11月3日、トークセッション「ゆっくり、のんびり。ぎふで暮らそう」の第2回目を開催しました。今回は岐阜県立森林文化アカデミー教授の松井さんと図書館長によるトークです。
今回のテーマは「いのちにふれる、いのちをはぐくむ。木育のすすめ」です。
まず、松井先生が森林文化アカデミーの教授になるまでのお話や木育についてお話をされたあと、館長とトークをしました。
中でも、「今日からはじめる木育」として、私たちの身近にどのような木があるのか、どこから来た何の木でできたものを持っているのかを意識することから木育を始めることができる、という話が印象的でした。日本は世界でもトップ3に入る森林国とのことですが、そのような環境にありながら、全く身の回りの木を意識してこなかったことを感じさせられました。
また、会場には松井先生にお持ちいただいた木にまつわる絵本40冊や色々な種類の木の端材、松井先生が制作した鬼の角のオブジェなどが並びました。
木育おもちゃのコーナーもご用意したので、お子さんは実際におもちゃで遊びながら親御さんはお話を聞いていたり、という自由なトークショーになりました。木をすべて手に取って、ひとつひとつのにおいを嗅いでいった方もいらっしゃって、さっそくこの場所で、木育が始まったようです。
次回の「ゆっくり、のんびり。ぎふで暮らそう」は、12月19日、柳ケ瀬にあるミツバチ食堂のオーナー、岡田さや加さんと、食育について語り合います。お楽しみに!