青:皆様お久しぶりです。ポケストップ巡りに勤しむブルーです。いつもであれば、どんな話題にしようか頭を悩ませて
  いるのですが、今回ばかりはサクッと決まりました。「ゴジラ」です。シン・ゴジラ上映始まったからね。見てきたけど
  中々考えさせられる作品でした。すごーく語りたいけど、どこから話してもネタばれになるし、むこう3回分くらい枠
  とりそうなのでやめておきます。ただ一つ言える事は「劇場で見るべし」かな。
白:ゴジラ...。東宝ですっけ...。一昨年、渡辺謙が出てましたね。
青:yes 2014年公開のハリウッド版ゴジラ(通称ギャレゴジ)かな。ガッズィーラではなくゴジラと発音していたのは、
  中々の覚悟を決めていたと見えたね。
白:すみません...、ゴジラのことまるで分からんのですが。ゴジラって日本発祥なんですか?そもそもゴジラって何者?
青:発祥......というか1954年に公開された「ゴジラ」がゴジラシリーズの始まり。何者かといわれると難しいけど......
  強いて言うなら、ゴジラ?というか白氏はゴジラシリーズ未視聴?
白:一瞬だけならあるかもしれないです...。街を破壊するイメージしかないんですけど。なんかビーム出しますよね。そ
  れくらいの知識しかないです。ゴジラに対して。
青:大体正しいかな。ビームではないけど、熱線ね。一度見てみよう。好きなのからでいいから。
白:好きなのっていったい何作品あるんですか?
青:海外版と今回のシン・ゴジラ合わせると30作品超えるね。ゴジラアイランドとか合わせるととんでもない数になるけ
  ど。まあまずは初代からかな。
白:初代のってどんな話なんですか?モスラと戦うやつですか...。
青:初代はモスラは出てこないね。内容としてはゴジラという脅威に対して人間がどう対応するか。みたいな話。怪獣
  映画というよりはパニックサスペンス?モスラが出てくるのは64年の「ゴジラ対モスラ」ちなみにモスラは61年に単
  体で映画出てるよ
白:青さん、詳しいですね。いったいいつからお好きなんですか?
青:記憶があるのが幼稚園のときに映画館で見たvsデストロイアが一番古いかなぁ・・・。
  よくもまあシリーズ屈指の映画を幼稚園児に見せたなと。おかげで20年来のファンになってしまった。
白:なにか青少年の心に響くものがあったんですかね...。シリーズで一番すきなキャラクターあります?ゴジラ以外で。
青:んー、難しいな......ビオランテも捨てがたいけど、個人的にはスペースゴジラか?
  でもなー機龍もかっこいいしなー。・・・厳選して全部で
白:全部...。挙げたキャラすべて知らないんですけど...。(小声)すべてのキャラ何体いるんですか?ポケモン並みに
  います?
青:さすがにポケモンよりはすくないって。ほんとはポケ○ンGOの話題にしようと思ったんだけど、シン・ゴジラ公開され
  たから、こっちにしちゃった(キャハッ)
白:なんかかわいくいきましたね!でもポケモンも分からないんで...(小声)
青:いったい白氏はどんな時代を生きてたのか、ちょっと心配になってきたな・・・
  時代の話をしだすと某氏が飛んでくるので今回はこの辺りでさよならです。
  皆さんもぜひ一度はゴジラ映画見てみましょう!
  中央館では視聴覚資料としてシリーズ1作品目「ゴジラ」と「ゴジラvsモスラ」が所蔵されています。視聴覚の書架へ
  GO!
  

7月18日、岐阜市立中央図書館開館1周年を記念して、小学生限定のこわ~いおはなし会を開催しました!おはなしのへやの入り口には黒いガイコツが飾られ、部屋の中には行灯とろうそく...いつものおはなし会とは違う空気を感じました。

こわいおはなし1
1年生から6年生までの子が集まり、今日お話ししてくださる『岐阜おはなしの森』の方から「今日は本や人形などは一切使いません。語る人の顔を見て聞いてください。...では明かりが少し暗くなったら始まります。」との挨拶からスタート。少し暗くなった部屋に子どもたちはワクワクとちょっとだけドキドキ。

こわいおはなし2
最初のおはなし"くらいくらーいおはなし"では繰り返しの言葉に思わず笑っちゃう子どもたちでしたが、次のおはなし"はらぺこピエトリン"からゆっくりと迫る恐怖に押し黙っていき、そのうち部屋の中は静かになりました。兄弟で体を寄せ合う子どもたちや一人で姿勢を崩さずに黙って聞く子どもたち...。それでも、おはなしの最中に外へ出る子はほとんどいませんでした。
やがて、部屋が真っ暗になると、かぞえ歌とともにひとだまの光が子どもたちの周りをゆらゆら動いていきます。しかもその色が赤だったり青だったり、不思議な光景に子どもたちは周りを見つめていました。日本のおはなしや海外の怖い?不思議?な話にも子どもたちは興味津々。無事にこわーいおはなし会は終わり、お土産のガイコツとプログラムを持って家族の元へ帰っていく子どもたちは楽しそうに笑っていました。少しは怖がってもらえたでしょうか?またのご参加お待ちしております!

