鵜飼の魅力を伝える活動をしていく人もいます。そして、ウイリアム王子に手紙を書いた彼のように、自分が感じた「伝統」の魅力を自分なりの方法で伝えていく人もいます。長良川鵜飼の伝統は、多くの人の手によって守られ、続いていくのだと実感しました。

 ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!次回は信長公入城450年を記念し、-信長の守護神・白山権現を求めて-をお送りします。


おめでとう2017年。

ブログ2017/01/04

白:新年あけましておめでとうございます。さあさあ、2017年の幕開けです!
  今年もYA担当たちをよろしくお願いします!!図書館は本日から開館しておりますので!
  YAもそうじゃない人もおこたから出てきてー!図書館がカップルで初詣行けなかった君を暖かく包みます。Welcome 図書館。
黄:明けましておめでとうございます~。本日はホワイトさんとイエローとでお送りしますよ!
白:フゥー、イエロー先輩!!明けましておめでとうございます!!昨年は大変お世話になりました...。
  今年もよろしくお願いします。2016年はどんな一年でしたか。
黄:こちらこそお世話になりました...。うーんと、昨年ですか。嬉しかったのは健康診断で前年と比べて5キロ以上落ちてたこと、
  悲しかったのは体力の低下に愕然としたことでしたね。
白:お肉食べてください...。今度ステーキ食べに行きましょう!!
  私はもうすでに記憶が曖昧なんですが、なかなか濃い年でした。カープは神っちゃって、優勝しちゃいましたし。
  というか、「神ってる」が流行語大賞になってました。
  今年はカープどうなるんでしょう。は~、こわい。順位予想したいけど、こわくてここでは言えません...。ガタガタ
黄:むむむ、わたしは中日派なので頑張れドアラ!です。もちろん今年のFC岐阜の勇姿も楽しみですね~!
白:私もドアラ好きです。ところで、お正月はどうでしたか?ゆっくり過ごせました?
黄:年賀状が、なかなか前もってできなくてですね...。無作法ながら、年明けに届いているはずです。
白:私も毎年ギリギリに出しますねぇ。でも、想いはこもっているので許してください。
  私の正月は、ドラマ「相棒」のスペシャルを見てお餅を食べるので、ここ10年くらいその繰り返しです。
  ただ、スペシャル自体は年々クオリティが...あ、なんでもないです。今年も「相棒」を応援します。
黄:いろいろせちがらし...。YAのみなさんは、冬休み明けへの準備は万端ですか?
白:学生の方は大変ですね~。だが、我々大人も正月ボケと戦ってるんですよ・・・。もう日々ずっと何かと戦ってる気がします。
黄:冒頭でもお伝えしましたが、岐阜市立図書館は全館4日からの開館です!今年もみなさんをお待ちしてます~。
白: 2016年は、宮澤賢治生誕120年だったそうですが、すっかり忘れてました!
   この2017年は夏目漱石が生誕150年になるそうです!今年も文豪が熱いです!!!!頑張っていきましょう!
   でも、どうせすぐ2018年くるんですよね・・・。トホホ~。
   次回はレッド先輩です。レッド先輩の正月の過ごし方が気になりますね。


YA班に休息なし!

ブログ2017/01/08

レッド(以下:赤):皆様お久し振りです。YA班のべっぽこリーダーこと赤でございます。
数ヶ月鳴りを潜めておりましたが(あとがきには参加してましたケド)、年も明けたことですし、
YAブログに愛を込めて頑張ります。何卒お付き合いの程をよろしくお願いします。
今回の対談相手は事業係のくろサンです。いつも華が咲いたような笑顔でお疲れ気味の赤を
癒してくれるくろサンを指名させていただきました。赤が意味もなく話しかけて仕事の邪魔をしている感は否めません。
いつもお付き合いいただきありがとうございます。
出身地が近い(東か西かという括りで言うと同じ、ホワイトさんもその理屈でいうと同じ)ということもあり
赤はくろサンに勝手にシンパシーを感じておるのですよ。よろしくです。
くろ:こちらこそいつも遠くから手をふってくれたり、ガンガン話しかけてくれたりする赤さんとは勝手にすっかり仲良くなった気でいます。
このたびは対談相手にもご指名いただきありがとうございます。出身地の割に特におもしろいことを言えませんが...。
赤:YA班もといYA戦隊はクリスマスというひとつのイベントが終わりましたが、我々には休息はありません。
随時戦わねばならない宿命なのです。
くろ:一年中イベント続きですしね。
赤:次の仮想敵はバレンタインですかね~。クリスマスと並ぶYAのビックイベントですよ。
くろ:バレンタインより前に図書館員として大事なイベントを忘れてますよ。
赤:あぁ~そうでした。中央図書館の蔵書点検ですね。
くろ:一年に一度のビックイベントじゃないですか。
赤:失礼しました。YA掲示板をみている内に、いつの間にか気分はYAになっていました。
最近、YA掲示板にぼっちの脱出方法や告白の相談などやたらガチな恋愛関係が多いんですよ。
くろ:恋愛偏差値が低そうな赤さんに相談するなんて...ちゃんと回答できてます?
赤:言わずもがな。
くろ:なにはともあれ私もYAエリアを通るたびに、いつもみんながんばれーと密かに念を送っています。
赤:ウチの子達に応援ありがとうございます(歓喜の涙)私ができることといえば...そうです。
本を紹介することだけです!イエローさん発信の一月のYAお薦め本コーナーは
『興味にあること 楽しいこと 探求しよう!』となっております。いろいろな方面で輝く可能性を秘めたアナタを応援する本が集結。
中身を充実させると自ずとモテに繋がるという作戦です。
くろ:なるほど。モテるかどうかはわかりませんが楽しいことをみつけてハッピーなYAが増えるといいなと思います。
赤:中身は滲み出るんですよ~それでは、紙面の関係もありますのでこの辺で失礼いたします。
次回は青くんですよね。お楽しみに~。


新しい年のはじまりに。

ブログ2017/01/13

 新しい年、2017年がやってきて、あっという間に10日あまりが経ちました。

20170113135709-e65d77d76d4242fc6b5c39eaca69a444a515fa98.jpg学校や仕事もはじまり、もうお正月気分も抜けてそろそろいつもの日常が戻ってきている頃でしょうか?

20170113135759-199bd7c4bf7f8f523a2d4716690d51414e6b5a1b.jpg 去年に引続き、職員のお祖母さんが手作りしてくださった編みぐるみです。

 
 図書館には今年も4日の開館初日から、たくさんの方に来ていただいています。
新しい年のはじまりに、今まで手に取ることがなかった新しいジャンルの本にチャレンジするのも、楽しいかもしれません。


20170113140022-de3b362e1e741aca860e54797fc4afca79712840.jpg 蔵出し本の展示、貸出もしていました。在庫がなくなり今回は終了しましたが、次回もお楽しみに!

 また、新年早々、図書館では今年も楽しいイベントが目白押し。
まずは13日(金)19時~みんなの図書館おとなの夜学が行われます。
テーマは「信長の守護神・白山権現を求めて-信長公入城450年×白山開山1300年-」
きっと、有意義な時間を過ごしていただけると思います。
たくさんのご参加、お待ちしています。


センター試験

ブログ2017/01/15

青:みなさまお久しぶりです。日を追うごとに寒さが増すこの頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。
 学校も始まり、1月も半ばを過ぎようかという今日この頃。ある学年のYA諸兄たちは人生で一番勉強していたのではないでしょうか。
そう、センター試験の季節です。
白:あー......とうとう今年もこの季節がやってきましたね。受験生の皆様お疲れ様です!
青:たぶんこのブログ15日に更新だと思うからもう終わっているかもしれない。自己採点に飽きたら読むといいよ。
白:まだ時期じゃないよ!って方々は、まぁそのうち受けるんだろうなー位の気持ちで読むといいよ!
白:そういえばなんですけど、センター試験ってなんか毎年雪ふってるイメージありません?
青:全国ニュースとかだと雪降ってるところの映像使うからね。毎年毎年この時期に日本全土で雪が降るわけじゃないよ。
実際過去5年間の岐阜市センター試験日の天気は大体晴れか曇りだから。今年は雪降ったけどね。
青:さて、という事で進めていきますが今年のセンター試験の難易度はどんなもんだったのでしょうかね。
去年の古文はだいぶ易しかったようなので難化してるんじゃないかな。
白:去年の平均点で決めてるんでしょうかね?
青:そんなところじゃないかな。それと関係なしに国語とかは毎年奇問珍問突っ込んでくるけどね。
白:おほほほほほほほほほほ
青:あはははははははははは
青:ちなみにこのおほほあははで話題になった岡本かの子著「快走」が収録されている資料は
一般書架・本の蔵に所蔵されているので、おほほあははに至るまでを知りたい方は是非読んでみてください。
白:今年はどんな問題だったのかなーと気になったら試験後の新聞を見てみましょう。
新聞に試験問題が掲載されるので、力試しに解いてみたい人はチェック!帽子軍団が占拠していたらYA雑誌横の新聞をチェック!
ちゃんと用意してありますよ!
青:ともかく、センター試験は終わりましたが、これからが本番という人もたくさんいると思うので
気を抜かずに志望校合格を勝ち取りましょう!
白:リア充ライフは大学でも出来るんだぞ!
青:次回は黄氏に登場頂きます。それでは!


