日 時 令和6年11月23日(土)
時 間 午後1時30分~3時
講 師 オノマトペ研究家 藤野良孝教授(朝日大学保健医療学部 教授)
場 所 みんなの森 ぎふメディアコスモス1階 かんがえるスタジオ
対 象 4歳~小学生とその保護者
定 員 70名(先着順)
参加費 無料
申込み方法
10月23日(水)午前9時から岐阜市立中央図書館の窓口もしくは電話(058-262-2924)にて受付開始。
氏名・電話番号等をお伝えください
岐阜市と一宮市は、市民サービスを向上し、両市の抱える課題を解決するとともに、濃尾地域の活性化を目指し連携していくことを令和5年11月20日に表明しました。連携の愛称を「NOBI(のーび)プロジェクト」と名付け、様々な分野で連携事業を進めています。
岐阜市立図書館では「子ども司書養成講座」、一宮市立図書館では「子ども司書講座」を毎年開催しています。そこで、図書館の連携事業としてお互いの子ども司書が作成したポップを交換展示していますのでぜひご覧ください!
一宮市立図書館では5階カウンター南側にて同じ期間に岐阜市立図書館の子ども司書が作成したポップを展示しています。
期 間: 令和6年10月8日(火)~20日(日)
場 所: 岐阜市立中央図書館 展示グローブ内
問合せ: 岐阜市立中央図書館 TEL/058-262-2924
急に季節が進んだように朝晩肌寒さを感じるようになってきました。秋の気配を感じたら今年もそろそろ、岐阜市立図書館恒例イベント、「ショートショート発表会」の季節です。
第10回 めざせ直木賞作家!ぼくのわたしのショートショート発表会。岐阜出身の直木賞作家、朝井リョウさんをお招きして中高生たちが舞台上で自作のショートショート作品を朗読する、という企画で開館からずっと続く岐阜市立図書館の毎年の人気企画となっています。今年は10回の節目ということもあり、朝井リョウさんと同じく岐阜県出身の小説家、中村航さんもご参加くださいます。
今年の応募総数は過去最多の232作品が全国から届き、嬉しい悲鳴を上げていました。先日図書館の担当者と朝井リョウさん・中村航さんとの打ち合わせで、当日発表会で朗読される8作品の選考が行われました。
今年選ばれた作品は、こちらの8作品!
1.永遠の二千秒
2.小春日和
3.ミュージックミラー
4.熊の彼氏
5.オオタニ
6.りなちゃんの福祉作文
7.ある断熱材と話した日
8.イマジナリー公園散歩日記
今日お伝えできるのはタイトルだけです。どんな作品なのかは当日までお楽しみですが、「どんな作品なんだろう?」とワクワクしますね。朝井さんは毎年応募作品すべてに目を通されるのですが、選ばれるのは、王道の「ショートショート」と呼ばれる作風のモノや、精度が高く、整っている作品ばかりではありません。今回の選考作品に対して朝井さんや中村さんから何度も出たのは「この作品の作者に会ってみたい!」「この子聞きたいことがありすぎる!」という言葉。作品として平均点以上だとしても、「おもしろい!」という一行がなければ選ばないかもしれないし、逆にその一文があれば、それだけで選べるのだ、と朝井さんは言います。
「どうしてこのテーマなんだろう」「ペンネームがまた最高で気になる!」真剣に話し合いながらも1つ、また1つと選考作品が決まるにつれて今年のショートショート発表会本番に向けてのワクワクが高まり、終始笑顔の絶えない選考会でした。選考会のあと、今回初めて参加くださる中村航さんから、「杓子定規じゃない"おもしろさ"がこの発表会のいいところなんですね」とポツリ。10年をかけ朝井さんが作ってくださった、この「ぼくわた」唯一無二のおもしろさを感じに、ぜひ当日は会場にお越しください。