プログラム
『くらいくらーいおはなし』  出典不明
『はらぺこピエトリン』 「子どもに語るイタリアの昔話」(こぐま社)より
『こんなかお』 「子どもに語る日本の昔話」(こぐま社)より
『ひとだまひとつ』 「ことばあそびうた」(谷川俊太郎/著 福音館)より
『ねこのおどり』 「日本の昔話1」(福音館)より
『赤鬼エティン』 「愛蔵版おはなしのろうそく」(東京子ども図書館)より

日 時:平成28年8月17日(水)
     午後6時30分~午後7時30分

場 所:みんなの森 ぎふメディアコスモス2階
     岐阜市立中央図書館 つながる読書のへや

テーマ:泣ける本

申込み:不要
    
問合せ:岐阜市立中央図書館 事業係
     岐阜市司町40番地5 ℡ 058-262-2924

 岐阜市立中央図書館1周年を迎え、みなさんに親しんでもらっている児童エリアの商店街がリニューアルオープンしました。

 個性豊かな商店街の中に、新たに小さなメディアコスモスができました。好評だった銭湯もパワーアップし、残念ながら閉店した元スポーツ店の店長さんは、今度は力のこもった映画館を作りました。ぜひ、リニューアルオープンした商店街を見に来て下さいね!

リニューアル1

リニューアル2 リニューアル3

日 時:平成28年8月21日(日)
     午前10時~正午

場 所:みんなの森 ぎふメディアコスモス1階 かんがえるスタジオ

先 生:加藤 理香氏(おもちゃコンサルタントマスター)

定 員:20名

対 象:小学生

持ち物:バンダナサイズのハンカチ、ハサミ

申込み:中央図書館窓口または電話にて受付(先着順)
    
問合せ:岐阜市立中央図書館
    岐阜市司町40番地5 ℡ 058-262-2924

8月のおはなし会の予定です。ぜひ遊びに来てください。

旗

  中央図書館

 3日(水) 10:30~  0~3歳向け
        11:00~  0~3歳向け
 6日(土) 10:30~  3~6歳向け
13日(土) 14:00~  小学生向け
17日(水) 10:30~  0~3歳向け
        11:00~  0~3歳向け
20日(土) 10:30~  わらべうた
21日(日) 10:30~  3~6歳向け
28日(日) 14:00~  小学生向け

 わんこカート きららのおはなし会
   日時:土曜日、日曜日、祝日
    14:00~14:30

 

 よみきかせタイム
   日時:平日
   10:00~10:20
   

※定例のおはなし会があるときは、わんこカート きららのおはなし会、
  よみきかせタイムはおやすみです。

線
分館 27日(土)11:00~ 0~4歳向け
      14:00~ 5歳~小学生向け
線
長良図書室 13日(土)10:30~ 対象年齢なし
線
東部図書室 3日(水)10:30~ 0~4歳向け
線
西部図書室

