岐阜市立図書館だより2月号を発行しました。 岐阜市立図書館の各館・室で配布中ですので、ぜひ手に取ってご覧ください。

岐阜市立図書館だより2月号
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児童版 岐阜市立図書館だより2月号
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中高生向け ライブラリーレター2月号
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ファッションライブラリー通信2月号
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岐阜市立図書館×中高生コラボ企画  図書館の司書と一緒にYA版おすすめ本リストを作ってみませんか?
YAの!YAによる!YAのための!おすすめ本リストです。

日 時:第1回打ち合わせ 3月10日(土)午後1時~    
     第2回打ち合わせ 3月25日(日)午後1時~

場 所:みんなの森ぎふメディアコスモス    
      10日 1F 協働のへや    
     25日 1F あつまるスタジオ

対 象:中学生・高校生(またはそれに該当する年齢の方)

応募期間:2月1日(木)~ 3月8日(木)

人 数:先着20名

参加者全員にオリジナルバッグをプレゼント!!
申込用紙がこちらからダウンロードできます。

同時に、ブックリストの表紙イラスト、文章も大募集!詳細はこちらから。

2月のおはなし会の予定です。ぜひ遊びに来てください。

旗

中央図書館 
土曜日、日曜日、祝日 14:00~14:30 わんこカート きららのおはなし会
平日 10:30~10:50 よみきかせタイム
※下記の定例のおはなし会があるときは、わんこカートきららのおはなし会、  よみきかせタイムはおやすみです。
21日(水) 10:30~、11:00~ 0歳~3歳向け
3日(土) 10:30~ 3歳~6歳向け
18日(日) 10:30~ 3歳~6歳向け
10日(土) 14:00~ 小学生向け
25日(日) 14:00~ 小学生向け
17日(土) 10:30~、11:00~ わらべうた
分館 
24日(土) 11:00~ 0歳~4歳向け
24日(土) 14:00~ 5歳~小学生向け
長良図書室 
10日(土) 10:30~ 0歳~小学生向け
東部図書室 
7日(水) 10:30~ 0歳~4歳向け
西部図書室 
3日(土) 10:30~ 4歳~小学生向け
16日(金) 10:30~ 0歳~3歳向け
長森図書室 
2日(金) 11:00~ 0歳~3歳向け
21日(水) 11:00~ 0歳~3歳向け
柳津図書室 
10日(土) 11:00~ 4歳~小学生向け
21日(水) 11:00~ 0歳~3歳向け

日 時:平成30年2月24日(土)午後0時30分~3時30分

会 場:みんなの森 ぎふメディアコスモス 1階 おどるスタジオ

定 員:先着30名(要申込)

申込み:平成30年2月10日(土)午前9時から、中央図書館の窓口、 もしくは電話にて受付開始

講 師:梅本 充子氏(日本福祉大学准教授)

問合せ:中央図書館  岐阜市司町40-5 
TEL/058-262-2924

日 時:平成30年2月17日(土)午後1時~2時30分

場 所:みんなの森 ぎふメディアコスモス おどるスタジオ

講 師:畑中 久美子氏(岐阜市立女子短期大学 生活デザイン学科 准教授)

定 員:30名

受講料:無料

申込み:事前申込不要

問合せ:中央図書館  岐阜市司町40-5     
TEL/058-262-2924

新年間もない1月6日(土)に「作家と語ろうin岐阜」を開催しました。
普段岐阜でなかなか会えない作家や小説家の方を招いて、本や本棚のこと、創作活動の中で影響を受けたものなどを語ってもらうことを目的に、今年度から始めたイベントです。 今回は小説家の木村紅美(くみ)さんをお招きして、いろいろお話いただきました。
木村さんは昨年、文芸誌『群像』の9月号に掲載された「雪子さんの足音」で第158回芥川賞にノミネートされるなど、注目の小説家の一人。 宮沢賢治、そして賢治が暮らした岩手の風土から影響を受けたもの、さらに木村さんの暮らし方にそれらがどのような影響を及ぼしたか、を中心に話が進みました。IMG_9893_s.JPG

 続いて、木村さんがイベントのために持ってきてくれた本を3冊(佐藤泰志『海炭市叙景』、チェーホフ『かわいい女・犬を連れた奥さん』、『ちくま日本文学全集 尾崎翠』)紹介してくれました。あらすじの紹介も含め、どれも読み込んでいるのがすごく伝わってきます。

