本日ビブリオバトル「群雄割拠の書評王決定戦」を開催しました。
ビブリオバトルは①お気に入りの本を持ち寄って②5人くらいのグループを作って③1人5分で本の内容を紹介し、他の参加者と質疑応答④グループ内でチャンプ本を選ぶというゲームです。

今回は「群雄割拠の書評王」ということで、参加者の方々に「美濃国」「尾張国」「三河国」「伊勢国」のグループに分かれてもらい、それぞれの国でチャンプ本を決めました。
中学生から大人の方まで、まさに老若男女にお集まりいただき、持ち寄られた本も様々です。5分間という時間をどう使うかもとても重要!長く思われるかもしれませんが、思いがあふれて時間が足りないという方もいました。

参加される方は本好きとあって、質疑応答の時間には「どこでその本と出会ったんですか?」「その方のあの本は読みましたか?」などの質問が飛び出してきたりします。全く接点のなかった方々が、本を通じてつながっていく。ビブリオバトルの「人を通して本を知る 本を通して人を知る」というキャッチコピーを目の前で見ることができました。

チャンプ本にはチャンピオンベルトに見立てた帯を付け、参加者全員で写真をとってイベントを終わりました。

ご参加くださったみなさん、ありがとうございました!

<今回のチャンプ本>
美濃国「彼女のこんだて帖」  角田光代/著
尾張国「お任せ!数学屋さん」  向井湘吾/著
三河国「図書館内乱」 有川浩/著
伊勢国「ナゲキバト」 ラリー・バークダル/著
エキシビジョンマッチ「面白くて眠れなくなる人体」 坂井建雄/著

ビブリオバトル1

ビブリオバトル2

やっほ~!ヤングアダルトのグローブやよ!
10月といえば衣替えの時期やね~。
最近のわっちは、出会った頃はALL夏服だったおまはんらが、
長袖で来るようになったところに秋の訪れを感じとるわぁ。
高校生のみんなは、そろそろこの前のテストが返ってきとる頃やない?
はたして、メディコス漬けになってた甲斐はあったんかな?


さて!今日はそんなメディコスヘビーユーザーのみんなに、いくつかお願いがあるから聞いてってな!


ひとつめ☆
最近、週末やテスト前の祝日は開館前から沢山のYAっ子らが並んでくれとるね~?
中には、9時になると階段やエスカレーターを駆け上がったり、
館内を走って席取りにいったりする子ぉらがおるけど、とっても危険だからやめてな!
かしこいみんななら、大人と同じくらい大きな身体のYAが大勢でワッとおしよせたら、
小さい子を連れた人やお年寄りがどんな怖い思いをするか、想像できるはずやよね?
ぶつかったはずみで転んでケガをする可能性もあるから、移動は焦らずゆっくりしたってな!


ふたつめ☆
「みんなで学ぶへや」は大人気やけど、特定のグループが長時間独占してて困る!なんて投書もあるんよ。
使いたいのはみんな同じなんやよね...。
あと、小さい子ぉらのエリアの席をYAっ子が使ってて、小さい子が座れない...って声も聞くんよ。
図書館は公共の施設やから、わっちとしてもみんなに公平に使ってもらいたいわぁ。
おしゃべりをするんなら別の場所でのびのびして、グループ学習の時間はきっちりコンパクトにまとめる!
みんなが譲り合って、気持ちよく使ってくれるんを願っとるよ~。


みっつめ☆
この頃目立つのが、カバンを置いたまま長時間席を離れるYAっ子たち!
あんまり戻りが遅いと、忘れ物として荷物が回収されてしまうかもしれんから、用心したって~。
席が空くのを待っとる子がいる時もあるし、長い休憩をするなら、戻った時に改めて席を取り直してね。
そして、ちょっとトイレって時も、大事な物は必ず身につけて行くこと!
携帯やお財布が無くなった...なんてトラブルは、起きてからでは遅いで~。


