速報!第11回ショートショート発表会選考作品は...
ブログ2025/10/14
急に季節が進んだように朝晩肌寒さを感じるようになってきました。
秋の気配を感じたら今年もそろそろ、岐阜市立図書館恒例イベント、「ショートショート発表会」の季節です。
今年もやります!第11回 めざせ直木賞作家!ぼくのわたしのショートショート発表会。
岐阜出身の直木賞作家、朝井リョウさんをお招きして中高生たちが舞台上で自作のショートショート作品を朗読する、という開館からずっと続く岐阜市立図書館の毎年の人気の企画の一つです。
昨年から朝井リョウさんと同じく岐阜県出身の小説家、中村航さんもご参加くださりパワーアップしてより楽しいイベントになっています。
今年の応募総数は152作品。先日、図書館の担当者と朝井リョウさん・中村航さんとで、発表会で朗読される8作品の選考が行われました。
おふたりともすべての作品に目を通して臨んでくださるのですが、なんと152作品、朝井さんも中村さんも3日ほどで読まれるそうですよ。
今年選ばれた作品は、こちらの8作品!
1.サボテンの育て方
2.奴隷
3.無機の涙
4.神の解答を見た怪盗
5.一本道
6.花言葉
7.冬朝
8.鏡も大変なんです。
今日お伝えできるのはタイトルだけです。どんな作品なのかは当日までお楽しみ。
力作ぞろいの中から8作品選ぶのは、至難のわざ。決まるまでに何作品もが話題に上がり、おふたりの「いいよね!」が一致することもあれば、いやいや、ホラー系ならそれよりこっちのほうが・・・となったり。
「この年齢でこの言葉使うってどんな子?!」と驚いたり、「この出だし、興奮した!」などと熱のこもった議論が交わされました。
このぼくのわたしのショートショート発表会のおもしろいところは、通常のコンテストと違って作品として精度が高く、整っている作品ばかりが選ばれるわけではないところ。
朝井さんも中村さんも、作家として作品のおもしろさに注目しつつも「この作品を書いた作者に会ってみたいかどうか」ということも大事にされているようです。
「この子が何を思って生活してるのかめっちゃ気になる」「ペンネームがまた最高!心打たれた~」など大盛り上がりの中、今年「会いたい!」となった8人が決まりました。「ぼくわた」唯一無二のおもしろさを感じに、ぜひ当日は会場にお越しください。
発表会で朗読されると、文章を読むのとはまたちがった雰囲気をまとい、楽しめます。
11月2日(日)第11回ぼくのわたしのショートショート発表会は会場観覧、Zoom観覧の申し込み受付中です。
Zoomなら日本全国、どこにいてもこのおもしろさを味わえますよ。