春休ミノ過ゴシ方

  • 2016年3月22日

ブ:さて、またもや始まりましたYA談話式ブログ。今回は私ブルーと、今回もグリーン氏においでいただきました。なんか
  毎度毎度すいません...。
グ:いえいえ、私もよく頼んでいますから(笑)
ブ:ありがたいお言葉を頂いたところで、早速本題に入っていきたいと思います!
  ズバリ「春休ミノ過ゴシ方」ということですが...。困ったことに昔過ぎてよく覚えていないんですよねぇ。グリーン氏は何
  していましたか?
グ:困ったことに私もよく覚えていないんです。昔ですからね(笑)いまのYA世代の人たちって何して春休み過ごしている
  んでしょうか?
ブ:もはやYA世代を超えてしまった我々には知る方法がありませんので、現YA世代の方々からの情報提供をお待ちし
  ております!
ブ:さてさて、では少し話を変えて、春・夏・冬と長期休暇があるわけですが、グリーン氏はどれが一番すきですか?
グ:そうですねぇ・・・・・・やはり春休みでしょうか。私春生まれなんですよ。それに春休みって宿題ありませんでしたし!
ブ:なるほど~。(春休みも宿題あった気がするが・・・・・・地域差か?)
グ:春って過ごしやすい時期ですからね。気持ちは上ずっているんですけど、体がそれに追いついてこないんですよね。
  ちょっと空回りしちゃってました。
グ:それにこの春休み中に大掃除とかもやっちゃうと良いかもしれませんよ。年末とかだと寒くてなかなか行動に移せま
  せんから・・・・・・
ブ:あぁたしかに。やらなきゃ~とは思っても、なかなか動けませんもんね。この機を逃すとあとはテスト直前くらいですもんね。
グ:あのテスト前に掃除したくなる現象ってなにか名前着いているんですかね。もし皆さんご存知でしたら掲示板などでお待ち
  しております!
ブ:さて、またまた話が変わりまして、今度は皆さんがおそらく避けては通れない自己紹介の話でもしましょうか。卒業式が終
  わり、春休みが明けて、新しい学期が始まります。となればまずあるのがクラス替え。新しい顔と仲良くやっていけるか悩
  みながらなんと言おうか悩む人が多いのではないでしょうか。
グ:そうですねぇ。ウケを狙う人、すべる人、すっごく簡単な人、無難な人、いろいろいますよね。
ブ:ちなみにグリーン氏はどんな感じでした?
グ:私に聞きます?私は・・・・・・秘密です(笑)ブルーさんはどうだったんですか?
ブ:私は普通ですよ。普通。
グ:(絶対普通じゃなさそう・・・・・・)
ブ:まぁ私のことはよいでしょう。ともかく、中学から高校にあがって最初の自己紹介なんかは、その後の学校生活を決定付ける
  と断言してもよいほど重要ですからね。やらかせません。よほどアレな人物で無い限り無難に行くんじゃないですか?
グ:まぁそうですよね。スタートでドン引きされたくないですもんね。
ブ:まぁ一般論としてはそうなる訳です。ですがここでいいカッコしたいのが我らがYA野郎なんですよ。そんな彼らには、前(お酒
  の)先生に教えてもらった方法が有効かもしれません。
グ:ほう、その方法とは?
  それは、名前の読みと漢字を短文にしてみるんです。例えば、上林聖(かんばやしみずき)だと「上(かみ)の林(はやし)は水清
  (みずきよ)き聖(ひじり)なり」という感じで。漢字も読みも一気に紹介できるうえに「こいつッ、「デキ」るッッ」と周りに思わせるだ
  けのインパクトがありますからね。
グ:あっ、なんかかっこいいですね。たしかに頭よさそうな感じしますよ!
ブ:問題があるとすれば、それを噛まずに完璧に話せることと場の空気を作ることでしょうか。結構大変だと思いますが、これができ
  れば君も人気者(おそらく)間違いなし!早速練習しよう!
  ということでいい感じに落ちがつきましたので今回はこの辺りで終わりにしたいと思います。年度の最後はリーダーのレッド氏に
  託したいと思います。
グ:ではまた!
ブ:では!

