日 時:平成30年4月28日(土)午前の部 午前10時30分~午後0時30分   午後の部 午後1時30分~3時30分
    【定員に達したため、募集を締め切りました。】

場 所:岐阜市立図書館 分館 ファッションライブラリー

講 師:篠田 泰子さん(Les Amis du Soleil)

定 員:各回6名

持ち物:糸きりバサミ

受講料:無料(材費代:1,000円を別途負担)

申込み:平成30年4月9日(月)より分館の窓口または電話にて申込み。

問合せ:岐阜市立図書館 分館
     TEL/058-268-1061

並木道7-2_s.png日 時:平成30年4月21日(土)午前10時~11時15分

場 所:みんなの森 ぎふメディアコスモス 1階 おどるスタジオ

テーマ作品: 『シアター!』『シアター!2』 有川 浩/著
       『銀河鉄道の父』 門井 慶喜/著
        『柿の種』 寺田 寅彦/著

申込み:中央図書館の窓口または電話、E-mailにてお申し込みください。E-mailで申し込みの際は、氏名、テーマ作品、連絡先(電話番号又はE-mail) を明記してください。

その他:参加申し込みが少ない作品は、その作品についての話し合いは中止とさせていた だきます。

問合せ:中央図書館      
     TEL/058-262-2924      E-mail/library1@city.gifu.gifu.jp

BOOK3-2_s.png日  時:平成30年4月14日(土)午後1時30分~4時

場  所:みんなの森 ぎふメディアコスモス 1階 ドキドキテラス

出店条件:個人でもグループでも参加可。
       ※小学生以下のお子さんは保護者と一緒にご参加ください。

出店形態:机とブックスタンドを貸出ししますので、本を並べるだけです。 箱や布などを使用して、お店のように飾ると良いです。
       本がメインですが、CDやDVDも置けます。

申込期間:3月15日(木)~4月1日(日)まで

申込方法:中央図書館の窓口または電話・FAXにて受付

事前説明:4月2日(月)午後7時~  メディアコスモス 1F 協働のへや
      ※参加希望の方はなるべくご参加ください。

問 合 せ:中央図書館      
     TEL/058-262-2924  FAX/058-262-8754

 カンチョーがさまざまなテーマについて語る人気企画「カンチョーと語ろう」。

 第2回は岐阜新聞映画部員として連載を持つ"映画大好き"カンチョーが一目置く"映画好き"の岐阜市立女子短期大学学長・杉山寛行さんをゲストに迎え、「カンチョーとガクチョー」の映画トークです。 テーマは「男がさいごに泣く映画」。


「男が泣く」という言葉には、観ている自分が泣く、または物語の人物(男性)が泣く、どちらでもOK。IMG_1550_s.JPG
会場で「最後に泣く映画ベスト」を挙げてもらったところ、「シェーン」「秋刀魚の味」「ロッキー」「男はつらいよ」「アルマゲドン」「きみに読む物語」など40もの作品が出てきました。

 ガクチョーは、「泣く映画」について傾向があると言います。昭和30年代の日本映画では男女ともによく泣くけれど、アメリカ映画は西部劇やミュージカルなど案外泣かない作品が多いとのこと。
 マッチョな男性像が「強いアメリカ」の象徴として描かれることが多かったのですが、1960年代後半から「俺たちに明日はない」「卒業」など反体制運動やドラッグ問題などを採り上げ、「強いアメリカ」から「挫折」「弱さ」などを見せるようになります。

 虚弱体質だったガクチョーは、この変化に「男は強くなくてもいいんだ」と安心したそうです。「映画は自分自身と比べたり近づけたりするもの」とカンチョーの言うように、作品の登場人物たちの姿は当時の世相だけでなく、観る人自身を鏡のように映すこともありますね。

 カンチョーとガクチョーに触発され、客席からも当時の「映画館あるある」が飛び出しました。
 岐阜市にも最盛期は映画館が12館あり、席に座るところがないほどに賑わい、通路に座って観ていたほど。今のような完全入替制ではなく、1つの作品を繰り返し上映していたので途中から入場したり、何度も繰り返し観たりしていました。金曜や土曜の夜はオールナイトで上映したり、「アラビアのロレンス」といった3時間超えの長編映画では途中に休憩時間があったことなど、昔の映画スタイルならではの懐かしい話があふれ出てきます。

 ガクチョーは学生たちともよく映画の話をするそうですが、彼らは「ハッピーエンドでないと観たくない」と言うそうです。日本映画の方がよく男が泣くそうですが、その涙は最後に幸せにつながらないと、観ている自分も幸せになれないと不安に思うのかもしれませんね。

 カンチョー、ガクチョー二人ともに映画は独りで観る派。奥様とデートで一緒に映画を観に行ったものの、選んだ作品が合わなかったのか見どころがすれ違い、良さがわかってもらえなかったそうです。以来、家庭の平和を守るために映画は独りで観ているそうです。(ちなみに奥様と観たのは、カンチョーは「19歳の地図」。ガクチョーは「鬼畜」でした)

 大好きな映画の話のせいか客席との丁丁発止のやりとりも賑わい、時間を忘れてしまいそうになるほどでした。

 次回の「カンチョーと語ろう」もお楽しみに!