なんだかお願いばっかりで、「え~??」って思うかもしれんけど、
みんなだって、あれもこれも制限されるのは面白くないはずやよね?
でもマナーを守れん子ぉらが多いと、わっちらも泣く泣くルール変更をしなくちゃいけないから、
これも未来の自分たちのため!と思って、協力したってな!!たのむよ~。

さてさて、最後は青少年サポーターのお知らせやよ!
10月11日の朝井リョウ先生のイベントについては、もう知ってくれとる?
中央図書館の展示グローブやYAエリアでも、朝井先生の関連展示が始まっとるよ♪
ただいま、このイベント当日にお手伝いしてくれるYAっ子を募集中!!
詳しいことは、1つ前のブログを読んだってな~。

書架整理や環境美化なんかの通常の活動も、引き続き絶賛募集中やよ☆
休みの日にわざわざ活動に来てくれてるみんな、ホントにありがと~!
よりよいYAエリア作りを目指して、わっちらと一緒にがんばっていこうね!

いよいよ1週間後!岐阜県出身の直木賞作家である朝井リョウさんが岐阜市立中央図書館にいらっしゃいます。岐阜市の中高生が書いたショートショートについて、朝井さんにコメントしていただく開館記念イベントです。
今なら観覧者募集に若干の余裕がありますので、申込みをご希望される方はお早めに!

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「めざせ直木賞作家!ぼくのわたしのショートショート発表会」
日  時:平成27年10月11日(日)
     午後2時から
場  所:みんなの森 ぎふメディアコスモス (岐阜市司町40番地5)
参 加 費:無料 (要申込み・先着順)
申込方法:お電話または中央図書館カウンターにてお申込みください。
問合せ先:岐阜市立中央図書館 ℡058-262-2924
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朝井先生に直接質問できるチャンスもありますよ!

また、中央図書館の展示グローブでは9月末から、朝井さんの本や新聞記事、雑誌記事を紹介する展示を開催中!図書館職員も盛り上がって(浮き足立って)ます!

朝井リョウ展示

イベントを待ちきれない!という方は一足先に朝井リョウさんにお会いした担当者の感想をご覧ください!(一番浮き足立っています。)中高生のショートショートに丁寧に目を通してくださった朝井さんの様子がよくわかります。
イベント当日が楽しみです!

岐阜市立図書館だより10月号を発行しました。
岐阜市立図書館の各館・室で配布中ですので、ぜひ手に取ってご覧ください。

児童版
岐阜市立図書館だより 10月号
ダウンロード用PDFはこちら

中高生向け
ライブラリーレター 10月号
ダウンロード用PDFはこちら

岐阜市立図書館だより 10月号
ダウンロード用PDFはこちら

児童おたより10月号 ライブラリーレター10月号 図書館だより10月号

予約受取日・時間について

コミュニティセンターでは、コミセン巡回図書館の週1回の巡回日の巡回時間より受け取ることができます。
巡回日程・時間につきましては、岐阜市立図書館ホームページ、広報ぎふ等にてご確認ください。



予約資料の取り置きについて

コミュニティセンターでの予約本の取り置きは、貸出処理をして取り置きをいたします。そのため、貸出上限に達している場合や延滞資料がある場合は、予約本の取り置きができませんのでご注意ください。

ブックポストのご利用について

コミュニティセンター・体育館のブックポストは回収日が週2回のため、最長5日間返却まで日数がかかる場合がございます。その間督促等のご連絡をさせていただく場合がございます。利用される際には貸出期限にご注意ください。