3月に入って寒さも和らぎ、春の気配を感じることが多くなりましたね。
まだ足りない!もっと春を感じたい!という方のために、中央図書館では「お花見まっぷ」を配布中です。「社寺まっぷ」、「節分まっぷ」に続く第3弾になります。
これがあれば、わざわざ遠くに行かなくてもお花見ができますよ!
ぜひマップを片手に散策してみてください!

お花見マップ

 2月28日、『英語でおはなし会』を開催しました。岐阜市立図書館では初めての取り組みです。
おはなし会は手遊びからスタート。「ひげじいさん」を日本語と英語で行いました。

英語でおはなし会
絵本は2冊、日本語と英語で1ページずつ交互に読みました。
1冊目は「はらぺこあおむし」です。子供たちにお馴染みの本なので、表紙を見せた瞬間子供たちから声が上がりました。
2冊目は「ぞうくんのさんぽ」です。ぞうくんたちが池に落ちる時の叫び声「わー」や効果音「バッシャーン」の英語での言い方が面白く笑いが起きました。
絵本の合間に行ったゲーム「絵本のタイトル当てゲーム」は、英語で絵本のタイトルを読み、日本語のタイトルを当ててもらいます。英語で読んだときは分からなかった子も、ヒントとして表紙を少しずつ見せると「読んだことある!」「○○が出てくる絵本!」など元気に答えてくれました。

英語でおはなし会

 今回のおはなし会は51名の参加があり、おはなしの部屋はいっぱいでした。沢山のご参加有難うございました。
親子グローブの西側書架に外国語の絵本があります。日本でも有名な絵本から見慣れない外国の絵本もあります。英語と日本語の両方を読むと様々な違いが発見できて楽しいですよ。
一度書架に足を運んでみて下さい!

イエロー(以下:黄):前々回のブログではスタバ、前回では卒業式の話題でしたけども、今回は我らがYA担当の
             陰なる長のひとり、藤(パープル)さんにお越しいただきました!
藤(パープル)(以下:藤):いきなりの命名と「かっこパープル」が気になってしまうんですが...、よろしくお願いします。
黄:藤さんもYA担当ですしせっかくなので色で揃えたいなあと思ったものの、藤さんは紫というより藤色な感じなん
  ですよねえ。といって藤(ライトパープル)って長くないですか?
藤:(結局「藤」表記ならどちらでもいいのでは...?)まあでも、表記と呼びやすさが両立できているのかもしれませんね。
黄:我ながら名案でした! ルビを主題に卒論を押し切ったのは伊達じゃありません。
藤:まあ、そうだったんですか。
黄:色名辞典を見るのが好きなので、イエローとしてはそもそも「藤色」と「ライトパープル」をイコールにしてしまうのも
  悩んでしまうところですが、感じ方は個人差というやつですね。
黄:さて、個人差といえばですよ!
藤:また強引な話題転換ですね?!
黄:中央図書館YAコーナーで11月から始まっている「本×cafe」、みなさんご覧になっていますか?
藤:書架を見に行くと、手に取ってくださる方が結構いらっしゃるみたいでうれしいです。
黄:3月は月替わりのおススメ本として「泣ける本」、「本×cafe」では「水」をテーマにご紹介していますよ!
藤:今回「泣ける本」のPOPを作られたのはイエローさんですか?
黄:ですです。いつもはレッドさんが作っていらっしゃるのですが、今回は僭越ながらイエローがタントコトンと作りましたよー。
黄:あっ現物はこちらです!

