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人権イベント『気づいてる?その好奇心は要注意』を開催しました!

ブログ2026/02/11

 令和8年1月24日(土)に、ぎふメディアコスモス1階のおどるスタジオにて、今年度の人権イベント「気づいてる?その好奇心は要注意」を開催しました。

講師として情報モラル研究所代表の上水流信秀さんをお招きし、パワーハラスメントの実態や対応について語っていただきました。
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 講座では、パワハラになる言動や行動の基準について、行為者の思いには関係なく、受けた相手に悪影響があるかだとご紹介いただきました。会話の中でも「本人が話したいことか」「言われたくないことか」を意識し、本人の自己決定権を尊重すること。相手を傷つけないためにはこれが重要です。

 上水流さんご自身のかつての言動も振り返られ、「普通は〇〇」という言い方を無意識に多用していることを教え子から指摘され、それ以来使わないようにしているとお話しされていました。このような、「普通は○○だ」「○○なのにあなたはすごい」など、無自覚の偏見から悪意なく相手を軽んじたり排除したりする言動はマイクロアグレッションと呼ばれます。軽い冗談のつもりで相手の尊厳や安心を侵害していないか、今一度自分の言動を振り返る機会となりました。
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また、パワハラの現場に居合わせた場合にできることについてもお話しいただきました。「5つのD」として、Direct(止める)、Distract(話をそらす)Delegate(上司や窓口に報告して任せる)、Delay(被害者を支える)Document(当事者の代わりに記録する)が有効な行動であるとされ、参加者に「自分なら何ができそうか」を考えてもらう時間も取られました。
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 参加者の皆様も、質疑応答の際には自分の体験や立場を振り返りつつ質問をする姿がみられました。職場で起きたパワハラを止めるための上手な対応についてなど、実際の現場を想定した意見も多く、当事者意識の高まりが感じられました。

パワハラの加害者にならないためには、相手の尊厳、安心、自己決定権を侵害しない姿勢が大切です。自分の立場で今からできる対策を考え、実行していくことがハラスメントのない職場環境へと近づくための大きな一歩になるのかもしれません。



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