10月のおはなし会

  • 2015年9月30日

10月のおはなし会の予定です。ぜひ遊びに来てください。

旗

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わんこカート きららのおはなし会

日時:
 土曜日、日曜日、祝日
 10:00~10:30
 14:00~14:30

よみきかせタイム10月

よみきかせタイム

日時:
 平日
10:00~10:20

※10月15日(木)、10月19日(月)、10月22日(木)、10月28日(水)
は14:00~14:20になります。

          定例のおはなし会

   3日(土) 10:30~  3~6歳向け
   10日(土) 14:00~  小学生向け
   21日(水) 10:30~  0~3歳向け

         ※定例のおはなし会があるときは、わんこカート きららのおはなし会、
          よみきかせタイムはおやすみです。

線
分館 24日(土)11:00~ 0歳~4歳向け
       14:00~ 5歳~小学生向け
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長良図書室 10日(土)10:30~ 対象年齢なし
線
東部図書室 7日(水)10:30~ 0~4歳向け
線
西部図書室 3日(土)10:30~ 4歳~小学生向け
16日(金)10:30~ 0~3歳向け
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長森図書室 2日(金)11:00~ 0~3歳向け
21日(水)11:00~ 0~3歳向け
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柳津図書室 10日(土)11:00~ 4歳~小学生向け
21日(水)11:00~ 0~3歳向け

ふうせん

夏休み中にわんこカートの名前を募集しました。なんと1294件も集まりました!
その中から、応募者の名前が分からないものなど除くと、1000件あまりになりました。さらに、人気のあった名前や館長や司書が選んだ名前全20件を、9月19日(土)から23日(水)の正午まで投票を行い、とうとう名前が決定しました。

わんこカートの名前は「きらら」です!
これからは「きらら」と呼んであげてください。


きららのおはなし会後に「きらら」を応募してくれた人たちに集まってもらい名前の発表会を行いました。

この名前を付けた理由は、目がきらきらしていたから、星のようにきらきら活躍してほしいからだそうです。きららはこれからもたくさん活躍をする予定ですので、みなさん楽しみにしていてください。

11月に開催予定の「えほんフェスティバル」では、名称受賞式と、仮装のパレードを行います。他にも、楽しい催しを行う予定です。詳しい日時などは、改めてお知らせします。ぜひお越しください!

おはなしわんこの命名式2おはなしわんこの命名式3

こんにちは!ヤングアダルトのグローブやよ~!
シルバーウィークもおわってやっと一息!
えらい大盛況で、おまはんら使ってくれてありがとう!
こんなに勉強熱心な子がたくさんおるなんて、わっちもビックリやわー!岐阜の未来は安泰やね!


さてさて、今日からの本題!
10月11日に「めざせ!直木賞作家!」ってイベントがあるのはもう知っとるかな?
おまはんらに短編小説の募集もしたし、観覧希望の募集もしたし、知っとるジンも多いんやないかな。
「めざせ!直木賞作家!」は岐阜県出身の直木賞作家、朝井リョウ先生に来てもらって、いろいろあんなことやこんなことをするイベントなんやけど、今回はそのイベントのお手伝いを募集するよ!!
青少年サポーターに登録していて、10月11日に今のところなんの予定もないおまはん!ぜひイベント手伝いしてみん?
ただ、今回のボランティアは先着順で人数制限のある予約制にする予定やから、そこのところ注意してな!
受付は今日から開始やよ!岐阜市立中央図書館の青少年サポーター活動窓口(図書館事務室)で参加したいって伝えてくれればOKやよ!わからんこととか聞きたいことがあったら電話かメールでYAの担当に聞いたってな!

書架整理と環境美化は今までどおり募集しとるよー!

☆書架整理☆
 返却された本を棚に戻したり、本棚の本をきれいに整理したりする。

☆環境美化☆
 おすすめしたい本のPOP を書いたり、掲示用ポスターを作ったり、飾りつけをする。

どちらも活動はみんなの好きなときにやってもらっとるんやけど、
学校帰りに本棚を整理して、読まんかったジャンルやけどおもしろそうな本を見つけたり、
出会ったおもしろかった本・みんなにもよんでほしい本を、その熱い気持ちのまま紹介するPOP作ってみたり、ってのも楽しいと思うわ~。
サポーター登録をしてもらう前には、研修が必要なんやけど、
担当者がおらん日は研修ができんこともあるから、事前に連絡を入れて、確認してくれるのがおすすめやね!

今後も特別な活動の募集はブログで告知していくから、みんなぜひチェックしてね~!