涙活

黄:嫌ですね、花粉症は...。イエローはここ数年春になると鼻がもぞもぞするんですが、これが花粉症なんでしょうか?
  ...とりあえず、耐えられなくなるまでは認めない方針なんですけども。
藤:わたしはラッキーなことに、花粉症ではないんですよね...。でも、症状がひどい方は本当に毎年大変そうですもんね。
黄:中高生の皆さん、図書館には防犯上ゴミ箱がないのでちり紙は持って帰ってくださいね!
藤:それで、「個人差」がなんでしたっけ?
黄:そうそう、「泣ける本」って結構難しくて、人によって琴線が違うものだと思うんですよねえ。今回は日々の生活の中の
  じんわりしたものを感じる本や、こわばった心をゆるめてくれるような本を集めてみましたが、みなさんのおススメの
  「泣ける本」、中央図書館YAコーナーにあるおすすめ本POP記入用紙に書いてくれたら嬉しいです!
藤:青少年サポーターに入って、スペシャルなおすすめ本POPを作るのもアリですよ~。
  じゃあ「個人差」って、人それぞれ泣ける箇所が違うってことですか?
黄:それもあるんですけど、今回の「本×cafe」のお題「水」が人それぞれで面白かったんですよ!藤さんは何を選ばれましたか?
藤:わたしは『美人は「食べて」綺麗になる。 この栄養素があなたをつくる』(木下 あおい・著/大和書房)を選んでみました。
黄:わたしは防災の本で水の大切さを書いた本を選びましたが、ほかの方では水草の本だったり、スポーツ栄養学の本
  だったり、ひとによって「水」で連想するものが違うんだなあとおもってみたり。
藤:そんな司書それぞれ、中高生の皆さんそれぞれのおすすめ本を見て楽しんでほしいですね!
黄:おっ、3月13日に第一回がある「別冊ほんまるけ」ですね!
藤:イラスト・原稿・編集委員のご応募ありがとうございました。
黄:編集委員のみなさんと素敵な「ほんまるけ」にできるようがんばります!
  出来上がりをお楽しみに!

中央図書館展示グローブの郷土作家をご紹介しているコーナーに、満を持して池井戸潤さんが登場!
代表作下町ロケットをイメージした題字の下に、「半沢直樹」や「花咲舞」など、おなじみの作品をシリーズごとに紹介しています。
また、ドラマ化された時のグッズをケースに入れています。あの名フレーズが入ったお饅頭などが入っていますよ!人気のほどがわかりますね。
また、池井戸作品の舞台としてよく使われる銀行の仕組みや、「岐阜市ものづくりの現場から」と題して岐阜市内の部品工場などもご紹介しています。
今まで気付かなかった、身近にある「ものづくりの現場」を見つけてください!

池井戸潤の世界

2月27日(土)、トークセッション「ゆっくり、のんびり。ぎふで暮らそう。」を開催しました。第4回目となる今回のゲストは西願将也さん。メディアコスモスのすぐ近くにあるムレスナ紅茶専門店、annon tea houseの店主さんです。

今回は特別に、西願さんに紅茶を出していただくところからスタート!事前に作ってきてくださったセブンベリーロンドンという水出し紅茶です。おいしい紅茶にみなさんリラックスムードになります。

トークではおふたりの持ち寄ったおすすめ本を紹介しながら、西願さんが岐阜で紅茶のお店を開くまでについて語りました。
岐阜で生まれた西願さんですが、進学のため東京へ。大学在学中から「広告批評」という雑誌が主催する広告学校に通ったり、「SWITCH」という雑誌の編集部で働いたりしていたそうです。スタッフ募集の広告を見た「SWITCH」の現物も紹介本のひとつとしてお持ちいただきました。
卒業後も編集の仕事に携わったり、全く違う業種に就職したりといろいろなことにチャレンジしていたそうですが、ある仕事を辞めたタイミングで大学時代からお好きだったという放浪の旅に出ることを決意。沢木耕太郎著の「深夜特急」などに影響を受けて一年間アジアを横断し、そこで出会ったのがお茶だそうです。
中国の日本料理店でお茶をふるまわれた会が楽しかったことや、南インドで高熱が出て体力が落ちた時、出されたミルクティーを飲んでほっと生き返るような気分を味わったことなどを語ってくださり、その後の人生を変えた転機になったそうです。

第4回トークセッション1

少しお話を聞いただけでもお若いころから広い視野を持ち、それを実行に移す行動力もあったことが感じられ、岐阜でお店を開いていることが不思議にも思えます。ですがお店を持ってから、以前は自分が会いたい人に会いに行く立場だったため、会いたい人にしか会えなかったのが、誰かが会いに来てくれるのを待つ立場になり、それによって思いもよらぬ出会いが増えたことが面白いと語っていらっしゃいました。また、お店に差し込む日の入り方が変わったことなど、日々の小さな変化を感じるようになったそうです。

西願さんの話を聞いた館長は田口ランディ著の「根をもつこと、翼をもつこと」を紹介。ひとつのところに根をおろしながら、心は広い世界を見ているという意味で、一見正反対にも見えるこの二つの両立を目指しており、まさに西願さんはこれを実現していると語りました。