発表会で朗読されると、文章を読むのとはまたちがった雰囲気をまとい、楽しめます。11月3日(日・祝)第10回ぼくのわたしのショートショート発表会はただいま会場観覧、Zoom観覧ともに申し込み受付中です。
知らなかった岐阜を知る「みんなの図書館 おとなの夜学」を令和6年9月14日に開催しました。今年度最初の夜学は、図書館を飛び出して岐阜市美殿町にある喫茶店FIELDで開催しました。
美殿町は柳ケ瀬の東側に位置し、レンガの石畳とガス灯が今も健在の商店街。メイン通りから少し入ったところにある喫茶店FIELDは1984年に私設貸本喫茶としてこの地で創業。緑多い古民家に一歩入れば時の流れが緩やかな寛ぎの空間と、時代と共に人と街を見てきた多くの本が本棚に並びます。
柳ケ瀬は美川憲一さんの「柳ケ瀬ブルース」など、昭和最盛期の岐阜の象徴として大きな主語で語られることが多いですが、今回は参加した多様な年代の方たちが語る「柳ケ瀬とわたし」という目線から柳ケ瀬の多面的な魅力(魔力?)を共有しました。会場には黄金時代を知る大先輩から20代までの幅広い方が集まりました。
最盛期の1970年代は複数の映画館でオールナイト上映を見たり、自由書房と大衆書房の存在が「柳ケ瀬=都会」を印象づけていました。夜はスナックやキャバレーが多く『学校の通学路に柳ケ瀬があったので、普段とは違う大人の文化や世界を見られた』『職場以外のいろんなつながりを持てる場所』と多様な経済やサイクルに触れ経験できる一面が見えました。
また『大人に叱られたのが新鮮だった』と、若者にさり気なく手助けしてくれる、いい意味でおせっかいなコミュニケーションがいまも健在なエピソードも出ました。
柳ケ瀬は『90%以上は『自分』が揺らがない人のお店』などキャラが濃く近寄りがたいものの、『昔の柳ケ瀬を知る人と、何の気なしに話せる』と、気さくな面も垣間見えます。あらゆることに柔軟な気質は、 岐阜人らしさの現れではないかな、と思いました。
後日おとなの夜学ホームページにてイベントの様子を記録した動画がアップ予定です。気になる方はぜひ動画をチェックしてみてくださいね。
おとなの夜Youtubeページ(別のページに移動します)
今月のテーマ「デジタルデトックス!」
ついつい手を伸ばしてしまうスマートフォンから離れて、読書の旅に出てみませんか?
①『スマホを置いて旅したら』ふかわりょう/著 大和書房
タレントであるふかわりょうさんが美濃、郡上八幡、そして岐阜市内を"スマートフォン無し"で巡る旅行記。スマートフォンを持っていなかったからこそ出会えた人々との触れ合いに、心が温まります。
②『スマホになじんでおりません』 群ようこ/著 文藝春秋
愛する飼い猫のために満を持してスマートフォンを購入した著者が、慣れない操作に四苦八苦する姿がユーモアたっぷりに描かれています。スマートフォンとの上手な付き合い方について考えさせられる一冊です。
10月の新着図書はこちらからご覧いただけます。
ぜひご利用ください。その中から一部をご案内いたします。
【児童】
なにができるかな? | 絵本 |
ゆるワニビビくちのとじかた、おしえてください | 絵本 |
うちのキチント星人 | 物語 |
スペルホーストのパペット人形 | 物語 |
たまご 命が生まれるしゅんかん | ノンフィクション |
【一般】
Gemini完全マニュアル | 生成AI |
左利きの歴史 | 歴史 |
パリの本屋さん | 地理 |
菌類の隠れた王国 | 自然科学 |
こどもを撮るマニュアル本 | 写真 |
ロゴデザインの引き出し | デザイン |
推しが見つかる源氏物語 | 日本文学 |
人魚の嘆き | 日本文学 |
わたしの知る花 | 小説 |
死者は噓をつかない | 英米文学 |
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