22日(4日目)は活版印刷で栞を作るワークショップを行いました。
小説などのお気に入りのフレーズを和紙の栞に印刷し、オリジナルの栞を作ります。
「ORGAN活版印刷室」の直野香文さんに教えていただきました。

活版印刷はまず、1文字ずつ文字を拾い、文章を作っていきます。
ひとつずつ文字をピンセットで拾っていく作業がとても細かく、ついつい独り言を言いながら探してしまいます。

文字を拾ったあとは枠にはめて固定します。ここで縦書きにしたり横書きにしたり、スペースを開けてみたりとデザインの工夫ができます。デザインが決まったら機械に固定し、レバーを押すとオリジナル栞の出来上がりです!

完成した作品を見てみると、型を押し当てているので文字部に凸凹が出来ています。明朝体のフォントと合わさって、レトロで味わい深い作品になりました。

活版印刷は初めての体験という方が多かったですが、みなさん興味を持って楽しんで下さったと思います。ご家族で参加してくださった方や、お友達でおそろいの栞をつくっていった女の子もいましたよ!

イベントにご参加くださったみなさん、ありがとうございました!

21日(3日目)はブックトークショー「本がつなぐ、ひととまち」を行いました。
出演していただいたのはリトルクリエイティブセンターの今尾 真也さん、やながせ倉庫の上田 哲司さん、徒然舎の深谷 由布さんです。図書館長の吉成がコーディネーターとしてお話をうかがいました。

リトルクリエイティブセンターさんはデザイン製作所ですが、柳ケ瀬にアラスカ文具店を開いたり、岐阜を紹介する冊子を発行したりと幅広く活動していらっしゃいます。
やながせ倉庫さんは小さくても個性的なお店を一つのビルに集めて、クリエーターさんとお客さんをつなぐ場所を作っていらっしゃいます。
徒然舎さんは美殿町にある古本屋さんですが、参加者が段ボールに一箱ずつ本を持ち寄って開く古本市の開催なども行っていらっしゃいます。

みなさん岐阜の町に根を下ろして、岐阜を盛り上げてくださっている方ばかりです。

ブックトークショーということでまず1人3冊ずつ、本の紹介をしていただきました。本のチョイスはそれぞれ自由に、思いついたものを紹介していただいたので、それぞれの個性が出て面白かったです。

次にそれぞれのお店が現在に至るまでどんな道をたどったのか、写真なども含めて紹介していただきました。やながせ倉庫の上田さんはビルの内装を夜な夜な自分で壊すところから始めたこと、徒然舎の深谷さんはお惣菜屋さんの一角にお店を開いていたこともあったこと、リトルクリエイティブセンターの今尾さんは大学生のとき、やながせ倉庫の中で仕事をはじめ、その頃はやながせ倉庫の仕事しかなかったことなどを話していただきました。
とても興味深く、驚かされるお話ばかりでした。

「岐阜で何か楽しいことをやろう、みんなで楽しめる場所をつくろう」と頑張っている方々のお話を聞くことができ、図書館もそういった場所をこれから目指していきたいと改めて思います。

参加して下さったみなさん、ありがとうございました!

<紹介本一覧>
やながせ倉庫 上田さん
「ハチはなぜ大量死したのか」 ローワン・ジェイコブセン/著 文芸春秋
「ロッキン・ホース・バレリーナ」 大槻 ケンヂ/著 メディアファクトリー
「バーにかかってきた電話」 東 直己/著 早川書房
「世界は分けてもわからない」 福岡 伸一/著 講談社

徒然舎 深谷さん
「すごい本屋!」井原 万見子/著 朝日新聞出版
「街を変える小さな店」 堀部 篤史/著 京阪神Lマガジン
「一箱古本市の歩きかた」南陀楼 綾繁/著 光文社

リトルクリエイティブセンター 今尾さん
「1000チェア」 シャーロット・フィール/著  タッシェンジャパン
「個人事業と株式会社のメリット・デメリットがぜんぶわかる本」
関根 俊輔/著 新星出版社
「岐阜マンとゆく ぎふのモノ」 さかだちブックス

図書館長 吉成
「詞集 たいまつ〈1〉」 むの たけじ/著 
「根をもつこと、翼をもつこと」 田口 ランディ/著  晶文社
「馬鹿図鑑」五味 太郎/著 筑摩書房