YAのYAなカンジ!?

  • 2018年3月 8日

毎月8日更新のYAブログ【YAなカンジ!?】。
3月です。こんにちは。 花粉がそろそろ猛威を振るう頃でしょうか。
敏感な人は、2月の時点ですでにムズムズ...。
出会っちゃったが最後、死に別れるまでお付き合いしていかねばならんのですね。 でも、暖かい春が目の前に来ています。
悲観せず、花粉症を愛おしく包んで出迎えましょう。


※更新日時はYA(や)の日ということで、毎月 8 日です。

YA(ヤングアダルト)とは!?

12歳から18歳までの子どもでも大人でもない微妙な年頃を指す。 この図書館では、中高生向けの本を寄り集めています

わんこカート「きらら」に新しいお友達が増えました! 今回仲間になったのは、かわいいにゃんこです。 でも、このにゃんこカートにはまだ名前がありません。そこで、みんなに名前(愛称)を付けてほしいのです。  カンチョ-と一緒にたくさんの学校を回ったり、わんこカートのおはなし会で大活躍の「きらら」。この「きらら」という名前も、みんなが応募してくれた1200件以上の候補の中から選ばれました。

 名前の募集は、3月11日(日)まで中央図書館で行っています。3歳から、小学生までのみなさんに名前を考えてもらいたいので、図書館の児童レファレンスカウンターに置いてある応募用紙に、考えたにゃんこの名前を書いて応募箱に入れてくださいね。

 11日までにみんなが考えてくれた名前の中から、後日決選投票をして、名前を決めたいと思います。たくさんのご応募待ってまーす。

にゃんこ2.JPG にゃんこ1.JPG

岐阜市立図書館だより3月号を発行しました。 岐阜市立図書館の各館・室で配布中ですので、ぜひ手に取ってご覧ください。

岐阜市立図書館だより3月号
ダウンロード用PDFはこちら

児童版 岐阜市立図書館だより3月号
ダウンロード用PDFはこちら

おたより3月一般_s.png

3月おたより児童_s.png

中高生向け ライブラリーレター3月号
ダウンロード用PDFはこちら

3月YAレター_s.png

 2月26日(月)、第7回のおとなの夜学が開催されました。
今回のゲストは、歴史博物館学芸員の土山公仁さんと、岐阜育ちの落語家、桂鷹治さん。
今年で15回目を迎える『全日本学生落語選手権策伝大賞』。現在の岐阜市三輪に生まれた安楽庵策伝がさまざまな落とし噺を集めた「醒睡笑」を著し、「落語の祖」といわれるようになったことを顕彰して始まった学生落語家の登竜門ともいえる大会です。
今回は策伝がテーマ。会場にも高座が登場しました!

 まずは土山さんから、「落語の祖」とされている安楽庵策伝についてお話していただきました。策伝は美濃国浄音寺で出家した僧。小難しくなりがちな「お説教」にふとした笑い話を含め、人々にわかりやすく、親しみやすいお話を集めた「醒睡笑」という書物を著しました。これが、のちに落語のネタ本になったことで「落語の祖」と呼ばれています。
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 醒睡笑は「眠気を覚ます笑い」という意味ですが、現代人にとっては簡単に笑えるものではないと土山さんはおっしゃいます。というのも、この醒睡笑で扱われるのは当時のいわば「へえ、そうなんだ!!」というちょっとした雑学的な事柄や豆知識などのネタを集めたトリビア集のようなもので、様々な方面に対する高い教養がなければ「なぜおかしいのか」理解ができないものがたくさん含まれている『笑い』。広く一般を対象にした笑いというよりは、ある程度教養のある人を相手にする笑いで、現代の落語とは大きく異なるものだったようです。




 土山さんから策伝の説いた醒睡笑や策伝の出自などに関する新たな見解なども聞き、その歴史が分かったところでいよいよ現役の落語家・桂鷹治さんによる落語の実演。2席落語を演じてくださいました。「学生さんが図書館で勉強しているのを見ながら落語をするのは初めて」とおっしゃっていましたが、閉館前に流れる『蛍の光』の"逆境"も笑いに変えつつ「子ほめ」と「平林」の2席を演じてくださいました。

