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中央図書館の展示グローブにて、FC岐阜を応援する展示が今年も始まりました!
今年の目玉はカッコいいユニフォーム! 夏季限定のユニフォーム(写真右)には、岐阜城と鵜飼の写真がプリントされていて岐阜感が満載です。
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全国にたくさんあるJリーグチームの紹介と、FC岐阜の試合結果も一覧になっているので、これを見れば詳しくなること間違いなし。
ちびっこにもオススメのユニフォームクイズもあります。ぜひチャレンジしてみてください。
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実際に応援にも行きました。川西選手がゴールをきめる姿を見ることができましたよ!
はやりのスタジアムグルメ(通称スタグル)も満喫。美味しかったな~。
そして、メディコスからFC岐阜のホームグラウンドである「長良川競技場」へのおすすめウオーキングコースも紹介!
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実際にみんなで歩いてみました。長良橋を通って行くと、景色が良くて見るところがたくさん。とても楽しかったです。
おすすめのカフェもありますよ。ぜひ家族や、友達と一緒に歩いてみてください。
ただし・・暑すぎる日にはオススメできません・・・。

今年のFC岐阜は強い!ますます勢いをつけてがんばってください! J2昇格にはみなさんの応援が不可欠!これからも一丸となってFC岐阜を応援しましょう!

 2021年7月17日(土)に、作家と語ろうin岐阜を開催しました。
 今回は「ことばのちから」と題し、歌人の穂村弘さんをお招きして、質問コーナーも含め2時間じっくりお話しいただきました。 実は2020年3月にお呼びする予定でしたが、新型コロナウイルスの蔓延で中止になってしまった講演会でした。1年以上空いてしまいましたが、今回無事にお招きしてお話を伺うことができ、本当に嬉しく思っています。

 講演前には中央図書館も見学され、展示グローブで行っている穂村さんの作品の展示も見ていただきました。ずっと来てみたかった図書館なので去年の中止が残念だったとおっしゃっていて、興味深く館内を回られていました。中でも、金華山テラスから見える岐阜城の風景が気に入っていただけたようです。
 講演会は、穂村さんご自身が作られた資料を元にお話が進みました。 結婚相手のことを何と呼ぶか、自分のことを「小生」と呼ぶ人へのイメージ、「がんばってネ」の「ネ」がカタカナだったために振られてしまった男性...などなど、分かる分かる、とうなずいたり、つい笑みがこぼれてしまったりと、お話しを聞きながら終始和やかな雰囲気に包まれていました。
 穂村さんの選んだ「コロナ関連の歌」と「家族の歌」の短歌を紹介しつつ、その歌の解説や関連するお話し、「家族の歌」の際には穂村さんのご家族の話も多く、あっという間に1時間半の講演が終了しました。 その後の質問コーナーでは、事前に募集した穂村さんへの質問に答えていただきました。「穂村さんは手がキレイだと伺いました。自分ではどう思いますか?」という質問には、実は手と足が小さいことがコンプレックスなので褒められたときは嬉しかった、というお答え、「お庭に遊びにきてくれる猫さんのお名前をお聞きしたいです。」という質問は、じろちゃん・ちゅうちゃん・もでちゃん、というお答えでした。地域猫が5年通っていますが、全くなついてくれないそうです。 質問に回答していただいている中で、メディアコスモスに泊まれたらいいのに、というお話が出ました。終了後のアンケートにも、希望する声がいくつもありましたので、いつか実現するかもしれません!?
 
 穂村さんの柔らかな語り口で話される言葉の世界は、今まで見ていた側面とは違う部分があらわれるようで、よく知っているはずなのに新しい言葉を知ったような新鮮な気持ちになった2時間でした。 「とても楽しかった」とおっしゃってくださった穂村さん。また来ていただけることを、楽しみにしています。

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 7月17日(土)、ぎふメディアコスモス開館6周年を記念したイベント「みんなの森のマルシェ in メディコス」にて、図書館のイベントを開催しました。

当日の模様をレポートします♪

 長かった梅雨が明けた真夏日。じりじりと太陽が照り付けるなか家族連れやお友達同士、カップルなど朝からたくさんの方がメディアコスモスに足を運んでくださいました。新庁舎とメディコスの前の広場にはワークショップのテントやキッチンカー。パラソルの下でクラフトビールを飲み談笑する人。おはなし会やなぞ解きラリーを楽しむ親子。それぞれのやり方で、その『場』を楽しむ姿がそこにはありました。

