YAのYAなカンジ!?

  • 2019年9月 8日

毎月8日更新のYAブログ【YAなカンジ!?】

 今月は岐阜市立中央図書館にインターンシップで来ていた大学生にコメントを考えて頂きました!今月のテーマは'告白'です。平成の子はメールが主流なのでしょうか?『靴箱へのラブレター、体育館裏への呼び出し~』とどっぷり昭和っ子であるレッドには想像もできません。何がアリでナシなのか後学のため情報をお願いします。

定例がやがや会議

  • 2019年9月 7日

日 時:令和元年10月5日(土)午前10時~正午

場 所:ぎふメディアコスモス 1階 協働のへや

申込み:不要

問合せ:中央図書館
TEL/058-262-2924

 いよいよ2020年1月からNHK大河ドラマ"麒麟がくる"の放送が始まります。斉藤道三の国盗りから本能寺の変までを、明智光秀の視点から描く意欲作。2019年度最初の「おとなの夜学」では、ドラマ前半の舞台となった井ノ口(後の岐阜)の状況を岐阜市歴史博物館学芸員の中島さんをゲストに招き、おさらいしました。

 司馬遼太郎さんが大河ドラマにもなった「国盗り物語」を描いてから半世紀近くが経とうとしています。前半は「美濃の蝮」と呼ばれた齋藤道三が油売りから美濃国の当主に成り上がるまでが描かれるサクセスストーリー。後半は道三がその才能を見込んだ光秀と信長を主人公に、信長が天下統一を目前に本能寺の変に倒れるまでが描かれます。

 私たちが斉藤道三をイメージするときはいつもこの「国盗り物語」で描かれた道三が基になっています。しかし現在分かっている史実によれば、道三は一代で成り上がった訳ではなかったらしいことなど、少々ロマンの無い事実も認めざるを得ないようです。土岐氏や六角氏、浅井氏ら周辺との関係や思惑。そして道三や光秀、信長はもちろん、斉藤義龍や濃姫らとの人間関係など、乱世の中心にあった岐阜が半世紀を経てどんな描かれ方をするのか。大河ドラマ「麒麟がくる」がますます楽しみになってきました。

 2019年8月25日(日)、「本de子育てカフェ~中高生編~」を開催しました。「本de子育てカフェ」は子育てに奮闘中のみなさんを応援する図書館シリーズです。

 今回、お越しいただいたのは児童文学作家のはやみねかおる先生。はやみね先生は「都会(まち)のトム&ソーヤ」や「怪盗クイーンシリーズ」など児童のためのミステリーを数多く出版されています。中高生のとき、さらには大人になってからも夢中で読んだという思い出のある人も多いのではないのでしょうか? 今日のお話では、先生の学生時代の悩みや子育てへの考え、創作秘話などについてお伺いしました。

○不思議!ペットボトルから抜けない棒

 まず、はやみね先生が見せてくださったのは、ペットボトルに入った木の棒。木の棒の先にはボルトがついていて、ペットボトルの中から引き抜くことができなくなっています。道具を見て「?」となった私たちにはやみね先生は「これがぼくの仕事です。」とおっしゃいました。最初に謎を出し、ここあやしいんちゃうか?というところをにおわせ、そうではないことをばらし、読者にあれっ!と思わせ、探偵がサッと解決し、読者を爽快な気分にする。これが先生のミステリーだとおしゃるのです。一見関係のない道具から自身の創作方法につなげるあざやかな説明でした。

○先生も悩めるYA(ヤングアダルト)だった

 そんな先生も学生のころは私たちと同じ悩みを抱えていたというのです。モテなかったこと、勉強がヤバかったこと、応募した賞に落選したこと、自信を持てなかったこと、将来が不安だったこと。よくYA交流掲示板(岐阜市立中央図書館のYAエリアにあります)に投稿される悩みと同じです。児童文学大作家の先生も私たちと同じ悩みを持っていたと思うと心強いですね。

○これからの子どもたちへ

 そんな悩みを乗り越えてこられたはやみね先生は「上手なうそがつける子どもを育ててください」とおっしゃいました。海外の劇場の出来事を例に挙げ、上手なうそは人を助ける力があると話してくださいました。また、参加者を巻き込んでのバーベット(bar bet:酒場での賭け)の実演では、「上手なうそ」は人を楽しませてくれることを教えてくださいました。(本当のバーベットは絶対に受けてはいけないと念押しをされて。)では、極上の上手なうそはどこから学ぶのか。それは、ミステリーの中だとおっしゃるのです。「上手なうそ」は読書から生まれ、読書は生きるために必要な「人生を楽しむ力」のひとつとなりえると教えて下さいました。

 気さくで聴衆一人ひとりを大切にしてくださったはやみね先生。「はやみね先生を知らなかったけど子どもに誘われてきてよかった」と話してくださった参加者の方もいる、親子で楽しむ会になりました。次回の「本de子育てカフェ」は赤ちゃん編を9月12日に、児童編を来年2月8日に行います。乞うご期待!