"ゾウショテンケン"の時期です!

ブログ2017/01/22

黄 :みなさん、こんにちは・こんばんは・おはようございます!
今回は皆さんに、大切なお知らせをお届けしますよ~。
山吹:そんなこと言うと、いつも大切じゃないみたいです(笑)
黄 :なんだかんだで大切なお話やミミヨリ情報も挟んでますよ!...ときどき。
    今回は初登場、山吹さんとの進行でございます。ぱちぱちぱちー。
山吹:突然好きな色を尋ねられたかと思えば、まさかこちらに参加するとは思いませんでしたよ~。
黄 :ふふふ。今度YAブログにご協力いただくのは、モニターの前のあなたかもしれません!なんちゃって。
さてさて、本題の大切なお知らせでございます。
今年はこの1月2月が、我ら岐阜市立図書館の"ゾウショテンケン"の時期なのです!(デデーン)
山吹:"蔵書点検"、ですね。みなさんにはおそらく耳なじみの無い言葉だと思いますが、図書館にはとても大切で必要なことなんですよ。
黄 :"蔵書点検"は読んで字のごとく、図書館で所蔵している資料があるべき場所に収まっているかどうか?
行方不明のものがないか? を、点検する作業のことをいいます。
山吹:本がデータ上だけでなく、現物があるかを確認するので、相当時間がかかってしまう作業なんですよ。
中央図書館だけでも、40万点近い資料がありますから...。
黄 :なんだか改めて数字を出すと、とんでもない数だなあと思います...!
そんな理由があって図書館は年に一度、数日かけて蔵書点検をしております。
その間は図書館がお休みになるので、ご注意くださいね!
山吹:今年は西部図書室・長森図書室が1月24日~1月26日、
長良図書室・柳津図書室が2月1日~2月2日、
東部図書室が2月15日~2月16日、
分館が2月13日~2月15日、
そして中央図書館が2月6日~2月10日が蔵書点検のためお休みとなります。
黄 :つまりこの1月2月は、通常の図書館の休館日以外にも休館日があるんですよね~。
山吹:図書館で配布している開館日カレンダー、または図書館ホームページのカレンダーもご確認くださいね。
黄 :間違えて来ちゃっても、図書館にはもちろん入れません。ご注意あれ!
山吹:そんな時は、ブックポストもぜひご活用ください。
黄 :なんなら #拡散希望 のタグをつけてみんなにお知らせしてくれると嬉しいッス!
山吹:YAのみなさんもテストに受験にと切羽詰ってしまう時期でもあり、
ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
黄 :それでは本日はこのあたりで失礼します~!来週の更新もお楽しみに!


みんなの図書館おとなの夜学を開催しました!

ブログ2017/01/27

 平成29年1月13日(金)、今年一回目のみんなの図書館おとなの夜学が開催されました。今回のテーマは「信長の守護神・白山権現を求めて」です。今年は織田信長公が岐阜に入城して450年、さらに白山開山から1300年の年に当たることから、このテーマから今年のおとなの夜学を始めることになりました。この日は夕方から雪が降ってきて足元の悪いなか、たくさんの方がご参加くださいました。20170127131040-78477d91de81bf163cb09bb67e24cc0bb5dd083f.jpg

 さて、今回のゲストは長滝白山神社の宮司、若宮多聞さんと、飛騨市教育委員会の大下永さんです。若宮さんは美濃の白山文化の持つ歴史などについての造詣が深く、白山信仰の意味や価値について、熱く語ってくださいました。  

 白山のふもとで暮らしてきた岐阜の人々は、豊かな恵みをもたらす水の源であるこの山に、畏敬の念を抱き、自然に生かされているという思いとともに感謝してきました。白山信仰は命をつなぐ水に対する信仰であったと言えるかもしれません。

 岐阜市のシンボルである金華山の山頂から北の方を見ると、霊峰白山を望むことができます。信長は合理主義者とされて恐れられてきましたが、信仰を否定することはありませんでした。よく、今日でも人は何か約束事をする際に「神に誓って・・・」というようなことをいうことがありますが、信長が自らの意見の保証として、「白山権現の名のもとに」と発言した記録が残っていることから、信長が白山信仰だったのではと言われています。

 20170127131218-aaa2ed8398a61cc09893a1253f08f4f03e00d6f9.jpgまた、大下さんは元岐阜市の職員の方で、岐阜城の史跡整備の仕事をされる中で山科言継の日記を研究されてきました。大下さんによれば、信長の時代、金華山の山頂に「上之権現」という白山の遥拝所のような宗教施設が存在していたと考えられるそうです。金華山山頂はそれまでの信長居城であった小牧山や清州と比較しても白山に近く、遥拝に適した場所でした。お2人のお話を通して山を神と敬い、自然を畏怖し、また感謝してきた人びとの古くからの思いに、触れたような気がしました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!次回は2月20日(月)、信長と美濃薬膳‐伊吹山麓と岐阜をつなぐ薬草文化‐です。お楽しみに!


子どもラジオ「小さな司書のラジオ局」の公開収録を行いました!

ブログ2017/01/28

 【子どもラジオ「小さな司書のラジオ局」の公開収録を行いました!】

1月22日、今年1回目の小さな司書のラジオ局の収録を行いました。
毎月第3日曜日に企画会議、第4日曜日に収録をしています。

今回1期生は1月14日、15日の週末にメディアコスモスで実施されていた春節祭のレポート「子ども司書が見た・聞いた・食べた春節祭!」に挑戦!雪の中、まずは飲食ブースに出店していた3店舗に突撃取材です。

お店の方もお忙しい中子どもたちの質問に丁寧に答えてくださり、料理の作り方や中国の食文化についてなど教えていただきました。取材の中で、実際に「刀削麺」という麺を削るという貴重な体験をさせていただくこともできました。

その後、中国の衣装の試着体験コーナーに行き、子ども司書2人が実際に衣装を着させていただきました。子どもたちも展示してある衣装を見て触って、積極的に取材していきます。そこで当日パフォーマンスに来ていた自分たちと同じ年代の中国の女の子とお話する機会もあり、子どもたちなりにさまざまなことを考え、吸収した時間になりました。

取材を終えると早速部屋に戻って原稿作りです。自分の目で見て、聞いて、感じた中国。どの子も原稿をあっという間に書き上げました。1年近く毎月ラジオ番組を作ってきた1期生だからこそできる、中身の濃いレポートでした。

また、先月デビューしたばかりの2期生は初挑戦の人もいるなかで、堂々とした収録の様子に驚かされました。
2期生の番組はこども司書のみなさんがソムリエのように音楽と本をおすすめする「音楽と本」のコーナーと「私の周りのかわったルール」の2本立て。

くすっと笑える話の中にも司書らしい本のお話や、学校生活の中でみんなが疑問に思っていること、感じていることなどがリアルに伝わるとても興味深い内容だったと思います。
収録後の反省会では、「楽しいかも!収録が終わってすっきりした!」と感想を言う子もいて、達成感のある収録だったようです。

なお、今回収録したものは2月2日(木)14:29~と2月4日(土)11:29~、FMわっちで放送されます。ぜひ一度聞いてみてください。2月19日と26日には今までのラジオの総集編も放送されます。

1月21日付の毎日新聞の岐阜版で、子ども司書の取り組みが取り上げられました。今年もますます子ども司書たちが活躍する1年になりそうです。彼らの可能性に大いに期待しつつ、応援していきたいです。

20170128120352-e2f0de0bad5484a0fec29b62199c63d1841db127.jpg                                   取材する子ども司書たち

20170128120055-26c07c943f1a495e6c189a01ef20d7a0aae16b6a.jpg                                       刀削麺体験


