4月17日、子どもと本と遊ぶ日「立体紙ヒコーキを作って飛ばそう」を開催しました。本が好きな大人と一緒に、本の世界から飛び出して遊んじゃおうという企画です。
先生はアンドリュー・デュアーさん。岐阜市立図書館の子ども司書養成講座の先生もしていただいているのですが、実はペーパークラフト名人でもあるんです。
デュアーさんはまず、ご自身のペーパークラフトとの出会いを教えてくれました。
出身のカナダでもよく図書館に通っていたというデュアーさんがそこでペーパークラフトで飛行機を作る本を見つけ、その場で司書に紙とはさみを借りて作ってみたことや、その本に感動して手紙を送ったところ、作者から2冊の本を贈ってもらったこと、日本語で書かれたその本を、辞書を使って一生懸命解読したこと。
こうした本との出会いが今につながり、ペーパークラフトの本を出版するまでになったことを話し、本を読むことで自分が夢中になるものを見つけることができると話してくれました。
次に、飛行機が飛ぶ仕組みも実演を交えて教えてくれました。少し難しいところもあったかもしれませんが、そのまま飛ばすとくるくると回っていた封筒が、ひとつコインを入れただけですべる様に飛んだところでは歓声があがりました。
最後にいよいよ、紙ヒコーキ作りです。今回作るのは「てんとう虫型」。「好きに色をつけていいよ」と伝えたところ、レインボーのヒコーキや猫のイラストのついたヒコーキ、円いからということでピザのヒコーキをつくった子もいました。組み立てもなかなか難しかったですが、みんな頑張って作っていました。出来た子からヒコーキを飛ばして遊びます。部屋の中にはたくさんの紙ヒコーキが飛び交い、大盛り上がりでした。
この「子どもと本と遊ぶ日」は今後も色々なテーマで遊んでいきます。
次回もお楽しみに!