〇わんこカートのおはなし会
 吉成プロデューサーと司書による久しぶりの開催となったおはなし会には、2回20組の親子が参加してくれました。
最初は少し緊張している様子でしたが、演目が進むにつれ、寝転んだりする子も出てくるなど、リラックスして聴いてくれたようです。大人も子どもも一緒になって体を揺らしながら「だるまさんシリーズ」(かがくいひろし/さく ブロンズ新社)などの大型絵本や紙芝居を楽しむことができ、一体感のあるおはなし会となりました。
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〇<作家と語ろうin岐阜> ことばのちから -歌人・穂村弘さんが紡ぐ世界-   
 歌人の穂村弘さんを招いた講演会。新型コロナウイルス感染防止のために一度中止になったこのイベント、『やっと来れました』という穂村さんの言葉が印象的でした。短歌や俳句というと少し難しいもののように感じてしまうかもしれません。でも穂村さんの言葉はとてもフランクで講演中は何度も笑いが起こりました。老若男女問わずみんなで言葉のおもしろさを楽しむ時間となりました。講演については詳細なレポートが後日ありますのでお楽しみに。
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〇なぞ解きラリー@図書館 「まいごの仔犬を探して!」  
 
図書館のわんこカート『きらら』の迷子になった子どもを探すなぞ解きラリー。家族連れなど117人に参加していただけました。チェックポイントが書かれた地図を片手に図書館内を歩き回り、最後のチェックポイントでわんこをみつけた子どもからは「みつけた!」と歓声が上がりました。普段図書館を利用されない方も楽しめたイベントになったのではないでしょうか。

 これ以外にもワークショップで工作を親子で楽しむ姿やドキドキテラスで行われた書のワークショップなど、それぞれの訪れた目的や楽しみ方はちがってもみんなが「ここにいること」を楽しんでいる。そんな感じがしてうれしくなりました。6周年の記念すべき一日を共に過ごしてくださり、ありがとうございました。


 岐阜市立図書館がぎふメディアコスモスに開館して、まもなく6年になります。 屋根のついたみんなの広場「みんなの森ぎふメディアコスモス」。メディコス前のカオカオ広場は5月に新庁舎が開庁してから新たな人の流れが生まれ、たくさんの人が集い、くつろげる空間となっています。 このカオカオ広場を中心にメディコス全体で7月17日、18日の土日に楽しいイベントを開催します。キッチンカーの出店やジャズバンドの演奏などで盛りだくさんな2日間のうち、図書館のイベントが多く行われる17日についてご紹介いたします!

① 作家と語ろうin岐阜 ことばのちから -歌人・穂村弘さんが紡ぐ世界-
  短歌という限られた字数で創作を続ける傍ら、エッセイや対談集、絵本や翻訳など多彩な執筆活動を行っている歌人の穂村弘さん。常にさまざまな『ことば』と向き合う穂村さんに、ご自身の創作やこれからの「ことば」について、お話しをお聞きします。
展示グローブでは関連展示を実施中!穂村さんへの質問も受け付けています。

場所:みんなのホール
時間:14:00~16:00
定員:Zoom観覧400名 申込み:6月26日(土)~先着順で受付中。 会場観覧はすでに満席となっております。
詳細はこちらをご覧ください。

② わんこカートのおはなし会
  吉成プロデューサーと図書館司書による、楽しい絵本の読み聞かせを全2回開催!
わんこと一緒に親子で楽しい時間を過ごしませんか? 先着順で各回親子10組限定での募集となります。

場所:かんがえるスタジオ
時間:①10:30~10:50/②11:30~11:50 【全2回開催】
申し込み:6月28日(月)~先着順で受付中 。電話または図書館児童とレファレンス窓口までお問い合わせください。

③ なぞ解きラリー@図書館 「まいごの仔犬を探して!」
 中央図書館を舞台に、隠された謎を解いて仔犬を見つけよう。ゴールできた人にはメディコスグッズのプレゼントもあります♪
 時間:10:00~15:00(最終受付は14:30)  受付:ぎふメディアコスモス1階 「ぶっくらぼ」
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④ まちライブラリー@メディコス
  あなたのおすすめ本をメディコスに置きませんか?
まちライブラリー@メディコスに置く本を大募集!あなたの大事な1冊が、あなたと誰かをつないでくれます。
本には1冊ずつメッセージカードを書いてもらいます。本が傷んだり、紛失した場合の保障はできません。

 ひとりで来ても、誰かと来てもゆるっと楽しめる、手作りの楽しいマルシェです。木陰で本を読んだり、ジャズの演奏を聴いたり、親子で謎解きに挑戦したり。それぞれの楽しみ方で、ぎふメディアコスモスと図書館の6周年を楽しんでいただければ嬉しいです。