「バレンタインはチョコレートメーカーに踊らされていると解っていても参戦していたいのです!」

ブログ2017/02/05

赤:こんにちは。いつの間にか2月ですね。「1月は住ぬる、2月は逃げる、3月は去る」というように、あっという間に春がやってきます。
受験生のみなさんは卒業、入試と心が休まらない日々が続きますが、体調管理をしっかりしてがんばってくださいね。
前回のブログはYAの期待に反しての「相棒」と「夏目漱石」でしたから、今回はYAの期待に応えたい(自信がないけど)と思います。
茜:こんにちはー。お久しぶりの登場の茜です。かく言う私も「ミヤケン(詳しくは8/28のブログ)」以来ですのでだいぶなまってます。
赤:YA世代にとって2月はバレンタインの季節!ということで今回はバレンタインネタです。
恋愛偏差値が低いうえに、女子力がない赤は他人の褌で相撲を取ろうと思います。
茜: えぇ?タイトルが...私にはほぼ縁もゆかりもありません。しかし、赤様の頼みとあれば!いろいろ思い出してみます。
赤:ありがとうございます。では早速バレンタインの思い出で表に出しても可というものはありますか?
私は数少ないガチな思い出がありますが...ここで晒すのは勘弁願いたい。
茜:まぁだいぶ遡るんですけど...。小学校の時にちょっといいなと思ってた男子にチョコをあげようとしたら、
見世物みたいになっていた事ですかね。気づけば周りに沢山のクラスメートが集まっていて、たぶん誰かが言いふらしたんだと思います。
公開死刑とは正にこのこと!でもしっかり渡しましたよ。
赤:小学生でそんなドラマチックな体験を...(赤が父親の貰ってきたチョコを姉妹で仲良く分配していた時期に!!で、お返しは?
茜:...お返し?まぁそこは...残念な結果となりました。
赤:まぁ人生そんなに甘くはありませんよね。では今年のバレンタインはどうですか?
茜:今年も相変わらず友チョコ作りに専念ですかね。先輩方には頑張っていいものを作ろうと思いますよー。女子力上げないとなぁ。
赤:茜さんのチョコを楽しみにこれからの1週間生きていきたいと思います。
茜:先輩、何気に怖いんですけど...
赤:えぇ~突然ですが、大事なお知らせがあります。
岐阜市立中央図書館では2月6日(月)から2月10日(金)の5日間、蔵書点検の為、休館いたします。
みなさんにはご迷惑をおかけしますが少しの我慢です。大丈夫!
バレンタインデイはバッチリ開館しておりますので、チョコレートを渡す舞台にぜひ当館を!!
もちろん、手作りチョコレートのレシピ本やラッピング本、はたまたアナタを可愛く見せるスタイルブック(メイクや髪、洋服等)など
取り揃えてお待ちしております。宣伝ついでにもうひとつ。今月2月から別冊『ほんまるけ』の編集委員を募集しています。
あなたのお勧めしたい本をみんなに発信してみませんか。本が好きな子、イラストが得意な中学生、高校生集まれ!
興味のある人は電話かメール、または当館まで応募して下さい。先着20名ですので興味のある方はお急ぎ願います。
茜:急に全力で宣伝にもってきましたね。
赤:やるときはやるのですよ。
茜:なんですか、居直ってこわいなぁ。そして終わりも突然だし。
赤:えぇーそれでは紙面の都合となりましたので、この辺でお開きです。次回は最近アダルトな魅力も加わりつつある青くんです。
青くんにバレンタインネタの相手にと思ったのですが、思い出を胸に秘めるタイプなので...。では、みなさんごきげんよう!


みんなの森の天体観望会を開催しました!

ブログ2017/02/11

平成29年2月4日(土)、天体観望会を開催しました。

昨年から3度目になるこのイベントは、岐阜市科学館と、岐阜市立図書館がコラボして行うイベントです。
メディアコスモスのみんなの広場で岐阜市科学館の天体望遠鏡を使って天体観測を行います。
当日はお天気も良く、空気が澄んでいてまるで星の降ってきそうな、空のきれいな夜でした。
ライトのついた夜のメディアコスモスはとても幻想的で、昼間とまったく違った顔を見せます。
 
冬の夜の屋外イベントということで寒さも心配でしたが、子どもから年配の方までたくさんの方が集まってくださって
とても賑やかなイベントになりました。

科学館の大きな天体望遠鏡が広場に6台設置され、月や金星、ベテルギウス、M42やすばるなどたくさんの星を見ることができました。
図書館に本を借りに来た親子や子どもたち、カップルなどたくさんの人が足を止めて空を見上げます。
大きな望遠鏡をのぞきながら科学館の学芸員さんの解説を聞いていると、とてもわくわくした気持ちになりました。

普段なかなか気づかないけれど、冬の空はとても澄んで気持ちよく、星がきれいです。
たまには空を見上げる心の余裕を持ちたいなと思いました。

 図書館にも星や月などの天体に関する本がたくさん所蔵されています。
宇宙に行くことはまだできませんが、私たちは本を開けばどこにでも行くことができます。今回一緒に星を見上げた方も、参加できなかった方も、本を通して星や月に蝕れるのも、また違った楽しさがあると思いますよ。

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1文字違いで大違い

ブログ2017/02/12

青:皆様こんにちは。2月も半ばを過ぎようとしている時期。今回のブログは既にバレンタインネタは済んでおりますので、
  「不定期更新!今月の祝日コーナー」でもやろうかと。
白:なんですか急に、やるなら1月からやるべきでは?
青:これ不定期更新だから。いつやるかはこっちの気分次第、もといネタに困ったときだから......
青:さて、気を取り直して始めていきましょう。皆様もご存知の通り日本国における国民の祝日は年16日、
  その中で今回は2月にある「建国記念の日」についてお話しましょう。時に白氏、建国記念の日ってどんな日か知ってる?
白:えー、そのまま日本ができた日じゃないんですか?だから建国記念日って名称なのでは?
青:大筋ではその通りであってるよ。そして君はとてもいいことを言った。
  「建国記念の日」と「建国記念日」の違いってわかるかな。
白:え、一緒じゃないんですか?助詞が入っただけですよね。
青:そう見えるけど実はこの一文字があるのと無いのでは大違い。大雑把に説明すると建国記念の日は
  「建国されたという事」を記念してお祝いする日、建国記念日は「建国されたとする日」を記念してお祝いする日なわけ。
  だから建国記念日だと2月11日に日本が出来たってことになってしまうから「の」が入ったんだよ。
白:それじゃダメんですか?
青:ダメというかすんなりとは事が運ばないかな。今まで何度も「建国記念日」として法案が出されていたけど、
  出されるたびに反対意見が出て悉く廃案。
  でも国民としては他の国みたいに建国記念日が欲しいのである!という声が多くて、
  それなら「建国そのもの」を祝えばよいのでは?ということで建国記念の日が出来たのでした。
白:確かに国の成り立ちについてだから適当なことできませんもんね。で、なんで2月11日なんですか?
青:その日は日本初代の天皇である神武天皇が即位した日を今の暦にあわせた日なんだよ。
  もともと建国記念の日が制定される前、戦前には2月11日に紀元節という祭日があって、記念日の由来としては今説明した通り。
  でもこれは戦後GHQによって廃止になる。(いろいろあった)その後日本が徐々に立ち直っていくなかで、
  やっぱり建国記念日欲しいよねって声が広まって紀元節だった日を建国記念の日として制定。めでたしめでたし
  補足を入れると、記念日反対派の意見としては件の神武天皇についての資料が非常に少なくて確定情報ではないから。
  日本書紀にも即位について記されてはいるけど神話の登場人物だし
  そもそも実在したの?してないの?論争が今も決着ついてないくらいあやふやな天皇だから、反対派としては
「いつかはっきりしないのに建国日決めるなよ」というわけ。以上、今日の豆知識おわり!
白:難しすぎてほとんど聞いてませんでしたがそういうことだったんですね!
青:次回はついに緑氏が帰ってくるそうです。おかえりなさいまし。


空前絶後のぉぉ!超絶怒涛の知っ得情報!