そして最後にもう1杯、今度はニューヨークオレンジという紅茶を入れていただきました。味見を繰り返しながらレモンをしぼったり砂糖を加えたりする真剣な様子は、先ほど朗らかに半生を語っていらっしゃった様子とはまた一味違い、プロの仕事を間近で見せていただくことができました。

第4回トークセッション2 第4回トークセッション3

岐阜で生きる様々な人を紹介するこの講座。また一人、素晴らしい方に出会えました。
参加者の皆さんからのアンケートでは、「いつも通っている紅茶屋さんの知らなかった一面を知ることができました。」「岐阜を意識する機会になりました。」「岐阜でお店を開いている方の話をもっと聞きたいです。」などの声をいただきました。参加してくださったみなさん、ありがとうございました!

【紹介本】
(西願さん)
・雑誌「広告批評」
・雑誌「SWITCH」
・「深夜特急」 沢木耕太郎/著 新潮社
・「表現者」 星野道夫/著 スイッチパブリッシング
・「ART of TEA」 ディヴィッド.K/著 京阪神Lマガジン
・「スパイス完全ガイド」 ジル・ノーマン/著 山と溪谷社
(吉成館長)
・「詩集 たいまつ」 むのたけじ/著 評論社
・「就職しないで生きるには」 レイモンド・マンゴー/著 晶文社
・雑誌「宝島」

中央図書館のエントランス周りに展示コーナーがあるのをご存知ですか?今まで特に名前は決まっていなかったのですが、カウンターのように見えて本がたくさん並んでいるので「ブックバー」という名前にしようかと話しています。

そんなブックバー、現在のメインは「司書がすすめる木育の本たち」です。
先日の木育研修を受けた司書が自分が思う「木育の本」を選び、自作の帯をつけて展示しています。どれも個性があって、見ごたえがありますよ!普段意識していなかった身の回りの木や自然を、改めて感じてみませんか?

ブックバー1 ブックバー2

続いて「5回目の3.11に寄せて」
東日本大震災当時岩手にいた館長が、今みなさんに読んでほしい4冊を厳選しました。
あれから5年が経ちますが、当時を振り返るだけでなく、震災を経たわたしたちがこれからどう生きていくか、考えるきっかけになるとうれしいです。

ブックバー3

この他にも、メディアコスモス1階で開催中の写真展と連動して「ハンセン病に関する本」や、2月に行った「としょこん」で参加者が選んだ本と作成してくれたPOPを展示しています。
盛りだくさんのブックバー、これからも色々なメニューを考えていきますので、来館した際はぜひご覧ください!


年始早々に開催されてから少し間が開きましたが、「みんなの図書館おとなの夜学」の第3回となる「長良川鵜飼が天皇の鵜飼になった理由(わけ)-秘話かざをりゑぼし-」を2月26日(金)に開催しました。
前回は昼の開催でしたが、今回から夜の開催に戻りました。

夜学3回目1

第3回のパネリストは鵜飼をめぐる歴史を語っていただくに相応しいお2人です。
一人は岐阜のお座敷遊びや船遊びなどの遊宴文化の研究・再生に取り組む鳳川伎連事務局長の小野崎隆賢さん。もう一人は、諸事情により本来予定されていた岐阜市教育委員会社会教育課の内堀信雄さんに代わり、同課より鳥本浩平さんに出席いただきました。
今回の対談の進行もORGANの蒲勇介さんが務めます。

会場となった「かんがえるスタジオ」にお座敷に見立てた畳のセットを用意し、小野崎さん・鳥本さん・蒲さんが座りながらトークしていきます。
冒頭に小野崎さんと鳥本さんの紹介があり、そのあとに長良川鵜飼と船遊び、お座敷遊びなどの遊宴文化についての映像を参加者の方に観ていただきました。
「構想10年、撮影5年」という超大作の映像。
内容は岐阜市歴史博物館で所蔵している「鵜飼遊楽図」などの近世以降の長良川鵜飼と船遊びを描いた絵画や、明治期から現在に至るまでの岐阜におけるお座敷芸とそれにまつわる文化、実際の船遊びやお座敷遊びの様子などが紹介され、小野崎さんからそれについて解説をいただきました。
続いて、「日本遺産」とはどういったものか、また『「信長公のおもてなし」が息づく戦国城下町・岐阜』が「日本遺産」に認定されるまでの過程などを鳥本さんが解説され、長良川や鵜飼がもつ「見せる文化」と、岐阜町の花街文化が組み合わさってできたものこそ岐阜の遊宴文化である、とその意義を強調されました。