 この日、桂鷹治さんが演じてくださった「平林」という演目は、その原話が醒睡笑にあり、醒睡笑の中ではわりとその面白さがわかりやすい話の1つであるとされています。丁稚が平林(ひらばやし)さんのところへお使いを頼まれ手紙を預かって出かけたものの誰のところへ行けばいいのか行先が分からなくなり、道行く人に手紙の宛名を見せて読み方を尋ねるけれどもみんないうことが違ってますますわからなくなってしまい・・・というお話。識字率が高い現代においてはだれでも理解できる面白いお話ですが、「平林」が「ひらばやし」とも「ひらりん」とも「たいらばやし」とも読めるのだとわかっていることが前提となるため、当時の識字率からすると、「誰でも理解できる」おもしろさだったとは必ずしも言えないのかも知れません。

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 会場は普段のおとなの夜学よりもいっそう和やかな雰囲気で、参加者のみなさんも「楽しかったわー!ありがとう!」と笑顔で帰って行かれる様子が印象的でした。会場全体が大きな笑いに包まれる、楽しい学びの時間となりました。

2月11日(日)、子どもと本と遊ぶ日「杉山亮のものがたりライブ」が開催されました。
杉山亮さんは「ストーリーテラー」。自作のものがたりや古今東西のものがたりをアレンジして語るもので、
全国各地でものがたりライブを行っておられます。また、児童書作家として、「あなたも名探偵」などの名探偵ミルキーや「怪盗ショコラ」など大人気のシリーズも生み出してこられました。

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この日最初のお話は「人は死んだらどうなると思う?!」というもの。
「地獄行」か「極楽行」かを決定するえんま様に、自分が行ってきた生前の行いについて訴える動物たちの物語をおもしろおかしく語ってくださいました。子どもたちはすぐに杉山さんの語りに夢中になっていました。

杉山さんVS子どもたちで白熱した勝負となったしりとりや早口言葉などの言葉遊びや、杉山さんがバレンタインデーに出会った「羊の恩返しの物語」など、次々に語られる楽しいお話を楽しみました。

そして最後は「動物競馬」。参加者はそれぞれに配られた動物の絵が描いた券を持って、その動物を応援します。
足の速い馬や犬が当然勝つと思ったら、大間違い。途中の吊り橋が落ちてしまったり、大きな雪だるまが上から降ってきて行く手を阻んだり。猫には、ついつい入ってしまいたくなる「こたつトラップ」が待っています。
レースはちっとも前へ進まず、一進一退、最後まで結果が分からないドキドキの展開となりました。
最後は馬か牛か!写真判定の結果、まさかの結果に会場は大盛り上がり!

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また、今回会場に展示していた杉山さんの著書や「おはなし迷路」は、最後までみなさん親子で手に取ったり遊んだりしていました。この「おはなし迷路」は、だれもが知っているあの物語が、選ぶ道によって全然違うストーリーになってしまうというもの。
今後、図書館にも展示したいと思いますので、楽しんでみてくださいね。

次から次に「わくわく」が湧き出すおもちゃ箱のような楽しい時間となりました! ご参加いただいた皆様ありがとうございました。

3月のおはなし会の予定です。ぜひ遊びに来てください。

旗

中央図書館 
土曜日、日曜日、祝日 14:00~14:30 わんこカート きららのおはなし会
平日 10:30~10:50 よみきかせタイム
※下記の定例のおはなし会があるときは、わんこカートきららのおはなし会、  よみきかせタイムはおやすみです。
7日(水) 10:30~、11:00~ 0歳~3歳向け
21日(水) 10:30~、11:00~ 0歳~3歳向け
3日(土) 10:30~ 3歳~6歳向け
18日(日) 10:30~ 3歳~6歳向け
10日(土) 14:00~ 小学生向け
25日(日) 14:00~ 小学生向け
17日(土) 10:30~、11:00~ わらべうた
分館 
24日(土) 11:00~ 0歳~4歳向け
24日(土) 14:00~ 5歳~小学生向け
長良図書室 
10日(土) 10:30~ 0歳~小学生向け
東部図書室 
7日(水) 10:30~ 0歳~4歳向け
西部図書室 
3日(土) 10:30~ 4歳~小学生向け
16日(金) 10:30~ 0歳~3歳向け
長森図書室 
2日(金) 11:00~ 0歳~3歳向け
21日(水) 11:00~ 0歳~3歳向け
柳津図書室 
10日(土) 11:00~ 4歳~小学生向け
21日(水) 11:00~ 0歳~3歳向け