ブログ2017/02/19

黄:バレンタインのあまーい話題のあとに何やら珍コーナーが誕生したようで、
これまでもYAブログはカオスでしたが一体どこまでカオスになるのでしょうか。ということでみなさんご機嫌いかがですか?イエローです。
緑:困った時のイエローさん頼み。ありがたやありがたや!お相手は、進行役さえもしれっとパスしてしまったグリーンです。かたじけない...。
黄:イエローは次週も登場しますが、ゆるしてくださーい。さて、みなさんはそろそろ学期末テストの時期だったのではないでしょうか?
緑:期末テスト...。一夜漬けタイプの自分は、毎回死を見た記憶しか蘇ってきません。
黄:中央館は蔵書点検により6日から10日までお休みをいただき、11日土曜はあいにくの雪模様でしたが、
そんななか朝イチで開館とともに飛び込んでくるみなさんにびっくりしました...!
緑:そうなんですよね~。実は私、久々にこちらの世界に戻って来たのですが、そんな光景に懐かしささえ感じました。
娑婆の空気は美味しいし、やる気に満ちた中高生がいて、塀の外は素晴らしいなぁ!!とね!!!
黄:説明しよう!グリーンさんはつい先日まで修行の旅に出ていたのである!
  掲示板の君としてみなさんの妄想をかきたてる美文字のグリーンさんが帰ってきました!
このブログを見た君は掲示板に「ブログ見たよ!」と書いてみてね。運がよければグリーンさんがお相手してくれるかも(無許可)。
緑:老体に鞭打って働いておりますので、何卒お手柔らかにお願いします。
  掲示板といえば、その近くにあるおススメ本コーナーは見てくれていますか??
黄:今月は凄いです!こう言うと「じゃあ普段はどうなんだ」って声が聞こえますけど今月は頭抜けて凄いです!
緑:ホントに必見ですね。何しろYA担当期待のホープが精魂こめて作った展示ですから。ま~神ってますよ。
さすがBUNGOオ○ク(褒めてます)!特に我々が驚いたのは、年表に書かれた豆知識の細かさです。
黄:漱石生誕150周年を祝したホワイトさんの力作、ぜひ一度見にきてみてくださいね~。
緑:夏目先生のお誕生日は、休館中の2月9日でした。ちょうど木曜日だったので、
あちらの世界では木曜会も行われていたんじゃないかと。「何それ??」と思った方は展示コーナーにGO!です!
緑:あと、よく掲示板への投稿で「学習席を増やして!」ってお声を拝見しますが、
学習席でお困りのあなたにとっておきの情報を入手しました!
黄:岐阜市中央青少年会館さん(http://www.city.gifu.lg.jp/18039.htm)製作の『岐阜市「学習ルーム」マップ』 (http://www.city.gifu.lg.jp/secure/20433/h28gakusyuroom-map.pdf)です!
緑:これは便利...というか、恥ずかしながら私なんかは全く知らなかった穴場スポットがいっぱい載ってます。
黄:中央館もYA優先席・専用席を用意してみなさんをお待ちしておりますが、やっぱり席に限りがありますから...!
このミミヨリ情報で、みんなに差をつけちゃうこと間違いなしです!
緑:テストの時期はどうしても争奪戦になっちゃいますからね。学習席難民の助けになれば幸いです。
ちなみに、掲示板にも一部貼ってありますよ。やーそれにしても、
テスト勉強をするために集まろうって気概を持った若者が溢れていて、
岐阜の未来は安泰ですな。明るい明るい。
黄:今日もオトク情報を皆さんに提供できたところで!紙面の都合によりここいらでおいとまいたします~。
緑:急に泣きついて申し訳ありませんでした。イエロー様(平伏)。
黄:ほほほ。グリーンさんが旅から戻られて、これでイエローも左団扇というものです。
  それでは次週、イエローと丸秘ゲストに乞うご期待ください~!


著者に会いたい-tupera tupera編-を開催しました!

ブログ2017/02/22

平成29年2月12日(日)、著者に会いたい-tupera tupera編-を開催しました。
普段会えないプロの絵本作家を招いて絵本ライブやワークショップを通じて絵本の世界を楽しもうというイベントのシリーズで、今回で3回目の開催になります。今回のゲストはtupera tuperaの亀山達矢さん。tupera tuperaは亀山達矢さんと中川敦子さんによるユニットで、絵本の製作、イラストレーションはもちろんのこと、ワークショップや舞台美術、アニメーションなど様々な分野で幅広く活動されています。
 今回は亀山達矢さんが来てくださり、絵本ライブと工作のワークショップ、「ゴリゴリゴリラをつくろう」を実施しました。20170222104726-f1b075a36870ecc139416752429184145e8cae2b.jpg
 
 イベント当日、会場に一歩入ると、そこはもう色鮮やかなtupera tuperaの絵本の世界。「いろいろバス」、「ぼうしとったら」「しろくまのパンツ」「おばけだじょ」・・・tupera tuperaの絵本のキャラクターをモチーフにした、子供たちが写真撮影をしたり、遊んだりすることのできるコーナーはすべて、当図書館の司書たちの手作りです。イベントは1日限りですが、通常業務の合間を縫って、司書たちの準備は1か月以上前から始まっていました。子どもたちの楽しそうな顔を思い浮かべながら、一生懸命準備して、当日を迎えました。
 亀山さんも前日から会場に入られ、小道具を作ったり、司書たちと最後の準備です。会場にも飾られていた大きなゴリラの顔も作ってくださいました。

そしていよいよイベントが始まります。まずは絵本ライブから。
会場のスクリーンに映し出される絵に合わせて亀山さんの読み聞かせライブです。
「やさいさん」の、読み聞かせが始まると、子どもたちも亀山さんの軽快な読み聞かせにあわせて「すっぽーん!」と掛け声。そこから「おばけだじょ」、「しろくまのパンツ」「あかちゃん」と続き、子どもたちはみんな、もう夢中です。
tupera tuperaの絵本はみんな、ちょっと変わっています。「しろくまのパンツ」は実際に絵本のしろくまがはいているパンツを脱がせて本を開くしかけになっているし、「あかちゃん」は丸い形をした絵本。その形を赤ちゃんの頭に見立ててなでたりあやしたり授乳したり。ユニークな読み聞かせにおもわず声をだして笑ってしまいました。
 
20170222104816-a88273e669e7a890d0b23e9ec4f5df15f1659869.jpg 20170222104917-60e7c0a10ef8036df2d397f9381fd6f8f1fdd94a.jpg

まだまだ絵本ライブは続きます。「これはすいへいせん」と「パンダ銭湯」では司書3名も読み聞かせに加わりました。1ページの言葉が次々に増えていく「これはすいへいせん」。この絵本をいかに詰まることなく読み切ることができるか、1ページずつ順番に読んでいく様子は絵本バトルさながらです!最後の1ページが読み終わった時には会場から拍手がわきおこりました。
パンダ銭湯では亀山さんも司書も、パンダの耳とサングラスをつけ、手ぬぐいを首にかけて登場しました。

20170222105021-182dcd8174a361a8f7db3a0c4dfd71e70434ca9e.jpg大いに盛り上がった絵本ライブのあとはペットボトルを使って全員でゴリゴリゴリラづくりです。ペットボトルをゴリラに見立てて顔をつけ、手をキャップで作ります。ペットボトルのでこぼこした部分をキャップの手でゴリゴリすれば、ギロのような楽器ができました。大人も子どももみんな、思い思いの絵をかいたり画用紙を切ったり貼ったりして工作を楽しみます。

強そうなゴリラ、リボンや蝶ネクタイをつけたおしゃれなゴリラ、かわいらしいゴリラ。1人1人どのゴリラも表情も色も違っていて、個性的でとても楽しいものでした。全員のゴリラが完成したところで出来上がったゴリラを持って、みんなでゴリゴリロックンロールを演奏しました。イベント中に亀山さんが作成されたゴリラは最後にじゃんけん大会をしてじゃんけんに勝った参加者にプレゼントされました。

亀山さんは準備の段階から、司書も大人もみんなで思いっきり楽しんでやりましょうとおっしゃっていて、その言葉通り、大人も子供も関係なく、たくさん笑って、大きな声を出し、思いっきり楽しんだイベントになったのではと思います。20170222105122-fe54d68b42b1ee2157aca016aae0d2e35c480143.jpg

イベント終了後にはサイン会もおこなわれました。子どもたちは最後までいろいろバスやおばけだじょのパネルに夢中で遊んでいて、楽しんでもらえたようでうれしかったです。笑顔あふれるイベントになりました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!


みんなの図書館 おとなの夜学を開催しました!

ブログ2017/02/24

 20170303100248-3d869a64d29169c374048817b26391aa846c0ba4.jpg平成29年2月20日(月)、みんなの図書館おとなの夜学が開催されました。
今回のテーマは「信長と美濃薬膳‐伊吹山麓と岐阜をつなぐ薬草文化‐」です。今年は織田信長公が岐阜に入城して450年の記念の年ということで、先月に続き信長にゆかりのあるテーマです。

 さて、おとなの夜学は、私たちの暮らす岐阜のまちがこれまで育んできた文化や歴史を図書館から発信しよう、という企画です。今回も「岐阜にいながら知らなかった岐阜のこと」、興味深い岐阜のお話をゲストの方から伺います。20170303100005-1ddae022dc474722868be6037b2eeb020df4ac57.jpg

 今回のゲストは岐阜生物多様性研究会代表で、薬学博士の田中俊弘さんと、NPO法人山菜の里いび理事長の小寺春樹さん。
まず最初に、岐阜生物多様性研究会代表で、美濃薬膳の立役者ともいえる田中さんから、なぜ岐阜で薬草なのか?というそもそものところをお話いただきました。

 かつてポルトガルの宣教師、イルマンの進言により、信長が伊吹山に薬草園を作ることを許可しました。宣教師はヨーロッパから約3000種の薬草を移植したといわれています。そのため、ヨーロッパに原生する薬草が伊吹山で発見されることが現在でもあるそうですが、『南蛮寺興廃記』など一部の資料に数行の記述がある以外は記録が残っておらず、『伝説の薬草園』と言われています。
 入城450年の記念の年にこの薬草園をPRしていこうと、岐阜薬科大が長良川温泉の料理人の人や行政と協力して薬膳料理の提供に向けた試食会や薬草を使った名産の開発などさまざまな取り組みがされています。
田中さんは春日村に住んでいた小寺甚五郎という人がかつて伊吹山の薬草、甘茶を取って垂井へ行商した話など、なぜ岐阜で薬草なのか、という歴史も踏まえ現在取り組まれていることを教えてくださいました。

