12月13日、カンチョーとヒミツのおさんぽを開催しました。
今回のテーマは「クリスマスを巡る旅。本で手作りの贈り物を作るのと周辺おさんぽ」です。
まずはいつもどおり、本の紹介から始めます。今回の本は「サンタクロースと小人たち」(マウリ=クンナス/作 稲垣美晴/訳)サンタクロースの家には小人がいて、プレゼント用のおもちゃや本を作っている、という本です。この本のポイントは、「小人たちもプレゼントをもらいます。プレゼントをいくつもらうかは、もんだいではありません。たいせつなのは、心をこめてプレゼントすることです。」という一文。今回はいつもプレゼントをもらう側の子どもたちに、プレゼントを贈る側になってもらいます。一緒にイベントに参加している子同士でプレゼントを作って贈り合ってもらうのです。ちなみに、大人も大人同士でプレゼントを贈り合ってもらいました。
プレゼントの極意を学んだら、おさんぽに出て材料の調達です。ちょっと脱線して「だるまさんがころんだ」が始まってしまったのですが、葉っぱや小枝を拾って帰りました。
帰ったら、みなさんに「○○さんにプレゼントしてください。」という紙を他の人に見えないように配ります。そのあとはみんなで輪になって、ひとりひとりに好きな色などを聞き、プレゼントを贈る相手がどんなものが好きか、こっそりリサーチしてもらいました。
プレゼントを作る表情はみんな真剣です!どんなものを送ったら喜んでくれるか、悩みながら作ります。拾ってきたイチョウの葉に目を付けたり、箱にも飾りつけをしたりと、思い思いに工夫してくれました。相手への手紙も付けて、箱に入りきらないほどのプレゼントができました。
出来上がったプレゼントはツリーの下において、ひとつひとつ開けていきます。プレゼントを開けるときのワクワク感はたまりません!しかも、自分のために手作りしてくれたプレゼントです。男の子から女の子に、赤いゆびわをプレゼントしてくれたのを見た時はこちらもドキドキしてしまいました。お母さんたちも、プレゼントを開けるこのドキドキは久しぶり!と嬉しそうでした。
プレゼントを贈る楽しさと受け取る楽しさ、両方を味わえたイベントになったのではないでしょうか。参加してくださったみなさん、ありがとうございました!