岐阜県のまん延防止等重点措置及び岐阜市の緊急事態宣言の期間延長を受け、当イベントを中止させていただくこととなりました。
開催を楽しみにされていた皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

日 時:令和3年6月5日(土)午前10時~正午(開催中)(開催中止)

場 所:ぎふメディアコスモス 1階  協働のへや(※参加人数によって広い場所に変更します。)

定 員:10名(要申込・先着順) / Zoom参加もできます。

申込み:中央図書館の窓口または電話、E-mailにて受付

問合せ:中央図書館 TEL/058-262-2924 E-mail/moushikomi@gifu-lib.jp

 2015年にスタートした岐阜市立図書館の人気講座「みんなの図書館 おとなの夜学」。
過去に開催した中から選りすぐった回をブックレットとして販売していますが、5月1日から新たに2冊が加わりました。

 また、販売に合わせて今まで開催した「おとなの夜学」全39回を振り返る展示を中央図書館[展示グローブ]で行っています。ぜひご覧ください。

【新作ブックレット】

009 長良の川原に白キツネが舞う
──岐阜地芝居と傀儡師の中世近世考──
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010 岐阜市はあまねく川である!?
──鮎だけじゃない、水の生き物と岐阜の暮らし──
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■販売価格  1冊 300円(税込)
■販売場所  岐阜市立中央図書館 レファレンスカウンター(ぎふメディアコスモス2F)

 ※過去のブックレットも販売中

001 岐阜から生まれたジャポニスム ──美濃和紙と岐阜提灯の今昔──
002 川が繋いだ手仕事の物語 ──和傘、鵜籠、川舟──
003 岐阜に美味しいものってあるの? ──長良川の食と職
004 長良川鵜飼が天皇の鵜飼になった理由 ──秘話 かざをりゑぼし──
005 岐阜の発酵をデザインする ──鮎とたまりと発酵トーク──
006 邂逅! イサム・ノグチと岐阜提灯 ──明日を照らすモダンデザインの系譜──
007 薔薇之壹株昆蟲世界 ──明治に花開く昆虫印刷文化!?──
008 幻の儀式「舟かぶせ」を知ってますか? ──長良川に出航する新造船の物語──

■おとなの夜学 展示「このまちに息づくシビックプライドを見つめて。」

■展示期間  令和3年5月1日(土)~7月末
■展示場所  岐阜市立中央図書館 展示グローブ(ぎふメディアコスモス2F)

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問合せ  岐阜市立図書館 事業係
電話  058-262-2924

岐阜市立図書館だより5月号を発行しました。

岐阜市立図書館の各館・室で配布中ですので、ぜひ手に取ってご覧ください。

岐阜市立図書館だより5月号 ダウンロード用PDFはこちら 児童版 岐阜市立図書館だより5月号 ダウンロード用PDFはこちら
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中高生向け ライブラリーレター5月号 ダウンロード用PDFはこちら
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 岐阜市立中央図書館では、4月28日よりフロア中央の展示グローブにて『岐阜でみつけた絶滅危惧種の生きものたち』と題したテーマ展示を開催しています。

岐阜と言えば名前に「岐阜」を冠した「ギフチョウ」がすぐ思い浮かびますが、実は絶滅の恐れのある野生生物を示すレッドリストに入っているのをご存知でしたか?

この展示ではギフチョウの他にライチョウ、オオサンショウウオ、ウシモツゴなど、岐阜に生息しているけれども絶滅が危ぶまれている生きものたちを紹介しています。岐阜に住んでいるけれども、知らなかった生きものたちのことを、ぜひこの機会に注目してみてくださいね。

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 岐阜市立図書館では、4月28日よりフロア中央の展示グローブにて『岐阜の作家がすごい!』と題したテーマ展示を開催しています。

朝井リョウさん、中山七里さんなどの有名どころから、入間人間さん、白鳥士郎さんなどティーンズに人気な作家と、県の大きさに比例して幅広いジャンルで活躍している岐阜県出身の作家たちを取り上げています。

そして、岐阜市を舞台にした漫画『僕らはみんな河合荘』(宮川るり/著)の聖地を司書が歩いて巡ってきたフォトレポートでは、インスタ映えする素敵なスポットがいっぱい!ぜひ、ぎふメディアコスモス2階の中央図書館に見に来てくださいね。

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岐阜県内に新型コロナウイルス感染拡大による非常事態宣言が発令されたことを受け、当イベントを中止させていただくこととなりました。