 田中さんが行政などと一緒になってさまざまな事業を展開されている一方、もう一人のゲストである小寺さんは春日村で薬草を取り入れた暮らしを実践されています。NPO法人山菜の里いびの代表を務め、村として薬草の文化を継承していこうと日々取り組まれています。
小寺さんはたくさんの写真を見せながら、春日村について、NPOの取り組みについて、そして平成26年10月から始まった信長の薬草園再生プロジェクトについて話してくださいました。小寺さんが代表を務めておられるNPOはなんと加入の条件が65歳以上であること!だそうです。
昔から、雪に閉ざされ医者へ行けないときには薬草を煎じて飲むなど、春日村に暮らす人のそばにはいつも薬草が身近にありました。今では家ごとにレシピがありお風呂に入れたり里芋と一緒に煮たり、煎じて飲んだりするなど、その楽しみ方はさまざまです。
春日ならではの生活の知恵に価値を見出していきたいとおっしゃっていた小寺さんの言葉が印象的でした。

20170303100101-ebf7edec7a0b15000137a8e0ebfbad456bb93d84.jpg その小寺さんが代表を務めるNPOでは耕作放棄地を活用して地域野菜や山菜を植え、農地化を進めることで地域の活性化に取り組んでおられます。1年目はタラの木を2000本ほど植えたそうですが、シカにやられてしまい、ほとんどがダメになってしまったそうです。
そこでそれからはヨモギを植えお茶や入浴剤に加工して販売することも始めました。今ではジュースや蓬莱もち、せっけんなど様々な商品を販売しています。

 小寺さんが写真を見せながら説明してくださる合間には田中さんが「この草は生えている場所の標高によって名前が違うんですよ」など、たくさんの薬草の豆知識を教えてくださいました。田中さんが本当に楽しそうに語られるので、とても興味深く聞くことができ、山や薬草の世界の奥深さにぐいぐい引き込まれた2時間でした。 

 たくさんのご参加ありがとうございました!次回、今年度最後のおとなの夜学は3月13日(月)、「あなたは、ほんとうの岐阜祭を知らない―岐阜町人文化の核を探る―」をお送りします。お楽しみに!


鳩と並んで歩いてみる

ブログ2017/02/26

黄:みなさんこんにちは~。マル秘ゲストと銘打ちながらアポを取っていなかったのですが、
この方しかいないッ!とイエローが前々から狙っていたあのお方に登場願いましょう。いでよ!山吹さん!
山吹:前々から狙っていたって、ひと月くらい前に登場したばかりですし...!マル秘ゲストって...?!(笑)
黄:普段どおりが一番ってことですね。
山吹:それってつまり、前回に「マル秘ゲスト」って銘打ったのは...
黄:人間思いつきでどうこうしようとしてはいけませんねえ。
山吹:(行き当たりばったり...!)
黄:りんきおうへんりんきおうへん。「いでよ!」といったところで、タネを仕込まなければシルクハットから鳩は出てこないのです。
山吹:アレって実際どうなってるんでしょう?
黄:タネを知らないからこそ、ああいうのは楽しいんですよ~。
  まあイエローが知っているレベルのはなしをすると、鳩などの鳥類は捕まえてひっくり返すと
どうしてイイのか分からなくなって動かなくなるそうです。
マジックなどのハトはその習性を利用しているんだそうで...良い子は真似しちゃだめですよ!
山吹:そんなこと言われても、鳩なんてそうそう捕まえられませんよ!(笑)
黄:わかりませんよ~。うちの姉が3歳かそこらのころ、ぽっぽぽっぽと歩く鳩と並んで歩いていて
「まあなんとほほえましい光景」と母がにこにこしていたら、突然真横の鳩をわしづかんで捕まえて、
母が大絶叫したというエピソードがあります。
山吹:野生の鳩を掴むのは衛生的にも道徳的にもアレですけど...、想像するだに凄いですね、それ。
黄:ん~でも、野生の鳩って私は最近見てないかもしれません。ムクドリの群れは見るんですけどね。
山吹:金神社にムクドリが大挙しているニュース、やってましたね。近頃の社会問題です。
黄:でも最近、朝夕は寒いですけど昼間は日差しも暖かくて、散歩日和だな~と実感してます。
山吹:日光浴は健康に様々ないいことがあるそうですからね。
黄:家にこもりがちなお休みの日も、体調がいいときは、万歩計がわりにポケモンGOを起動したケータイをポケットに入れて
  ちょこちょこ歩いてるんですよ~。
山吹:中高生の皆さんも、塾や部活で忙しいでしょうが、集中したいときの気分転換などに、
    たまには外を散歩してみるのもおすすめですよ。
黄:...あっ!
山吹:どうされました?
黄:歩きながら・走りながらのスマホはダメですからね~。危ないですよー。
山吹:大事ですね!
黄:では次回のブログもお楽しみに!


子どもと本と遊ぶ日-どうぶつえんづくりをしよう!-を開催しました!

ブログ2017/03/03

 平成29年2月25日(土)、子どもと本と遊ぶ日―どうぶつえんづくりをしよう!-を開催しました。
昨年から続くこのイベント、第5回目となる今回のゲストは岐阜県山県市在住の絵本作家、高畠純さんです。
高畠さんによる絵本のどうぶつえんづくりのワークショップと作家さんご本人による絵本の読み聞かせをたくさんの親子が楽しみました。20170303101835-fc061e9968424d7a8d9f523b6204bad9c49b9162.jpg

 当日集まった子どもたちは下は3歳から上は小学校4年生まで約50名ほど。
高畠さんがまず最初に、「動物園に行ったことある人?」と聞くとみんな元気よく手をあげます。そこから、「じゃあ動物園にはどんな動物がいるかな?」と聞くと、みんな口々に動物の名前を言っていき、動物しりとりが始まりました。
 しりとりがひと段落すると、しりとりに出てきた動物をそれぞれ絵にかいてみることに。うさぎ、ライオン、ゾウ、キリン、ワニ、ペンギン、カメ、ゴリラ、、、絵が描けたらそれを切って台紙に立てて貼り、自分だけの動物園を作ります。みんな思い思いに色を塗ったり草や木を生やしたり池を作ったり...
展示コーナーの絵本や編みぐるみと見比べながらじっくり書き進める子、何の迷いもなくすぐさま書き始める子、大きな木や池を色画用紙で作るのに夢中な子。どの動物園も個性的でわくわくします!

 高畠さんもみんなの間を行き来しながら、「元気よく描いたなー!」、「これかわいいね。」、
「これは何をしているところ?」と声をかけたり、「こうやるとしっかりくっつくよ」と糊付けのアドバイスをしてくださったり、こどもたちにたくさん話しかけてくださいました。みんな楽しそうです。
                                                                                                                        
 全員の動物園が完成したところでそれぞれの動物園の鑑賞会。お互いの席をまわって、ほかの子が作った動物園を見て回ります。
力作ぞろいで大人はみんな「すごいなぁ!」と感心しながら見ていました。
自分の動物園を見に来た人たちに、「ゴリラが温泉につかってるの!」と得意げに説明してくれる子もいました。20170303102644-67c5bafe1cfae9a0a7661931605560ab45943cf3.jpg20170303102104-45e9d0d3db3ab01dbfb187780266ec203145548f.jpg

 
 







  

高畠さんは難しいゴリラとサルの書き分ける技も伝授してくださいました。おでこがぼこっと盛り上がっているのがゴリラで、平らなのがサル。おでこがポイント!だそうです。

 最後は読み聞かせ。「だじゃれどうぶつえん」では延々とダジャレが続きます。読み方がとってもおもしろくってくすくす笑ってしまいました。続く「どうぶつたいじゅうそくてい」では思った以上に重たい動物に驚きの声が上がっていました。

盛りだくさんの楽しいイベントで、子供たちは満足そうに自分だけの動物園を手に帰っていきました。20170303102802-e1010f80a4f022895aa9307b5ea8305ea543187d.jpg

来年度も、大人も子どもも一緒になって楽しめるイベントを行っていきたいです。
たくさんのご参加ありがとうございました!