図書館はただいま臨時休館中ですが、5月末には展示の入れ替えを行いました。せっかく作った展示を休館中で見ていただけないのはもったいない!ということで、開館に先駆けてブログで展示を紹介します。
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ステンドグラスのような装飾が施されたタイトルが印象的!
街を歩いていてふと目を惹かれる建物や風景。ファッションやインテリア。私たちの日常はさまざまな『色』であふれています。
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使い方次第で様々な効果を発揮する色。
洋服を選ぶ時や料理の盛り付けなど、それぞれの色の持つ特性を生かすことで私たちの生活はちょっとだけ今より豊かになるかもしれない。そんなすてきな『色の使い方、活かし方』のヒントがたくさんつまった展示です。
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日本の色文化の変遷や、古代から現代まで、ひとびとがどのように「色」をとらえてきたかがわかる色の歴史も興味深い!
美しい色の世界にあなたも魅了されるはず。ぜひご注目ください。
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【展示している本はこちらからリストをご覧いただけます。予約もできますのでぜひご利用ください。】

新しくシビックプライドライブラリーに入った本たちをご紹介します。
[1970年代からの日本をたどる]には、コロナ禍前後で「これまで」と「これから」で見方がどのように変わったのかを、暮らしや体験を通して綴られた本を中心に選書しました。
[岐阜で生きることの意味]には、近年再注目されている『ローカル』をテーマにしたフリーペーパー、独自の視点で日常を見直すテーマを扱ったZINE(自主制作雑誌)などを入れました。

いまこの状況だからこそ、様々な視点を積極的に取り入れて「なにができるか」を考える足がかりにしていただけたら、と思います。

※シビックプライドライブラリーについては、コチラの記事もご覧ください。
 シビックプライドについては、シビックプライドプレイスのホームページも合わせてご覧ください。

