3月26日(土)、ぎふメディアコスモス1階にシビックプライドプレイスがオープンしました。
一般公開に先駆けて1週間前の3月20日、この新しくできた魅力的なエリアを子ども司書たちと
取材してきました!メディアコスモスの職員さんの案内で、こっそり内部へ潜入!
この時はまだ、白い幕でおおわれて外からは中がどうなっているのか、わからないようになっていました。

さて、シビックプライドって、なんなのでしょうか?
「誇り」というとすこし難しく感じますが、ひとりひとりの心の中にある、
岐阜市の「いいな」と思うトコロ、それを「好きだな」と思うコト、
そしてそんな気持ちを、誰かとつながりながらどんどん大きく育てていくこと。
そうすることで岐阜での暮らしがもっと楽しく、豊かになっていくはずです。

今回オープンした「シビックプライドプレイス」は、過去・現在・未来にわたる岐阜の魅力を伝える、
情報集積のシンボルエリア。コクーン(まゆ)の形のドームには金華山が描かれ、
長良川を模した流れる川のような形のカウンターがあったり、
和傘や岐阜提灯といった伝統工芸品を自由に手に取ることもできたりと、そこにいるだけで、
「岐阜」を感じることができます。

カウンターにあるタブレット端末をつかって、自分だけのオリジナルおさんぽマップを作れる
「まち歩きステーション」で、子どもたちはカフェの写真を見ながら「おいしそう!行ってみたい!」
「こんなお店知らなかった!」と盛り上がっていました。
また、古地図、古い写真から岐阜を知ることができる「ぎふ歴史ギャラリー」では、
家族で行ったことのある場所の昔の様子を見てみたり、「歴史は好きじゃないけど、
これはおもしろい!」と興味津々。シビックプライドプレイスに集まった情報をきっかけに
子どもたちどうしでたくさんの会話が生まれていました。

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そして子どもたちが一番盛り上がっていたのがセレクトブックシェルフに置かれた「岐阜な人カード」。
信長公や昆虫翁名和靖などの岐阜の偉人や、伝統工芸の職人さんなど
現在岐阜でユニークな活動をしているひとたちがしおりサイズのカードで紹介されています。
36種類あるカードは自由に持って帰っていいと聞いて、早速全種類持って帰った子もいました。
ラジオでは、カードに書かれた「謎多き姫」「初恋はやぶれた」など
その人をあらわすキーワードを使ってクイズ形式で「岐阜な人カード」を紹介しました。

このシビックプライドプレイスの大きな特徴は、「まだ完成していないこと」。
それは現在も工事中、ということではなくて情報収集のためにまちに出かけたり写真を集めたり、
市民の皆さんと一緒になって、これからも情報を増やし続ける、ということ。
案内してくださった職員さんの「この場所は永遠の未完成な場所なんですよ」という言葉に、
「永遠の未完成ってなんかかっこいい!」と子どもたちも盛り上がり、
ラジオでもばっちりその言葉で紹介してきました。

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子どもたちの「シビックプライドプレイスレポート」はラジオで
4月12日(火)~17日(日)にFMわっちでお聞きいただけます。

シビックプライドプレイスを利用すれば、初めて岐阜を訪れた人がさまざまな岐阜の情報を得ることが
できるのはもちろん、ずっとここに住んでいる人もきっと新たな「岐阜」を見つけられるはず。
メディアコスモスにお越しの際には、ぜひお立ち寄りください!

定員に達したため、募集を終了します。たくさんのお申し込みありがとうございました。

日 時:令和4年5月3日(火・祝)
時 間:1回目 午後1時〜午後1時30分
    2回目 午後2時〜午後2時30分
場 所:岐阜市立中央図書館 おはなしのへや
対 象:子どもとその保護者
定 員:各回4組(1組最大3名まで) 事前申込み制 定員に達したため募集終了
申 込:4月19日(火)午前9時より電話および児童レファレンスカウンターにて受付開始

日 時:令和4年4月24日(日)午前10時~11時

テーマ本:米澤穂信さんの作品(それぞれのお好きな作品について紹介しあいます)

申込み:中央図書館のEメールにて受付。
    お申し込みの際は、氏名、ニックネームでの参加を希望される場合はそのニックネーム、
    連絡先(電話番号)を明記。      

【ご参加にあたってのお願い】
・参加はビデオ・マイク共にONにした状態での参加をお願いします。
・ニックネームでの参加が可能です。申し込み時にお知らせください。
・できるだけ静かな場所から、タブレット端末もしくはPC端末でご参加ください。
・参加にはオンライン会議サービスのZoomアプリをインストールしたスマホ、パソコンなどの端末が必要です。
・ネタバレに配慮した進行のため、Googleフォームより、任意のアンケートにご協力ください。
(お申し込みいただいたメールアドレスに返信する形でアンケートを送付いたします。)

 問合せ:中央図書館
     TEL/058-262-2924
     Eメール/moushikomi@gifu-lib.jp

3月23日(水)、2021年度のボランティア活動を振り返る報告会と交流会を行いました。
報告会では写真などによる各館・各図書室それぞれの活動の様子の紹介を中心に
事前にボランティアの皆さんから募ったメッセージカードの紹介などをできるだけコンパクトにまとめて行いました。
昨年同様、コロナ禍で休館するなど多くの制約があった中たくさんのボランティアに活動いただき、職員一同とても感謝しています。