去る者追わず、来る者拒まず。

ブログ2017/03/05

YAブログ始める前に、3月1日は芥川龍之介の誕生日です。どうもおめでとう。

白:はい、二月が終わりましたね。みなさんこんにちは。そろそろ新人パワーが消えかかっているホワイトです。
  なんだか久々にブログに登場です。あ、別冊ほんまるけの編集委員の申し込み締め切りも間近ですのでお早めに!!
緑:またまた、そんなことおっしゃって。若いくせに・・・。そしてまた、とってつけたようにYAの宣伝をぶっこみましたね。
白:やった方がいいかなという空気を察しました。気持ちはいつだって新人です!よろしくお願いします~。
   フー、緑先輩も久々ですね!!
緑:ホントです。白さんに会ったら、カープのリーグ優勝を祝おう祝おうと思っていたのに、
  もういつの話だってくらいお久しぶりです。気づけば三月、すでに次のシーズンですよ。
白:おぉ、ありがとうございます。ほんとにそうですねぇ、はやい・・・。毎日が神がかったスピードで過ぎていく・・・。
  年度が終わる三月はいつだってもの悲しい気持ちになっちゃいます。
緑:ほぅ、それはなぜですか。
白:ドラマの「相棒」が終わるからです。
緑:・・・・・。白さんあなた、相変わらずそれなんですね。
白:いやいや、相棒ネタは今月で最後ですよ。今年度は。終わるので。たぶん、また新シリーズをやるんでしょうけど。
緑:相棒もプロ野球並みにシーズンがありますよね。私なんか、もう覚え切れません。
  次は、シーズン16ですっけ。右京さんも頑張りますね。
白:ほんとにそうですよ・・・。いつまで続けるんだろう。いや、終わるまで見届けますがね!あと何回相棒は交代するんだろうとか、
  面白さを維持できるのかなど、8割の不安と1割の恐怖と1割の楽しみがあります。
緑:なかなか複雑な心境なんですね。
白:ファンは、なかなか思うところがあるんですよ。ただ、最近はつまらん脚本のときでも楽しみ方を覚えました。
緑:あらあら、それはいったいどういう楽しみでしょう。(シーッ!怒られるよ!)
白:伊丹刑事の登場回数とか、伊丹刑事の嫌味な言動にほくそ笑むとか、
  とりあえず役者さんに注目するなど、様々な視点から楽しんでます。とりあえず、どんな脚本でも相棒を見ないという選択肢はない。
緑:なんやかんや「相棒」から離れられないんですね。現在、公開中の「相棒」の映画も見に行ったんでしょ?
白:行きました。公開初日に行きました。天気大荒れでしたが、気合入ってたので行って来ました。
  スクリーンで見る右京さん、良いです。ネタバレは出来ませんが、伊丹刑事がちょっとやらかすんですけど、
  それに気付いたときの彼の顔芸はお金払ってでも見る価値があります。
緑:けっこう、笑えるシーンあったんですか。
白:随所随所にありましたよ。シリアスの中にクスリと笑える場面があるのが「相棒」の良い所です。
  あ、ミッチー扮する神戸くん素敵でした。今の冠城さんもいいですが、神戸くんのときの方が私は好きです。
緑:「相棒」ってタイトルですけど、みるたびに相棒の人、変わってる気がしますよ?
白:あぐぐ・・・、そんなことはないと思うんですけど、でもたしかにもう四人目ですしね・・・。
  ほほほ。臭いものには蓋をしましょう。
緑:目をそらしましたね。まぁ、その件については色々話題に事欠かないですからね。
白:はぁ、しばらくは「相棒」の映画があるからいいですけど、この半年の楽しみが終わってしまった・・・。
緑:来月からは何を楽しみに生きるんですか?
白:あ~、う~ん、あ、カープの応援ですかね。よしよし、上半期はこれでいきましょう。さよなら相棒。また会う日まで。
緑:そんな映画のあおり文句みたいな科白を吐いた白さんが、近い内にまた相棒ネタを持ち出すに10000点。
  このオッズは高そうです。では、今日はここまでにしましょう。次はレッド先輩ですよ~。


村上春樹って・・・

ブログ2017/03/10

 2月24日、村上春樹の新刊、「騎士団長殺し」が発売されました。
『顕れるイデア編』と『遷ろうメタファー編』の2部編成の長編です。「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」以来約4年ぶりの新作長編小説ということで、メディアでも取り上げられ、話題になっていました。


 図書館でも、現在村上春樹についての展示を、展示グローブにて行っています。
村上春樹さんといえば、ノーベル文学賞では毎年のように話題になり、ハルキストと呼ばれるファンの存在も有名です。
でも、「村上春樹さんってどうして話題になるんだろう?長編小説は難しそうだし私には遠い存在であまり縁がないような...」

...こんな風に感じている方も多いのではないでしょうか?
 まさにそんなふうに感じていた司書Sが、村上春樹について偏見を拭い去るという名目でさまざまな村上春樹作品を読み比べ、紹介しています。
村上春樹と一言で言ってもじっくり読み応えのある重厚感のある小説から、くすりと笑えるエッセイまで、さまざまな顔があります。
今まで縁遠く感じていた人も、一度手に取ってみてください。あたらしい世界が開けるかもしれません。

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ホワイトデーの歓喜と憂鬱についての考察

ブログ2017/03/12

赤:バレンタイン・か・らのホワイトデー間直のブログ当番が回ってくるなんて運命?
  いや、バレンタインデーに引き続き、製菓会社の陰謀に今回も喜び勇んでのっかっているからですかね。
  ごきげんよう、皆さま。年中お菓子の誘惑に惑わされている正しい消費者のレッド(以下:赤)です。
紅:なぜか、赤さんにご指名いただきました紅と申します。初ブログ対談、お手柔らかにお願いします。
赤:本当はバレンタインネタのブログでの対談を予定していたのですが、予定が合わず。
  恋多き紅さんにバレンタインデーの思い出を語っていただこうと画策したのですが、不発に終わりましたので、
  今回リベンジさせていただこうかと...。
紅:はい。赤さんに恋多き女と言っていただいて光栄ですが...本人にその自覚はありません。
  今は次の恋の準備期間なのですが、youtubeで見かけたラッパーに恋してます。
赤:では、早速ホワイトデーネタを頂くとしましょうか。
紅:まぁ、チョコレートを渡したことはありますけどね。
赤:流石です。ホワイトデーの思い出があるということは、なにかしらバレンタインにアクションを起こしている勇者さまですね。
  どんなものをお返しに頂いたのでしょう?
紅:みなさんバレンタインの思い出の1つや2つおありだと思いますが、表参道でディナーしたのは良い思い出です。(照)
赤: なんと!オサレでゴージャスな!!
紅:バブルははじけた後だったので、高価な物はいただいてませんよ。(笑)
赤:お返しといいますと、本命ではない女子からチョコレート(想い)を受取った男子もなにかと大変なのだとか。
  両思いの場合は良いのですが、片道通行だった場合は問題あり。なにせ、お返しをしないと女子軍団からの評価が
  地底の底に落ちてしまいますからね。そうなる位ならお返しをすればよいのですが、
  素敵なものを返して了解したものと勘違いされても厄介です。そのさじ加減がなんとも難しいもの。
  ワタクシの巷の情報によりますと、カジュアルにコンビニでホワイトデー用のお菓子を買うのがマストなのだそう。
紅:コンビニでは、そういう層も購入するのですね。本当かどうかわかりませんが、本命はキャンディー、友達はクッキー、
  対象外はマシュマロをお返しすると聞いたことがあります。
赤:なんと!そんな便利な方程式はもっと浸透するべきです。無用な争いを避けるためにも、
  朝のニュースとかで流すとかしてガンガン日本中に知らしめるべきです。
紅:そうですよね。私はクッキーが良いですけどね。
赤:ホワイトデーとは甘酸っぱい青春の1ページというだけではなく、人間関係を有効かつ円滑に築くための戦略が必要な日でもあるのです。世知辛い世の中になったものです。
紅:本当ですね。私は好きになったら、毎日がバレンタインデーでよいと思いますよ。
赤:ですよね~(遠くを見つめる赤)さて、赤の思考停止が始まりそうなので、今回のブログを終了させていただきます。
  皆さま、お付き合いありがとうございました。次回は最近また一段とオサレになった青くんの担当ですよ。お楽しみに~!


ほん×まちトークを開催しました!