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 4月に中央図書館の展示グローブに登場した、共読本棚。

 共読とは、読書を一人で楽しむのもいいけれど、語り合い、シェアすることで、新しいワクワクを体験しよう!という読書法です。

 この共読本棚には本棚と黒板が付いていて、本のテーマ展示がされています。中央には、隠れ家のような籠って本を読むスペースもあり、落ち着いて読書をすることができます。

 他にどこにもない、世界に一つだけの本棚です。

 この本棚の愛称を募集したところ、たくさんの方が考えてくださり、306点の応募がありました!

 その中から決定した愛称が「ぶっくらぼ」です!

ぶっくらぼ.png

 8月24日(土)、共読本棚の愛称発表会を行いました。

 愛称を考えてくれたのは中学一年生の大野こと子さん。

 Book(本)とLab(研究室)を合わせて、ぶっくらぼです。

 ひらがなにした理由は、この図書館の柔らかい、優しいが雰囲気がぴったりだと思ったからだそうです。

 ワクワクする「ぶっくらぼ」で多くの人が言葉を交わし、本を通じてたくさんのつながりが生まれていくといいなと思います。

岐阜市立図書館だより9月号を発行しました。
岐阜市立図書館の各館・室で配布中ですので、ぜひ手に取ってご覧ください。

岐阜市立図書館だより9月号
ダウンロード用PDFはこちら

児童版 岐阜市立図書館だより9月号
ダウンロード用PDFはこちら

おたより一般9月_s.jpg
おたより児童9月_s.jpg

中高生向け ライブラリーレター9月号
ダウンロード用PDFはこちら

ファッションライブラリー通信9月号
ダウンロード用PDFはこちら

YA9月号_s.jpg
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9月のおはなし会の予定です。ぜひ遊びに来てください。

旗

中央図書館 
月・火・水・金 10:30~10:50 よみきかせタイム
※下記の定例のおはなし会があるときは、よみきかせタイムはおやすみです。
4日(水) 10:30~、11:00~ 0歳~3歳向け
18日(水) 10:30~、11:00~ 0歳~3歳向け
14日(土) 10:30~ 3歳~6歳向け
22日(日) 10:30~ 3歳~6歳向け
8日(日) 14:00~ 小学生向け
7日(土) 10:30~、11:00~ わらべうた
1日(日)、15日(日)、21日(土)、28日(土)、29日(日) 14:00~ にゃんこカート にゃん吉のおはなし会
分館 
28日(土) 11:00~ 0歳~4歳向け
28日(土) 14:00~ 5歳~小学生向け
長良図書室 
14日(土) 10:30~ 0歳~小学生向け
東部図書室 
4日(水) 10:30~ 0歳~4歳向け
西部図書室 
7日(土) 10:30~ 4歳~小学生向け
20日(金) 10:30~ 0歳~3歳向け
長森図書室 
6日(金) 11:00~ 0歳~3歳向け
18日(水) 11:00~ 0歳~3歳向け
柳津図書室 
14日(土) 11:00~ 4歳~小学生向け
18日(水) 11:00~ 0歳~4歳向け

日 時:令和元年9月7日(土)、9月14日(土) 午前10時~午後4時

場 所:分館 ファッションライブラリー

講 師:ECO+ものづくりプロジェクト(岐阜女子大学 生活科学専攻)

定 員:なし 

持ち物:なし

受講料:無料(ただし材料費代として100円は別途負担) 

申込み:不要

問合せ:分館
TEL/058-268-1061

日 時:令和元年9月3日(火)~9月17日(火)
    ※最終日は午後4時まで

場 所:分館 ファッションライブラリー

展示者:ECO+ものづくりプロジェクト(岐阜女子大学 生活科学専攻)

入場料:無料


問合せ:分館
TEL/058-268-1061

並木道読書会Vol.21

  • 2019年8月23日

日 時:令和元年10月5日(土)午前10時~11時

場 所:中央図書館 南東スペース

テーマ作品:①「朝井リョウ特集  朝井リョウ作品なら何でもOK! 開催決定!
      ②「マチネの終わりに」 平野 啓一郎/著
      ③「アイネクライネナハトムジーク」 伊坂 幸太郎/著  開催決定!      

申込み:中央図書館の窓口または、電話・Eメールにて受付。
申込みの際は、氏名・テーマ作品・連絡先(電話番号又はE-mail)をお伝えく ださい。       
※申込みが少ない作品の話し合いは中止となります。


問合せ:中央図書館
TEL/058-262-2924
Eメール/moushikomi@gifu-lib.jp



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