8月2日(火)と8月9日(火)の両日、13時から小学生向け調べもの講座「すすめ!メディコス探検隊!!」を開催しました。
前半、まずはストーリーテリングでウォーミングアップを行ってから、図書館で使われている本の「分類」について学びました。クイズや問いかけに、皆さん積極的に応えてくれました。
後半は、OPAC(蔵書検索機)から出すレシートの見方を説明。そして、地図を持って館内の探検に出発です。それぞれ学年ごとに難易度の違うレシートを1人につき3枚配り、そのレシートと同じ本を持って来てもらいます。最初は迷っていた子もヒントを出せば、その本のある場所にたどり着くことができました。説明をよく聞いていてくれた証です。中学年・高学年の子には一般書も探しに行ってもらったのですが、多くの子どもたちが本を探し当てることができました。
レシートを3枚終わらせた子には、レファレンス形式で「○○についての本」というお題を出し、本を探してもらいました。(レファレンスとは利用者がどんな本や情報を探しているか聞きとり、それがどこにあるかを調べて提供する図書館のサービスです)
「イギリスの人が書いた物語」「野菜の育て方について書かれている本」「落語に関する本」など少し難しいお題でしたが、これもまた多くの子どもたちが、学んだことを活かしてお題に当てはまる本を持ってきてくれました。
「○○についての本」が読みたい。
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「図書館の分類のどこに入っているか」分かる。
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実際に棚に行って本を探すことができる。
このプロセスができれば、もう立派な「図書館の達人」です。
最後に、メディコス探検隊の「認定書」と「認定シール」をお渡しして講座を終えました。2時間という短い時間でしたが、皆さんに楽しみながら図書館の使い方を学んでいただけたと思います。この講座が夏休みのいい思い出になると共に、今後の彼らの図書館利用に少しでも役立てばと思います。