ブログ2017/03/17

平成29年3月10日(金)、「ほん×まちトーク」を開催しました。
昨年10月より、金華地区の8つの店舗で「ぎふまちライブラリー」が始まっています。まちライブラリーとは、公設の図書館と違って一般のお店やお寺やカフェなど、まちかどに本棚を置いてみんなで共有する小さな私設図書館です。
本があって、人が集まる場所、本と読書の体験を共有できる場所。たくさんの本がある大きな図書館もいいけれど、そういった、本を通じて人がつながる場所をまちの中にたくさんつくりたい。そんな願いから、ぎふまちライブラリーは始まりました。

 岐阜の街でまちライブラリーが始まって5か月。いま、店先で小さな図書館を展開してくださっている8つの店舗のうち、annon tea houseの西願将也さん、山本佐太郎商店の山本慎一郎さん、長崎屋本店の牧野浩之さん、cd shop songsの鬼頭黎樹さんの4名をゲストにお話をうかがい、まちライブラリーに対する思いを再確認しました。司会は当図書館の吉成館長です。20170317134446-e1014a4918591ae4fd55c1c3d484e5c1bfd80982.jpg
 
 今回の「ほん×まちトーク」はannon tea houseの西願さんが入れてくださった紅茶と、山本佐太郎商店の山本さん、長崎屋本店の牧野さん、が用意してくださったかりんとうやビスケット、夏目漱石も食べたという味噌松風などをいただきながら、そしてcd shop songsの鬼頭さんが選んでくださった音楽をBGMにトークが展開しました。

 まず、吉成館長からまちライブラリーを設置するにあたっての思いや、11月に実施した「カンチョーと行こう!ぶらりぎふまちライブラリー」のイベントをスライドと共に振り返るお話がありました。その後、まちライブラリーを取りまとめてくださっている山本佐太郎商店の山本さんより、どのようにして8つのお店の店主さんが集まり、いまのまちライブラリーの形ができていったのか、お話してくださいました。
本棚の設計者である伊東豊雄建築設計事務所の庵原さんも、どういった経緯で本棚の製作にかかわることになったのか、本棚をデザインされたときに大切にされた思いなどについてお話くださいました。

20170317134534-9e2ea650ae32ec494fc9f583ab4d6e32b99279b0.jpg メディアコスモスができる前、その構想が明らかになると、「メディアコスモスができれば世界中から人が集まってくる。世界中から集まった人たちと岐阜の街をどうやってつなげていけばいいだろうか」と店主さんたちは考えていたそうです。そして、その"人と人をつなぐ手段"のひとつが、まちライブラリーでした。
また、庵原さんも、そんな店主さんたちの思いを受け、メディアコスモスを設計された伊東さんの、部屋の外と中の境界線をなくすようなデザインにも通じる、「店の外に置いても、中に置いてもしっくりくる本棚を」と今の本棚をデザインしてくださったそうです。

メディアコスモスに集まった人たちには、メディアコスモスだけでなく街に出て、お店をのぞいてほしい、図書館を通じて街と人がつながり、街を元気にしていきたい。
「図書館を図書館だけで終わらせない、という思いだった」という山本さんの言葉が心に残りました。

 その後、それぞれのお店におかれている本棚の紹介は、4名のゲストに加え、残りの4つのお店の店主さんもそれぞれ、店主さん自らしてくださいました。通学路に面したお店だから、子どもたちに気軽に手に取ってほしくて子供向けの本もおいている、という長崎屋の牧野さんの話や、文章から音楽が聞こえてくる本ばかりを意識して集めたというcd shop songsの鬼頭さんの話、麩兵の川島さんはここにない本が読みたくなったらメディコスの図書館へ、という広がりを持たせたい。すべての人が本でつながっていけば、と語ってくださいました。自分の人生に影響を与えた一冊や学生時代に読んだ思い出の本、テレビで噂になっていた本、自分の趣味の本・・・どの本棚も個性的で、店主さんそれぞれの人柄や、ここまで辿ってこられた道がにじみ出ているようにも感じました。

 まちライブラリーは今後どうなっていくのでしょうか。
本をきっかけに街と人をつなげていきたい、岐阜のいろいろなところに人と街をつなぐ本がある、そんなふうになればいいなと思っています。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
20170317134749-554f9cef84df7ca62f579442b81401e950dde6bd.jpg20170317134822-a6b3165e0fb13f76c97dfc649bc82d48ad3efc8e.jpg


わりとアグレッシブな連中

ブログ2017/03/19

青:3月です。月が変わったということは"あのコーナー"がやってくるのです。ちなみに今回が最終回です。
赤:おや?前回の前フリを完全スルーかな?
青:続投いただいて申し訳ないですが無視してやっていきますよ!今月の祝日コーナーは「春分の日」です。
赤氏は春分の日について何か知っていることはありますか?
赤:(スマホ取り出し)......自然をたたえ、生物をいつくしむ日!
青:はい、そのとおりです。(内閣府のホームページでも見たか?)
青:それでは今年の春分の日は何日か分かります?
赤:今年は20日ですよね。三連休ですよ!ひゃっほー
青:そう、今年「は」20日ですね。ですが思い出してください。去年の春分の日は何日でした?
赤:......21日!  あれ?
青:そう、そうなのです。春分の日(と秋分の日)は毎年同じではないのです。
おおよそ20日前後になることが多いのですが、国立天文台が毎年2月1日に出す「暦要項」という官報に
次の年の春分の日と秋分の日が正式決定として発表されるのです。ちなみに来年は21日とのことですよ。来年は水曜日!
赤:なんと!3連休じゃない!!
青:ちなみによく言われる「春分の日と秋分の日は昼と夜の長さがほとんど同じになる」というのは、
実はそこまで同じではないとかなんとか......
赤:あれ?昔習ったのと話が違う?
青:そもそも春分の日というのが、太陽が黄経0度の春分点を通過する日であり、
暦便覧には「日天の中を行て昼夜とうぶんの時なり」とあります。
が、なんと日本付近では年によっては昼のほうが長いことがあるとか。
それに日の出・日の入の定義の問題などいろいろあるようで
赤:これまでの知識が音を立てて崩れていく......
青:といったように、春分の日秋分の日は毎年違う日に変わっていくアグレッシブな連中たちだったのです。
今日の豆知識終わり!
青:なわけですが、コマーシャルをひとつ。
赤:現在ヤングアダルト(YA)サービスでは中高生の中高生による中高生のためのおすすめ本リスト
「別冊ほんまるけ vol.4」を作成中!先週の12日に第1回目の編集作業が終わり、
来週の第2回目の編集を経て5月末の発行を予定しています!
青:中高生の皆さんがおすすめするのでより共感できて手に取りやすくなっているのではないでしょうか?
昨年作成したVol.3は交流掲示板前で配布していますので、興味のある方々は一度見てみてくださいね。残りあとわずかですよ!
青:ということで今回はここまでです。今年度最後の更新は緑氏となります。では!


今年度最後のおとなの夜学を開催しました!

ブログ2017/03/23

平成29年3月13日(月)、みんなの図書館おとなの夜学が開催されました。20170326113004-6059fd3674c73f13db741d61ce5b3fc6a16448e4.jpg
今回のテーマは「あなたは、ほんとうの岐阜祭を知らない‐岐阜町人文化の核を探る‐」です。

さて、おとなの夜学は、私たちの暮らす岐阜のまちがこれまで育んできた文化や歴史を図書館から発信しよう、という企画です。昨年から継続的に行ってきたおとなの夜学も今年度最後の開催となりました。今回も「岐阜にいながら知らなかった岐阜のこと」、興味深い岐阜のお話をゲストの方から伺いました。

今回のゲスト、一人目は元岐阜市歴史博物館学芸員で現在は犬山城白帝文庫研究員をされている、筧真理子さん。伊奈波神社教学研究員もつとめていらっしゃいます。そしてもう一方は以前もおとなの夜学に登場してくださった小野崎隆賢さん。お座敷や地歌舞伎での囃子方、岐阜舞妓の育成、長良川舟遊びなど遊宴文化の研究・再生に取り組んでいらっしゃいます。

昨年、山・鉾・屋台行事がユネスコ世界無形文化遺産に登録され、日本の祭りは今、世界中から注目されています。登録された33のお祭りのうち、3つは岐阜県のお祭りです。

20170326112803-08fd2bbcc91aaacc9a8fbe6b2a1d89a9663b5ab5.jpg 「岐阜祭」とは、なんなのでしょうか。岐阜市民の氏神である伊奈波神社や金神社をはじめ、市内各所の神社が毎年春に行う例祭にあやかり、市民も祭りを楽しもうと始まったのが岐阜祭の由来だそうです。神幸祭の日には伊奈波神社から金神社、橿森神社を神様が巡ると言われています。最初に、長年学芸員として研究をされている筧さんから、古い資料からひも解く岐阜祭について、教えていただきました。
岐阜祭について残っている最古の資料は1496年のものだそうですが、記録はそう多く残っているわけではありません。筧さんによると毎年行われている祭についてなど日常的な事柄はなかなか記録が残されにくく、また、特に岐阜祭の場合は濃尾震災をはじめとする大きな災害で記録が失われてしまいました。今回は数少ない資料の中でどのように岐阜祭がとらえられ、まちの人々に愛されてきたのか、筧さんに解説していただきました。
 
小野崎さんにはお祭りの山車につきものであるお囃子について解説していただきました。お祭りに欠かすことのできないお囃子ですが、その曲一つ一つの意味合いなどはあまり知られていないかも知れません。山車が運行する際に流れるお囃子は音を鳴らして悪いものを追い払うためのものと言われています。岐阜祭のお囃子は能楽に起源があり、その優雅さが特徴です。山車が運行する際の「車切」、神社入り、神に近づいていくときにはものものしい雰囲気の「神楽」、神社に山車を奉納した後ホッとした気持ちで演じるにぎやかな「七間町」、などそれぞれの場面に応じた曲が演奏されます。20170326112930-ad1bdf5ae333762f2a373b7566d1733deb6328d4.jpg

 お囃子はずっとテープで再生されてきましたがこれらの音楽を生演奏にしていく取り組みが現在行われているそうです。今回のおとなの夜学はスペシャルバージョン。お囃子の生演奏復活に目下取り組んでいる子どもたちが特設ステージで演奏を披露してくれました。太鼓の迫力ある音、笛の優雅な音、先ほど解説していただいた場面の説明を踏まえて聞くとお祭りの様子がよりリアルに目に浮かぶようでした。

 
今後、岐阜祭はどのように受け継がれていくのでしょうか。
どうたくさんの人を巻き込んでいくかが大切だと小野崎さんはおっしゃいます。今の子どもたちがかっこいい!やりたい!と思える祭を残していきたいと、震災により記録の少ない中形を変えながらも乗り越え、残ってきたものを大切に守っていこうとする筧さんや小野崎さんの言葉に触れ、伝統を受け継いでいくことについて改めて考えさせられました。

 今回で今年度のおとなの夜学は最後になります。たくさんのご参加をありがとうござい
ました。毎月おこなってきましたおとなの夜学ですが来月よりしばらくお休みをいただき
ます。またパワーアップして帰ってまいりますのでお楽しみに!


spring has come!