 6日(土)10:30~

 9日(金)10:30~

4歳~小学生向け

0~3歳向け

線
長森図書室

 5日(金)11:00~

17日(水)11:00~

0~3歳向け

0~3歳向け

線
柳津図書室 13日(土)11:00~ 4歳~小学生向け
17日(水)11:00~ 0~3歳向け

ふうせん

岐阜市立図書館だより8月号を発行しました。
岐阜市立図書館の各館・室で配布中ですので、ぜひ手に取ってご覧ください。

児童版
岐阜市立図書館だより 8月号
ダウンロード用PDFはこちら

岐阜市立図書館だより 8月号
ダウンロード用PDFはこちら

児童おたより8月号 一般おたより8月号

中高生向け
ライブラリーレター 8月号
ダウンロード用PDFはこちら

FL通信 8月号
ダウンロード用PDFはこちら

YAおたより8月号 20170123133120-b446ca4d3576bdab9d416ed8bb2753abf367b2f6.jpg

赤:暑いです。暑いです。暑いです。暑さで脳みそが溶けそうですが、なんとか生きているレッドにしばしのお時間
  お付き合い下さい。皆さん、ごきげんよう。3週間ぶりですね。勘のいい皆さんのことです。もうお気付きかと思
  いますが、諸事情がありまして、ブログをレッド(以下:赤)・ブルー・ホワイトの3人で回しております。3人3様の
  キャラの違いなんかを楽しんでもらえたらこれ幸いです。さて、今回は前回告知していたブラックさん(以下:黒)
  との毒対談です。どうぞよろしくお願いします。
黒:毒とは失敬な!
赤:いやいや、わかる人にはわかるんです。(赤は違いがわかる女ですから)利用者さんには丁寧でやわらかな神
  対応で黒さを上手く隠していますが...。
黒:営業妨害だな~。
赤:聖人君子ではつまらないですよ。少しの毒は人間には必要なスパイスですって。
黒:私ははたして褒められているのでしょうか?
赤:褒めてますよ。私、黒さん大好きですから。
黒:出た~褒め殺し。青さんLOVEではなかったのですか?
赤:青さんは別格ですよ。青は母性本能をくすぐるといいますか、一言で言うとかわいいです。黒さんの場合は人間
  愛ですけど。
黒:はあ。そういうもんですかね。愛といえば、8月のYAオススメ本コーナーは『命短し恋せよ乙女!夏恋応援本』で
  したね。
赤:YAの大好物の恋愛企画にしてみました。
黒:確かにリア充を皆さん希望してますよね。それにしても、キャッチコピーに昭和を感じますね。
赤:自分だって同類のくせに...でもこの企画を考えた私自身、LOVEとは縁遠いので苦労しましたよ。恋愛モノは昔
  からあまり読んでなかったし。(ラブコメとかこっ恥ずかしくて読み進めません)
黒:だから、若い司書捕まえて恋愛本をよこせと息巻いていたのか~。
赤:みんな良い子達なので「これなんかどうでしょう」ってキラキラした目でキラキラした本を教えてくれましたよ。
黒:それは、赤先輩の圧力がこわかったからでは?
赤:違います、私の人望のなせる業です。ということで、8月は夏恋応援月間なのです。恋したいアナタには、オシャレ
  になる着こなし術や髪型の本などリアル(実際)に役立てて欲しい本。恋した気分に浸りたい内気なアナタには、
  胸キュン小説をご用意しております。リアル(現実)に対応する能力を磨く為にも、来るべき時に備えて恋愛小説を
  読みイメージトレーニングしてみてはいかがでしょうか?
黒:なんと気が利きますね。
赤:そうでしょ。YA時代はミステリー小説を読みあさるのに忙しく、リアル(現実)の世界に身を置いてなかったことへの
  反省を込めてみました。YA時代は短いのです。皆さんには、この夏LOVEを感じていただけたらと思います。若い
  司書たちが選んだ渾身の1冊をご覧下さい。最後にホワイトさんのご友人の言葉を引用させていただきます。「恋は
  するものではなくて、落ちるもの」だそうです。深いです。そして、恥ずかしいです。では今回はこれにて終了です。
  また次回お会いしましょう。

みんなとはだれのことなのだろう?

「みんなの森」と記されたシンボルマークをみなさんはご存じだろうか。
本をイメージしたシンプルなデザインといっしょにそう言葉が添えられている。
私はこの一年ずっと、「みんなの森」のみんなが意味するもののことを考えてきた。

ロゴマークみんなとは顔の見えない抽象的な記号のことではない。それはここにやって来るひとりひとりの私やあなたのことだ。
ちいさな子どもも、赤ちゃんやお母さんやお父さんも、おじいちゃんもおばあちゃんもいる。急いでいるひとも、のんびり一日過ごしているひとも。

ちょっぴりうれしそうな、ちょっぴり楽しそうなひとはすぐわかる。
でも、苦しそうなひとも、悲しそうなひともきっといるだろう。外側からではわからない。

いろんな理由があっても、ただ何となくでもいいのだけれど、いろんな考えやアイデアをもったいろんなひとがここに集まって来ることが大切なのだと私は思う。
いろいろいると誰かと誰かが出会うから。どこかで何かが始まるから。
それがここにいる私の実感であり、これからの希望でもある。
私はまだ見ぬあなたと出会いたい。

                                           岐阜市立図書館 館長 吉成信夫

7月17日、子どもと本と遊ぶ日スペシャル「伊東さんといっしょに語ろう。みんなの森、図書館のこと」を開催しました。翌日の7月18日がみんなの森ぎふメディアコスモス(中央図書館)が開館してちょうど1年ということで、メディアコスモスを設計した建築家の伊東豊雄さんをお招きしたスペシャル企画です。
岐阜市立図書館の子ども司書や図書館長の吉成も参加し、メディアコスモスを作った人、使う人、働く人の三者でメディアコスモスの今までとこれからについて語り合いました。

