11月27日、ある会議が開催されました。子ども司書2期生と、カンチョーこと当岐阜市立図書館の吉成館長のヒミツ会議です。
8月に子ども司書として認定された2期生がいよいよ活動を開始します。ヒミツ会議はその活動の第一歩でした。
子ども司書の1期生はすでに様々な場面で活躍をしてくれていますが、主な活動のひとつに、子どもラジオの収録があります。
てにておラジオの中の番組の1つ、『小さな司書のラジオ局』を担当し、毎月第3日曜日に企画会議、第4日曜日に収録を行っています。
ヒミツ会議が開かれた27日にもこの『小さな司書のラジオ局』の収録があり、1期生7人による収録の様子を2期生に見学してもらいました。
5月から毎月、番組づくりをしてきた1期生は半年で大きく成長しました。最初は1字1句決められた台本を作り、何度も練習をし、収録ではそれを読むことで精一杯でしたが、今では企画会議でテーマを決め、話をしていく中で作成したメモだけで、自分の言葉で語ることができます。
今月のテーマは、なんと『子ども司書の家出計画』。(もちろん本気の話ではなく、アタマの中の創造遊びなのでご心配なく!)
子ども司書同士の何気ない会話の中からこのテーマが生まれ、企画会議でどんどん広がって番組になるまでになりました。
子ども司書が家出をするなら何を持っていく?どこへ行く?
家出をする際のかきおき発表のコーナーもあり、思わずくすっと吹き出してしまったり、発想のユニークさに感心したりと、いちリスナーとして大変楽しい時間を過ごすことができました。ちなみにこの日収録した番組は12月8日(木)14時~と、12月10日(土)11時~、それぞれFMわっちで放送されます。ぜひ一度聞いてみてください。
この日ヒミツ会議に集まった2期生は14名。収録の見学の前にカンチョーから子どもラジオについて説明を受けました。自分なら番組でどんなことをしたいか?アイディアを出し合い企画を考える練習もしました。「ラジオの番組を作る」という新たな挑戦を前に、子どもたちのわくわくした気持ちが伝わってきます。
1期生の収録を見学した2期生は、どんなことを感じたでしょうか。
収録のあとには1期生と2期生が集まり自己紹介をしたり、一緒に記念撮影を行いました。
来月からは1期生と2期生が一緒に番組作りをしていくことになります。
1期生だけではできなかったことができるようになるかもしれないし、1期生は先輩として慣れない2期生をたのもしくサポートし引っ張って行ってくれることと思います。
それぞれのこどもたちが起こす化学反応から生まれる新たな『わくわく』に期待しつつ、これからも図書館として子ども司書たちの活躍を精一杯応援していきたいと思っています。