ブログ2017/03/26

緑:皆さんどうもこんにちは。年度末の締めという大役を仰せつかったグリーンです。
東京では桜の開花宣言もあって、いよいよ本格的な春到来ですね。
受験生だったYAの桜の方は、咲いたものもあれば敢え無く散ったものもあると思いますが...(ゴホゴホ←花粉)。
大丈夫です。春は来年も再来年も繰り返しやってきます。咲く年もあれば咲かない年もある。
長い人生、1~2年のロスは問題ありません。次の春に向けて、今からせっせと肥やしと水をやり続ければいいのです。
緑:...と、前置きが長くなりましたが、今回はこの卒業から次の入学までの宙ぶらりんな時期、
皆さんが何をしてすごしているのか?ということを話題にしてみたいと思います!
では本日のゲスト、茜さんにご登場いただきましょう!!(拍手)
茜:どーもバレンタイン以来の登場です茜です。今回は念願の緑さんとのトーク・・・!
お呼びが掛かった瞬間、ついにきたーという気持ちでテンション上がってますよ↑↑
緑:いいですね!アゲアゲでいきましょう。というか、もはや準レギュラーと言っても過言ではないですね。茜さん。
茜:実質四回目になります。現在は4月からの新アニメと新ドラマを横断検索してる感じっす。
オススメは・・・アニメは歌舞伎的なやつとドラマは月9とブルゾンが出るやつですかね。
我が家総出でブルゾンファンになってます。
緑:ブルゾン氏の出世街道まっしぐら感はすごいですよね。若さと勢い?うらやましい。
歌舞伎的なやつは私も気になっていました。.ただし深夜アニメは睡魔との闘い...。
茜:私は基本録画派ですが、あるアニメだけは目覚ましセットして初回と最終回は見ました。うたの・・・です。
緑:あっ!(察し)
茜:あれだけは一種の宿命を感じてます。リアルタイムで見なければと・・・。まあ今回も録画ですね。
最近、夜起きるのが辛い年頃になってしまったので。
緑:私も寄る年波には勝てません。昔はオールとかもへっちゃらだったのに。
茜:オールカラオケっすね!私、実は未経験なんですよ。やるなら朝早くの8時から夕方6時とか、最長10時間は歌ってました。
よく持ち歌あったなと今ではしみじみ・・・。ちなみに今は最長7時間です。
緑:春休みはカラオケ行きますよねー。私の時代は少なくとも、カラオケ屋の駐車場に行けば
誰か同じ学校の子がいるって感じでした。で、カラオケからのコンビニからのゲームセンター的な...。
茜:それは今もありますよ~。駐輪場で学校のシールを見てしまい・・・。
学年とか色分けされていたので同級生がいると若干戸惑いました。今の子でもあると思いますよ、ねー?
私はカラオケの近くに大きいボーリング場があって、その中にプリ機とかあったので
ついでに寄ってプリクラをやってました。今って携帯で保存できるので便利ですよね。
私はプリクラを切る担当でした。緑さんは撮ったやつをどこかに入れてましたか?
緑:私はとりあえず手帳に貼ってみる→残りを配ってみる→さらに残りを缶に入れてみる→醗酵→大掃除で発見→処分に困る。
って感じでした。
茜:醗酵・・・確かに最近どこかに貼ったであろうプリクラちゃんをタンスの下で発見したことはあります。
変顔したものとか「がんばってるなあ」なんて思います。私は捨てられないタイプなので未だに袋に入ってますよ。
一応、人の写真なので(笑)
緑:その気持ち分かります。でも今となっては全てが懐かしい、いい思い出ですよ。
茜:黒歴史のものもあれば淡い恋の・・・なんてものもあるんじゃないですか?私は・・・まあ残ってますけど。
っていうかカラオケとプリクラでここまで話せる我々ある意味すごい・・・。赤さんとかに褒められそうですね。
緑:YAの行き着けレジャー施設ですから。カラオケとゲーセンは。春休みもずいぶん自転車が停まってるんじゃないでしょうかね。
茜:停める場所に停めましょうね。ではこのままだと長くなりそうなので緑さんに回しますー。よろぴくです。
緑:はい。4月にはクラス替えがあったり、新しく別々の学校に行くことになったり...。
今身近にいる友達と思う存分遊べるのも少しの間ですので満喫しましょう!夜更かしも休み中ならまぁ結構!!
おもしろいアニメやドラマがあったら私にも教えてください。本が出てれば入れられるかもしれませんよ!
茜:月9は原作が図書館にもありますから予約してみてはいかがでしょう?
一般の書架になりますが『貴族探偵』(F/マヤ)ですよー。某アイドルファンは読んだ方が30倍楽しいはず!
緑:もちろん、春休みは読書をしてくれてもいいんです!メディコスもレジャー施設と張り合えるほど刺激に満ちてますから。(強引)
それではYA担当一同、皆さんのご来館を次年度も引き続きお待ちしております!!(役目終了。フー)


コスモス商店街 新店オープン!

ブログ2017/03/29

児童書エリアの「コスモス商店街」がリニューアルしました!

コスモス商店街ではお店が入れ代わり、新しいお店がオープンしました。
おもちゃ屋さん、和菓子屋さん、やおやさんに時計屋さん・・・
どのお店もかわいらしくて自慢のお店です。新しいお店の加わったコスモス商店街は今日もとってもにぎやか!
日に日にあたたかくなり、春もすぐそこまで来ています。お散歩のついでにメディアコスモス商店街へも遊びに来てくださいね。

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長良川大学講座「読み聞かせ教室」を開催しました。

ブログ2017/03/30

長良川大学講座「読み聞かせ教室」(2回連続講座)を3月3日(金)と17日(金)に開催しました。お子さんに絵本を読んであげるとき、どんな絵本を選んだらいいのか、どう読んであげたらいいのか知りたい、という方のための講座です。
東海学院大学短期大学部教授の杉山喜美恵先生を講師にお迎えし、第1回目の講座では「本の選び方、読み聞かせの方法」について学び、第2回目では「読み聞かせ実践」を行いました。

 第1回目の講義では、どんな本が何歳の子どもに適しているのか、それはなぜなのか、子どもの発達に合わせた絵本の選び方などをわかりやすく説明していただき、みなさん納得の様子でした。実際に杉山先生が絵本を読み、お手本を見せてくださると、一緒に参加している子どもたちも絵本の世界に引き込まれていました。20170329110328-ac0d954fe50edf6767c2f165a96df6d77d6999ab.jpg

 第2回目の講座では、1回目の講義のおさらいをしたあと、実際に絵本選びを体験。たくさんある本のなかから、みなさん悩みながらの絵本選びです。先生にたずねたり、図書館の司書に手伝ってもらったりしながら、それぞれ3~4冊の本を選びました。最後には、参加者のみなさんで、お互いに選んだ絵本を紹介しあいました。

 講座が終わったあとも、会場に残って先生に質問したり、読み聞かせに関する悩みを相談したりするお母さんの姿が。参加者のみなさんからのアンケートでは、「日頃、疑問に思っていたことが講座の中でわかりました。」「ついつい子に対して押し付けがましくなってしまっていないか、自省するよう気を付けたいです。」「子どもと絵本を楽しむ時間をこれからも大切にしようと思いました。」など、いろいろなお声をいただきました。

 この読み聞かせ教室のなかで、先生は絵本を「最後まで読まなきゃ」「順にページをめくらなきゃ」とは考えないでほしいと言われました。「絵本を通して、子どもとどうコミュニケーションをとるかが大切です」とのお言葉がとても印象的でした。今回、参加してくださったお母さんとお子さんが、絵本を通して、楽しい思い出の時間をたくさん作っていってくださることを願っています。

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