イベントはまず映像でこの1年の振り返ることから始まります。開館したときの様子や今まで行ってきたイベントの様子などが流れ、職員にとっては感慨深い映像でした。

次に、伊東さんにメディアコスモスの設計についてお話していただきます。構想段階のラフスケッチなどの貴重な資料を見せていただきながら、岐阜に来たときに緑が少ないと感じたため緑に囲まれた施設を作りたいと思ったことや、周りの山の形と調和するように曲線の屋根にしたいと思ったことなどをお話していただきました。そこから出来たのが、メディアコスモスの特徴である波打つように木材を組んで造られた屋根です。この広大な屋根を上からドローンで空撮した映像も見せていただき、会場のみなさんも見入っていました。他にもグローブ(中央図書館に吊り下げられている白い傘のようなもの)の役割などを直接教えていただきました。

伊東さん1次に子ども司書がトークに入ります。館長から出される「自分にとって一番居心地がいい場所は?」「メディアコスモスの中で一番好きな場所は?」などのお題の答えをボードに書き、伊東さんや観客に向けて発表しました。自分の部屋の押入れの中が居心地いいと答える子や、メディアコスモスのとある部屋の、壁と柱の間にあるスペースが好きと答える子もいて、伊東さんも子どもたちの答えを楽しそうに聞いていらっしゃいました。
その後、子ども司書から伊東さんへの質問コーナーも行い、「建築などのデザインはどうやって考えているんですか?」や「伊東さんがメディアコスモスで好きな場所はどこですか?」などの質問が飛び出しました。子ども司書のみんながメディアコスモスで好きな場所はテラスや本の蔵が多かったのですが、伊東さんもテラスが好きだそうです。縁側のようなイメージで造ったことや、テラスがある図書館は全国でも珍しいというお話をしていただきました。

伊東さん2最後に館長と伊東さんによるトークです。震災についても話が広がりました。震災後に建てられた仮設住宅を見て、居心地の良さなどを意識しないただの「箱(ハウス)」になっていると感じた伊東さんは、縁側や薪ストーブがあるような、「ホーム」を感じられる集会場を作りたいと考え、東北に通うようになったそうです。そうしてできた集会場は、老若男女にそのコンセプトがわかりやすいよう、シンプルに「みんなの家」と名づけたことをお話しされました。
館長もこのメディアコスモスにも「みんなの森」というフレーズが付いていることに触れ、漠然とした「みんな」ではなく、小さなお子さんからお父さんお母さん、おじいさんおばあさんまで、ここの場所に来るひとりひとりのための場所になりたいと話しました。

最後に館長が一年前の開館時に掲げた「子どもの声は未来の声」を紹介しました。ここは子どもの成長を見守る場所を目指しているので、子どもたちが上げる声もみんなで温かく見守っていきましょうという理念です。来館する子どもたちも10年も経てば岐阜市を背負う大人に成長するため、その時までずっと関わり続けていける場所になりたいと話しました。これを聞いた伊東さんも今日参加した子ども司書に、高校生、大学生になったら次の子どもたちを導いていくような人になってほしいことや、それまでここに通って、ここを生き生きした生きた場所にしてほしいと思いを託されました。

伊東さん3お話のなかで、「建築などのデザインはどうやって考えているんですか?」との子ども司書からの質問に、「本当は建築ではなく場所を造りたい」とお話ししているのが印象的でした。壁などもなく、外にいるような居心地のよさがあって、ただここにいたいなあと思う場所を作りたいそうです。メディアコスモスの建物の持つ開放感や居心地のよさは、伊東さんのこうした考えから生まれたのだなと感じました。
また、建築は生きているものなので、建てた後使う人がどう使ってくれるかが大切という言葉も心に残りました。伊東さんが想いをこめて造ったメディアコスモスを、私たちの手で生きた場所にし続けていかなければと身が引き締まる思いでした。

残念ながら伊東さんはすぐに帰らなければならなかったので、最後は子ども司書も一緒にお見送りしました。最初に打ち合わせをしたときはとても緊張した様子の子どもたちでしたが、最後は打ち解けてなごり惜しそうに伊東さんを乗せて走り出した車に手を振りながら、子どもたちも走って追いかけました。

伊東さん4

開館1周年にふさわしい、原点に立ち返ることができたイベントになりました。参加してくださったみなさん、ありがとうございました。