おとなの夜学 第58夜 「黒野の歩き方 A面からB面まで」を開催しました
ブログ2026/03/10
黒野城研究家 × チーム酷道
岐阜城から北西に6キロほど、伊自良川と板屋川に囲まれた黒野地域は柿の産地として知られ、戦国時代には長良川の交通や漁業の拠点であったことから長良川鵜飼がはじまった場所のひとつとされています。この黒野地区の魅力を2人の達人に、A面/B面からお話を聞きました。
A面は「黒野城と加藤貞康公研究会」会長の河口さんから。この「黒野城と加藤貞康公研究会」は黒野城の歴史を調査し、地域の未来につなぐ事業を行う岐阜市の市民活動支援団体です。これまでに史跡案内や整備、清掃活動のほか、小学校への出前体験学習、まち歩きイベント開催など数多くの活動を行ってきました。
地域に咲くトウカイタンポポ保護活動の中で、鳥取県の米子城と愛媛県の大洲城にもその生息が確認されました。これは加藤貞康公が黒野城から米子城、さらに大洲城へ国替えとなった際に持ち込まれ、その後も城周辺に根付いた可能性が指摘されています。歴史が結んだつながりがタンポポの分布からわかるとは、面白いですね。
B面は「チーム酷道」のよごれんさん。その名の通り酷な道を走ったり廃墟探検など、好奇心と探求心のおもむくままに冒険を楽しんでいます。何度か黒野を訪れたことのあるよごれんさん。今回は黒野地域でよく目にするモノ=蛇の目紋にスポットをあて、紹介してくれました。
「蛇の目紋」は加藤貞康公の家紋。そのマークを町のあちらこちらで見つけることができるそうです。これは黒野城二ノ丸資料館の館長・関谷さんが中心となり、町中のあらゆる場所に活用しているそうです。また二ノ丸資料館も時事ニュースを取り入れた蛇の目紋の装飾が更新されていて毎回楽しみにしているそうです。町に施された「蛇の目紋」を見つけるまち歩きも楽しそうですね。よごれんさんが見つけた「町中の蛇の目紋」は、動画内でご確認ください。
黒野が持つ歴史と文化のA面に、現代の創意工夫のB面が融合し、地域で面白いことを作り出し活かす姿は、楽しみながら地元を愛するシビックプライドですね。
イベントの様子を記録した動画がおとなの夜学ホームページから見られます。気になる方はぜひ動画をチェックしてみてくださいね。
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