YAエリアにコミックが数シリーズ入りました。
皆さんご存知、
『ブラック・ジャック』
医療についての漫画なので4類に配架されますが、それよりもブラックジャック先生の生き様や人としてどうあるべきかなど、哲学的なことが多く、若いキミたちへの指針になることが見つかるかも。
そして、去年何かと話題になった、『はだしのゲン』
戦争、原爆の現実はもちろんのこと、原爆を受けたあとの人々の暮らしや待遇などが美化されることなく描かれています。正直、臭いものに蓋をして綺麗な滅菌室で生きてきた子には刺激が強いです。滅菌室から一歩踏み出して、綺麗も汚いもごちゃまぜの現実を見る勇気が出た時に、そっと手にとってみてください。
ファンタジーは戦争の疑似体験と言われています。異世界ものが流行っている今、本当にあった戦争を本の中で体験するのもいいかもしれません。
勉強に役に立つような『ベルサイユの薔薇』
も入りました。きみたちのお父さんお母さん、もしかしたらおじいちゃんおばあちゃんの中にも、この漫画を読んで中世ヨーロッパに詳しくなった、世界史に興味を持てたという人もいるのではないでしょうか。それくらい、歴史にのめりこめます。世界史、特にヨーロッパ史につまづいている人に是非。
趣味、部活、プロを目指している、色んな立場の人に読んでほしい『ヒカルの碁』
主人公は囲碁初心者なので、囲碁をまったく知らない人でも覚えながら読み進められます。はじめてみたい、興味がある人から、自分も碁をやっている人も楽しんでよめます。プロの世界がどんな風なのかも見ることができます。これもひとつの職業です。
そして、今の暮らしを知る『数寄です!』
数奇屋を造る漫画ですが、その過程でそもそも日本人の暮らしとは、日本とは何か、色々と学べる漫画です。
どれもこれも、中高生に読んでほしい漫画ばかりです。
ぜひぜひ、お手にとってみてください!