その後、「かざをりゑぼし」の誕生秘話の映像が初上映されました。
明治政府誕生後、初代司法大臣となった山田顕義が長良川鵜飼を観覧した時に、船遊びに興じて詠んだ詩をもとにつくられた「かざをりゑぼし」。
ちなみに、その「かざをりゑぼし」が誕生するまでの歴史を、蒲さん夫妻が映像の中で熱演されていました。
山田顕義が読んだ詩をもとに、山田顕義と一緒に鵜飼を観覧していた加藤ひならの尽力により曲と舞が付けられ、それが今に伝わっているそうです。
「きみにささげんあゆのうを」という詩が本来は明治天皇への鮎献上を詠ったものとされていますが、「きみ」は一緒に鵜飼を観覧していた加藤ひなに対する想いも秘められているのでは、と小野崎さんは指摘され、さらに長良川・鵜飼・鵜匠の衣装・鮎のことを同時に詠い、その情景を思い浮かべることができる詩の素晴らしさを鳥本さん・小野崎さんとも強調されていました。参加者の皆さまも「かざをりゑぼし」の奥深さを知ったようでした。

夜学3回目2 夜学3回目3

そして最後に「かざをりゑぼし」の舞を幇間の喜久次さんに舞っていただきました。
宴会などで客同士、また芸者と客の間を取り持ち、場を盛り上げ楽しくする幇間。
現在は全国でも数名しかおらず、西日本では喜久次さんのみという、稀有な方で、NHKのテレビドラマでも取り上げられた方です。夜学のために奈良から戻られ、終わったらまた奈良に戻るというタイトなスケジュールの中、来ていただきました。
「かざをりゑぼし」を舞う喜久次さんの所作は、とても凛としていて、手先・足先まで意識をされていたのがわかります。舞で詠んだ場面を見立てることで、より情景が鮮明になりました。
「かざをりゑぼし」で終わると思いきや、さらに雛祭りが近いということでももう1曲、季節にちなんだ「御所のお庭」という舞を舞っていただきました。
そして、それで終わりかと思ったら、さらにもう1曲!
当館館長のジャケットを借りて、「さのさ」という男女の逢瀬をテーマにした「チャリ舞」を、金屏風を上手に使いながら舞っていただき、今回の夜学は終了しました。

夜学3回目4 夜学3回目5

参加者からは「鵜飼の歴史がよくわかった」「お話、舞、芸、盛りだくさんの楽しい時間でした」「喜久次さんの舞が見られてよかった」など、好評をいただきました。
第4回の「古墳をめぐる物語 古代の岐阜ってどうだったの?-日本最大級の古墳集積地で語る-」は、3月15日(火)に開催します!

2月23日、中央図書館で児童図書係の司書を対象に木育の研修を行いました。木育ひろばがあり、木育おもちゃが置いてある岐阜市立中央図書館。でも改めて考えると、木育ってなんだろう?それを再確認する意味も込めて研修を行いました。

講師は岐阜県立森林文化アカデミーの松井先生です。
講義ではメディアコスモスに植えてある木についての問題も出ましたが、いつも目に入っているはずの木でも名前を知らなかったり、どんな特徴を持っているか答えられなかったりして、自分たちが普段身の回りの木を意識して過ごしていないことに気付かされました。

木育研修1

その後は木の栞を作成。大体の形はできているので、紙やすりをかけて角を整えます。4つの角を同じように整えるのは難しく、やりすぎるとどんどん薄くなっていく危機感も感じながら、夢中になって磨きました。最後に好きな色のリボンを通して完成!出来上がったものは磨く前よりも肌触りが柔らかいです。自分が作ったものは愛着がわきますね!

木育研修2 木育研修3

また、今回の研修を元に、司書による木育のおすすめ本を展示予定です。また展示が始まったらお知らせしますので、お楽しみに!