【シビックプライドライブラリー 新着図書リスト】

書名 著者名/ほか 出版社 棚の場所
1 情報の歴史21 松岡正剛/監修 編集工学研究所 青02歴史的現在を知るために
2 7袋のポテトチップス 食べるを語る、胃袋の戦後史 湯澤規子/著 晶文社 青03 1970年代からの日本をたどる
3 千夜千冊エディション サブカルズ 松岡正剛/著 KADOKAWA 青04若者たちのカウンターカルチャー
4 震災復興の地域社会学 大熊町の10年 吉原直樹/著 白水社 青08 3.11後の世界観
5 歌集 前線 犬養 楓/著 書肆侃侃房 青09 3.11後の世界観
6 ひび割れた日常 人類学・文学・美学から考える 奥野克巳、吉村萬壱、伊藤亜紗/著 亜紀書房 青09 3.11後の世界観
7 テロと産廃 御嵩町騒動の顛末とその波紋 杉本裕明/著 花伝社 青09大量生産・大量消費がもたらしたもの
8 新プロパガンダ論 辻田真佐憲、西田亮介/著 ゲンロン 青10 3.11後の世界観
9 花屋的映画の見方 puhara/著・選 Penguin Boots/絵 ZINE 橙20岐阜で生きることの意味
10 metromin. LOCALRHYTHM No.218 特集:日本ワインの現在地 スターツ出版 橙21岐阜で生きることの意味
11 metromin. LOCALRHYTHM No.219 特集:リトルプレスで旅するローカル スターツ出版 橙21岐阜で生きることの意味
12 metromin. LOCALRHYTHM No.220 特集:ステイケーション スターツ出版 橙21岐阜で生きることの意味
13 metromin. LOCALRHYTHM No.221 特集:未来のためのオーガニック スターツ出版 橙21岐阜で生きることの意味
14 d design travel 28 岡山 D&DEPARTMENT PROJECT 緑21岐阜で生きることの意味
15 d design travel 29 茨城 D&DEPARTMENT PROJECT 緑21岐阜で生きることの意味
16 愛国心と愛郷心 新しい農本主義の可能性 宇根 豊/著 農文協 緑21岐阜で生きることの意味
17 蓑虫放浪 望月昭秀/文  田附 勝/写真 国書刊行会 緑21岐阜で生きることの意味
18 料理旅からただいま ふるさとからのお土産レシピ minokamo/著 風土社 緑21岐阜で生きることの意味
19 岐阜人 1992年8月号 特集:岐阜の在住外国人 編集考房 緑21岐阜で生きることの意味
20 岐阜人 1992年9月号 特集:岐阜市の将来性はなぜ最下位なのか 編集考房 緑21岐阜で生きることの意味
21 岐阜人 1993年2月号 特集:岐阜弁白書 編集考房 緑21岐阜で生きることの意味
22 岐阜人 1993年3月号 特集:逆境の文人 小木曽旭晃 編集考房 緑21岐阜で生きることの意味
23 岐阜人 1993年4月号 特集:岐阜のノスタルジア25選 編集考房 緑21岐阜で生きることの意味
24 岐阜人 1993年12月号 特集:ぎふ祭時記 編集考房 緑21岐阜で生きることの意味
25 岐阜人 1996年2月号 特集:平成の岐阜職人群像 編集考房 緑21岐阜で生きることの意味
26 岐阜人 1996年6月号 特集:コボたちへのメッセージ 岸武雄の「心」。 編集考房 緑21岐阜で生きることの意味
27 好きに食べたい 服部みれい/著 毎日新聞社 緑25自分らしく暮らす
28 縄文ZINE 1 特集:芹澤銈介さんの縄文コレクション ニルソンデザイン 橙29なつかしい未来
29 縄文ZINE 2 特集:土器は燃えているか ニルソンデザイン 橙29なつかしい未来
30 縄文ZINE 3 特集:貝塚はアルカリ性の夢 ニルソンデザイン 橙29なつかしい未来
31 縄文ZINE 4 特集:アイヌに会いに ニルソンデザイン 橙29なつかしい未来
32 縄文ZINE 5 特集:ポシェットの中の物語 ニルソンデザイン 橙29なつかしい未来
33 縄文ZINE 6 特集:1951年の岡本太郎 ニルソンデザイン 橙29なつかしい未来
34 縄文ZINE 7 特集:星糞のディスタンス ニルソンデザイン 橙29なつかしい未来
35 縄文ZINE 8 特集:恋する縄文 ニルソンデザイン 橙29なつかしい未来
36 縄文ZINE 9 特集:勝坂46 ニルソンデザイン 橙29なつかしい未来
37 縄文ZINE 10 特集:わけのわからないものばかりの縄文時代で、とびきりわけのわからないもの。 ニルソンデザイン 橙29なつかしい未来
38 縄文ZINE 11 特集:土器はセクシーを目指す。 ニルソンデザイン 橙29なつかしい未来
39 縄文ZINE 12 特集:縄文のテーマカラー ニルソンデザイン 橙29なつかしい未来
40 縄文ZINE 土 No1〜4の合本 ニルソンデザイン 橙29なつかしい未来
41 BIOCITY 84 特集:富士山から持続可能な未来へ ブックエンド 橙30セルフビルド
42 BIOCITY 85 特集:福島の記憶・記録 ブックエンド 橙30セルフビルド

 岐阜市立中央図書館では、4月28日よりフロア中央の展示グローブにて『岐阜でみつけた絶滅危惧種の生きものたち』と題したテーマ展示を開催しています。

岐阜と言えば名前に「岐阜」を冠した「ギフチョウ」がすぐ思い浮かびますが、実は絶滅の恐れのある野生生物を示すレッドリストに入っているのをご存知でしたか?

この展示ではギフチョウの他にライチョウ、オオサンショウウオ、ウシモツゴなど、岐阜に生息しているけれども絶滅が危ぶまれている生きものたちを紹介しています。岐阜に住んでいるけれども、知らなかった生きものたちのことを、ぜひこの機会に注目してみてくださいね。

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 岐阜市立図書館では、4月28日よりフロア中央の展示グローブにて『岐阜の作家がすごい!』と題したテーマ展示を開催しています。

朝井リョウさん、中山七里さんなどの有名どころから、入間人間さん、白鳥士郎さんなどティーンズに人気な作家と、県の大きさに比例して幅広いジャンルで活躍している岐阜県出身の作家たちを取り上げています。

そして、岐阜市を舞台にした漫画『僕らはみんな河合荘』(宮川るり/著)の聖地を司書が歩いて巡ってきたフォトレポートでは、インスタ映えする素敵なスポットがいっぱい!ぜひ、ぎふメディアコスモス2階の中央図書館に見に来てくださいね。

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 2021年3月27日(土)に作家と語ろう㏌岐阜を開催しました。今回は、「物語を紡ぎ続けること」と題して、愛知県名古屋市出身の大島真寿美さんをお迎えしました。  今回のイベントは参加者のみなさんだけでなく、図書館に来館されたみなさまからも質問を事前に募集しました。ご協力いただいたみなさまありがとうございました。