本の紹介のあと、木村さんが小説家になるまでの経緯などに話が移りました。 木村さんが小説家を目指し始めたのはなんと小学2年生の頃! 中学時代は安部公房、高校時代は新井素子、20代はドストエフスキーを読んでいたほか、『少年ジャンプ』やつげ義春などの漫画、映画、喫茶店にもハマっていた木村さん。 その後、5年のOL経験、ヴィレッジバンガードや三省堂書店でのアルバイト経験を経て、今に至るそうです。

その後、木村さんの作品でイベントに関わりのある短篇集『イギリス海岸』の話になりました。
「イギリス海岸」は北上川の西岸にある場所で、その地層の様子から宮沢賢治が命名しました。「福田パン」「イギリス海岸」
「中庭」「ソフトクリーム日和」「帰郷」「クリスマスの音楽会」の6つの話からなるこの作品には、イーハトーヴ、岩手の話が
詰め込まれています。あんバターのコッペパンなどが有名な福田パン、宮沢賢治好きなタクシーの運転手、『注文の多い料理店』の
出版所があった光原社、小岩井農場の双子のサイロ、盛岡のじゃじゃ麺、宮古の浄土ヶ浜...どれも読んでいると情景が浮かんでくる話ばかりで、参加者の中で岩手に行かれたことある方々も、木村さんの話に頷いていました。

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 東日本大震災が起きた頃の話にも及んだ12年間の創作活動の苦労話では、文芸誌のジャンルや芥川賞の裏話なども出てきました。
その芥川賞にノミネートされた「雪子さんの足音」の話になりました。この作品は2015年に起きた、東京大空襲を生き抜いた三姉妹の老女が熱中症で亡くなった事件から構想を得たそうです。
小説の構想を練るのに大学ノートを使用する木村さんは、この小説を書くために13冊も費やしたそうで、木村さんの大事なモノとして、今回その一部を持ってきてくれました。

さらに図書館内で自分が読みたい本を次々と選び、それらの本も紹介してくれました。
(木村さんが紹介してくれた本は、図書館入口脇の特集コーナーで展示しています)

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 最後に小説家を目指す若い人たちへのメッセージとして、ちょっと考えて挙げたのが「たくさん読むこと」と
「いろんな経験を積むこと」。小説家になる前に経験してきたことはこれまでの作品にも反映されていて、
無駄だったものはなかった、と強調されていました。

なかなか垣間見ることができない小説家の話を聞くことができる、またと無い機会になったこのイベント。芥川賞にノミネートされていた最新作の「雪子さんの足音」は2月に単行本として出版される予定なので、是非手に取ってみてください。
次回vol.2は、2月4日(日)に宮沢賢治の弟清六氏のお孫さんにあたる林風舎代表取締役の宮沢和樹氏をお招きしてお話いただきます!

日 時:平成30年2月16日(金)午後2時~(開場:午後1時30分)

場 所:みんなの森 ぎふメディアコスモス1階 みんなのホール

定 員:200名

申込み:事前申込不要      
※当日午後1時より、ホール前にて整理券を配布します

入場料:無料

問合せ:中央図書館  岐阜市司町40-5 
TEL/058-262-2924

会 場:みんなの森 ぎふメディアコスモス 1階 かんがえるスタジオ

日 時:平成30年2月4日(日)午後2時~4時

講 師: 宮澤 和樹氏(株式会社林風舎代表取締役)

受講料:無料

定 員:先着50名(要申込)

申 込:1月20日(土)午前9時から、岐阜市立中央図書館の窓口または 電話にて受付開始

問合せ:中央図書館  岐阜市司町40-5 
    TEL/058-262-2924

笑って学ぶ岐阜の落語
- 落語の祖安楽庵策伝のお囃会 -

日程:平成30年2月26日(月)午後7時~8時30分
【定員に達したため、募集を締め切りました。ご応募ありがとうございました!】
※日程が変更になりましたのでご注意ください。

場所:2階 中央図書館 南東読書スペース

『おとなの夜学WEBサイト』
URL:http://otonanoyagaku.net


問合せ:岐阜市立中央図書館 事業係     
電話/058-262-2924