8月8日(土)、岐阜市の友好都市である杭州市の図書館と、岐阜市立図書館が交流協定を結ぶ調印式を行いました。
共同で作成した交流協定書に、両館長によるサインを入れました。協定書はそれぞれの図書館で保管します。
杭州市図書館からは劉冬副館長にお越しいただきました。
ただ本の貸し借りをするだけの場所ではなく、人の絆を作る場、文化活動の場になる図書館を作っていきたいという思いが共通しています、というお言葉をいただき、調印後は図書の交換を行いました。
今後も図書の交換や職員同士の交流、イベントの開催などを通じて交流を深めて行く予定です。
そして調印式の後には、杭州の西湖を舞台にした「白蛇伝」の朗読が行われました。
同じ物語を、中国語で岐阜大学の留学生が、日本語で岐阜市立図書館のボランティアが交互に朗読します。
杭州の映像と中国琵琶の演奏をバックに行われ、いつもとは一味違う朗読会になりました。
特に中国琵琶の演奏は初めて聴きましたが、とても美しく聞き惚れてしまいました。
この他にも日本の文化である紙芝居「三枚のおふだ」の発表や、琵琶と二胡の合奏が行われました。
また、交流協定を結んだことを記念して、現在岐阜市立中央図書館 展示グローブでは杭州市と杭州市図書館に関する展示を行っています。
来館された際にはぜひご覧ください!