 2019年に『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』で直木賞を受賞されたことは記憶に新しいと思います。この本は文楽の作者、近松半二を主人公にした小説です。 書くきっかけは、大島さんの歌舞伎好きを知る担当編集者さんが、好きなら書いてみたらいかがですか?と言ったこと。「好きと書けるは違いますから...。もともと書く気がなかった」そうです。でも、「その担当者さんが私の知らないところでみんなに、大島さんの次回作、歌舞伎がテーマらしいですよともう言ってしまってて...」書くしかなくなったそうです。そんな秘話があったとは!その敏腕(?)担当編集者さんがいなければ生まれなかった作品ですね。実は、構想中は「妹背山団子」と呼ばれていたそうですよ。妹背山婦女庭訓を題材にした短編を重ねた作品になる予定だったんです。 でも、この話、歌舞伎ではなく文楽のお話です。歌舞伎の演目として見ていた「妹背山婦女庭訓」、 元は文楽作品です。作品を知るために見た文楽で、ずぼっと沼にはまったそうです。そしてこれなら「書ける!」と思った大島さんは連載に取り組むことになるのです。
 
 大島さんは「書ける」と思って1行目を書き始めたら、一文一文を重ねていって最後の一文に向かって書き進めると言います。この物語がどのように進んでいくのか読みたくて書いているとおっしゃいます。物語が進めなくなったときは、積み重ねた文章のどこかが誤っているのだそうです。そして、最後の一文を書くと、その世界は終わりになるそうで、自分の作品のキャラクターになれるとしたら誰になりたいかとの質問もよくあるそうですが、「私、作品を書いたらもう忘れるというか干渉しないので...」とのこと。 そんな大島さんですが、『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』の世界はまだ終わりになっていない、まだ江戸時代から帰ってきていないとのこと。次回作は続編が今年の夏に刊行されるそうです。今からとっても楽しみです。

 この他にも小説家になるまでのこと、本屋大賞3位になった『ピエタ』やその他の作品のこと、本の装丁のことなどたくさんお話くださいました。大島さんの明るく優しい雰囲気に包まれたイベントとなり、2時間があっという間でもっと聞いていたいと思いました。岐阜市立中央図書館を気に入ってくださった大島さん、「また来ます」と言葉を残してくださいました。 大島さん、またのご来館をお待ちしております!

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3月17日(水)、みんなのホールにて「子どもと本と遊ぶ日 さんしろう絵本ライブ」を開催しました。今回は3歳までのお子さんを対象にした親子で楽しめるイベントとして、岐阜市内にある絵本の店「おおきな木」の店長、杉山三四郎さんがギターで絵本の弾き語りを行います。

受付では、さんしろうさんそっくりのイラストで作ったパネルがお出迎え。パネルと並んで記念撮影をする姿も見られました。

ステージにさんしろうさんが登場すると、はじめにグ~、パーッ!と簡単な手遊び。子どもの心をつかむと、大きなスクリーンに絵本を映しながらさんしろうさんがギターを弾いて歌います。「おっとっと」、「いちにちのりもの」、「おかあさんのパンツ」、「おっぱい」など全部で8冊(曲)を披露。
絵本を一人で読むのも楽しいけれど、歌って踊って、みんな一緒に楽しめるのが絵本ライブのいいところ。みんなそれぞれのペースで音楽に合わせて手をたたいたり、さんしろうさんと掛け合いをしたりしながら、あっという間に楽しい時間が過ぎてしまいました。

今回ライブの演目となった絵本は岐阜市立図書館でも所蔵しています。そのまま読んでも面白い本なので、ぜひ読んでみてくださいね!

コロナ禍でなかなか小さなお子さん向けのイベントが開催されない中、今回のようにみんなで絵本を楽しむ場を作れたことをうれしく思います。来年度も楽しいイベントを作り出せる図書館でありたいです。ご来場のみなさん、ありがとうございました!

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《演目》

1. 絵本弾き語り『もりもりくまさん』長野ヒデ子/作 スズキコージ/絵 鈴木出版

2. 『おっとっと』木坂 涼/文 高畠 純/絵 講談社

3. 『うし』内田麟太郎/詩 高畠 純/絵 アリス館

4. 『おっぱい』みやにしたつや/作・絵 すずき出版

5. 『おかあさんのパンツ』山岡ひかる/作 絵本館

6. 『ぱんだんす』やまぐちりりこ/ぶん すがわら けいこ/え アリス館

7. 『いちにちのりもの』ふくべあきひろ/作 川嶋 ななえ/えPHP研究所

8. 『ぶきゃぶきゃぶー』内田麟太郎/文 竹内 通雅/絵 絵本館