来年度こそ以前のような活動ができますように!
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続く交流会では、それぞれ持参の「推し本」のPOPを作成した後少人数のグループに分かれて一人ずつ本の紹介をしました。
推し本に対する熱い思いを語ったり、質問を受けたりと時間がもっとあればいいのにと思いました.
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当日作ったPOPは4月1日(金)より中央図書館エントランス周りに本と並べて展示しています。
またメッセージカードも、報告会で紹介できなかったカードを含め全てメディアコスモス1階にある協働のへやに展示しています。

どちらもぜひご覧ください。
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 岐阜市では、子どもの人生がより豊かなものとなることを願い、すべての子どもが読書活動に取り組むことができる環境作りを図っていくことを目的として「第3次岐阜市子どもの読書活動推進計画」を策定しました。

 策定した計画はこちらからご覧いただけます


 また、令和3年12月1日から令和4年1月4日まで募集した「第3次岐阜市子どもの読書活動推進計画(案)」についての意見募集の結果を公表します。
下記の公表場所で結果と策定した計画を閲覧することができます。

◆意見提出数 3通(3件)

◆公表期間 4月1日(金)~6月30日(木)

◆公表場所 ・中央図書館
      ・図書館分館、各図書室
      ・情報公開室(庁舎2階)
      ・各コミュニティセンター
      ・市民活動交流センター(ぎふメディアコスモス内)

意見募集の結果はこちらのページからもご覧いただけます。(岐阜市役所ホームページ内 ※外部リンク)

岐阜市立図書館だより4月号を発行しました。 岐阜市立図書館の各館・室で配布中ですので、ぜひ手に取ってご覧ください。

岐阜市立図書館だより4月号 ダウンロード用PDFはこちら
児童版 岐阜市立図書館だより4月号 ダウンロード用PDFはこちら
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令和4年4月23日(土)午前10時~正午

場 所:ぎふメディアコスモス 2階  中央図書館 シビックプライドライブラリー

要申込・先着順 / Zoom参加もできます。

申込み:中央図書館の窓口または電話、E-mailにて受付

問合せ:中央図書館 TEL/058-262-2924 E-mail/moushikomi@gifu-lib.jp

日時:令和4年3月27日(日)午前10時~午後12時
場所:みんなの森 ぎふメディアコスモス 1階 あつまるスタジオ
対象:小学校 中学年~高学年 定員:10名
講師:前田幸子氏(フリーアナウンサー)
朗読作品:「心に太陽を持て」山本有三/著
申込み:中央図書館の窓口または電話にて受付

令和4年3月12日(土)人権イベントを開催しました。
今年度のテーマは岐阜に住んでいる外国人!

岐阜に住んでいる外国人の中からスペインとシリアの方が来てくれました。
国際交流団体協会の市來さんにインタビュアーをしてもらって、
日本に来たのはどうして?
日本語の好きな言葉は何?
教育は違うの?
岐阜のことどう思ってる?など
岐阜に住んでいる外国の方の声をお聞きしました。

良かれと思って「日本ではこう......」「日本ではこう......」と言ってくれるのはわかる。
日本のことはまだ知らないけれど、祖国で一人前の大人になって、
1人できちんとできている外国人にはあまりうれしくないアドバイスとのこと。
外国人でも、宇宙人でも、分かりあいたいと思うことが大事。
言葉が通じなくても、仲良くしたいんだよと思って声かけていることは伝わるはず。

日本語で話ができても、日本語は読めないという方も多いそうで、
お知らせひとつにも、もしかしたらと思うことは大事なのではと思いました。

今回イベントは終わってしまいましたが、多文化共生をテーマにエントランスグローブにて、
本の展示を3月末まで行っています。気になる方はぜひお越しください。

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 2月25日(金)、長良川大学講座「読み聞かせ教室」を開催しました。
ご家庭での読み聞かせについて、講義と実践で学ぶ二回連続講座が予定されていましたが、新型コロナウイルス感染症対策のため、残念ではありますが日程を変更し、Zoomによるオンライン講座のみの開催となりました。

 今回、講師としてお招きしたのは、東海学院大学短期大学部教授・杉山喜美恵先生です。これまでに開催された「読み聞かせ教室」でも、講師としてぎふメディアコスモスにお越しくださっている杉山先生ですが、今回はZoomでの開催ということで、モニターの向こうからお話を聞かせてくださいました。講師の先生も参加者の方々も皆が画面上に集う、オンライン講座ならではの光景が広がる中、読み聞かせのあるべき姿やもたらす作用、おすすめの絵本などについていきいきと語る杉山先生。参加された皆さんも、一生懸命に耳を傾けていらっしゃいました。

 お話の中で印象的だったのは、絵本と関わる上での大原則として挙げられた「絵本と関わる時間を楽しいものにする」という言葉です。幼い子どもは特に、楽しいこと、やりたいことに興味が向きがちです。ひるがえって、一度「いやなこと」だと印象づくと、その対象にさわらなくなってしまう可能性があるとのこと。そのため、絵本とふれあうときは子どもの探求心や興味を大切にすること、また大人の方も、絵本を通じて子どもとの対話を楽しんだり、何度も読んでいる絵本から新たな発見をしたりと、親子で絵本との関わりを楽しむことが大切であるとのお話を聞き、なるほどと腑に落ちる思いでした。

 オンライン講座という変則的な環境ではありましたが、参加者の方々からは好意的なご意見も多くいただき、ホッとしています。楽しく、ためになる講座をしてくださった杉山先生、参加してくださった皆さん、ありがとうございました。