開催を楽しみにされていた皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます

日にち   令和3年5月1日(土)

時 間   1回目:13時~13時20分  (開催中止)    
      2回目:13時40分~14時 (開催中止) 

場 所   岐阜市立中央図書館 おはなしのへや

対 象   子どもとその保護者

定 員   各回4組(1組最大3名まで)事前申込制

受 付   令和3年4月24日(土)9時より、電話、児童レファレンスコーナーにて受付    

     

岐阜市立図書館でボランティアをしませんか?
令和3年度市立図書館書架整理・環境美化ボランティア募集

■募集人数 若干人(18歳以上の方)
■活動期間 登録日から2022年3月末日まで
■応募条件 概ね月1回以上活動可能な18歳以上の方  
■募集期間 令和3年4月15日(木)~5月16日(日)   
■申込   活動希望館へ開館時間中に電話でお問い合わせください。活動の申込みは1か所のみ。
       応募者多数の場合は、抽選となります。

■募集場所・内容・問い合わせ先

場所 内容 電話番号 開館時間
中央図書館 書架整理 058-262-2924 9:00~20:00
分館 書架整理 058-268-1061 9:00~21:00
長良図書室 書架整理 058‐233-8170 9:30~17:00
柳津図書室 書架整理・環境美化 058‐388-2026 9:30~17:00

中央図書館・分館は、4月27日(火)は休館日
長良図書室・柳津図書室は、
4月19日(月)・26日(月)・27日(火)・30日(金)・5月6日(木)・7日(金)・10日(月)・11日(火)は休館日

※6月初めに、ボランティア新規説明会を行う予定です。詳しい日時・場所は、当選者の方に後日連絡致します。

 2021年3月27日(土)に作家と語ろう?岐阜を開催しました。今回は、「物語を紡ぎ続けること」と題して、愛知県名古屋市出身の大島真寿美さんをお迎えしました。  今回のイベントは参加者のみなさんだけでなく、図書館に来館されたみなさまからも質問を事前に募集しました。ご協力いただいたみなさまありがとうございました。

 2019年に『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』で直木賞を受賞されたことは記憶に新しいと思います。この本は文楽の作者、近松半二を主人公にした小説です。 書くきっかけは、大島さんの歌舞伎好きを知る担当編集者さんが、好きなら書いてみたらいかがですか?と言ったこと。「好きと書けるは違いますから...。もともと書く気がなかった」そうです。でも、「その担当者さんが私の知らないところでみんなに、大島さんの次回作、歌舞伎がテーマらしいですよともう言ってしまってて...」書くしかなくなったそうです。そんな秘話があったとは!その敏腕(?)担当編集者さんがいなければ生まれなかった作品ですね。実は、構想中は「妹背山団子」と呼ばれていたそうですよ。妹背山婦女庭訓を題材にした短編を重ねた作品になる予定だったんです。 でも、この話、歌舞伎ではなく文楽のお話です。歌舞伎の演目として見ていた「妹背山婦女庭訓」、 元は文楽作品です。作品を知るために見た文楽で、ずぼっと沼にはまったそうです。そしてこれなら「書ける!」と思った大島さんは連載に取り組むことになるのです。
 
 大島さんは「書ける」と思って1行目を書き始めたら、一文一文を重ねていって最後の一文に向かって書き進めると言います。この物語がどのように進んでいくのか読みたくて書いているとおっしゃいます。物語が進めなくなったときは、積み重ねた文章のどこかが誤っているのだそうです。そして、最後の一文を書くと、その世界は終わりになるそうで、自分の作品のキャラクターになれるとしたら誰になりたいかとの質問もよくあるそうですが、「私、作品を書いたらもう忘れるというか干渉しないので...」とのこと。 そんな大島さんですが、『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』の世界はまだ終わりになっていない、まだ江戸時代から帰ってきていないとのこと。次回作は続編が今年の夏に刊行されるそうです。今からとっても楽しみです。

 この他にも小説家になるまでのこと、本屋大賞3位になった『ピエタ』やその他の作品のこと、本の装丁のことなどたくさんお話くださいました。大島さんの明るく優しい雰囲気に包まれたイベントとなり、2時間があっという間でもっと聞いていたいと思いました。岐阜市立中央図書館を気に入ってくださった大島さん、「また来ます」と言葉を残してくださいました。 大島さん、またのご来館をお待ちしております!

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