卒業式の思い出

  • 2016年3月 6日

グリーン(以下:グ):対談形式になってからというもの、なんだか俄然それぞれの仕事...もとい、登場回数が増えた気が
             してならないグリーンです。こんにちは!
             相方をお願いしたのはブルーさん。今回は私が逆指名させていただきました。
ブルー(以下:ブ):どうも、ブルーです。なんだかこの二人が寄り集まると、また掲示板ネタか?と思われそうなところですが...。
グ:いえ、それがルーティーン(←言いたかっただけ)と思いこまれてもアレなので、今日は旬な「卒業式ネタ」で攻めたいと
  思います!YAのみんなも、そろそろ卒業シーズンですもんね。
ブ:卒業式ですか...もうだいぶ記憶が曖昧ですけど。
グ:私こそですよ!どうなんでしょう、最近の中高生にもザ・古典的な第二ボタンの風習ってあるんですかね?
ブ:私の高校は学ランの男子校だったんですが、ボタンは全部無くなりましたよ。男同士で奪い合いをしてましたからね。
  取って取られて、最終的に取った数の一番多い奴が勝利!という...。
グ:そんな面白イベントがあるんですか!?初耳だけど、ちょっと見てみたい(笑)
ブ:コツは、有無を言わさずだまってブチッと取ることです。
グ:(大笑)楽しそう。私は中学・高校と男女共学だったので、まぁノーマルな感じで、甘酸っぱいやりとりがあちらこちらで
  繰り広げられていましたよ。中学の時は、女子同士でセーラー襟(白いところ)に寄せ書きしたりもしてました。
ブ:襟に寄せ書き!?
グ:油性ペンとかポスカで、サイン帳のごとくガッシガッシと書くんです。でも、襟は替えがあるし、コートを上から着ちゃえば
  帰りも恥ずかしくないですからね。あの襟、どこにしまっちゃったかなぁ。
ブ:へぇ、私はそっちの方が初耳です。
グ:私は中学も高校も学ラン&セーラー服の学校だったので、ブレザーの学校のボタン事情が知りたいんですけど...。
  だって上着のボタンってあっても二個か三個でしょう?
ブ:無難なところだと、ネクタイやスカーフの交換とか、校章をあげる、とかでしょうか。
グ:う~ん。これは、ブレザーに縁の無かった我々二人では解決できそうにない問題ですね。というわけで、YA諸君よ、
  最新情報求ム!(掲示板への投書でも◎)
  ブルーさん、他には卒業式の思い出ってありますか?
ブ:実は、高校2年生の時に送辞を読んだんです。
グ:えっ送辞!?すごい!!首席なの??エリートなの??
ブ:いやいや、当時生徒会のメンバーだったもので、まぁその流れというか。
  思い出しますね~「校庭の梅の花も色づきはじめ......云々
グ:(うっ...これは長くなりそう;)
ブ:でも放課後一人残されて、しかも体育教師とマンツーマンで書かなきゃいけないという、かなりキツイ状況だったんですよ。
  あ、それと卒業式の後、学校の近くの駄菓子屋で駄菓子を箱買いする友人もいましたね。
  「お世話になりました」という気持ちで。ヤッ●ーめんとか。知ってます?
グ:ヤッ●ーめん??(またこの人はコアなところを...)そうそう、学校の近くって、運動靴とか文房具とかお菓子を売ってる
  小さいお店、必ずありますもんね。
  私は、中学の時は渡り廊下で友達とEX●LEのChoo Choo ●RAIN的な写真を撮ったり、高校の時は感慨に浸ろうと
  早めに登校して道場(当時弓道部)に行ったら、同じこと考えてる他の部員と鉢合わせして情緒もへったくれも無かったり、
  ろくな記憶がありません...。
  そういえば最近の式では、「仰げば尊し」を歌わないそうですね~。
ブ:J-POPらしいですね。今は式の後の先生へのお礼参りとかも無いんでしょうか?
グ:それはもはや都市伝説でしょう。...とまぁ色々話も尽きませんが、そろそろお時間ですので、今日はこの辺で。
  実は今回、二人とも武道系の部活に入っていたことも判明しましたし、その辺のネタは次の機会にまたお話しましょう!
ブ:今回のブログへのツッコミ(情報提供)は投書でも受付ております。
グ:ではでは、お疲れさまでした~。